生涯独身によるメリットとデメリットとは?

生涯独身によるメリット

生涯独身を貫こうとしてる人は近年増加しています。

厚生労働省の調査によると2015年の時点でおよそ4人から5人に1人は生涯独身の人です。

そしてこの傾向はさらに増えると予測されており、止まることありません。

そこで気になるのは、どうして生涯独身の人生を選択する人が増えているのでしょうか。

もちろんこれには様々な要因があり、一概に「こうだ!」ということはできません。

しかし前の時代とは比べものにならないほど独身によるメリットがあるため、生涯独身のまま過ごす人がたくさんいるのです。

ではどんなメリットがあるか気になりますよね。

今回は生涯独身によるメリットについてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

また、生涯独身のデメリットもご紹介しています。

生涯独身におけるメリットとは

趣味に没頭できる

結婚を機に趣味を辞めてしまう方がいますが、生涯独身の場合は趣味に没頭しやすい環境と人間関係が構築されやすいです。

結婚すればパートナーと2人でいる時間が増え、どんなに好きな相手でも自分の自由な時間は削られてしまうでしょう。

そのように、生涯一人の時間が削られてしまうので、趣味を結婚後に辞めてしまう方が多いのです。

独身ならば相手のペースに合わせずに行動でき、何事も自分一人で完結する気軽さによって趣味に没頭しやすい環境が作られます。

趣味を実行するための資金も貯めやすく、お金の負担が少ないメリットも大きいです。

結婚すればどんなに両想いでも、相手の趣味を快く思わないカップルは存在し、趣味がトラブルの元になってしまう場合があります。

そのようなトラブルの有無、相手の気持ちをいちいち考えず趣味が楽しめるのもメリットですね。

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自分のためにお金が使える

結婚すれば膨大なお金が必要になり、資金が少なければ、子どもが健やかで満足に育てることは難しいです。

生きるうえでお金は必ず必要になりますが、男性女性関係なく、結婚後の資金的な負担が大きくなります。

自分の欲しいものさえ買えない場合もあり、資金的な余裕がないとストレスを貯めながら性格を送ることになってしまうでしょう。

素敵なパートナーと愛する子どもたちに囲まれた生活も魅力的ですが、自分のためにお金が使えることで様々なメリットが生まれます。

一人ですから貯金のプランが立てやすく、急にお金が必要になっても困ることは少ないしょう。

なにより独身だからお金の面で気持ちが楽になります。

自分のためにお金が使えるわけですから、生活に幅ができ、様々なことに挑戦しようと意欲も湧いてくるでしょう。

面倒な身内の人間関係がない

結婚によりパートナー側のご家族とも関係性が生まれ、より賑やかになるでしょう。

しかし、パートナー側のご家族と良好な人間関係が構築できるとは限りませんし、子どもが出来れば学校役員など、自分の意思とは関係ない所で人間関係が生まれます。

すべての人が善良ではないように、付き合いが増えれば人間関係でトラブルが起きる確率も上がります。

そのように、面倒な人間関係ができてしまう恐れを極力抑えることができるのも、生涯独身者のメリットではないでしょうか。

もちろん素敵な人間関係によって様々なことを学べ、人生を豊かにしてくれるといった既婚者のメリットはあり、一概に「面倒な人間関係をなくせる」とは言えません。

ですが、人と接することが苦手な方もたくさんいて、生涯独身によって身内の面倒な人間関係を抑えるメリットは大きな要素なのです。

自由に恋愛できる

結婚生活に魅力を感じない方の特徴になっているのは特定のパートナーに縛られたくないというものになっていて、その様な束縛を嫌う方にとってはパートナーから浮気だなんだと言われないというのは非常に大きなメリットになります。

また、何人もの方とつきあっているのであればその日の気分によって違う相手と関係できるようになり、それは精神的な満足感を高めるポイントになりますので、自由に恋愛できる独身者はストレスを感じにくく基本的に活発です。

さらに、この様な大人の関係であれば余計なしがらみなども発生しにくいですし、不特定多数の相手と関係を持てる事は自分の世界を広げる事にもなりますので、生涯独身でいる方にとっては自由恋愛が可能と言うのは何物にも代えがたいメリットになるとされています。

