何でもせがんでくる人の特徴や心理|何でもせがむ人への対処法とは

何でもせがむ人について、紹介します。

あなたの周りにも、「何でもせがむ人」はいませんか。

たまにならまだしも、何でもかんでも常にせがまれると、正直イラッとしてしまいますよね。

ここでは、そんな「何でもせがむ人」に注目し、特徴や心理を詳しく見ていきたいと思います。

また、記事の最後には何でもせがむ人への対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

せがむの意味とは

まずは、「せがむ」の意味から紹介します。

「せがむ」を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 望みを叶えてほしいと、無理に頼む
  • しつこくねだる

何でもかんでも「欲しい」と言ったり、「○○ちょうだい」「○○やって」と頼むことをせがむと言います。

類語には「ねだる」「せびる」などがありますが、意味合いとして特に近いのは「ねだる」ですね。

「せがむ」と「ねだる」はニュアンスの違いで、前者が大人に対して使われるのに対し、後者は主に子供に対して使われる表現です。

何でもせがむ人の特徴

続いて、何でもせがむ人の特徴について紹介します。

相手に対して悪いという気持ちがなく、何でもかんでもせがむ人にはどんな特徴があるのでしょうか。

正直迷惑でしかない何でもせがむ人ですが、彼らには以下のような特徴があります。

図々しい

何でもせがむ人の特徴には、図々しいことが挙げられます。

「何でもせがむ」という行為からも明らかですが、何でもせがむ人はとにかく図々しいもの。

図々しさがなければ、他人に対して何でもかんでもせがむことなどできませんよね。

迎えに来てもらったり奢ってもらうことを、当たり前だと思っているのでしょう。

自己中心的

何でもせがむ人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。

何でもせがむ人は、自分のことしか考えていない自己中心的な人でもあります。

相手のことを少しでも考えられる人なら、何でもせがむことなどできません。

それを悪びれることなくできるのは、自己中心的以外の何ものでもありませんね。

人任せにする

何でもせがむ人の特徴には、人任せにすることが挙げられます。

何でもせがむ人は、自分で考えたり決めることはなく、自発的に行動することもありません。

たとえば誰かと出かける約束をしているとき、どこに行くかなどのプランを自分から提案することはない上、当日は「車で迎えに来て」などと平気で言ったりするでしょう。

「ちょうだい」が口癖

何でもせがむ人の特徴には、「ちょうだい」が口癖であることが挙げられます。

何でもせがむ人は、複数で食事に行ったときには周りの人が頼んだものを「一口ちょうだい」と言い、新しいものを買った友人などには「使わなくなったらちょうだい」と言ったりします。

