けしかける人の特徴や心理|けしかけてくる人への対処法

けしかける人について、紹介します。
あなたの周りにも、やたらとけしかける人はいませんか。
トラブルの原因になることも多い、ちょっと厄介な『けしかける人』。
ここでは、そんな『けしかける人』について、特徴や心理を詳しく見ていきたいと思います。
記事の最後には、けしかける人への対処法にも触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

けしかけるの意味とは

まずは、『けしかける』の意味から紹介します。
『けしかける』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
相手をそそのかしたりおだてたりすることによって、自分の思うとおりの行動を起こさせる
動物などを、勢いづかせて相手に立ち向かわせる
つまり『けしかける人』とは、直接相手に指示をするわけではないのに、相手を自分の思い通りに動かそうとする人のこと。
さりげない一言やちょっとした行動が引き金となって、相手を思いのままに動かそうとするのです。
直接的に指示(命令)するわけではないのが、非常に厄介なところです。


けしかける人の特徴

続いて、けしかける人の特徴について紹介します。
『けしかける人』があまり良い印象ではないことは意味からも明らかですが、そんなけしかける人にはどんな特徴があるのでしょうか。
けしかける人の特徴は、こちらです。

ストレスが溜まっている

けしかける人の特徴には、ストレスが溜まっていることが挙げられます。
ストレス社会と呼ばれる現代において、ストレスが全くない、感じないという人などいません。
みな自分なりの方法でストレス発散をしているだけの話なのですが、けしかける人はストレス発散が下手であり、ストレスがキャパオーバーになってしまっています。

自信がない

けしかける人の特徴には、自信がないことが挙げられます。
けしかける人は自信がなく、ネガティブな思考回路をしています。
だからこそ、周りをけしかけて争わせ、自分のポジションを確保しようとしているのでしょう。
自信のなさを、周りをけしかけることで補っているのです。

プライドが高い

けしかける人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
けしかける人はプライドが高く、自分よりも目立つ人、できる人、凄い人が嫌いです。
しかし正攻法ではその人に勝てるかどうかわからないため、相手をけしかけて自分に優位な状況を作ろうとしているのです。

人によって態度を変える

けしかける人の特徴には、人によって態度を変えることが挙げられます。
けしかける人は、自分の立場やポジションを優位にしたい、良くしたいという気持ちでいますので、人によって態度を変えることも日常茶飯事。
人によって態度を変えることで相手をけしかけたり、チヤホヤされる状況作りに務めているのです。

目立ちたがり屋

けしかける人の特徴には、目立ちたがり屋なことが挙げられます。
けしかける人はプライドも高いので、とにかく目立ちたがり屋。
そのため、自分より目立つ人を落とすために相手をけしかけるのです。
相手が落ちれば結果的に自分が目立てることを、ちゃんと分かっているのでしょうね。


けしかけてくる人の心理

続いて、けしかける人の心理について紹介します。
けしかける人の特徴については先程紹介したとおりですが、けしかける人は一体どんなことを考えているのでしょうか。
けしかける人の心理には、以下のようなものがあるようです。

自分が一番じゃないと気が済まない

けしかける人の心理には、自分が一番じゃないと気が済まないというものが挙げられます。
特徴からも分かるように、けしかける人は『自分が一番になりたい』という気持ちが非常に強いです。
そのために努力するなら良いのですが、周りをけしかけて争わせることで一番になろうとするので、実力不足であることは否めません。

思いのままに動かしたい

けしかける人の心理には、思いのままに動かしたいというものが挙げられます。
けしかける人は、自分の思うままに人を動かすこと、すなわち『自分の手のひらの上で人を踊らせる』ことに快感を覚えています。
思いのままに人が動くことで、優越感を得ようとしているのです。

相手が落ちるのが楽しい

けしかける人の心理には、相手が落ちるのが楽しいというものが挙げられます。
けしかける人には、自分が相手をけしかけたことによって相手が傷ついたり、今の地位から落ちていくのを見るのが楽しい、快感だと感じている人もいます。
こちらも、自分が優越感を得たいという気持ちが大きいゆえのことだと言えるでしょう。

自分の身を守りたい

けしかける人の心理には、自分の身を守りたいというものが挙げられます。
けしかける人は自信がないので、周りから自分が責められたり、それによって傷つけられたりしないために予防線を張っています。
自己防衛本能が強い、とも言えますね。
自分の身を守るために、相手をけしかけて自分が責められずに済むようにしているのです。

優位な状態を作りたい

けしかける人の心理には、優位な状態を作りたいというものが挙げられます。
何度か言いましたが、けしかける人は『自分が優位になりたい』と常に思っています。
優位な状況、状態を作るために周りをけしかけているわけです。
自分にとって快適で都合がよく、尚且つ自分が目立てる場所を作りたくて、たまらないのです。


けしかけてくる人への対処法

最後に、けしかけてくる人への対処法について紹介します。
身近にけしかけてくる人がいる場合、どう対応すれば良いのでしょうか。
正直本当に困ってしまいますが、けしかけてくる人には以下のような方法で対応していきましょう。

冷静さを失わない

けしかける人への対処法には、冷静さを失わないことが挙げられます。
けしかける人が何をいってきたとしても、冷静さを失ってはいけません。
感情的になってしまっては、相手の思うつぼ。
あくまでも冷静に、常に冷静さを失わずに対応していきましょう。
感情的になったら負けですよ。

自分の意思を強く持つ

けしかける人への対処法には、自分の意思を強く持つことが挙げられます。
けしかける人に何を言われても動じないよう、自分の意思を強く持ちましょう。
『何を言われても曲げない』という強い信念を持っていないと、けしかけられたときに相手の思うとおりの行動をしてしまいます。

距離を置く

けしかける人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
けしかける人は、自分のことしか考えていないので、相手のことは一切お構い無し。
そういう人と一緒にいても、あなたにとってメリットは何もありません。
けしかけられることが多く迷惑しているのであれば、その人とは距離を置くのが正解です。

聞き流す

けしかける人への対処法には、聞き流すことが挙げられます。
けしかける人が何を言ってきても、右から左へ聞き流してしまいましょう。
彼らが言うことは、全てが自分のためであり、決してあなたのためではありません。
つまり、まともに聞き入る必要性はないので、けしかける人の言うことは聞き流してしまえばOKです。

関わらないようにする

けしかける人への対処法には、関わらないようにすることが挙げられます。
けしかける人と関わっても、はっきり言って良いことは1つもありません。
あなたがストレスを溜めるだけなので、距離を置くと同時にできるだけ関わらないようにしましょう。
何を言われても無視していれば、そのうち相手もあなたに関わるのをやめるはずです。

まとめ:けしかける人とは積極的に関わるべきではない

けしかける人の特徴や心理、けしかける人への対処法について紹介しました。
けしかける人とは、残念ですが積極的に関わるべきではありません。
相手が変わろうとしない限りどうすることもできないので、適度に距離を置くなどしてターゲットにされないように努めましょう。
もちろん、あなた自身が『けしかける人』になることのないよう、気をつけることも忘れないでくださいね。