婚活に疲れたと感じた瞬間・男性編
婚活の出費を自覚した時
婚活には出費がつきものです。
出費をした分見返りがあれば納得もできるものですが、何もないと虚しさが溢れ、疲れたと感じてしまいます。
婚活パーティーは参加費が3000円から7000円ほどと、それ自体にお金がかかります。
特に男性は女性より金額が高く設定されており、女性は参加費が無料なんてこともあります。
また、婚活パーティーにしろ知人からの紹介にしろ、お互いが「いいな」と思ったら当然デートをすることになります。
男性は何としても相手の女性に振り向いて欲しいので、普段行かない高級なお店に行ったり、楽しんでもらおうとお薦めの場所に行くために遠出したりします。
また、プレゼントをすることもあるでしょう。
レストラン代、交通費代、プレゼント代を負担したのに相手とうまく行かずにお別れなんてことになり、改めて自分の出費を振り返ってみると、疲れを感じてしまうのです。
うまくいくと思ったのに進展しなかった時
世の中には男性と女性は星の数ほどいます。
その中で「この人となら一生うまくやっていける」と思う相手と出会うのは至難の技です。
だからこそ何度も合コンやお見合い、婚活パーティーへの参加を繰り返して探すのです。
そうしている中で、とても相性の良い相手と運良く出会うこともあります。
今まで何人ともお見合いしても進展がなく相性が合わなかったけれど、この人はとても気があうし、この人と結婚したいと思い自分を精一杯アピールします。
しかし、男性はそう思っても、女性も同じように思っているとは限りません。
女性としては気は合うけど結婚相手としては見れないなんてことは多々あります。
今度こそこの女性だと思い力を振り絞り積極的に行動したにも関わらず結局進展しなかった時、男性は糸が切れたように婚活に疲れを感じてしまうのです。
ゴールが見えないと思った時
婚活というのはその名の通り就職活動と似ています。
お互いの持っている条件と探し求めている条件をマッチさせ、うまく行ったら結婚というものです。
しかしこの条件をマッチさせるというのが難しいものです。
就活であれば、入社しても条件と合わなければ転職という道もあるので、多少条件に合わなくても入社へ踏み切る人も多いでしょう。
しかし結婚となると話は別です。
多少条件が合わなくても結婚したとして、やはり話が違ったと思い離婚したいと思っても、多くの人は世間体を気にします。
そのため、条件をこれでもかとすり合わせ、少しでも合わなければ次の人を探します。
そうしている中で、結婚というゴールが見えなくなって来ます。
女性は性格的に過程を楽しむ傾向がありますが、男性は直接的な成果を求めます。
そのため、ゴールが見えなくなると余計に婚活に疲れを感じてしまうのです。
理想的な相手が見つからない時
婚活に疲れてしまうのは男性も女性も同じですが、男性の場合は女性よりも相手に求める理想が高い傾向が見られ、このポイントこそが男性の婚活疲れで最も多い理由となります。
例えば、理想とする女性が料理上手で家事も育児も十分にこなせ、さらに夫を立てるような方だった場合その様な相手と出会える可能性は非常に低いとされ、簡単には出会えないです。
その為、どれだけ婚活を行っていたとしてもほとんどの場合は無駄な時間と感じられてしまい、それが長期的に続いてしまうといわゆる心が折れた状態になってしまいます。
そうなってしまうと今後の婚活への活力が失われてしまいますので、結果的に婚活に疲れたと考えるようになり、最悪の場合はそのまま婚活を諦めてしまうといった状態に陥る事も考えられるのです。
頑張りすぎた時
婚活というものは行っている方のほとんどが頑張っているものではありますが、この時に頑張りすぎてしまう事も良くないとされ、頑張りすぎた結果逆に婚活が嫌になってしまう事もあります。
この場合は積極的に婚活パーティーに参加したり、友人からの合コンの誘いなどに欠かさず参加する事も含まれており、それ自体は決して悪い事ではないのですがこの頑張り方は無理をしている事が多いです。
その為いつ必ず限界を迎えてしまい、その限界を迎えた時に婚活疲れを感じてしまう事が多いといわれ、あまりにも頑張りすぎた事が原因で燃え尽きるのが早くなってしまったと言えます。
また、積極的に出会いの場に参加する事以外にも頑張りすぎるポイントが存在しており、こちらはファッションなどもそうですが車やちょっとした小物を高級な物にするなど、女性の前でカッコつけすぎてしまう事が注意点です。
結婚へのプレッシャーが重く感じた時
