親に一人暮らしを反対された!親を説得する方法は?

一人暮らしを始める際、特に親からの反対はなくスムーズに事が運んだという人もいれば、現在進行形で反対されていて実家を出ることができない…という人もいるでしょう。
今回は、親に一人暮らしを反対されたとき親を説得する方法を紹介していきます。親を納得させる方法を模索している方は、ぜひ実践してみてください。
また、一人暮らししたいと思う理由、親が一人暮らしを反対する理由なども解説していきます。

一人暮らししたいと思う理由

一人暮らししたいと思うのは、やはり家族と離れて自由に生活したいことが一番の理由でしょう。また、実家の立地が悪く不便がある場合に、一人暮らしを望む人も多いです。
ここでは、一人暮らししたいと思う理由を詳しく紹介していきます。

親から離れたい

親から離れたいという理由で、一人暮らしを望む人は多いです。
「帰りが遅い」「早くお風呂に入れ」など、もう立派な大人なのに子供みたいに親からいちいち干渉されるのは正直かなりうざいです。
一人暮らししたらどれだけ気が楽だろう…と、自分だけの自由な時間に憧れる最大の要因です。

自立のため

自立のために一人暮らしを検討する人もいます。
実家だと親の干渉がうざいと感じることはありますが、やはりどこかで甘えている部分があるのも事実でしょう。
「これでは自分自身のためによくない…」と考え、ちゃんと自立して自分一人でやっていこうとするのは素晴らしいことです。

職場が実家から遠い

職場が実家から遠く通勤が苦痛であることから、一人暮らしを望む人も少なくありません。
通勤に何時間もかけ、残業したら終電になることもある…そのような状況が続くと心身共に疲弊してしまいます。会社の近くに引っ越し、少しでも負担を減らしたいと考えるのは当然のことでしょう。

恋人や友人と好きなときに会いたい

恋人や友人と好きなときに会いたいから、一人暮らしをしたいと考える人もいます。
家族と暮らしていると、自由に恋人や友人を家に出入りさせるのはやはり難しいです。一人暮らしすれば誰に気兼ねすることもなく好きなときに家に呼ぶことができ、また夜遊びしても親に干渉されることがありません。

都会への憧れ

実家が田舎の人は、都会での一人暮らしに憧れる傾向があります。
駅やコンビニがやたら遠かったり、もちろん遊ぶ場所なんて近くにないなど、田舎での生活は刺激がなくただただ不便に感じられるものです。
都会でおしゃれな生活をしてみたいという憧れから、実家を出ることを望む人は少なくありません。


一人暮らしのメリットとデメリット

一人暮らししてみたいけど悩んでいる…そんな場合は、メリット・デメリットを知り無理なく一人で生活できるかどうか判断しましょう。勢いで一人暮らしを始めてしまうと後悔することになります。
ここでは、一人暮らしのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

とにかく自由

一人暮らしの最大のメリットは、とにかく自由なことです。
朝帰りしても誰からも責められない、好きな時間に好きなものを食べて、家族の迷惑を気にせず夜中に長電話だってできる…誰にも気兼ねすることなくこのような自由な生活を楽しむことができることで、プライベートで余計なストレスを感じることがなくなります。

家事・家計管理ができるようになる

料理・洗濯・掃除などの家事は、自分でしないと誰もやってくれないのでおのずとできるようになります。更には、実家にいるときにはする必要がなかった家計管理もできるようになります。
男女ともにこれらのことは結婚したときに大いに役立てることができ、家庭的な妻・夫となれるでしょう。

精神的に強くなれる

一人暮らしを経験することで、精神的に強くなれることもメリットの一つです。
実家暮らしとは違い、寂しいとき・不安なとき・愚痴をこぼしたいときなど、すぐそばに常に誰かがいるわけではありません。また、何でも自分で責任を持たなければいけません。それらを一つ一つ乗り越える度メンタルが強化され、小さなことではダメージを受けなくなります。

