世間知らずな小学校教師について、紹介します。
あなたの周りにも、世間知らずな小学校教師はいませんか。
よく、「教師は世間知らずだ」と言われることがありますが、それはなぜなのでしょうか。
ここでは、世間知らずな小学校教師の特徴や、その理由について詳しく見ていきたいと思います。
また、世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
世間知らずな小学校教師の特徴
まずは、世間知らずな小学校教師の特徴から紹介します。
親の立場から見て、「この人は世間知らずだな」と感じてしまう小学校教師には、どんな特徴があるのでしょうか。
世間知らずな小学校教師の特徴には、以下のようなものが挙げられます。
昔ながらのやり方を変えない
世間知らずな小学校教師の特徴には、昔ながらのやり方を変えないことが挙げられます。
昔は、教師と生徒の間には立派な上下関係が存在していて、教師に逆らえば叱責や体罰を受けることもありました。
今は違います。
昔ながらのやり方を変えられず、いつまでも自分のやり方に固執している人は世間知らずと言われるのも仕方がない気がしますね。
社会経験がない
世間知らずな小学校教師の特徴には、社会経験がないことが挙げられます。
ここでいう社会経験とは、一般企業での就業の有無をいいます。
教師は、大学を卒業後、教員試験に合格して学校に配属されますので、日本ではほとんどの人が社会経験がないまま教師になります。
一般企業を知らないからこそ、世間知らずと言われるのです。
空気が読めない
世間知らずな小学校教師の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
世間知らずな小学校教師は、目の前のことに一生懸命になりすぎてしまい、周りが見えなくなる、すなわち空気が読めないことがあります。
一生懸命なことは悪いことではないのですが、空気が読めないと思われるほどでは、相当ですね。
価値観を押し付ける
世間知らずな小学校教師の特徴には、価値観を押し付けることが挙げられます。
たとえば成績がいい子は生活態度も良いはず、嘘をつかないなどという思い込みは、自分の価値観から来ているもの。
勝手な思い込みで物事を判断し、子供のトラブルを解決しようとするなど、自分の価値観を押し付けるのは、世間知らずの極みだと言えるでしょう。
やりがいを重視している
世間知らずな小学校教師の特徴には、やりがいを重視していることが挙げられます。
教師の仕事は朝早くから夜遅くにまでのぼり、更に土日もイベントに駆り出されたりすることもあります。
残業代も支払われなかったりしますが、それでも多くの教師は文句を言うことなく、やりがいのある仕事と言いますよね。
この感覚が、世間一般の企業からすると既におかしいのかもしれません。
世間知らずと言われない小学校教師の特徴
続いて、世間知らずと言われない小学校教師の特徴について紹介します。
「小学校教師は世間知らず」と言われることが多いですが、全ての小学校教師が世間知らずなわけではありません。
世間知らずと言われない小学校教師の特徴は、こちらです。
視野が広い
世間知らずと言われない小学校教師の特徴には、視野が狭いことが挙げられます。
世間知らずと言われない小学校教師は、目の前のことだけでなく周りを見渡す視野の広さがあるなど、気持ちに余裕があります。
ある程度教師の仕事に慣れてきた頃などが、一番世間知らずと言われないのかもしれません。
社会経験がある
世間知らずと言われない小学校教師の特徴には、社会経験があることが挙げられます。
日本では少ないですが、一般企業での社会経験を経てから教師になる人も稀にいます。
社会経験のある人のほうが世間知らずとは言われませんが、一般企業と学校の感覚には相当な違いがあるようで、社会経験のある教師の方が離職率が高いのも事実でしょう。
間違いを認められる
世間知らずと言われない小学校教師の特徴には、間違いを認められることが挙げられます。
昔ながらの教師は、「教師の言うことが絶対」という考え方であるため、自分の間違いを認めることができません。
だからこそ世間知らずと言われてしまうのですが、きちんと自分の非を認めて謝れる人は、世間知らずと言われることはないでしょう。
子供にも謝れる
世間知らずと言われない小学校教師の特徴には、子供にも謝れることが挙げられます。
間違いを認めることと似ていますが、子供が相手であってもきちんと謝れる教師は、世間知らずと言われることはまずありません。
自分が間違っていること、子供に教えられることもありますから、ちゃんと謝れることはとても大切なことなのです。
メリハリがある
世間知らずと言われない小学校教師の特徴には、メリハリがあることが挙げられます。
夜遅くまで学校に残って仕事をしている人が、必ずしも素晴らしい先生というわけではありません。
むしろ、オンとオフをしっかりと切り替え、メリハリがある生活をしている人の方が好感が持てるでしょう？
メリハリがある教師ほど、世間知らずとは言われないのではないでしょうか。
小学校教師は世間知らずと言われてしまう理由
ではここで、小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由について紹介します。
ネットなどでも、度々「小学校教師は世間知らずだ」という文字を見つけますが、なぜ小学校教師は世間知らずだと言われてしまうのでしょうか。
その理由は、こちらです。
学校から出たことがない
