懲らしめたいと思う心理|懲らしめたい人がいる時の相談相手とは

特定の相手に対し、懲らしめてやりたいという感情を抱いたことはありますか?相手に何かされた経験がある人の多くは、懲らしめたいと思ったことがあるでしょう。しかしその感情を本当に実行したという人は、意外と少ないかもしれません。

では人は実際にどのような相手に対し懲らしめたいと思うのでしょうか。また懲らしめる為にどのような行動を起こすのでしょう。今回は懲らしめるという感情や行動について解説していきます。

懲らしめたいの意味とは

懲らしめたいとは、自分に対し意地悪や不義理なことをしてきた相手に対し、制裁を下し二度と同じことをやろうという気持ちをなくす事を指します。そのきっかけとなる内容は人それぞれで、職場での人間関係のもつれや上司や先輩からの態度がきっかけとなる人もいれば、恋愛でのもつれといったこともあげられるでしょう。

懲らしめるという感情はネガティブな印象が強いですが、懲らしめようとしている本人にとってはポジティブな行動で、相手に制裁を下すことで気持ちを落ち着かせることができます。


懲らしめたい心理とは

あなたはどのような感情を抱きながら、相手に対し懲らしめようと思いますか?懲らしめたいという感情はどのような心理状態から来るものなのでしょうか。

ここでは懲らしめたい心理について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

怒り

懲らしめたいという人の心理で、1番多いと言っても過言ではないのが、怒りの感情でしょう。相手にされた行為を許すことができず、懲らしめる方法を考えるのです。

時間が立つことで落ち着きを取り戻す人もいますが、基本的にやられてきたことや懲らしめ方を、考えれば考えるほど怒りの感情は大きくなってきてしまいます。

悔しい

怒りと同じくらい懲らしめたいという気持ちを高める感情が、悔しいという感情です。なんで自分がこんな目に合わなければならないのかを考えると、悔しさがこみ上げてきます。

プライドの高い人や負けず嫌いの人は特にこの感情を持つことが多く、自分はこんなことをされる人間ではないと思っているのです。

正義感

正義感が強い人にとって、人に嫌な思いをさせたり傷つけることは許せないことです。本人が悪いことをしていると自覚させる為に、懲らしめるという行動を取っています。

懲らしめることで、今までしてきたことを反省してもらおうとしているのです。

弱い人間ではないことを示したい

やられたことに対し気にせず相手にしないという選択もある中、懲らしめようとするのにはしっかりとした理由があります。相手にしないことで何もやり返してこない弱い人間であると思われたくないのです。

懲らしめることで、やられたらやり返してくる強さを持つ人物であるということを示すことができるのです。

自己中心的な考え

自分が嫌な気持ちにさせられたのであれば、相手も同じ思いをすべきと、単純に気にくわないからやり返そうとしています。自己中心的に考えて懲らしめようとしているので、周りから見て「なぜこれくらいのことで?」と疑問に感じることも多々あります。

このようなタイプの人は、全く躊躇することなく懲らしめる行動に出るのでしょう。


懲らしめたいと思われるような人の行動とは

どのような人に対し、多くの人は懲らしめたいという感情を抱くと思いますか?懲らしめたいと思われてしまう人はだいたい共通点があります。

ここでは懲らしめたいと思われるような人がやっている行動を紹介していきます。自分自身が当てはまってしまってはいないか、しっかり確認してみましょう。

見下してくる

役職でどっちの方が上かというのはあるかもしれませんが、基本的に人は対等であるべきです。「部下だから」「後輩だから」「女性だから」といったように、自分より弱い立場だからと言って、見下してよいということにはなりません。

弱い立場の人に見下した態度を取るのは、懲らしめたいと思われる人に当てはまってしまいます。

嫌がらせをしてくる

人が嫌がると分かっていながら行動に移している人は、懲らしめたい人に当てはまります。特に人が困っているのを見て笑っているような、性格の悪いタイプの人は恨まれやすく、どう仕返しをすべきかと、考えを練っている人は多いでしょう。

手柄を横取りする

なんでも良いとこどりしようとする人は割とどこにでもいて、あなたの周りにも1人はいるのではないでしょうか。手柄を横取りされるのですから、腹が立つのは当たり前のことです。