デメリット

孤独感が押し寄せる

一人暮らしをすることのデメリットは、ふと孤独感が押し寄せてくることです。
これまで家族に囲まれて生活していたため、一人暮らしを始めた頃は急に寂しい気持ちになることが多いです。
特に、極度の寂しがり屋・心配性という人には一人暮らしはあまり向かないと考えられます。

お金がかかる

一人暮らしは、実家暮らしに比べるとはるかにお金がかかります。
無計画に自分の収入に見合わない暮らしをしていると、あっという間にお金がなくなって実家に出戻りするはめになる危険性があります。
毎月の生活費以外にも、家電が壊れて新調せざるを得ないなど思わぬ大きな出費もあるため、ある程度の貯金がないと大変なことになります。

生活習慣が乱れやすい

一人暮らしは、自己管理ができていないと非常に生活習慣が乱れやすいです。
自分の好きなように暮らせるのは良いのですが、夜中までゲームをして常に寝不足になってしまったり、食生活が偏ってしまうなど…不健康な生活を日々繰り返して体を壊してしまう危険性があります。


なぜ?親が一人暮らしを反対する理由

一人暮らししたいと親に伝えたら猛反対されたとき、もう大人なのになんで?という気持ちになるでしょう。反対されるのはあなたの生活態度に問題があるか、親の考えに問題があるかのどちらかです。
では、親が一人暮らしを反対する理由を詳しく紹介していきます。

金銭面が心配

親が一人暮らしを反対するのは、金銭面が心配だからという場合があります。
特に仕事が安定していない状況の場合、親が金銭的な部分を心配するのは当然と言えるでしょう。また、日頃から無駄遣いばかりしている人も、親から「一人暮らしなんて絶対無理」と言われても仕方ありません。

泥棒・不審者など安全面を懸念している

娘の一人暮らしを心配するのは、泥棒や不審者など犯罪に巻き込まれる危険性があるからです。
実際に一人暮らしの女性を狙った犯罪は少なくありません。テレビでそのようなニュースを目にすることも多く、いくらアパートの防犯がしっかりしていても親にとっては心配でしかありません。

生活習慣が乱れないか心配

一人暮らしすることで生活習慣が乱れないか、心配している場合もあります。
特に家族の健康にいつも気を使ってくれている母親は、食生活の乱れ・睡眠不足などあらゆる面で子供の体のことを心配します。
また、実家暮らしでもかなり不規則な生活を送っているという人も、「あんたに自立は無理」と思われがちです。

まだ子供だと思われている

親はあなたのことをまだまだ子供だと思い、一人暮らしなんて到底無理だと考えている可能性もあります。
毎朝母親に起こしてもらっている・時々親からおこずかいをもらっている…もし大人になった今でもそんな状況なら、親が一人暮らしを反対するのも無理はありません。
この場合、あなただけでなく過保護過ぎる親にも問題があります。

単純に寂しい

ずっと一緒に暮らしてきた家族が家を出てしまうのが寂しくて反対している、というケースもあります。
この場合、あなた自身に自立できないと思わせるような要素があるわけではないのでしょう。親がまだ子離れできていないだけです。
休日は恋人や友達でなく親と遊ぶなど、かなり距離感が近いとこのような状況になってしまいがちです。


一人暮らししたいけど親に言い出せない時の対処法

一人暮らししたいけど、なかなか親に切り出せない…だからといって、何も言わずに勝手に部屋を決めて引っ越すのだけはやめておきましょう。これまでお世話になった親に失礼です。
ここでは、一人暮らししたいけど親に言い出せない時の対処法を紹介します。

一人暮らしの友人・知人の話題を出す

一人暮らしの友人・知人の話題を出すことで、間接的にあなたの「一人暮らししたい」という気持ちが親に伝わることが期待できます。
なんどもその話題を持ち出していたら、勘の良い親なら「あんたも一人暮らししたいの?」と聞いてくれる可能性があります。そのときは素直に自分の気持ちを伝えましょう。