一般的に婚活をしている方のほぼ全てに共通しているのは、何と言っても「結婚したい」という気持ちになるのですが、その中には「結婚しなくてはいけない」と考えている方も少なくないとされています。
これはどういう事かと言うと、例えば両親に対して孫を見せてあげたいという気持ちや、自分が結婚適齢期だから結婚を考えていると言う方もいらっしゃって、この場合は「自分」よりも「周囲」を気にしていると言えるのです。
また、友人に既婚者が増えてきた場合にも同じことが言えるようになっており、周りはドンドン結婚しているのに自分はこのままで良いのかという考えから婚活を始める方もいます。
しかし、このようなケースで婚活を始めた場合は、自分がやりたくてやっているのではないのでモチベーションも上がりにくく、その影響で上手く行く事も少なくなりますので婚活疲れを感じる事が多いです。
婚活に疲れたと感じた瞬間・女性編
結婚の理想と現実が違うと気づいた時
初めて婚活をすると人は、婚活をすれば必ずいい人と巡り会えると思っています。
結婚となると女性は、結婚相手にある程度の年収を求めてきます。
恋愛で結婚した人は、好きな気持ちから始まるので、年収をこだわる人はあまりいませんが、婚活を始める女性は、相手の年収、学歴、職業を意識する人が多くいます。
婚活で出会っても、年収は良いが、性格があわなかったり、性格は良いが、年収が低すぎるなどの自分の思い描いていた、理想の結婚相手がなかなかいない事に気付き、婚活を何度もしてるうちに、疲れを感じていきます。
理想ばかり追い求める人は、相手に格付けをしてしまい、相手の個性や魅力に気づかずに、相手の欠点に目を向けがちです。
出会いを多く重ねて頑張ってみても、理想の相手に巡りあえず、婚活の回数が増えれば増えるほど、婚活の疲労が増します。
自分をよく見せようと必死だった時
人は誰でも相手に気に入れたいと思う場合、本当の自分を偽り、少しでも良く見せようと意識をします。
特に婚活中は、自分が相手にどう思われているか気になってしまいます。
気に入った男性がいたら、良い印象を与えようといつもより頑張ってしまい、婚活が終わるとどっと疲れがでてきます。
婚活で自分の理想の人と出会ったら、相手に気に入ってもらいたいし、婚活を成功させたいと思い意識して自分を偽り、いつもとは全然違う自分を演じてしまうこともあります。
頑張った結果、理想の相手と上手くいっても、ずっとそのままの偽った自分でいるのが続くわけではありません。
その結果、一時的なもので終わってしまい、失敗を繰り返し、婚活が嫌なものになっていきます。
本当の自分を出すと言うのは、全てをさらけ出すわけではなく、背伸びをしない事が大切です。
婚活にはエネルギーが必要で体力がなくなってきた時
婚活とはとてもエネルギーがいるのもです。
何度も出会いの場所に足を運び、初めて会った知らない人と会話をし、人と関わるのは、思ったよりもエネルギーを使い体力も消耗してしまいます。
何回もお見合いや婚活パーティに行くと言うことは、同じような場面を何度も繰り返し、一から同じことをします。
最初はウキウキして始めた婚活も、回数を重ねていっても、いい人に出会えなければ、婚活がマイナスなイメージになっていきます。
まだ若いうちは良いのですが、歳をとっていくと、婚活して人に会うのもエネルギーを使い、体力もなくなっていきます。
普段から家に閉じこもってばかりいる人は、婚活をすると、どうしても外に外出する事が多くなり、婚活が面倒くさくなっていきます。
何年も婚活をしているのに、成功しないことに周りに焦らされ、婚活に疲れてしまうことが多くあります。
相手の大きな欠点に気づいた時
婚活をしている女性が、「婚活に疲れた」と感じる瞬間として多いのは、「この人なら結婚してもいい」と思った男性の欠点に気づいた時でしょう。
最初のうちは高い理想を掲げていた女性も、婚活を続けるうちに、男性に求める条件はしだいに下がっていくものです。
もちろん、理想の男性像はあるでしょうが、「まあ、この点だけクリアしてくれればいい」というぐらいの気持ちになるのが、長く婚活している女性の心理に違いありません。
そういう気持ちになっている時に、ある男性と巡り合ったとしましょう。
婚活中の女性は「この人ならOK」と思うわけです。
「これでやっと自分もゴールインできる」と思って付き合ったその男性が、たとえば、「酔うと人が変わったように暴力をふるう」とか、「最初のうちは隠していたけれど、実は大変なギャンブル好きで借金がある」ということが判明したとします。