離婚によるリスクがない

これは主に男性に当てはまるかもしれませんが、離婚による金銭的なリスクがないのも、生涯独身の大きなメリットといえるでしょう。

例えば、ある夫婦が離婚するとなったときに、その離婚が成立するまで年収の多い方が年収の低い方へ毎月一定額費用を払わなくてはいけないと言う法律があります。

これは年収が低い人の方への救済措置として設けられたものですが、これを婚姻費用といます。

この婚姻費用は離婚が成立するまでの間、支払い続けなければいけないのです。

なかには、男性が離婚したいといっても、女性が離婚したくないと言い続けて離婚成立を引き伸ばしつつ、婚姻費用をもらい続けるというケースもあります。

そして、離婚が成立したとしても財産分与であったり、養育費、慰謝料などが発生します。

多くの人は離婚するときに慰謝料と養育費だけだと思っていますが、離婚が成立までにも費用がかかるのです。

これは明らかに結婚によるデメリット、つまり生涯独身によるメリットといってもいいでしょう。

逆を言えば年収が低い方の人にとっては、いざというときのための結婚の大きなメリット、生涯独身によるデメリットといっても良いかもしれませんね。

出世しやすくなる

一般的に結婚してしまうと人生の中で家庭の占める割合が大きくなってしまい、よく言われる仕事と家庭とどっちが大事なのかという質問からも分かるように、家庭を持ってしまうとある程度仕事を犠牲にしなくてはいけない場面が出てきます。

しかし独身であれば誰に気兼ねする事もなく好きなだけ仕事に打ち込めますし、残業でも休日出勤でも飲み会でも自分がやりたいと思った時に参加できるので、上司から見れば付き合いの良い頼りになる存在だと思われる可能性が高いです。

なので上司の覚えも良くなり本人の適性などにも左右される部分がありますが、結婚して家庭の影響を受けている方と比べて出世しやすいと言われ、特に上司と部下としてお酒を交えてコミュニケーションが取りやすいという点のメリットは計り知れないと言われています。

片付けなくても文句を言われない

世の中には自分の部屋などをなかなか片付ける事ができないという方が男女を問わずそれなりの数だけ存在していて、その様な方達は誰かに片付けろと言われる事を非常に嫌っていますが、結婚するとほぼ確実にパートナーから文句を言われるとされています。

しかし、結婚していないのであればどれだけ汚くしていても誰からも文句を言われませんし、自分が気になった時に気になった部分だけをキレイにすれば済みますので、やりたくもない掃除をイヤイヤ行う必要はありません。

また、このポイントは本人のこだわりを邪魔されないというメリットにもなっていて、例えば一見散らかっているように見えてしっかりセッティングしていると言う方は多く、勝手に配置を変えられなくて済むというメリットはとても大きくなっています。

今現在、生涯独身のままのほうが良いのか、悪いのかと悩んでいる人が人がいます。

もちろん結婚することによって得られるものはたくさんありますし、失うものもたくさんあります。

これは人によって何を得るか、そして何を失うか大きく変わってきます。

重要なのはあなたにとって、どちらが得るものが大きいのかを冷静に判断することです。

結婚することで夫婦間の問題であったり、子供の問題であったりなど、後になって問題に発展する可能性が出てくるのも事実です。

もちろんそれだけではありませんが。

それと同時に生涯独身によるデメリットもまることをしっかりと理解してきましょう。

生涯独身におけるデメリットとは

貯蓄がしにくい

一生を一人で過ごしていく上で最も大きな問題になるのは経済的な面になっていて、よほどの高収入でないと老後を悠々自適に過ごせるほどの蓄えはできないとされていて、独身者は夫婦共働きのように一家の収入を劇的に上昇させる事ができないというのは大きなデメリットになっています。

なので、場合によっては年金と貯金だけでは生活がままならないケースも出てきて、一般的には働かなくても生活ができるような年代になっても何らかの仕事で生計を立てる必要に迫られ、長い間働き続けるという可能性も高いです。

また、近年では年金制度も安心できるとは言えない状況になっていますので、生涯独身を貫くのであれば自分で老人ホームに入居できるような金額を貯めておかないと快適な老後を過ごす事は難しいとされています。

病気や怪我をした時に自分で何とかしなくてはならない

人間であれば誰でも病気のリスクを抱えていますが、特に独身の方は病気になった時のリスクが大きいと言われていて、例えば入院が必要な病気が見つかった時でも自分で全ての手続きを行う必要があります。

また、大きな病気でなくてもそれなりのリスクが存在していて、風邪などの比較的良く見られる病気でも看病してくれる方が居ないので、着替えや食事などを自分で行わなくてはいけませんし、基本的に酔わている時に孤独を感じる事は精神的な負担が大きいです。

さらに怪我の場合も同じことが言えるようになっていて、こちらは骨折などの生活に支障が生じるような大きな怪我をした時でも自分のことを自分でやる必要がありますので、生涯独身でいる方はいざいう時の為に何らかの対処法を事前に講じておく事が求められます。

孤独死の危険性がある

基本的に親は子供よりも早くに亡くなるとされていますが、そうなった場合に兄弟姉妹がいない方は天涯孤独と言えるので、自分が最期を迎える時に誰にも知られる事無く孤独死してしまう可能性が高いです。

