顔に出さない人について、紹介します。
あなたの周りにも、「顔に出さない人」はいませんか。
嫌なことや理不尽なことがあっても、顔に出さないので凄いなと思いますよね。
ここでは、そんな「顔に出さない人」の特徴や性格、心理、長所と短所などについて、詳しく見ていきたいと思います。
記事の最後には、顔に出さないコツについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
顔に出さないの意味とは
まずは、「顔に出さない」の意味から紹介します。
「顔に出さない」について辞書で調べてみると、以下のような意味がありました。
- 心に思っていることを、人に悟られないようにふるまうさま
- 感情を表情に出さないこと
類語には「無表情」や「ポーカーフェイス」があり、顔を見ても相手がどんな気持ちでいるのか分からない、というようなときに使います。
イライラや不機嫌さが顔に出る人も多いですが、顔に出さない人はイライラしていたり不機嫌だったりすることも、相手には伝わらないのです。
顔に出さない人の特徴や性格
続いて、顔に出さない人の特徴や性格について紹介します。
自分の考えていることや感情を顔に出さない人とは、一体どんな人なのでしょうか。
顔に出さない人の特徴や性格には、以下のようなものが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
感情の起伏が緩やか
顔に出さない人の特徴や性格には、感情の起伏が緩やかであることが挙げられます。
顔に出さない人は、イライラだけでなく喜怒哀楽全ての感情において、その起伏が緩やかだといえます。
感情の起伏が激しい人は、突然怒ったり騒いだりしますが、顔に出さない人はそういうことはありません。
態度に出さない
顔に出さない人の特徴や性格には、態度に出さないことが挙げられます。
顔に出さない人は、自分の気持ちを「顔」に出さないだけでなく、「態度」にも出しません。
イライラしてモノに当たったり、言葉遣いが悪くなるなんてこともなく、どんなときでも平静を装っているのです。
平和主義
顔に出さない人の特徴や性格には、平和主義であることが挙げられます。
顔に出さない人は、できるだけ争いごとを避けたい平和主義タイプ。
自分の本心やネガティブな感情を顔に出すと、余計なトラブルを招くことを知っていますので、それらを防ぐために顔に出さないようにしています。
負けず嫌い
顔に出さない人の特徴や性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。
顔に出さない人は、表向きは争いを避けたい平和主義者ですが、内心では負けず嫌いな一面も持っています。
何でも顔に出てしまう人がビジネスで不利になることを知っているからこそ、そういう人に負けないためにも顔に出さない努力をしているのでしょう。
冷静
顔に出さない人の特徴や性格には、冷静なことが挙げられます。
顔に出さない人は感情のコントロールができることからも分かるように、冷静な性格をしています。
揉め事などが起こった際にも、一歩引いた位置から冷静に観察していることでしょう。
何があっても慌てず、落ち着きのある人でもあります。
顔に出ない人の心理
続いて、顔に出ない人の心理について紹介します。
顔に出さない人の特徴や性格については先程紹介したとおりですが、顔に出さない人は一体どんなことを考えているのでしょう。
自分の考えや気持ちを顔に出さない人の心理は、こちらです。
考えてることを知られたくない
顔に出ない人の心理には、考えてることを知られたくないというものが挙げられます。
顔に出さない人は、自分の考えていることを周りに知られたくないという気持ちが強いです。
なぜ知られたくないのか？は人それぞれですが、恥ずかしいからなどの理由が多いような気がします。
穏便に済ませたい
顔に出ない人の心理には、穏便に済ませたいというものが挙げられます。
相手の機嫌が悪いな、と感じたとき、自分も不機嫌さを顔に出してしまったらどうでしょう。
相手から八つ当たりされたり、とばっちりを食らう可能性が出てきますよね。
こういったものを防いで穏便に済ませたい気持ちから、顔に出さない人もいるものです。
別のことを考えている
顔に出ない人の心理には、別のことを考えているというものが挙げられます。
顔に出ない人は、誰かと話しながら「全く別のこと」を考えていることも少なくありません。
自分の感情を悟られないように、あえて別の事を考えながら話を聞いているのです。
相手に「話を聞いていない」と思われないのは、凄いですね。
面倒ごとは避けたい
顔に出ない人の心理には、面倒ごとは避けたいというものが挙げられます。
顔に出さない人は、めんどくさいことが嫌いな人が多く、面倒ごとはできるだけ避けたいというのが本音です。
面倒ごとに巻き込まれないようにするために、あえて自分の気持ちを隠しながら過ごしているのです。
周りを見下している
顔に出ない人の心理には、周りを見下しているというものが挙げられます。
何でもかんでも気持ちを顔に出したり、感情的になる人は「子供っぽい」印象を与えますよね。
だからこそ顔に出ない人は、さりげなく「感情を隠せない人」のことを見下す傾向にあるでしょう。