そうした男性は結婚相手としてふさわしいとは言えません。
それに気づいた瞬間、女性は「また、ゴールインが伸びた」と思い、「婚活に疲れた」と感じるのです。
自分の意思を主張できなくなくなった時
婚活を進めていく中で、なかなか思うような成果を得ることができなかったり、「ゴールは遠い」と感じるようになると、女性はとかく相手の男性に合わせようとしがちです。
相手の男性と話をしている時に、「自分はこう思う」というような意見を持っていても、「自分のほんとうの意見を言うと、相手の男性にきらわれてしまうかもしれない」と考えて、口をつむり、相手男性の意見に同調することが少なくありません。
相手の男性に嫌われたくない一心で、相手にすべて合わせようとするのです。
これは自分で自分を偽ることにほかなりません。
自分に偽りながらも、相手に合わせようとしている自分、そうすることで相手の男性に気に入られようとしている自分に気づいた瞬間、女性は「婚活に疲れた」と思うものなのです。
女性が「婚活に疲れた」と感じるのは、自分の意思を相手男性に主張できなくなったことを認識した時ということになるでしょう。
同世代の友人がどんどんゴールインしていった時
昔ほどではありませんが、女性には今でも「結婚適齢期」という意識が残っているものです。
特に「子どもが欲しい」と思っている女性にとっては、結婚して子どもを作るための適齢期という意識はあるにちがいありません。
そういう意識を持って婚活している女性が、「婚活に疲れた」と感じる瞬間は、同世代の「ライバル」たちがどんどんゴールインしていった時ということができるでしょう。
一生懸命努力して婚活しているにも関わらず、自分一人が取り残されてしまったように感じると、女性は「婚活に疲れた」と感じるものなのです。
その友達が親しい関係にあればあるほど、その意識は強くなります。
めでたくゴールインした友達のことを祝福しながらも、心の中では、「友達との婚活競争に敗れた」という意識を持っています。
その「負けた」という意識が、「婚活に疲れた」という意識につながると考えていいでしょう。
婚活に疲れたらやるべきこととは
婚活から一度離れる
合コンや婚活パーティーといった場に積極的に出かけて、たくさんの人に出会ってみても、理想の相手にたどり着くことができないということが続けば、婚活自体に嫌気がさしてしまうのも仕方ありません。
原因も定かにはわからない、対策を立てることもできない問題に挑み続けなければならない現状は、精神を疲弊させます。
結婚できないことへの焦りや不安も、どんどんと大きくなっていくことでしょう。
そういった心の状態で無理に婚活を続けても、全く良いことはありません。
婚活は、疲れてまでやるべきことではないというのが大前提です。
焦って妥協して、やっとのことで見つけた相手と結婚できたとしても、そんな勢いだけの結婚は大体長くは続きません。
婚活に疲れて、婚活を辞めたいから結婚をするなど、相手にも失礼なことです。
最悪な結果とならないためにも、疲れたら一旦婚活の場から離れて、気持ちのリセットを図ってみるのが適切です。
独身生活を謳歌する
婚活に疲れたのなら、やるべきことは1つ、独身生活の謳歌です。
結婚してしまえば、独身として楽しむ機会など永遠に失われるのですから、最後のチャンスだと思って、やりたいことをやっておきましょう。
上手くいかない婚活について案じる気持ちは尽きないでしょうが、結婚できない原因を考えたり、自分の行動の反省ばかりをしているよりも、心から楽しめることに取り組むことの方が何倍も建設的です。
婚活を再開するのは独身生活に飽きて、また婚活がしたいと前向きに思えるようになってからでも遅くはありません。
趣味にのめり込んでみたり、身軽な身分で色々な所に旅行してみたり、独身だからこそできることはたくさんあります。
そうやって自分の好きに行動している内に、自分が本当に何をしたいのか、結婚に何を求めているのかということが、見えてきたりするものです。

交友関係を育んでみる
婚活は、人間関係を狭める行為です。
本来出会いというのは様々な関係のきっかけになるものであって、付き合うか付き合わないか、結婚するかしないかといった2択で完結するほど、人との関係は単純なものではありません。
異性に出会う度に、結婚に結び付くか否かと考えるばかりの毎日では、恋愛自体に飽きたり、恋をすることに疲れてしまうのも当たり前です。
婚活に疲れを覚えた時こそ、純粋な交友関係を育むよいチャンスとなります。