特に昇進や実績に関わってくる仕事で、手柄を横取りされれば懲らしめたいという気持ちは強まる一方です。

浮気性

異性に対して懲らしめたい気持ちが高まる理由が、交際相手の浮気と言えます。真剣交際をしていれば浮気せずに一途に相手だけを思い続ける物です。

しかし自分と円満に交際し、将来を見据えていると持っていた相手が浮気し、他の相手とも楽しく過ごしていたと思うと、怒りは収まらず懲らしめようと思うでしょう。

陰口を言う

人間関係は難しく、相手によって合う合わないがあります。合わない相手だからと言って、陰口を言うのはマナー違反です。ましてや自分の知らないところで、共通の友人に陰口を言っていたとなれば、腹が立って仕方がなくなります。


懲らしめたい人がいる時の相談相手

いざ懲らしめたいと思った時、なかなか自分一人で実行することは難しいでしょう。勇気がないということもありますが、本当に懲らしめるべきかや、どのように懲らしめるべきか、周りの人の意見を聞きたくなるからです。

ここでは懲らしめたい人がいるときに、相談すべき相手を紹介していきます。

会社の上司

職場内で懲らしめたいという人がいるのであれば、職場の上司に相談するのが良いでしょう。上司は部下の実態を把握する必要がありますし、それを解決する役割もあります。

上司の力では懲らしめられないのであれば、上司と共にさらに上の役職の人に相談することもできます。また上司が懲らしめたい人を見て見ぬふりをしようとするのであれば、上司ともども懲らしめてしまえばよいのです。

弁護士

法的にさばける事案であるならば、弁護士のような専門の人に相談し解決法を聞きましょう。不貞行為や詐欺・近隣住民との揉め事など、様々なジャンルを請け負ってくれます。

弁護士にお願いするには、それなりの費用がかかってしまいますが、正しい方法で相手を懲らしめることができます。

懲らしめる専門の人

ネットを見れば、復讐屋・懲らしめ屋など、様々な依頼窓口があります。中には悪質な業者もあるようですが、実際にそのような人を使い懲らしめることに成功している人もいます。

自分自身で良く見極める必要がありますが、自分の手は汚さずに確実に懲らしめたいというのであれば、頼ってみるのも一つの手です。


人を懲らしめる方法

実際にどのような方法で懲らしめているのか気になる人はいませんか?また懲らしめる方法が分からず悩んでいる人もいるでしょう。

ここではそんな人の為に、人を懲らしめる方法をいくつか紹介していきます。ぜひ参考にベストな方法を見つけてください。

金銭的解決をする

金銭的解決をすることは、相手に自分の非を認めさせやすいと共に懲らしめられたという実感を得やすくなります。また自分自身もしっかり懲らしめることができたという、体感ができるのではないでしょうか

また懲らしめる方法として金銭解決を用いるのは、示談もしくは法的処置になるので、相手が非を認めている前提となります。

悪事を広める

周りの人にはバレないように、あなたに嫌がらせをしてくるという場合は、周りの人に悪事をばらし広めることが何よりも効き目のある懲らしめ方になります。周りに隠れて悪いことをする人は、普段とてもいい人を装っていることが多いです。

周りの人に悪い顔がバレてしまえば、今までいい人を装っていた努力は水の泡になります。

同じ経験をさせる

ミスは誰にでもあることですから、ミスをネチネチと責めるといった行為は自分に返ってくる可能性が高いと言えるでしょう。これを懲らしめることに利用しない手はないのです。

相手がミスした瞬間、自分がされたときと同じようにネチネチ責め同じ経験をしてもらいましょう。

上司から叱ってもらう

自分より弱い立場の人を狙って嫌がらせをしてくる人も多くいます。自分の方が上だから反撃することができないと思っているのでしょう。

しかし弱い立場だからと言って、懲らしめるのも自分でやらなければいけないということではないということを忘れてはいけません。上司に相談し、上司から叱ってもらう事はいくらでもできるのです。

出世する

職場で自分より上の人から嫌がらせや嫌味を言われているのであれば、その相手よりも出世してしまえば良いのです。あなたの方が上の立場になってしまうと、今まで自分がしてきたことを仕返しされてしまうのではないかと、勝手におびえ弱くなってくれます。

その段階で懲らしめたことにはなりますが、あなたの気持ち次第で更に強く懲らしめることも可能になります。

懲らしめることは嫌がらせを抑えることにも繋がる

人の嫌がることをする人は、自分の行動の悪さに気が付いていなかったり、現在の自分のあり方に満足している可能性があります。また相手がやり返したり強い態度に出てくることはないと高を括っているところが見られます。

もちろん平和的解決を求めている人にとっては、やられても相手にしないことが1番とし、懲らしめるなんて考えられないかもしれません。しかしそれでは相手の行動を加速させてしまうかもしれません。

懲らしめることで相手の行動を抑えることに繋がることもあるのです。