一人暮らしについてどう思うか先に意見を聞く

一人暮らしについてどんな考えを持っているのか、先に親の意見を聞いてみましょう。
この方法も、親の方から「一人暮らししたいの?」と聞いてくるよう誘導するために効果的です。
意見を聞いたときに「あんたには無理だよ」と言われる場合もありますが、挫けてはいけません。

LINEやメールで伝える

直接ではなく、LINEやメールで伝えるのも方法の一つです。
特に、口下手でいざ親を目の前にすると自分の気持ちを上手く言えない…という人は、思いを文章に込めた方が断然伝わりやすいです。単に「一人暮らししたい」と送るだけでなく、なぜ一人暮らしをしたいのかという理由も明確に書き込みましょう。

ある程度部屋を決めてから言う

部屋を内見し契約手前くらいの状況で、「ここに引っ越したい」と親に伝えるという手段もあります。
ほぼ事後報告ではありますが、そこまで決意が固まっているのか…と、親を納得させられる可能性があります。あなたの仕事が安定しているなら、この方法で反対されることはほぼないでしょう。

勇気を出して面と向かって言うのが一番良い

「何となく言いにくい…」「反対されたら嫌だ…」その気持ちは分かりますが、やはり勇気を出して自分からはっきりと「一人暮らししたい」と伝えるのが一番良いです。
一人暮らしだけでなく、転職や結婚など自分の人生の選択を親に切り出せないのは、この先の自分自身のためによくありません。これを機に堂々と自分の意思を伝えられるようになりましょう。


一人暮らしを反対する親を説得する方法

一人暮らしを親に反対されている場合、認めてもらえるようにあなた自身の行動を見直す必要があります。甘えを捨てて、しっかり自立しているところをアピールしましょう。
ここでは、一人暮らしを反対する親を説得する方法を紹介します。

安定した収入を得る

反対されている理由があなたの金銭面が不安定なことにあるのなら、仕事をしっかりとしてまず安定した収入を得られるように頑張りましょう。そうすれば反対される理由はなくなります。
正社員ではなくフリーターでも、一人で暮らせるだけの収入・貯金があれば親を納得させることはできます。

家事ができることをアピール

積極的に料理や掃除・洗濯などを手伝い、家事ができることをアピールしましょう。
これまで家のことを一切手伝ってこなかったという人は、「何もできない=一人暮らしなんて無理」と親に思われているのでしょう。
時々はあなた一人で家事の全てを行うことで、「何もできない」というイメージを完全に払拭できます

自己管理ができることを示す

親に頼らなくても自己管理がしっかりできることを示すのも大切です。
朝は自分でちゃんと起きる・無駄遣いはしない…など、最低限自分のことは自分ででき、自制心もあることをアピールしましょう。
いつまでも親に甘えていたら、確実に一人暮らしを認めてくれることはありません。

しっかり計画を立てて伝える

部屋を契約する際にかかるお金のこと・収入に対して毎月の出費はいくらかなど、主に金銭面での計画を事前にしっかり立てて親に伝えましょう。
また、あなたの計画に対して指摘されたときに、反発するのは逆効果です。親の意見も素直に取り入れていけば納得してくれるでしょう。

物件を一緒に見に行く

親が安全面を心配しているのであれば、物件を一緒に見に行くと良いでしょう。
セキュリティがしっかりしていることを実際見て確認することで、親を安心させ納得させることができます。
女性の一人暮らしを親が心配するのは当然です。できるだけ不安にさせないよう親が良いと思う物件を選ぶようにしましょう。


一人暮らしは自分のためになる

一人暮らしは金銭面・精神的に大変なこともありますが、必ず自分自身の成長に繋がります。しっかりと自立したあなたの姿を見て、親も喜んでくれることは間違いありません。
自分のためにも親のためにも、まずは家での立ち振る舞いを見直し親をちゃんと納得させましょう。
また、せっかく一人暮らしをスタートさせたのに金銭的に困って親にお金を借りる…なんてことはないようにしましょう。結局実家に連れ戻され、もう二度と一人暮らしはさせてもらえなくなってしまいます。