
聞き上手な女性がモテる理由とは
男性の承認欲求を満たせるから
男性が女性に求めることはさまざまですが、男女だからということではなく人として求める欲求の一つが「承認欲求」です。
これは、たとえば「あなたはすごいね」「あなたは正しい」という感じで認めてもらえることで満たされるわけですが、何も言葉で承認を表現しなければいけないということではありません。
もちろん、直接的な承認や肯定を表してくれた方が分かりやすくて良いのですが、ただただ話を聞いてくれるというだけでも十分に欲求を満たすことができます。
聞き上手な女性は、このように男性の話を聞くことができるので、男性は自分の思いの丈を吐き出して心身共にリフレッシュすることが可能です。
すると、自然に聞いてくれた女性に対する高評価を感じるようになり、その感情が転じて好意へと変わっていくことが多いです。
「話しやすい」が「一緒に居たい」へ変わるから
聞き上手な女性は、とにかく男性の話を上手に聞くことができます。
いわゆる「聞く技術」を高い水準で身に付けたことによってそうなることはもちろんですが、ナチュラルな感覚として聞き上手な女性はとにかく男性から好意を持たれやすいです。
性別を問わず、「話が合う人とは一緒に居て楽しい」と思えます。
しかし、話が合わない人は、仕事上の関係ですらなるべく一緒に居たくないと感じることも珍しくありません。
ちっとも話したくないと感じている異性に何らかのきっかけで好意を持つようになる可能性はゼロではありませんが、一緒に居たいと思える異性の方がその確率が高いのは当然です。
だからこそ、話をしやすい女性は「一緒に居たい」という気持ちにさせやすく、そこから恋愛感情へと発展することが多いわけです。
単純接触効果にも期待できるから
人は、単純によく一緒にいる人に対して好意を持つことが多いです。
これを心理学では「単純接触効果」といいますが、その人のことが好きか嫌いかい関係なく顔を合わせる頻度を増やしていくと、徐々に好意を持つようになる可能性が高いというものです。
聞き上手な女性であれば、「もっと話を聞いて欲しい」「もう一度話に行きたい」という気持ちにさせやすく、何度も男性からお誘い(話を聞いて欲しい)を受けやすいです。
すると、会う頻度が増えていき、その状況から「好きかもしれない」と男性に思わせる(勝手に思いこむ)ことが多くなります。
また、単純接触効果をより高めやすい要因として、「よく話を聞いてくれる=嫌いならばそうは聞いてくれないだろう=自分に好意を持っているのではないか」という勘違いが多いことも関係します。
男性の話の聞き役に回れるから
男性よりも女性の方が、口数が多くおしゃべりな人が多い傾向にありますが、男性は自分の話をするのが好きではない、ということではありません。
男性のおしゃべりが女性に比べて活発でないのは、男性が口よりもどちらかというと体でコミュニケーションをとることを得意とする生き物であるからです。
会話とは、己の主義主張を伝えるためのものであるという認識を男性は持ちます。
内容のない会話でもコミュニケーションをとりたい女性と、話は言いたいことがある時にするものだと考えている男性との間に存在する大きな溝は、時には不和の原因にもなります。
ひたすらに話すのが好きで、男性にも自分の話を聞いてもらいたいタイプの女性は、男性ととても相性が悪いのです。
聞き上手な女性は、そんな一方的に話したい男性の相手を上手に務め、和やかな会話を成立させることができます。
聞き上手な女性は、男性に苦手な会話コミュニケーションを押し付けず、聞き役に回れるからこそモテるのです。
話への共感が互いの共感に繋がるから
生物には自分に似た相手を好きになる、好意をもつという本能があります。
自分の種を守るために、生まれながらに持つ生き物の知恵です。
男性と女性との間にも、その本能は成り立ちます。
聞き上手な女性は、男性との会話においても、共感することを忘れません。
男性の話の最中に同意をしたり、話の内容に沿って素直に感情を示したりして、話している人と同じ空気を己で作り出すことができます。
男性は、自分の話に好意的に反応してくれる女性の姿を見て、自分の考えが受け入れられていると判断します。
笑い話に笑みをこぼし、仕事の愚痴に労わりの言葉をかけてくれるその反応を、自分への共感と受け取り、自分と同じ考えを抱いてくれる女性に次第に好意を感じるようになります。
聞き上手な女性が示す、話への共感が互いの考え方や生き方の共感そのものに繋がり、愛が深まるという寸法です。
好みや嗜好の理解が素早く行えるから
聞き上手な女性は、会話において男性の様々な情報を聞き出すことができるという、大きなアドバンテージを持ちます。
男性との会話の際に、自分から話してばかりいる女性には、絶対に持つことのできないアドバンテージです。
聞き役として、巧みに男性の好みのタイプを聞き出してしまえば、その好みに合った服装やスタイルで、積極的にアプローチすることも可能です。
記念日に男性の好むプレゼントをピンポイントに渡したり、男性の趣味に合わせて知識を習得し、会話を楽しく盛り上げたりすることによって、どんどん好感度は溜まっていきます。
好みを押し付けてくる相手より、自分の好みを覚え、それを否定せずノリよく付き合ってくれる相手に好意を抱くようになるのは当然の流れです。
会話から男性の好みや嗜好の情報を素早く入手し、理解した行動が果たせるからこそ、聞き上手な女性はモテるのです。