引越し前や子供が産まれた人などに対して、特にしつこく「ちょうだい」と言うでしょう。

見返りを求める

何でもせがむ人の特徴には、見返りを求めることが挙げられます。

何でもせがむ人は、基本的に自分から他人のために何かをしたり、モノをあげたりすることはありません。

しかし、何かの拍子に自分が人のためにやってあげたとすると、それをいつまでも覚えていて、恩着せがましく見返りを求めてくるのです。


何でもせがんでくる人の心理

続いて、何でもせがんでくる人の心理について紹介します。

何でもせがむ人の特徴については先程紹介したとおりですが、人の迷惑など一切気にせず何でもせがんでくる人は、一体何を考えているのでしょうか。

何でもせがんでくる人の心理は、こちらです。

めんどくさい

何でもせがんでくる人の心理には、めんどくさいというものが挙げられます。

何でもせがんでくる人は、「自分で動く」ことがめんどくさくてたまりません。

自分で考えたり、自分で運転をして目的地に向かうことがめんどくさいので、それらをやってくれるようにせがむのです。

人のものが良く見える

何でもせがんでくる人の心理には、人のものが良く見えるというものが挙げられます。

よく、「隣の芝は青く見える」と言いますが、何でもせがむ人はまさにそんな感じなのでしょう。

そこに図々しさが加わるので、飲食店などでは他の人が頼んだものを平気で「一口ちょうだい」と言えるのです。

お金を使いたくない

何でもせがんでくる人の心理には、お金を使いたくないというものが挙げられます。

何でもせがむ人は、究極のケチ。

自分のお金を使うことに抵抗があるため、何でもせがんで貰おうとするのです。

「お金を使いたくない」というのが第一なので、せがむことを恥ずかしい行為だとは微塵も思っていません。

貰えるものは貰っておきたい

何でもせがんでくる人の心理には、貰えるものは貰っておきたいというものが挙げられます。

何でもせがむ人は基本的にケチなので、自分にとって必要かどうか、使うかどうかではなく「貰えるものは貰っておく」という考え方をしています。

貰えるものは貰って、それを売ってお小遣い稼ぎにしているセコい人も少なくありません。

何が悪いのか分からない

何でもせがんでくる人の心理には、何が悪いのか分からないというものが挙げられます。

何でもせがむ人は、「せがむこと」を悪いことだとは全く思っていません。

相手にとって要らないものを貰ってあげてるだけ、くらいに思っているのでしょう。

迎えなどに関しても、「どうせ通り道でついでなんだから」と思っているのです。


何でもせがむ人への対処法

最後に、何でもせがむ人への対処法について紹介します。

何でもせがむ人は迷惑でしかありませんし、正直なところイライラするだけですよね。

甘い対応をしているとあなたがストレスを溜めるだけなので、何でもせがむ人へは以下のような対応をしていきましょう。

距離を置く

何でもせがむ人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。

何でもせがむ人と一緒にいると、イライラしてストレスが溜まるだけ。

そんな人とはできるだけ関わらなくて済むように、物理的な距離を置くようにしましょう。

距離ができればこちらの情報も相手に伝わらないので、せがまれることも少なくなるはずです。

誘わない

何でもせがむ人への対処法には、誘わないことが挙げられます。

何でもせがむ人は、遊びに誘っても「車で迎えに来て」と平気で言ったり、自分は何も頼まずに人の頼んだものを「一口ちょうだい」と言ってきたりします。

こんな人と遊んでも楽しくありませんから、これを機に誘うのをやめるのも1つの方法だと言えるでしょう。

お願い事は交換条件を出す

何でもせがむ人への対処法には、お願い事は交換条件を出すことが挙げられます。

何でもせがむ人は、人に頼み事をすることに対して、悪いという気持ちはありません。

頼むのは当たり前、聞いてくれるのも当たり前だと思っているので、お願い事をされたら交換条件を出すとGood。

「じゃああなたは○○をしてね」と付け加えるようにしてみてください。

一対一で関わらない

何でもせがむ人への対処法には、一対一で関わらないことが挙げられます。

何でもせがむ人は、一対一だとここぞとばかりに図々しさを発揮するので、なるべく複数人のグループで関わるようにしましょう。

グループならば、何でもせがむ人の行き過ぎた発言を止められる可能性も高くなるので、断れない人は特に一対一での関わりは避けるのが正解です。

はっきり断る

何でもせがむ人への対処法には、はっきり断ることが挙げられます。

何でもせがむ人があなたをターゲットにしているとしたら、それはあなたが「はっきり断れない人」だからかもしれません。

何を言っても断らないから、と相手がつけあがっているのです。

せがまれるのが嫌なら、その気持ちははっきり伝え、嫌だと断ることも大切ですよ。


まとめ:何でもせがむ人は嫌われるので注意!

何でもせがむ人の特徴や心理、何でもせがむ人への対処法について紹介しました。

何でもせがむ人は悪気はないのかもしれませんが、せがまれる方からするとストレスしか溜まりません。

表面上は良い関係だと思っていても、そう感じているのはあなただけであり、多くの人は何でもせがむ人とは関わりたくないと思っています。

周りから嫌われる前に、何でもせがむ人は自分自身を見つめ直すことが必要です。