また、自分で老人ホームなどに入できるような蓄えがない場合にはその可能性はさらに高まってしまい、具体的な数字を出す事は難しいのですが老後の貯えとして一般的な家庭のおよそ2倍程度の貯蓄がないと孤独死の危険性は非常に高くなります。

なお、比較的若い年代の友人や知り合いがいれば最後の時の事を頼めると言われていますが、実際にキチンとやってくれるかどうかはそれまでの関係性による部分が大きいので過信する事はいけないとされていますし、そもそも同居でもしていない限りは孤独死の危険性は高いです。

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どうして結婚しないのかと言われ続ける

ライフプランがどんどん多様化してきているとはいえ、一番の幸せは結婚をして子どもを作ることだと考える人はまだまだ多いものです。

プライベートなことを尋ねずにはいられない人というのは必ずいますから、生涯独身を貫くのであれば「なぜ結婚をしないのか」「子どもはいらないのか」とうるさく言われ続けることを覚悟しなければなりません。

特に親戚などには親になることの素晴らしさや、結婚生活の楽しさなどを押し付けられて、辟易してしまう場面も多くなってしまうでしょう。

その煩わしさをいかにしてスルーしていくか、気にしないように過ごしていく図太さを身につけていくことが大切です。

こうした声は大抵において悪意からではなく親切心から来ることが多いのも面倒なところですが、気に掛けられているのだと前向きに捉えて、気を楽にしておいてください。

独身でいる限り、こうした声は一生ついて回ります。

ローンなどで社会的信用を得るのが難しい

ある程度の年齢を過ぎてくると、既婚者に比べて独身者の社会的信用が得づらくなってしまう場面が多々出てきます。

特に金銭面においては、大きな買い物をしてローンを組むことになった際、収入や年齢といった条件が全く同じ人が審査の申し込みをすれば、独身者よりも配偶者がいる既婚者のほうが若干とはいえ有利になるのです。

結婚をしていることがイコール生活の安定と見られることが多いことから、信用を得ることができます。

家族があればこうした借り入れを踏み倒されるリスクは減るだろうと見られやすいのも関係していますが、家庭を持つか持たないかは自由に選択できるとはいえ、既婚者との差を感じることが多くなるのです。

収入面にも返済能力にも何の問題もないとしても、既婚か独身かのたったそれだけの違いで比較され続け、不快に感じることがあるのは覚悟しなければなりません。

生活が乱れがちで健康リスクがある

一人でいるとつい食事が疎かになってしまったり、不規則な生活を続けていても誰も注意してくれないことから、そのままの状態を倒れるまで続けてしまうということが少なくありません。

人の目がないので健康的な生活を送ることができず、よっぽど自制をしてしっかりと暮らしていかなければ大抵の場合長生きが難しくなります。

マメなタイプで、働きながら家事もしっかりと行い、毎日栄養バランスを考えた食事を作って健康に気を遣えるのであれば別ですが、何十年も独身生活を送り続ける中でそうした状態をキープしていくのはなかなか厳しいものがありますから、どこかで手を抜いてしまいがちです。

疲れて帰ってきてコンビニ弁当で済ませる、掃除もままならない汚れた部屋で寝起きするだけでだらけた生活になる、そんな将来は容易に想像できてしまいます。

乱れた食生活から体調を崩しやすくなり、不健康な身体を引きずってただ生きているだけという寂しい状態になってしまいかねません。

生涯独身で幸せになるにはメリットとデメリットを理解すること

いかがでしょうか。

生涯独身によるメリットとデメリットはこうして挙げてみるとたくさんあります。

デメリットで主なものとして挙げられるのは、金銭面、健康面、そして人とのつながりでしょう。

逆に言えばこれらをクリアすることができれば生涯独身でも十分に幸せになることができますし、むしろかなりのメリットになります。

例えば、夫婦二人で貯蓄をすれば単純計算で倍になりますし、生活費が倍かかるとしても貯金する金額のほうがはるかに大きくなるので、何十年単位で見るとやはり魅力的です。

健康面も常日頃から食事や運動、ストレス管理、そして予防医療などに力をいれていれば、大きな病気なる前に対処することができるでしょう。

つまり自己管理がしっかりできる人は生涯独身でも特に問題ありません。

最も重要だといわれているのが人とのつながりです。

最近ニュースではよく孤独死などが取り上げられることもありますが、これも様々なコミュニティに参加し、それぞれの場で友人をたくさん作っておけば、孤独を感じることもないでしょう。

もちろんそこで恋愛に発展することもあります。

また、周りの目なども、強いメンタルを持っておけばなんてことありません。

こうしてみると生涯独身におけるデメリットはどれも克服できるものばかりです。

ただしそれをするのが単純にめんどくさい、わざわざそこまでしたくないという人もたくさんいます。

もちろんそうした人たちには独身であることのデメリットになるので、結婚を意識した生活を心がけるのがいいかもしれませんね。