スピード婚でもうまくいく人の特徴は?スピード婚して後悔している人の理由も紹介!

スピード婚についての見解は、賛否両論様々な意見があります。結婚する相手とは交際に時間を掛けるべきという人もいれば、短期間の交際から結婚に至るのは何の問題もないことと考える人もいます。
また、「そもそもスピード婚の定義って何?」と疑問に思っている人も少なくはないでしょう。
そこで今回は、スピード婚について様々な観点から深掘りしていきます。

スピード婚とは

スピード婚とは、交際を始めてから結婚するまでの期間が短いことを指します。
十分な交際期間を経てから結婚することが一般的とされていますが、お互いに求める条件や価値観が合致すれば時間を掛けずに結婚するカップルが近年増えています。また、直感的に相手を「運命の人」と思い、出会って間もなく結婚に踏み切るケースもあります。
結婚適齢期を過ぎていることに焦りを感じている人や、恋愛にのめり込みやすいタイプの人が、スピード婚に踏み切るパターンが多いと考えられます。


スピード婚と言われる期間は?

スピード婚と言われる期間に、はっきりとした定義はありません。一般的には数年の交際期間を経て結婚するカップルがほとんどなので、交際開始から半年~1年以内に結婚した場合をスピード婚と考える人が多いでしょう。
カップルによっては付き合って3か月以内、1か月以内など、かなり短い期間で結婚に至るケースもあります。
また、中には交際0日で入籍する男女も存在します。友人関係の男女が交際期間を全く持たず結婚・もしくは知り合ったその日に結婚を決めるケースが、交際0日婚に該当します。

スピード婚するきっかけ

なぜしっかりと交際期間を設けずにスピード婚することにしたのか…そのきっかけは人それぞれで、自らスピード婚することを望んだ場合もあれば、そうせざるを得ない状況になったというケースもあります。
では、スピード婚するきっかけについて具体的に紹介していきます。

結婚を焦っていた

短い交際期間で結婚と言う大きな決断に至るのは、適齢期をとっくに過ぎている・周りの友人達が皆結婚していることから、焦りがあるケースが非常に多いです。
焦りがある場合は、ほとんどの人が結婚を前提とした交際しか望みません。特に、熱心に婚活に勤しんでいる人は「いい人がいればすぐにでも結婚したい」という気持ちであるため、自ずと長い交際期間を設けないものです。

妊娠した

短い交際期間の中で彼女が妊娠…それがスピード婚のきっかけとなることも少なくありません。
元々結婚を意識してお付き合いをしていたカップルにとっては、非常に喜ばしいことでしょう。ただ、ゆっくり時間をかけて絆を深めていきたいと考えているカップルであっても、予期せぬ妊娠は起こりうることです。その場合は、戸惑いの中入籍に至ることとなるでしょう。女性側は喜びを感じていても、男性心理は複雑である場合が多いです。

運命の人だと感じた

出会って間もない相手を運命の人だと感じ、自分の直感に従いすぐさま入籍するカップルも中には存在します。
このパターンのカップルは、交際期間がほぼないことが特徴的です。1か月・数週間…あるいは交際期間0日といった場合もあります。慎重な人にとっては考えられないことでしょうが、直感で入籍しその後も仲睦まじい結婚生活を送る人はいるのです。

元カレ・元カノだった

元恋人同士はある程度お互いのことを知っているため、復縁に至った段階でお互いに結婚願望が高まっていればすぐ入籍するケースが少なくありません。
お互いの両親のこともすでによく知っている・仲が良い場合もあるため、結婚するにはお互いにとってかなり条件の良い相手であると言えます。

勢いだけでプロポーズした

その場の雰囲気やノリで、勢いだけでプロポーズしスピード婚に至るケースもあります。
特に、付き合い立てで相手への感情が盛り上がっている時は、お互いのことをよく知らないのに「ずっと一緒にいたい」という気持ちだけが先走り、入籍するカップルもいます。傍からみると「絶対に離婚しそうな夫婦」に見えますが、そんな予想を裏切る程ずっとラブラブな状態を保ち続ける場合もあるのです。


