怖がりな人の心理や性格の特徴|怖がりな性格を克服するには?

怖がりな人

怖がりな人について、紹介します。

あなたの周りにも、なぜかやたらと怖がりな人はいませんか。

周りから見ると『何にそんなに怯えてるの?』と、不思議に感じてしまうほど怖がりな人っていますよね。

ここでは、そんな怖がりな人の特徴や性格、心理、長所と短所、怖がりな人への対処法を見ていきたいと思います。

記事の最後には、怖がりな性格を克服する方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

怖がりな人の特徴

まずは、怖がりな人の特徴について紹介します。

怖がりな女性のことを可愛いと感じる男性も多いですが、実際に『怖がりな人』にはどんな特徴があるのでしょうか。

怖がりな人に共通する特徴には、以下のようなものが考えられています。

想像力が豊か

怖がりな人の特徴には、想像力が豊かなことが挙げられます。

怖がりな人は感受性が高く、想像力が豊かであることが多いです。

だからこそ、『悪い想像』ばかりが膨らんでしまい、挑戦する前から怖くてたまらなくなってしまうのです。

想像力があるのは悪いことではありませんが、『悪い』想像力ばかりが働くのはやや問題だと言えるでしょう。

自信が無い

怖がりな人の特徴には、自信が無いことが挙げられます。

怖がりな人は、自分に対してとにかく自信がありません。

自信がないからこそ、物事を悪い方にばかり考えてしまうのでしょう。

『どうせ失敗する』『上手くいかなかったらどうしよう』と考えてやる前から怖がるのは、自信が無い証拠です。

行動力がない

怖がりな人の特徴には、行動力がないことが挙げられます。

怖がりな人は、何につけても自分から積極的に動くことはありません。

つまり、行動力がないのです。

自分から率先して前に行くことはなく、誰かの後ろにくっついていくタイプなので、行動力はないに等しいと言えるでしょう。

人に流されやすい

怖がりな人の特徴には、人に流されやすいことが挙げられます。

怖がりな人は、自分で物事を決めることができません。

自分で決めたことが上手くいかなかったら…と、怖くてたまらないからです。

そのため、たとえ自分の意見とは違っていたとしても、他の人に無理やり合わせたり流されたりするでしょう。

周りの目を気にする

怖がりな人の特徴には、周りの目を気にすることが挙げられます。

怖がりな人は、自分が周りからどう思われているのか、どう評価されているのかが気になって仕方がありません。

周りの目を気にするあまり、必要以上にビクビクしてしまい、余計に行動力がなくなってしまうのです。


怖がりな人の性格

続いて、怖がりな人の性格について紹介します。

怖がりな人の特徴については先程紹介したとおりですが、怖がりな人は一体どんな性格をしているのでしょうか。

いつもビクビクしているイメージのある怖がりな人ですが、以下のような性格をしていることが多いようです。

ネガティブ

怖がりな人の性格には、ネガティブなことが挙げられます。

怖がりな人はとにかくネガティブで、物事を悪い方にしか考えることができません。

だからこそ、常に『悪い結果を想像』してしまうのです。

悪い方にばかり考えて、やる前から不安でたまらなくなってしまうのでしょうね。

心配性

怖がりな人の性格には、心配性なことが挙げられます。

怖がりな人はとにかく心配性で、起こるかどうか分からないことを常に心配しています。

極端なことをいえば、『明日、大地震が来るかもしれない』『交通事故に遭うかもしれない』といった漠然としたことを常に考え、怯えて過ごしているのです。

疑いやすい

怖がりな人の性格には、疑いやすいことが挙げられます。

怖がりな人は、基本的に他人を信用していません。

上辺では信頼している風を装っていても、心の中では信用できず、どこか疑っているのです。

『裏切られるかもしれない』という不安が、疑り深い性格を作り出しているのでしょう。

打たれ弱い

怖がりな人の性格には、打たれ弱いことが挙げられます。

怖がりな人は、とにかく打たれ弱い性格をしています。

一度失敗しただけでひどく落ち込んだり、もう無理だとこの世の終わりのような状態になることもあるでしょう。

一度の失敗をいつまでも引きずってしまうのは、ちょっと厄介ですね。

引っ込み思案

怖がりな人の性格には、引っ込み思案なことが挙げられます。

怖がりな人は、自分から積極的に動くことの無い、引っ込み思案な性格をしています。

