声量がない人について、紹介します。
あなたの周りにも、「声量がない人」はいませんか。
声が小さすぎて何を言ってるのか分からない、聞き取れない…という人もいますよね。
ここでは、そんな「声量がない人」の原因や声量が大きい人の特徴、そして声量を大きくする方法について紹介していきます。
周りの人が聞き取りやすいと感じてくれる声量になりたい、という人は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
声量の意味とは
まずは、「声量」の意味から紹介します。
「声量」を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
声の大きさ、強さ
その人が出すことのできる声の大きさの度合い
「声量」という言葉は、主に声楽や歌などのときに使われます。
その際の意味としては、上記に加えて声の響きの豊かさ、声の通りの良さなども含まれていると言えるでしょう。
ただ声が大きいだけではなく、「聞き取りやすいかどうか」が重要なのです。
つまり声量は、歌うときだけでなく日常生活でも重要な役割を担っているといえます。
声量がない原因
では続いて、声量がない原因について紹介します。
声量がある人もいれば、声量がない人もいますよね。
話していても周りが聞いてくれない(聞こえていない)、何度も聞き返されるのは声量がないから。
声量がない原因は、こちらです。
腹式呼吸ができていない
声量がない原因には、腹式呼吸ができていないことが挙げられます。
よく、「お腹から声を出す」と言いますよね。
歌うときなどは特に、腹式呼吸を意識するように言われるもの。
つまり、腹式呼吸ができていない人は声量もないのです。
お腹に手を当て、話すときに腹式呼吸になっているかを確認してみてください。
声帯が上手く閉まっていない
声量がない原因には、声帯が上手く閉まっていないことが挙げられます。
声帯は目に見えるものではないため、「声帯を閉める」といってもイメージがわかないかもしれませんが、声帯が上手く閉まっていないと、思い通りに声を出すことができません。
喉元に手を当て、声帯を意識しながら話してみてください。
姿勢が悪い
声量がない原因には、姿勢が悪いことが挙げられます。
声量というのは、実は姿勢も大きく関係しているもの。
猫背の人などは、話すときに喉がしっかり開かないため、声も出にくくなります。
現代病とも言われているストレートネックなども、声量がない原因の1つだと言えるでしょう。
自信がない
声量がない原因には、自信がないことが挙げられます。
人前で話すときに堂々としている人のほうが、声も聞き取りやすいですよね。
それは、自信が声に現れているからです。
つまり、自信がない人ほど声に力が感じられず、弱々しい聞こえにくい声になってしまうのです。
緊張している
声量がない原因には、緊張していることが挙げられます。
緊張すると声が震える、という人もいますよね。
緊張は筋肉をこわばらせ、喉の開きも悪くしてしまいます。
自信の有無ともかぶりますが、緊張しているときは大抵自信がないときなので、声量もなくなるのでしょう。
声量が大きい人の特徴
続いて、声量が大きい人の特徴についても見てみましょう。
声量が大きく、聞き取りやすい声で話せる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
声量がない人からすると羨ましい限りですが、そんな声量が大きい人には、以下のような特徴があります。
肺活量がある
声量が大きい人の特徴には、肺活量があることが挙げられます。
声量は息、すなわち呼吸でもあるので、やはり肺活量も影響しています。
肺活量のある人の方が、大きくて強い声が出せますよね。
勢いのある声のほうが聞き取りやすいのは言うまでもありませんから、声量がある人は必然的に肺活量もあるのです。
目立ちたがり屋
声量が大きい人の特徴には、目立ちたがり屋なことが挙げられます。
声量が大きい人、すなわち声が大きい人は、集団の中でも目立ちますよね。
どんなに大人数の集団でも、「○○さんがいるな」と分かるほど声量が大きいのは、「声が大きい方が目立てる」と知っているからかもしれません。
自己主張ができる
声量が大きい人の特徴には、自己主張ができることが挙げられます。
声量が大きい人は、自分の意見をきちんと自分の口から伝えることができる人です。
大勢の人の前や会議などであっても、自己主張できるのは素晴らしいことですね。
声量がある人は自信がある人でもあるので、堂々と自己主張できるでしょう。
声がよく通る
声量が大きい人の特徴には、声がよく通ることが挙げられます。
特別声が大きすぎるわけでもないのに、やたらと声が耳に響く人っていませんか。
それがまさに、「声がよく通る」ということ。
そして声量が大きい人は、高確率で声がよく通る人だと言えるでしょう。
自分本位な性格
声量が大きい人の特徴には、自分本位な性格であることが挙げられます。
目立ちたがり屋なタイプは、もしかすると自分本位な性格で、ただ大きい声を出せばいいと思っているのかもしれません。
人の声を遮るほどの声量で話すのは、自分が目立ちたいからですよね。
これは、自分本位な考えでしかありません。
声量を大きくする方法とは
最後に、声量を大きくする方法について紹介します。
声量が大きいというのは、単純に「声が大きい」だけではありません。
声が大きいことに加え、誰もが聞き取りやすい声でなくてはいけません。
そのための方法が、こちらです。
腹式呼吸を意識する
声量を大きくする方法には、腹式呼吸を意識することが挙げられます。
先述した通り、声量は腹式呼吸が大きく関係しています。
普段から腹式呼吸を意識し、実際に話すときにはスムーズに腹式呼吸ができるようになるといいですね。
仰向けになり、お腹に手を当てて呼吸をすると、腹式呼吸ができているのが分かるはずです。
腹筋を鍛える
声量を大きくする方法には、腹筋を鍛えることが挙げられます。
声量を上げるためには腹式呼吸が必須ですが、そのためには腹筋が必要不可欠。
しかし腹式呼吸で使う腹筋はインナーマッスルであるため、通常の筋トレで行う腹筋で鍛えることはできません。
ヨガや呼吸法など、インナーマッスルを鍛えるトレーニングがおすすめです。
自信をつける
声量を大きくする方法には、自信をつけることが挙げられます。
自信は声量にも大きく影響してくるので、話すときに自信を持てるようになりましょう。
人前で話す経験を積んだり、話す練習をするなどして、「人前で話すこと」に苦手意識を持たないようになるといいですね。
自信があるかないかで、声量はだいぶ変わってくるものですよ。
肺活量を鍛える
声量を大きくする方法には、肺活量を鍛えることが挙げられます。
声量には、肺活量も関係しているという話をしましたね。
つまり、声量を大きくしたいのなら肺活量を鍛えることは必要不可欠なのです。
肺活量を鍛えるには、ランニングや水泳などのスポーツをするのがおすすめなので、ぜひ取り入れてみてください。
姿勢を良くする
声量を大きくする方法には、姿勢を良くすることが挙げられます。
基本的なことですが、声量は姿勢も重要なので、姿勢が悪い人は今すぐ直しましょう。
特にデスクワークの人やスマホを使いすぎている人などは、ストレートネックと呼ばれる状態になりがちです。
こまめにストレッチをするなど、姿勢が悪くならないように意識して過ごしましょう。
まとめ:聞き取りやすい声量を意識しよう
声量がない人の原因、声量が大きい人の特徴、そして声量を大きくする方法について紹介しました。
声量がないと、人前で話すときなどに周りの人に自分の意見を伝えることができません。
ビジネスの場でもプライベートでも、明らかに声量がないのは困ってしまいますね。
とはいえ、声量は意識次第で大きくすることが可能ですので、ぜひ「声量を大きくする」ことを意識して過ごしてみてください。