異性に対して恋愛感情ばかりを優先していては、コミュニティは狭くなる一方です。
異性であっても趣味や嗜好があうなどの理由があれば、友好な交友関係を結ぶことは不可能ではありません。
1対1の関係ではなく、同じ仕事の仲間やサークルの仲間を巻き込んで、男女の隔てなくなるべく多くの人と、純粋な交友関係を育んでみましょう。
恋愛のコミュニケーションに疲れた心を、ただ楽しいだけの関係が癒してくれるはずです。
自分にご褒美を与える
長く婚活していると、疲労困憊が出てきます。
そういう時ほど自分にご褒美を与えて下さい。
美味しいご飯を食べる、洋服を買う、旅行に行く、マッサージで癒される、温泉でゆっくりする。
ざっと上記のことを記載しましたが、具体的に細かい指定はありません。
中には家でゴロゴロすることがご褒美という人だっています。
とにかく自分にとってのご褒美であれば何でもいいのです。
頑張っている時にご褒美を自分自身に与えると、やる気が出てきてさらに婚活頑張ろうと思います。
疲れている時ほどご褒美は効果的で、疲労感を回復し、継続的に続けるコツではあります。
婚活中でしたら、月に数回はご褒美を与えてみて下さい。
普段仕事で頑張ったご褒美をするように、婚活で頑張っているご褒美を仕事とは別個で設けてみてはいかかでしょうか。
初心に返ってみる
婚活をしていくと結構な確率でどんな人が良いのか見失います。
というのは、婚活をしていて複数人の人と会うので一体どの人が理想なのか、どういう人が自分自身にとって必要な相手なのか、そういう基準を段々と見失ってしまいがちなのです。
うまくいかなくなるほど、無作為に異性と会ってみたりしてしまいがちです。
私にとってどういう人が良いのか、どういう人と結婚したいのか、改めて初心に返ってみるのが良いかと思います。
例えば、仕事・年収・学歴・外見・性格・趣味・特技・休日の過ごし方・等々。
最初の段階で譲れないものと譲れるものをいくつか取捨選択したはずです。
その部分を再確認することにより、こういう人を求めていたんだと思い出して目星がつきやすくなります。
無作為に選ぶようになったら、一度振り返ってみるのが効果的です。
結婚相手のハードルの見直し
よくある話ですが、結婚相手に求めるハードルが高いということです。
ハードルを持つことは良いことですが、その分だけ競争倍率が高くなります。
事例として、年収・年齢・学歴・外見・趣味・特技・休日の過ごし方・性格・兄弟・バツが付いているか・子持ちか。
こういったものの中で譲れないものがあるかと思いますが、その中でひとつ無くすだけでハードルは一気に下がります。
そうなると、より一層結婚相手と出会いやすくなるものです。
妥協というと響きが悪いですが、人はデータ上の履歴だけでは測れない魅力というものがあります。
そういった魅力というものは、年収が低くても良くなったり、バツ1であっても良いと思えたりするものです。
そのハードルを下げて出会ってみると、非常に素敵な人と出会える可能性が高まります。
履歴のステータスだけに囚われないようにしたいものです。
婚活に疲れてやめたいときの諦め方とは
結婚のデメリットに目を向ける
婚活にはもう本当に疲れたけど、ここまでがんばってきたこともあってなかなか諦めがつかない。
そんな気持ちを抱える人がまずやらなければならないのは、「もう一度結婚について見つめ直してみる」ことです。
そもそも結婚とは、それほどまでに素晴らしいものなのでしょうか?
もちろん良い面もたくさんあることは間違いありませんが、それでも結婚はあなたの幸せを100%保障するものではありません。
誰かと共に生活を送るというのは、つまり現在の自分の生活ペースを壊すことでもあります。
当然ストレスも溜まってくるでしょうし、場合によってはそういったことが原因で結婚生活が険悪なものになってしまうケースもあるでしょう。
婚活に力を入れすぎている人は、どうしても結婚のメリットばかりに目が行きがちです。
ですからもう一度結婚について冷静に見つめ直してみて、その中で諦めるきっかけをつかむようにしましょう。
婚活にかけるお金を考える
あなたは婚活にどれくらいのお金をかけていますか?
効果的な婚活を行うためには、パーティーやツアーなどにも参加する必要があるため、実は予想以上の負担になっている人も多いのではないでしょうか。
いよいよ婚活に疲れてきて諦めたいという人は、そういった経済的な負担について目を向けてみるべきです。
たとえば、同じだけのお金を婚活以外のことに使ったらどうなるでしょうか?