更に人見知りでもあるので、仕事でも新しいことをするのは苦手分野。

新しいプロジェクトのメンバーに声をかけられたとしても、引っ込み思案のため断ってしまいます。


なぜ?怖がりの原因や心理

続いて、怖がりの原因や心理について紹介します。

なぜ、周りが驚くほどの怖がりになってしまうのでしょうか。

怖いものが全くないという人などいないと思いますが、怖がりすぎるのも困りますよね。

怖がりになる原因や理由、その心理はこちらです。

トラウマがある

怖がりの原因や心理には、トラウマがあることが挙げられます。

怖がりになる最大の理由は、過去に失敗した、信頼していた人から裏切られたなどのトラウマがあること。

過去の失敗や裏切りが嫌な思い出として心に深く残ってしまい、何をするのも怖くなってしまいます。

準備不足

怖がりな原因や心理には、準備不足であることが挙げられます。

仕事で新しいことをするのが怖い、人前で発表するのが怖い人は、準備不足が原因でしょう。

自分の知らないことを聞かれたらどうしよう…と不安になり、怖くなってしまいます。

しっかり準備しておけば、そこまで怖がりになるはずはありません。

成功経験がない

怖がりな原因や心理には、成功経験がないことが挙げられます。

怖がりな人は究極のネガティブ思考の持ち主ですが、そこまでネガティブになるのは成功経験がないからです。

成功したこと、上手くいったことがないから、ポジティブなビジョンが浮かばないのでしょうね。

悪い結果ばかり浮かぶ

怖がりな原因や心理には、悪い結果ばかり浮かぶことが挙げられます。

成功経験がないことと似ていますが、怖がりになるのは頭の中に悪い結果ばかりが浮かんでしまうから。

ポジティブな結果ではなく、ダメだったときのビジョンしか浮かばないので、実際に一歩を踏み出すのが怖くなってしまいます。

失敗するのが怖い

怖がりな原因や心理には、失敗するのが怖いことが挙げられます。

怖がりな人の心理の大半は、『失敗するのが怖い』というものに尽きます。

その理由は人それぞれではありますが、とにかく『失敗するのが怖い』のです。

失敗したくないから、何にも挑戦しないのかもしれません。


怖がりな人の長所と短所

ではここで、怖がりな人の長所と短所について紹介します。

怖がりなことは短所のような気がしますが、実際には怖がりな人にも長所はあります。

長所と短所は表裏一体なので、怖がりな人の長所と短所について見ていきましょう。

長所

慎重になれる

怖がりな人の長所には、慎重になれることが挙げられます。

怖がりな人は、思いつきで動いたり行き当たりばったりで行動することはありません。

『石橋を叩いて渡る』という諺のように、何をするにも慎重に取り組むことができるでしょう。

慎重なところは、怖がりな人の最大の長所です。

人に合わせられる

怖がりな人の長所には、人に合わせられることが挙げられます。

怖がりな人は、自分で何かをするよりも『人の意見に従う』タイプ。

それはつまり、人に合わせられる、協調性があると言えますね。

人に合わせられず自己中心的な振る舞いをする人もいる中で、人に合わせられるのは素晴らしいことです。

警戒心が強い

怖がりな人の長所には、警戒心が強いことが挙げられます。

怖がりな人は何をするにも常に警戒しているので、むやみやたらと他人を信用することがありません。

この警戒心の強さがあるので、怖がりな人は詐欺などに遭ったり、他人から騙されたりすることもないでしょう。

短所

自分の意見がない

怖がりな人の短所には、自分の意見がないことが挙げられます。

怖がりな人は、周りから自分がどう思われているのかを必要以上に気にしてしまうため、自分の意見を言うことができません。

周りと本当は違う意見があったとしても、それを発言することなく飲み込んでしまうのは、怖がりな人の短所と言えるでしょう。

責任を持てない

怖がりな人の短所には、責任を持てないことが挙げられます。

怖がりな人は『人の後ろをついていく』タイプなので、自分で責任を負うことができません。

責任転嫁とまではいきませんが、何かあったときに『自分のせいじゃない』と言える状況に常にいるわけです。

責任を持てないのは、社会人としての信用にも影響するでしょう。

チャンスを逃す

怖がりな人の短所には、チャンスを逃すことが挙げられます。

怖がりな人は行動力がないので、チャンスを逃すのは日常茶飯事。

仕事でもプライベートでも、ここぞという場面で動けない人はチャンスを逃すのが当たり前ですよね。

怖がりな人は、せっかくチャンスが来てもみすみすと逃してしまいます。