スピード婚でもうまくいく人の特徴

スピード婚には人によって向き・不向きがあります。例え交際期間が短いとしても、相手に対しての誠実さ・愛情があれば、円滑に結婚生活を送ることは可能です。
ここでは、スピード婚でもうまくいく人の特徴を紹介していきます。

相手の事が心から好き

例えお互いのことを深くは知らないとしても、心から相手に惚れ込んでいればスピード婚でも問題なく上手くやっていくことができます。
反対にお互いのことをよく知っていたからといって、異性としても人としても全く好きでなければ、いつか必ず嫌気がさしてしまいます。相手を心底好きだからこそ、結婚して欠点が見つかっても広い心で受け止めてあげられるのです。

自然体でいられる

一緒に居て自然体でいられるとお互いに思っているカップルも、交際に時間をかけなくても仲良くやっていけるでしょう。
相手の前だとついかっこつけてしまう…そんな状態では、この先長く続く結婚生活で疲れ果ててしまいます。自然体でいられるというのは、一緒にいて楽しいということでもあります。ただでさえ結婚生活はマンネリ化しがちなので、楽しいと思えることは非常に重要なのです。

隠し事がない

スピード婚でも、お互いに隠し事をしないタイプなのであれば上手くいきます。
どんなことでも包み隠さず話し合うことで、例えスピード婚であってもお互い信頼関係をしっかり構築することができます。
長い交際期間を経て強固な絆を築いてきた…そう思っていても、実は相手に言っていない隠し事があるという夫婦は、いつかはダメになってしまいます。大切なのは過ごしてきた時間よりも、これからどれだけ誠実に向き合っていくかです。

結婚に理想を抱いていない

スピード婚でもうまくいく人は、結婚に大きな理想を抱いていないことが特徴的です。
理想が大きすぎると、現実とのギャップが生じた時に「やっぱり焦って結婚すべきじゃなかった」と悔やんでしまうでしょう。
理想よりも現実をしっかり見つめ、完璧を求めずちゃんと妥協ができる…その潔さが、スピード婚でも結婚生活を順調にやっていくポイントなのです。

意思が強い

例え相手に欠点が見つかっても、何か上手くいかないことがあったとしても、自分が決めた結婚を生涯貫き通すという意思の強さがなければ、スピード婚は上手くいかないでしょう。
やはり、生半可な気持ちで始めた結婚生活は誰だって続けることが困難です。交際期間が長くても、短くても、結婚に対しての意思がちゃんと固まっていなければうまくいくはずはないのです。


スピード婚で幸せになった人の理由

スピード婚では、長い交際期間を経て結婚した夫婦では味わえない幸福感を得ることができます。知り合ったばかりの人との結婚を決めたけど、本当にこれでよかったのか不安…という方は、幸せになれる可能性を信じてみましょう。
ここでは、スピード婚で幸せになった人の理由を詳しく紹介していきます。

新鮮味があって楽しい

長い付き合いを経て結婚すると、お互いについての新しい発見はあまり期待できません。結婚前にずっと同棲していたというカップルなら、尚更です。
それとは反対に、お互いのことをまだよく知らない状態での新婚生活は、新鮮味があって楽しいものです。毎日相手にときめいていられるのは、スピード婚ならではの幸せな時間と言えるでしょう。

関連記事はこちら▽ 同棲中の彼女が冷めたサインと冷められた時の対処法を徹底紹介! 同棲中の彼女が冷めたサインと冷められた時の対処法を徹底紹介!

