あなたに相応しい結婚はタイミングは一体いつ訪れるのでしょうか。
付き合ってすぐに直感で決めた結婚も、じっくりと熟慮して決めた結婚にも、それぞれ良い面、悪い面があるものです。
今回は付き合ってすぐ結婚するメリットとデメリットをご紹介します。
付き合ってすぐ結婚するメリット
好きな人とたっぷり一緒に居られる
付き合い始めのカップルは当然、2人の気持ちが盛り上がった状態で、毎日顔を見ていたい、毎日声を聞いていたいと思うのが普通でしょう。
恋の情熱が冷めやらぬ状態で、毎日一緒に居られるなんて、これ以上に幸せなことはありません。
付き合ってすぐ結婚するということは、つまり1番好きな状態で結婚できるのです。
もちろん、この先に幸せなことばかりが続くなんてあり得るわけもなく、いつかは困難が訪れるのでしょうが、幸せだった結婚生活を思い返せば、耐えられることもたくさんあるでしょう。
新鮮味のある新婚生活が送れる
1番大好きな人との新婚生活は、それはそれは楽しい生活になるでしょう。
付き合ったばかりで、好きな相手のことをこれからよく知ろうとしている段階なので、一緒にご飯を食べるにも、夕食の買い出しに行くのもデートの延長のような気分でワクワクが止まりません。
一緒に生活して見えてきたパートナーの変な癖すら愛おしく感じるでしょう。
付き合ってまもなくスタートした結婚生活の全てが新鮮で、毎日がキラキラ輝きに満ちるはずです。
ラブラブな新婚生活になることは間違いなし
お互いのことをまだ深く理解しておらず、好きの絶頂の中で結婚したわけですから、その新婚生活はまさにラブラブです。
朝起きてキスをして、お弁当を作って笑顔で会社に送り出したり、ドラマのワンシーンのような甘い結婚生活になるでしょう。
長い付き合いを経て結婚したカップルは、最早愛の言葉なんて交わさない!なんて夫婦も少なくありませんが、付き合ってすぐにゴールインしたカップルは、愛の言葉を囁きたくて仕方がありません。
一緒お風呂に入ったり、毎日抱きしめあったり、スキンシップの多い、愛に満ちた新婚生活で心が潤うでしょう。
相手の悪い部分に気がつかないまま結婚出来る
付き合ってすぐに結婚をするには、良い意味で勢いが必要です。
勢いで結婚したなんて聞こえが悪いかも知れませんが、晩婚化が増える一方の現在の日本では勢いが無ければ一生結婚出来ないかも知れないのです。
時間を置いて冷静になればなる程、パートナーの悪い部分が目について結婚に躊躇ってしまったり、結婚決めてが見つからず、ズルズル長すぎる春を送るっているカップルもたくさんいます。
好きな気持ちが高まっている時なら、まだ相手の嫌な部分もあまり目に止まらず、フィーリングを信じて結婚を決意出来る勢いがあります。
辛いことも2人で乗り越えられそうな気がする
まだ全てがこれから始まる時期に結婚した2人は、どんなカップルよりも結婚をポジティブに考えてられるでょう。
例え困難が訪れようとも、気持ちが盛り上がっているので「何とかしよう!」という気持ちが湧き上がってくるはずです。
結婚に向けて、長期間準備をしてきたわけではないので、金銭面でも、生活においても困難を想定した準備や保険が足らないわけですから、目の前に壁が立ちはだかった時は、しのごの言わずにやるしかないのです。
あれこれ悩む時間が少ないというのもある意味、幸せなことかも知れません。
早く結婚した分、子作りに余裕がある
結婚したら、いずれ子供が生まれて楽しく賑やかな家庭になることを想像している人は少なくないでしょう。
しかし、結婚して子供が欲しいと願えばいつでも子供が出来るとは限りません。
子作りや子育ての準備に時間をかけている間に、体は変化します。
年齢が上がれば、妊娠が難しくなり、不妊に悩む夫婦がいかに多いかは知っていた方が良いでしょう。
結婚したいと思えた相手と早期に結婚することは、子供作りに余裕が生まれるメリットがあります。
自分の中なりの結婚可能なタイミングの中で、最も早く親になる可能性が得られたということになるでしょう。
成人を迎えたカップルであれば、肉体的にはいくらでも早い方が安心・安全に出産出来ますし、子育てする体力にも余裕が残ります。
結婚を急かされるストレスがない
周囲の結婚ラッシュが始まると、「次はあなたの番」と言われているようなプレッシャーを感じずにはいられません。
アラサーになり、友人達が子育てに奮闘する姿を見ると、更に焦りが増殖します。
焦っているのは本人だけでなく、両親も結婚しない我が子を案じて、口出しをしてくるケースもあるでしょう。
自分だって焦っているのに、周囲からも結婚を急かされては、後ろめたい気持ちにもなりますし、大きなストレスを抱えてしまいまし。
付き合ってすぐ結婚することに不安を感じるのも無理はありませんが、結婚してしまえば、ひとまず両親も安心してくれますし、結婚を焦るストレスからも解放されるでしょう。
迷いや悩みに苦しむよりは、急いでも踏み込んみるのも、案外良いかも知れません。
付き合ってすぐ結婚するデメリット
出会ってすぐに付き合って、周りも驚く速さの電撃結婚。
素敵な気もしますが、付き合って間もなく結婚したカップルは、その分苦労も多そうです。