怖がりな人がうざい時の対処法

続いて、怖がりな人がうざいときの対処法について紹介します。

怖がりなことは個性とはいえ、怖がってばかりで何もしない人が身近にいると、正直うざいと感じることもあるでしょう。

怖がりな人がうざいときは、以下の方法を試してみてください。

放っておく

怖がりな人がうざいときの対処法には、放っておくことが挙げられます。

怖がりな人が仕事を何もせずにうざいときは、相手にせず放っておきましょう。

仕事をしないで困るのは怖がりな人本人なので、『私には関係ない』というスタンスを貫き放っておくのが一番です。

聞き流す

怖がりな人がうざいときの対処法には、聞き流すことが挙げられます。

怖がりな人がネガティブな想像を膨らませてごちゃごちゃ言っていたとしても、聞き流してしまってOK。

『それは大変ね』などと、サラッと受け流してしまいましょう。

まともに相手をすると疲れるだけですよ。

自分のやることに集中する

怖がりな人がうざいときの対処法には、自分のやることに集中することが挙げられます。

近くにいる怖がりな人の言動がうざいときは、自分のやるべきことに集中しましょう。

目の前のやるべきことに集中していれば、怖がりな人のことなど気にならなくなるはずです。

静かにするよう言う

怖がりな人がうざいときの対処法には、静かにするよう言うことが挙げられます。

もし、職場の隣の席で怖がりな人が1人で騒いでいたら、さすがに自分の仕事にも支障が出るでしょう。

騒ぐという行為は仕事の妨害でもありますから、はっきりと『静かにして』と伝えてしまってOKです。

距離を置く

怖がりな人がうざいときの対処法には、距離を置くことが挙げられます。

何をしてもダメだと感じるのであれば、怖がりな人と距離を置くのも1つの方法。

怖がりな人といることで自分がストレスを溜めるのなら、物理的な距離を置くようにしましょう。

視界に入らない距離になれば、イライラすることもなくなります。


怖がりな性格を克服するには

最後に、怖がりな性格を克服するにはどうすれば良いのか、その方法について紹介します。

女性で多少の怖がりであれば男性から可愛いと思われますが、あまりにもひどい怖がりは周りにも迷惑をかけてしまいます。

怖がりな性格を克服したいのなら、以下の方法を試してみてください。

何にでも挑戦する

怖がりな性格を克服するには、何にでも挑戦することが挙げられます。

怖がりな人は、怖がってばかりで『挑戦する前から諦めて』いることが多いです。

怖がりを克服するためにも、ぜひチャレンジ精神を持ってみてください。

結果云々ではなく、『挑戦した』という事実が大切なのです。

前向きに捉える

怖がりな性格を克服するには、前向きに捉えることが挙げられます。

怖がりな人はネガティブでマイナス思考なので、意識して前向きに捉えるようにしてください。

たとえ失敗しても、『次は同じところでミスしないようにしよう』と前向きに捉えられれば、失敗も悪いことではない、と思えませんか?

趣味を作る

怖がりな性格を克服するには、趣味を作ることが挙げられます。

人は、好きなことをしているときは時間も忘れ、怖い気持ちも一時的に忘れているもの。

つまり、怖がりを忘れるくらい没頭できる趣味を作りましょう。

好きなことをするのはストレス発散にもなりますし、趣味があることで人間関係も広がっていくので、まさにいい事づくめですよ。

自信をつける

怖がりな性格を克服するには、自信をつけることが挙げられます。

怖がりな性格は、自信のなさから来ていると言っても過言ではありません。

小さな成功体験を積み重ね、自信をつけていきましょう。

『できた』という成功体験は、そのままあなたの自信になるものです。

原因を探る

怖がりな性格を克服するには、原因を探ることが挙げられます。

あなたは、なぜここまで怖がりになってしまったのでしょうか。

その原因は、あなたにしか分かりません。

一度じっくりと自分自身と向き合い、怖がりになった原因を探ってみましょう。

原因が分かれば、改善方法や対策も見えてくるものですよ。


まとめ:執拗な怖がりはチャンスを逃す!早めに克服を

怖がりな人の特徴や性格、心理、長所と短所、怖がりな人への対処法、そして怖がりな性格を克服する方法について紹介しました。

多少の怖がりは可愛いものですが、執拗な怖がりはチャンスを逃してしまいますし、一緒に働く人にも迷惑をかけてしまいます。

自分自身が度を超えた怖がりだと思うのであれば、なるべく早めに克服することをおすすめします。