お互いを尊重できる

交際期間が短いカップルが結婚した場合、馴れ合いがないのでお互いの意思を尊重し合うことができます。自分の時間を大切にしつつ、2人の生活のことも誠実に考えられる…このように、理想的な夫婦の形を築くことができる可能性が高いのです。
交際期間が長いと全てがなあなあになり、お互い言いたい放題で喧嘩も絶えない…そんなことになってしまいがちです。

早く子供を授かれる

若いカップルがスピード婚に踏み切った場合、早いうちに子供を授かることができます。子供を持つことに強い憧れを持つ人にとっては、非常に幸せなことでしょう。
若くして出産することで、子供が独立したときにもまだまだ年齢的には若く、第二の人生として夫婦仲良く旅行を楽しんだり、様々なことに挑戦することができます。
また、早く子供を持ちたいと焦っている30代・40代の女性にとっても、すぐに結婚に踏み切れるパートナーとの出会いは非常に喜ばしいことでしょう。

何に対してもお互いに決断力がある

出会って間もなく結婚を決めることができるくらいですから、どんなことに対しても的確な判断力・決断力が夫婦共に備わっています。そのため、結婚後のどんなトラブルにも冷静・的確に対応し、問題を先延ばしすることなく決断できるでしょう。
どんな小さなことでも、家庭内の問題がズルズルといつまでも解決しない状況は、お互いに苛立ちが積もるものです。気持ちがスッキリとした状態でいられることで、穏やかで幸せな日々が送れます。

相手に対しての期待がない

スピード婚では、相手に対して過度の期待を持っていない夫婦が非常に多いです。お互いをよく知らない状態で結婚したのですから、期待するよりもこれから徐々にお互いを知っていこうという前向きな気持ちの方が強いのです。
そのおかげで、欠点が見えても無駄に苛立ったりすることがなく「誰にでも悪いところはある」と割り切ることができます。期待を持ちすぎると「思っていたような人じゃなかった」と落胆してしまいますが、スピード婚カップルにはその心配がなく、緩やかな幸せが続きます。


スピード婚して後悔している人の理由

短い交際期間での結婚でも、しっかりと幸せな生活を築いている夫婦は沢山います。しかし、「スピード婚はやばい」「離婚率が高い」と言われることの方が多いのも事実です。
ここでは、スピード婚して後悔している人の理由を紹介していきます。

結婚後欠点に気づく

いくら腹をくくってスピード婚に踏み切ったとしても、どうしても受け入れられない欠点に結婚後に気づくこともあります。最悪の場合、浮気癖があり何股もしている・ギャンブルにのめりこみ多額の借金を抱えているなど、手に負えないような一面を持っている可能性もあるのです。
この場合、「相手をしっかり見極めてから結婚すべきだった」と強く後悔することとなります。

気持ちがすぐに冷めた

出会った瞬間「この人が運命の人だ」と感じ、その気持ちに従って即結婚…そのようなカップルの場合、相手への熱い思いが結婚後すぐに冷めてしまう場合もあります。
恋愛はとてもロマンティックなものですが、結婚は現実です。寝起きの顔・仕事で疲れ果てた姿…それらのロマンの欠片もない表情を日々見続けることが、結婚生活というものなのです。相手に「完璧な人」という幻想を抱いている場合、結婚後に本来の姿を見て気持ちが冷め、焦って結婚したことを強く後悔してしまうのです。

周りから理解されない

交際からわずか数か月以内で入籍したカップルは、周りから理解されないことが少なくありません。
特に、結婚後も両親に認めてもらえないという状況は、非常に辛いものです。夫婦で実家に帰るのも何だか気が引けて、コソコソ結婚生活を送っているような気になり心が疲弊し、スピード婚したことを後悔してしまいます。

お互いの人生設計が全く違った

スピード婚に至るカップルは、結婚相手が見つかったことに浮かれて、お互いの今後の人生設計についてしっかりと話し合わずに入籍するという人達が少なくありません。
子供が早く欲しかったけど、相手は子供を全く望んでいなかった…など、結婚後に初めてお互いの決定的な考えの違いが明らかになり絶望する場合もあるのです。

