独身女性の女性の中には、結婚したいけど出来ない女性と、自ら結婚しない選択をする女性の2つのタイプが居ます。
結婚したいのに出来ない女性は多く見かけますが、結婚しない選択をする女性にはどんな理由があるのでしょうか。
女性たちの結婚観や結婚事情を覗いてみましょう。
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結婚に興味ない女性の理由
両親が不仲な家庭で育った
幼少期の家庭環境は人格形成に大きな影響をもたらします。
結婚観への影響も例外ではありません。
両親が不仲な家庭環境で育った女性は、結婚には興味がないと言うよりは、結婚に興味が持てなくなってしまったのです。
結婚=自分の父や母のようになることという意識は、どんな人の潜在意識の中にもあります。
自分の結婚観のモデルケースとなる両親が毎日、楽しくなさそうに過ごすのを見て、結婚に興味を持てと言う方が難しいでしょう。
結婚生活に楽しいイメージが持てなければ、一生独身で気ままに過ごした方が楽に思えるのです。
独身生活を満喫している
独身の今現在、生活が充実していると感じていれば、結婚してこの自由を手放すのが惜しく感じられるかも知れません。
好きなアーティストのライブに出かけたり、スポーツ観戦をしたり、海外旅行に出かけたり、仕事をしてお金を稼いでさえ居れば、時間もお金も自分の好きなように使っても、誰に文句を言われることもありません。
これから挑戦してみたい趣味があったり、実現したい野望を持っている人も居るでしょう。
それらを実践する為には結婚が足枷となってしまうこともあります。
とにかく今の生活が楽しくて、まだまだ楽しいシングルライフを満喫したいという女性は「結婚」の2文字が頭の片隅にも無いのではないでしょうか。
海外諸国の文化に共感する
フランスを始め、海外では正式に婚姻関係を結ばないカップルがたくさんいます。
正式に婚姻届にサインを交わさなくても、2人の絆さえしっかりとしていれば、10年、20年連れ添うカップルも大勢いまし、同じ籍にしなくても子供を持って家族としての形を作っているカップルも少なくありません。
また、結婚という約束をしていないので、お互いの気持ちが変われば、関係を解消するのに手を煩わせなくて良いというメリットもあります。
そんな文化に共感できる女性も日本にだって居ても不思議ではないでしょう。
結婚という形式にこだわらず、自分たち2人の気持ちを最優先に出来る関係こそ本当の絆であるという考え方もあります。
LGBTである
LGBTとは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称です。
それぞれの頭文字を並べてこう称されています。
このようなセクシャルマイノリティー(性的少数者)にとっては、結婚は高い壁となっています。
周囲にカミングアウトすることや、恋人を見つけるだけでも簡単ではないのですが、LGBTを理解してくれる恋人が現れたとしても、残念ながら今の日本では生物学的に同性であるとされる人同士の結婚は認められていません。
LGBTでも好きな人と結婚できるようにと懸命に働きかける活動をしている人もいますが、中にはLGBTであることを受け入れた上で結婚という形に囚われず、2人の生活を楽しもうと考える人も多いのです。
2次元の恋人を愛している
結婚に興味のない人の中には、2次元の人に恋をしている人もいます。
いわゆるオタクと言われる人たちで、アニメやゲームに登場するキャラクターと恋人同士という設定で日常生活を送っているようです。
本人からすると至って真面目で、妄想という言葉では済まされない程、熱を上げてキャラクターを愛しているのです。
3次元の生身の人間との恋愛では、相手の言動に一喜一憂してしまうことは避けられません。
その点、2次元の恋人は自分の頭の中で自由にコントロールが出来るので、都合が良いのです。
特に、人付き合いが苦手な悟り世代にはこのような価値観を持つ人が一世代前、二世代前よりも増えてきています。
誰にも縛られたくない
結婚に興味が無い人の根底にには、「結婚は面倒なもの」というイメージが定着しているように思います。
確かに、結婚してしまえば、お互いに妥協したり、価値観を合わせて生活していく必要があります。
独身生活では、ご飯を食べるタイミングも寝るタイミングも自分次第ですし、お給料の使い道も自由に決められます。
その点、結婚してしまえば相手の帰りを待って食事を摂ったり、何となく眠る時間も合わせないといけないような気がしてしまいます。
新婚当初は、それが楽しみかも知れませんが、時間が経つと自由に過ごしていた時間が恋しくなることもあります。
また、自分の得た収入は基本的には夫婦2人の共有財産となります。
物を買うにしても、夫に相談してからでなければ後でケチをつけられたり、面倒なことになるかもしれません。
自由気ままな暮らしが好きな人は、何だかんだ縛りが多い結婚生活は自分には向かないと思ってしまうのでしょう。
仕事が恋人
男性と恋に落ちて結婚するよりも、仕事に奮闘していたい女性もいるでしょう。
仕事を頑張り続ける女性の多くは、結婚に重きを置いて人生を歩みたくないと強い自立心を持っています。
小さい頃からの夢をやっと叶えた女性、仕事を始めてからその面白みにどっぷりハマった女性、もっと出世して男性以上に活躍したいと願う女性、今まさに仕事が恋人と言い切れるくらい仕事に没頭しているのではないでしょうか。
憧れの職業に就く為に、キャリアアップする為に犠牲にしたものもあるはずです。
努力が大きかった分、仕事への思い入れも相当強いものがあり、結婚よりも仕事を大切にしたいと思うのでしょう。