正直者はバカを見るとはよく見て言ったものですが、世渡り上手な人程、正直さとはかけ離れたあざとい面が多々見られます。
正直ではありたいものですが、結局のところ、あざとい人間に良いところを全部持っていかれてしまったり…。
今回は、あざとい男の特徴的な行動についてご紹介します。
あざとい男の特徴的な行動
人によって態度を変える
「人によって態度を変える男、いるいる!」と共感してくれる人も多い事でしょう。
社長や上司など偉い人には、うんと腰を低くして接するくせに、部下にはめちゃくちゃ横柄な態度を取っていたり、美人には凄く親切なのに、ブスには冷たく塩対応だったり、同一人物とは思えない変化を見せてくるあざとい男を1人くらいは知っているのではないでしょうか。
こんな男は、損得勘定でしか動かない小狡い男です。
初めのうちは、何て礼儀重んじる好青年・親切なジェントルマンと思わせる作戦は成功して、周囲に良い印象を与えるかもしれません。
しかし、長く一緒に時間を過ごすに連れて、仮面は剥がれます。
気を抜くと、あざとい本性をすぐに見透かされてしまうでしょう。
人の手柄を横取りする
本当はみんなで頑張って成功させた仕事なのに、自分の手柄のように上司に報告したり、さっきまでサボっていたのに、完成間近でひょっこり姿を現して作業に参加したり、いいとこ取りを狙うあざとい男も見かけますよね。
こんな男が自分の家族だったり、彼氏だったら恥ずかし過ぎて縁を切りたくなってしまいます。
成果は出さないのに、一人前に評価だけは欲しがるしょうもないズル助です。
こんなことをいつまでも続けていたら、人としての信頼を失い周囲から人が離れて行ってしまうでしょう。
お会計の時に財布を出さない
あざとい男は、お金関係に目敏く、自分のお財布を出すのを嫌がります。
奢ってくれる気前の良い先輩を上手におだてて食事に連れて行ってもらうのは、あざとい男の常套手段です。
彼をよく知る人は、もう慣れっこで「うわぁー、またやってるよ…。」くらいにしか思わないかもしれません。
それくらい人からの奢りをアテにする常習犯なのです。
あざとい男は黙って、年下の女の子にさえ平気で割り勘で支払わせたり、お金が絡むと男としての意地やプライドは簡単に捨て去ります。
出来る主婦以上にポイントカードやクーポンを駆使してお金を浮かせる執念深さには、正直引いてしまいます。
面倒な事は他人任せにする
基本的に他力本願で、面倒くさいことは人任せにしようという魂胆が見え見えです。
気の優しい人は、甘え上手なあざとい男のお願いを引き受けてしまうかも知れません。
あざとい男は、楽をして得をしたいと常に思っているのです。
利用出来るものは全て利用しようとするので、気の弱そうな人や、優しい人をターゲットにしては、自分の駒のように使おうとすることがあります。
無理なお願いをされた時は、「嫌なものは嫌!」とハッキリ言わないと、あざとい男をつけ上がらせるだけです。
嫌われる勇気を持って、ハッキリ意思表示をしていきましょう。
言い訳を連発する
あざとい男は、自分に都合が悪いことが起こるとすぐに言い訳をしてきます。
口が達者なので、言い訳のレパートリーも豊富で、聴き飽きないかも知れません。
自分のミスを責任転嫁したり、悪意があっても偶然を装ったりと、立場が悪くなると、真実を捻じ曲げるのに必死になります。
あざとい男は自己顕示欲が強く、自分の評価が下がることは何としても阻止したいのです。
言い訳がましい男よりも、潔い男の方が断然評価されるのですが、ミスをあっさり認めて、いっときでも自分の評価が下がるのはプライドが許さないのでしょう。
困ったらすぐに逃げる
逃げ足が速いのはあざとい男の特徴です。
ピンチの時にこそ、人間の本質が垣間見えるので、信頼出来る男かどうか確かめたい時は、男性がピンチをどう乗り切るかに注目して見てみましょう。
あざとい男は、チキンハートなので日頃からセコイ手段で周囲を欺いてきましたが、トラブルが起きると真っ先に逃げ出します。
責任逃れはお手の物、今まで大口を叩いていた割には、いざという時にブルブルと震えて尻尾を巻いて逃げ出します。
真の姿を見てしまったら、一気に信用がガタ落ちするでしょう。
よく人を褒める
日本人の男性はシャイな人が多いので、良いな、素敵だなと思っても、それを心の声で留めておいて、なかなか本人には直接言えない人が多いようです。
あざとい男は、口が上手いことに自信を持っているので、褒めて人の気持ちを良くさせておいて、自分の評価を高めていこうと目論んでいるのです。
実際には、思っている事、感じた事を何倍にも膨らませて相手に伝えているので、大袈裟に褒められたと思ったら、あざとい男の目論みを疑った方が良いでしょう。
因みに、本当に良い印象を持たれている時には、人を介してお褒めの言葉を聞くことが多いものです。
機嫌取りの為に、褒めまくってくるあざとい男の言葉は、話し半分くらいに聞いておくのが良いでしょう。