もしかすると、その方がよほど充実した毎日が送れるかもしれません。
当然欲しいアイテムも購入することができますし、少しずつではありますが貯金だって可能になるでしょう。
婚活に熱中している間はどうしても気づけないのですが、実はお金の使い道を変えることで、現状よりも自分を幸せにできる可能性はグッと高まるものです。
ですから、婚活ばかりにお金を使うのはもったいないと考えを改めて、スッパリと諦めてしまうようにしましょう。
旅行で婚活への執着を無くす
婚活を諦める上で最も有効な方法が、実は「旅行を計画する」ことだと知っている人はどれくらいいるでしょうか。
どうして旅行がおすすめなのかというと、それは「婚活とは真逆の疲労感を味わうことができる」からです。
もう少し簡単にいうと、良い意味での疲労感ともいえるかもしれません。
婚活で重要になるのはもちろんパートナーとのコミュニケーションですが、絶対に失敗してはいけないと余分な力が入り、必要以上に気を遣いすぎる人も多くなります。
すると当然疲れも溜まってきますし、何となく閉塞感も覚えてしまうでしょう。
ですが、その代わりに旅行の計画を立てれば、そんな閉塞感とは無縁でいられるのです。
確かに旅行の計画から出発、そして帰宅するまでを考えれば、それなりの疲労感は残ります。
ただ、旅行先では自分が好きなように行動できるわけですし、少なくともその疲労感はイヤなものではないはずです。
婚活のことばかり考えていると忘れがちですが、旅行のように自分一人でも楽しめることもあると再認識すれば、だんだんと婚活に対する執着も薄れ、自然と諦められるでしょう。
人生の目標を「仕事での出世」にする
これまでは「婚活を成功させて結婚する」ということが、人生の大きな目標だったわけです。
その目標を自ら放棄し、婚活を諦めたいと思ったなら、違う目標を設定するのが、最も効果的な方法でしょう。
そこでおすすめしたのが、仕事での出世を人生の目標にするというやり方です。
結婚をあきらめ、一人で生きていくためには、なんといっても仕事が最重要テーマになるに違いありません。
一人で生きるには、いずれにしても仕事を続けていく必要があるわけですから、「出世」を仕事をする上でのモチベーションにしてみてはいかがでしょうか。
そういう目標ができれば、自然に仕事に専念し、仕事で成長しようという意欲も生まれてくるに違いありません。
意欲が生まれれば、仕事をすることが楽しくなり、また、生きがいにも感じられるでしょう。
そういう心理状態になることによって、結婚に対する意識、婚活への未練は断ち切れるはずです。
マイホーム購入を目標にする
結婚という目標から別の目標にシフトすることによって、婚活を諦める方法がもう一つあります。
それは、マイホームの購入を次の目標にするというやり方。
一人で生きようが結婚して家庭を持とうが、マイホームの購入というのは、人生の中でも特に大きな目標と言っていいでしょう。
ポイントは、少し背伸びしたレベルの物件を目標にすること。
「今の給料だとローンを組むのも少しきついな」と思うレベルの物件購入をシミュレーションしてみてください。
そうすると、給料を上げるための努力をしようという気になるはずです。
昇給を目指して今の仕事をがんばるとか、より条件の良い会社への転職を考えるとか、今の仕事を続けながら副業を始めるとか、方法はいろいろあります。
リスクの小さい財テクを考えるという手もあるでしょう。
とにかく、そのようにして収入を増やしマイホームを購入することを目標にすれば、そのことで夢中になれますから、婚活のことは考えなくなるに違いありません。
習い事を始めるなどして忙しくする
暇な時間が多ければ多いだけ、どうしても婚活、結婚のことを考えてしまうに違いありません。
たとえば、何も予定のない休日など、「こんなことはしていられない。やっぱり婚活をしなければ」という焦燥感に駆られ、なかなか婚活を諦めることができなくなるのが、自然な人間心理です。
そんな心理から逃れ、婚活をきっぱりあきらめるためには、忙しくしているのが一番。
仕事が終わった後や、休日など、自由に使える時間をできるだけ忙しくしましょう。
そのためにおすすめなのが、何か新しい習い事を始めたり、趣味のサークルに入るという方法です。
複数のことを同時に始めるのも効果的です。
人間、なにか新しいことを始めると、そのことに意識が向きますから、よけいなことを考えなくなるに違いありません。
これまで経験したことのない、まったく新しい趣味や習い事を始めましょう。
たとえば、未経験のスポーツを始めると、そのスポーツの基本的技術を習得することに必死になり、結果として婚活や結婚に対する意識が薄れるはずです。