絆が浅い

スピード婚で後悔するのは、お互いの絆が浅いことも理由の一つです。
交際期間が短すぎると、当然ですがお互い共有できる思い出が全くありません。新鮮味はありますが、思い出話ができないというのは少し寂しくもあります。
思い出がなく、お互いのことも良く知らない…夫婦なのにとても遠い存在に思えることもあるでしょう。ついつい長い交際期間を経て結婚した友人夫婦と比べて、羨ましく感じることもあるのです。


スピード婚しても幸せになれる相手の見極め方

スピード婚はデメリットだらけと考えられがちですが、相手さえ間違えなければ末永く幸せな結婚生活を送ることは可能です。
では、スピード婚ではどのようにして幸せになれる相手を見極めるべきか、そのポイントを具体的に紹介していきます。

金銭感覚が近い

スピード婚の場合、相手の金銭感覚が自分と合っているのかをしっかり見極めることが大切です。
交際期間が長ければ、お互いの金銭感覚を徐々にすり合わせていくことも可能ですが、スピード婚の場合それは難しいです。結婚にお金は付き物で、例えば新居の家賃一つでも意見が大きく分かれてしまったら、一緒に暮らしていく上でどちらかが我慢しなければいけないことになります。

話を聞いてくれる人

自分の話だけを一方的にし続ける人は、結婚したら必ず主導権を握ろうとするでしょう。しっかりとあなたの話をきいてくれる人を選ぶようにしましょう。
円滑に結婚生活を送っていくためには、お互いの話にしっかりと耳を傾けることはとても大切です。スピード婚となると、お互いのことをこれからよく知っていくために話し合いができる関係はより大切となります。
あなたの話を遮ってまで自分の話ばかりしてくる人には要注意です。

自分の意見をしっかり持っている

自分の意見をしっかりと持っている、芯のある人かどうかをしっかり見極めましょう。
前述の通り、自分の話ばかりする人はダメですが、あまりにも自分の考えを言わなさすぎる人も考え物です。無口でも良いのでしっかりと芯があることが大切です。
自分の意見がある人を選べば、家庭内でトラブルが起こった時・何かを決断しなければいけない時に、お互いにしっかりと支え合うことができます。

価値観が近い

金銭感覚と同様に、物事に対しての価値観がある程度近いことも非常に重要です。
価値観が自分と100%同じだという人に出会えることはまずありませんが、あまりにもかけ離れていると分かり合える見込みがなく苦労が絶えません。
結婚までのお付き合いの過程で、相手がどのような趣味趣向で、どのようなことを嫌うのか…それらのことを注意深く観察し、完璧とはいかなくても一緒に生活するには問題ない程度に価値観が合うと感じるなら、上手くやっていけるでしょう。

親との距離感が程よい

実家暮らしであったり、親と頻繁に会っているなど、親にとても大切にされている人の場合、スピード婚をご両親が良く思わない可能性があります。そんな中結婚したら、あなたのことをあまり良く思わない・あるいは受け入れてくれず、辛い立場となってしまいます。
スピード婚をする相手は、しっかりと自立していて、親との距離感が程よい人を選ぶようにしましょう。そういうご両親なら、反対することもなく快く受け入れてくれるでしょう。


「スピード婚はうまくいかない」それは思い込み

スピード婚の夫婦は結局離婚する…世間ではそのように考える人がまだまだ多いです。
しかし、結婚生活がうまくいく・いかないは、交際期間の長さとは比例しないと言えます。何年もお付き合いに時間をかけたにも関わらず、結婚して数か月で別れてしまう夫婦だっているのです。
付き合い始めてからまだ日が浅い恋人との結婚を考えている方は、周りから「急ぎ過ぎじゃない?」と言われることもあるでしょう。しかし、自分自身が納得していることが何よりも重要です。お互いに誠実ささえ忘れなければ、スピード婚でも結婚生活はうまくいきます。