小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由には、学校から出たことがないことが挙げられます。
通常、大学を卒業したら、その年の春から教師として働くパターンが大半です。
つまり、小学校教師の多くは大学までの学生期間のあと、すぐに学校に戻ってくるわけです。
一般企業の経験がないために、世間知らずだと言われてしまいます。
時代の変化に鈍感
小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由には、時代の変化に鈍感なことが挙げられます。
小学校教師は「学校」の中にとどまっていることもあり、一般企業の社員よりも時代の変化に鈍感だと言われています。
昔ながらの風習やルールが未だに存在し、問題視されているのがその証です。
接する相手が子供ばかり
小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由には、接する相手が子供ばかりなことが挙げられます。
小学校教師は職業柄、一日の大半を子供と過ごします。
そのため、子供との距離感が近くなりすぎたり、子供と話を合わせることに必死になったりしてしまい、世間一般の常識から外れてしまうこともあるのです。
結果より過程を重視するから
小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由には、 結果より過程を重視するからというものが挙げられます。
小学校教師は、テストで100点を取った子だけを褒めるわけではありません。
たとえテストの結果が悪くても、努力した子のことは褒めますよね。
この「結果より過程を重視する」やり方は、通常一般企業では通用しないため、教師は世間知らずと言われてしまいます。
人との関わりに偏りがある
小学校教師は世間知らずだと言われてしまう理由には、人との関わりに偏りがあることが挙げられます。
小学校教師は、先程も言ったように一日の大半を子供と過ごし、同僚のことも「○○先生」と呼びます。
もちろん同僚の間にも上下関係はあるものの、一般企業のそれとはちょっと違いますよね。
この人との関わりの偏りが、世間知らずを生むのかもしれません。
世間知らずな小学校教師が担任になった時の対処法
最後に、世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法について紹介します。
自分の子供の担任が世間知らずな人だった場合、正直なところ子供を安心して任せることができませんよね。
もし世間知らずな小学校教師が子供の担任になってしまったら、以下の方法で対応していきましょう。
子供に学校の話を聞く
世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法には、子供に学校の話を聞くことが挙げられます。
まずは、子供から学校の話をじっくり聞いてみてください。
世間知らずな小学校教師が担任でも、特に何も困っていないのであればそれに越したことはありません。
子供に学校の話を聞くことが、何よりも大切です。
担任のフォローをする
世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法には、担任のフォローをすることが挙げられます。
子供と担任の関係が悪化することほど、今後の学校生活に悪影響を及ぼすことはありません。
子供が学校に居づらくならないよう、子供の話を肯定した上で、「大人は色々あるからね…」と担任のフォローをしてあげてください。
社会の仕組みを教えるチャンスだと考える
世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法には、社会の仕組みを教えるチャンスだと考えることが挙げられます。
世の中は、自分の思い通りにいくことばかりではありません。
そのことを教える、良いチャンスだと思ってみましょう。
ただし、子供の意見をきちんと受け止めた上ですることを忘れずに。
機会を見つけて相談する
世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法には、機会を見つけて相談することが挙げられます。
今すぐというわけではなくても、何かの機会があれば学校、そして担任に直接相談してみましょう。
ただし、直接的な悪意をぶつけると子供が危険なので、喧嘩腰にならないよう言い方には十分注意してくださいね。
担任の悪口や批判はしない
世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法には、担任の悪口や批判はしないことが挙げられます。
たとえ世間知らずな小学校教師が担任だったとしても、子供の前で担任の悪口や批判をしてはいけません。
子供の「担任に対する見方」が変わってしまうためです。
イライラしても、子供の前で担任の悪口は言わないように気をつけましょう。
まとめ：世間知らずな小学校教師は多いが大事なのは相性
世間知らずな小学校教師の特徴や世間知らずだと言われない教師の特徴、小学校教師は世間知らずと言われる理由、そして世間知らずな小学校教師が担任になったときの対処法について紹介しました。
世間知らずな小学校教師は、はっきり言ってたくさんいます。
担任になってしまうと非常に厄介ではありますが、親が先生の悪口などは言ってはいけません。
たとえ世間知らずな先生でも、子供との相性が良ければ問題なし。
うまく子供と担任の間に入り、トラブルにならないようにしていきましょう。