周りを見下している気持ちも、周りには悟られないようにしています。
顔に出さない人の長所と短所
ではここで、顔に出さない人の長所と短所について見ていきたいと思います。
「顔に出さない」ことは、どちらかというと良いイメージの方が強い、という人が多いのではないかと思います。
負の感情を顔に出さないのは良いことですが、顔に出さない人にはもちろん短所もあることを忘れてはいけません。
長所
本心を知られずに済む
顔に出さない人の長所には、本心を知られずに済むことが挙げられます。
たとえば「あの人のことが嫌い、ムカつく」という負の感情を抱いていたとしても、そういう気持ちを知られずに済むのはメリットでしょう。
顔に出さないからこそ、要らぬトラブルを防ぐことにも繋がるのです。
人間関係がうまくいく
顔に出さない人の長所には、人間関係がうまくいくことが挙げられます。
先程も触れたように、顔に出さないことは自分の負の感情を相手に知られずに済む、というメリットがあります。
それはつまり、周りの人との人間関係がうまくいくということ。
あからさまに不機嫌な人と仲良くしたいとは思いませんが、ニコニコしている人とは良い関係が築けそうな気がしますね。
落ち着きがある
顔に出さない人の長所には、落ち着きがあることが挙げられます。
顔に出さない人は、感情の起伏が緩やかで、いつでも冷静沈着。
バタバタと騒がしかったり、慌てふためくことはありません。
そのため、「いつでも落ち着いている」という印象を与えることができるでしょう。
短所
何を考えてるのか分からない
顔に出さない人の短所には、何を考えているのか分からないというものが挙げられます。
感情を顔に出さないということは、周りから見ると「何を考えているのか分からない」と取られることももちろんあります。
いつもニコニコしていても、「考えてることが分からなくて不気味」だと思われることもあるでしょう。
無表情で怖い
顔に出さない人の短所には、無表情で怖いというものが挙げられます。
顔に出さない人は、無表情やポーカーフェイスであることも多く、考えていることが分からないために「怖い」という印象を持たれてしまうことも。
顔に出さないことと無表情なことは必ずしもイコールではありませんが、無表情が続くと怖いと思われてしまいます。
ストレスが溜まる
顔に出さない人の短所には、ストレスが溜まることが挙げられます。
顔に出さないということは、思っている以上にストレスが溜まるもの。
自分の本心を隠して過ごしているわけですから、感情のままに過ごしている人と比べると、明らかに多大なストレスが溜まると言えるでしょう。
顔に出さないコツ
最後に、顔に出さないコツについて紹介します。
顔に出さないのが苦手な人も多いと思いますが、できることならイライラを顔に出さないようになりたい、と思うもの。
顔に出さないのは簡単なことではありませんが、以下のことを意識していきましょう。
感情をコントロールする
顔に出さないコツには、感情をコントロールすることが挙げられます。
顔に出さないようにするためには、自分で自分の感情をコントロールすることが必要不可欠。
喜怒哀楽、全ての感情をコントロールできるようになりましょう。
感情のコントロールができるようになれば、自然と顔に出さない人になれますよ。
無感情になる
顔に出さないコツには、無感情になることが挙げられます。
感情を顔に出したくないのなら、何も考えなければいいのです。
余計なことを考えず、無感情になることで顔に出さずに過ごせるようになるはずです。
ただし、「何も考えない」と「話を聞かない」は違いますので、気をつけてくださいね。
反対のことを考える訓練をする
顔に出さないコツには、反対のことを考える訓練をすることが挙げられます。
自分の気持ちを顔に出さないようにするには、「思っていることと反対のこと」を考えるようにしましょう。
嬉しいときには悲しい、怒っているときには楽しいことを考えると、本心が顔に出るのを防ぐことができますよ。
眉を動かさない
顔に出さないコツには、眉を動かさないことが挙げられます。
表情から感情を読み取るとき、最も重要なのは「眉」です。
睨みつけるとき、顔をしかめるとき、目だけでそれらをすることはできません。
表情のポイントは眉なので、眉を動かさないことを意識するのがオススメです。
適度にストレス発散する
顔に出さないコツには、適度にストレス発散することが挙げられます。
顔に出さないようにしていると、自分でも気づかないうちに多大なストレスが溜まってしまうので、適度にストレス発散することを心がけましょう。
定期的にストレスを発散しておかないと、自分が辛くなりますよ。
まとめ：顔に出さない人になって不要なトラブルを防ごう
顔に出さない人の特徴や性格、心理、長所と短所、そして顔に出さないコツについて紹介しました。
イライラなどのネガティブな感情を顔に出さないことは、円滑な人間関係を築く上でも欠かせないスキルだといえます。
特にビジネスの場では、顔に出さないことは重要ですから、意識して「顔に出さない人」になりましょう。
顔に出さないことができれば、不要なトラブルを防ぐことにも繋がりますが、自分自身がストレスを溜めないよう、定期的にストレス発散をするのも忘れずに。
