白々しい人の態度や心理の特徴|白々しい人への対処法

白々しい人

見え見えの態度で人を不快にさせる、白々しい人っていますよね。

白々しい人と関わると、後々面倒なことになったりシンプルにストレスが溜まってしまったりするだけで、あまりいいことはありません。

今回は、そんな白々しい人についてご紹介します。

白々しい人の態度の特徴のほか、心理や対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

白々しい意味とは

まず最初に「白々しい」の意味を解説します。

「白々しい」とは知っているのに知らないふりをしたり、本心とは違う態度や嘘をついたりするのが見え透いている様子を言います。

つまり「白々しい人」とは、見え透いた嘘や本心とは違うことを言ったりする人のことです。

「白々しい態度」と言う場合も同様に、あからさまな嘘や誤魔化しが透けて見える態度になります。

白い色を表す時にも使われますが、人の性格や態度を指す時はネガティブな意味になると併せて覚えておきましょう。


白々しい人の態度の特徴

白々しい人の態度と一口に言っても、具体的にどんな態度のことなのかよく分からない人もいることでしょう。

そこで、ここでは白々しい人の態度の特徴をご紹介します。

白々しい態度が具体的にどんなものなのか気になる人は、ぜひお読みください。

適当にやり過ごす

白々しい人の態度の特徴として、適当にやり過ごすことが挙げられます。

白々しい人は、本当に自分がやりたいことややるべきことについてあまり深く考えていません。

そのため、 明らかに嘘とわかるようなことを言ったり、その場しのぎのことをしたりする白々しい態度をとるのです。

場の空気に合わせる

白々しい人の態度の特徴として、場の空気に合わせることが挙げられます。

白々しい人は本当は自分がやりたいことが決まっていても、人前で言うことはありません。

人に反対されたり邪魔されたりするのが面倒なので、場の空気に合わせて普段の行動とは明らかに違ったことをするのです。

誤魔化している

白々しい人の態度の特徴として、誤魔化していることがが挙げられます。

白々しい人は、自分がやりたいことや影でやっていることを、誰かに批判されたり邪魔されたりするのが何よりも嫌いです。

自分が思い通りにできるように、都合が悪い人の前では適当なことを言って誤魔化しているのです。

媚を売る

白々しい人の態度の特徴として、媚を売ることが挙げられます。

白々しい人は自分の 立場が有利になるように、自分より立場が上の人に対して媚を売ることがあります。

しかしその態度があまりにもあからさまなので、媚を売られている人も含めて、周りの人を不快な気持ちにさせてしまうのです。

矛盾した言動

白々しい人の態度の特徴として、矛盾した言動が挙げられます。

一般的な人が建前や方便を使う時は、相手に失礼がないように細心の注意を払うものです。

しかし、白々しい人は日頃の言動とあからさまに矛盾したことをするため、私的な企みがバレて人を不快にさせてしまうのです。


白々しい人の心理

見え透いた態度や言動をとられても、簡単に騙されたり喜んだり出来ませんよね。

それどころか「なぜこんな白々しい態度を取るんだろう」と感じる人の方が、多いのではないでしょうか。

そこで、この項目では白々しい人の心理をご紹介します。

自分を良く見せたい

白々しい人の心理として、自分を良く見せたいことが挙げられます。

白々しい人は自分の評価を上げたくて、相手を褒めたり媚びたりすることがあります。

相手を本当に凄いと思っているわけではなく、自分のことをよく見せるためにやっているため、わざとらしい印象を与えます。

相手に取り入りたい

相手に取り入りたいというのも白々しい人の心理です。

これは相手に気に入られて、自分の都合が良いように取り計らってもらおうとしているパターンです。

歯が浮くようなお世辞を言ったりゴマをすったりするため、周りの人にはとても白々しく見えますが、本人はあまり気にしません。

相手をバカにしている

白々しい人の心理として、相手をバカにしていることが挙げられます。

白々しい人の中には、わざとらしく褒めることで相手をバカにしている人もいます。

また、相手を少し褒めれば自分の思い通りになるというふうに考えて、それが出来る自分は凄いのだと酔いしれているパターンもあります。

目的のために騙したい

白々しい人には、目的のために騙したいという心理が働いていることもあります。

何としても達成したい目的があって、相手を騙して利用しようとするあまり白々しい態度を取る人もいます。

あまりにも普段と違う言動するため分かる人には分かるのですが、中には騙されてしまう人もいるのです。

面倒事を避けたい

面倒事を避けたいというのも、白々しい人の心理です。

人とのトラブルを避けたり意見の違いによって攻撃をされたりするのを防ぐために、白々しい言動をとるパターンもあります。

自分のポリシーや誠実さよりも、面倒事を避ける方が大切なので、その場しのぎのことをしてしまうのです。


白々しい人への対処法

白々しい人と接して、不愉快になったりストレスを感じたりすることもあるでしょう。

そこで、この最後の項目では白々しい人への対処法をご紹介します。

白々しい人に上手く対処するために、ぜひチェックしてみてください。

相手にしない

相手にしないことが、白々しい人への効果的な対処法です。

白々しい人とまともに取り合っていたら、精神的にも疲れる上に時間の無駄です。

自分にとってプラスにならない以上、相手にしないというのが鉄則になります。

実際には難しいことですが、強く意識してやってみてください。

倍返しにする

白々しい人への対処法として、倍返しにするのもおすすめです。

白々しいゴマをすったり世辞を言う人は、悪意があるか何らかの見返りを求めてやっています。

こんな時には、倍返しで褒め返しましょう。

自分がやっていることを倍返しでやられたら、相手はバツが悪くて何もできなくなりますよ。

茶化す

白々しい人への対処法として手軽なのが、茶化すことです。

白々しいこと言われたりされたりしても 、「それってどういう意味ですか?」「ご冗談でしょう?」と明るく言ってしまいましょう。

こうやって茶化すことでイヤな雰囲気にならず、「本気にしていないよ」というメッセージにもなります。

指摘する

白々しい人への対処法として、指摘することが挙げられます。

あまりにもしつこく白々しい態度を取られると、参ってしまいますよね。

立場にもよりますが、こんな時はストレートに指摘するのもおすすめです。

同じ立場もしくは目下の相手なら、思いきって「どうしたの?」「白々しいよ」と指摘しましょう。

驚いて見せる

白々しい人への対処法として、驚いて見せるのも1つです。

こちらが嫌がっているのに白々しい態度を取る人には、驚いてみせるというのも対処法として効果的です。

驚いてみせることで相手のペースを乱し、相手の行動のおかしさを周りにアピールすることもできます。

白々しい人とは適度に距離を取ろう

今回は白々しい人についてご紹介しました。

白々しい人は自分の目的のために見え透いたことをしたりわざとらしい態度をとったりするので、ストレスが溜まりますよね。

まともに取り合ってもメリットはないので、適度に距離をとるのがおすすめです。

どうしても関わらないといけない時は、今回ご紹介した対処法も参考にしてみてください。