結局別れてしまうのは、あまりに残念です。その一方で、ずっと仲良く過ごすカップルもいます。
トラブルの乗り切り方が上手なのでしょう。
もし、あなたがそれほど器用じゃないと自覚しているのなら、すぐに結婚するデメリットを考えてみることをおすすめします。
相手のことを良く知らなかった
まずは、結婚してから相手の悪いところがどんどん見えてしまうパターン。
テンションは低くなっていく一方なので、相手のことを悪く思いたくはないですね。
でも、あなたにとってどうしてもイヤなこと、許せないことが結婚する前にわかっていたら良かったのに。
例えば、デートはずっと洋食で、食べ方が綺麗なのだと思っていても、結婚してから和食を食べたときにマナーの悪さを感じて引いてしまうかもしれません。
よく言われるのは、お箸の持ち方ですが、意外に和食は難しいもの。
お箸でおかずを刺さないことや、骨が嫌だからお魚は食べないなど。
食事のことは、生活の中で避けられないですね。
結婚する前にチェックしておきましょう。
喧嘩が多いと疲れる
お付き合いしている間は、最初の方は自分を良く見せて相手に気に入られたいと思うもの。
その分、自分がガマンしたり、思いやりを持って接する意識も高かったのではないでしょうか。
慣れてくると少しずつ違いが見えて、2人のそれぞれの常識がぶつかり始めます。
大きい喧嘩をしたら、付き合っているうちは恋愛関係を終わらせるだけで済みますが、結婚はそれほど簡単に辞める訳にはいきません。
結婚するまで協力してくれた人にも悪いし、批判してきた人に笑われるのも想像するとイヤですね。
だからと言って、喧嘩もあまり多いと、せっかく結婚したのに毎日が楽しくなくなってしまいます。
価値観が違い過ぎる
友人関係、家族との距離、金銭のことや、時間の使い方・・・。
いろいろなことについて、価値観が合っているに越したことはありません。
どちらかがガマンしていると感じる関係は、いずれ壊れてしまいます。パートナーを「付き合わせている」と感じるのも、罪悪感になってしまいますね。
だからと言って、お互い好きなようにし始めたら、そもそも結婚した理由が何だったのかわからなくなってしまいます。
価値観は、これまでの人生で自分にとっては当たり前だったことなので、お互いに疑問に思うことがあっても、変えることが難しいものなのです。
付き合っているうちに、少しずつ確かめておきたいですね。
趣味が合わない
結婚しても、家に住んで、お食事したりお風呂に入ったり、これまでのように仕事は続けないといけません。
でも、働くのは何かしらストレスがあるもの。
毎日の疲れを癒してリラックスするために、息抜きが必要です。
誰かと話をせず、たまにはのんびりしたい時もあるでしょう。それに、一人で過ごしたい時間もあることでしょう。
そんな自分の世界に浸れる趣味、2人で楽しめることもあると思いますが、一人で過ごす時間を邪魔しないで欲しいとはなかなか言いづらい気がします。
自分の好きなことに指図をされたり、非難されたりするのも辛いです。
趣味を理解できなくても、せめてそっとしておいて欲しいこともありますよね。
一緒に過ごす時間が少ない
仕事のシフトが違ったり、内容によって時間が合わないことがあります。
重労働の人は、お休みの日は体を休めたいですよね。
お付き合いしているうちなら、何度かに一回は相手に合わせたり、デートの時は無理をしても別のところでカバーしていたかもしれません。
でも、結婚となると毎日会うことになります。
一緒にいたくて結婚したのだから、2人で楽しい時間を過ごしたいとどちらかが思っても不思議ではありません。
ただ、独身だった頃にお互い見えなかった面が現れてくるので、楽しい時間ばかり過ごせなくても、それは仕方ないので、ちゃんと受け止めることが必要です。
わがまま
毎日近くにいる相手には、どうしてもわがままになってしまうことがありますね。
お付き合いしていた頃の緊張感も、ずっとは続きません。
たまには、相手が自分のためにしてくれていることや、結婚して良かったことにも目を向けないと。
2人で生活するようになってからの苦労や努力もあると思いますが、大好きと思った相手だからこそ、悪いことばかり見ないようにできたら良いですね。
お互いにそんな気持ちをずっと持っていられたらきっと上手くいきます。
自分がされたり、言われて困ることは相手もそうかもしれないと考えて、思いやりを持つように心がけましょう。
家族を増やすことについて
結婚したら子供を持ったり、ペットを飼ったりするのが楽しみだったという人も多いと思います。
でも、相手がそれを望んでいなかったら。
結婚前にそんな話題をしてお互い納得していたら良いのですが、結婚してから子供を作るか作らないかで意見の違いがわかると大変です。
そもそも「家庭」という概念がお互いに違ったのかもしれません。
子供がいないならペットを飼って癒されたいというパートナーと、生き物自体が嫌という人はうまく行きません。
お付き合いしていると段々わかってくることですが、付き合う時間が短いとこんなすれ違いの元も見えないかもしれません。
でも、いろいろなことを十分確認できたなら、結婚までの期間が短くても大丈夫なことが増えますよ。