しらを切る人の特徴や心理|しらを切る人への対処法とは

しらを切る人について、紹介します。
あなたの周りにも、『しらを切る人』はいませんか。
『しらを切る』と聞くと、正直あまり良いイメージはありませんが、しらを切る人とはどんな人なのでしょうか。
ここでは、しらを切る人の特徴や心理、しらを切る人への対処法について詳しく見ていきたいと思います。
記事の最後には、しらを切る方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

しらを切るの意味とは

まずは、『しらを切る』の意味から紹介します。
『しらを切る』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • わざと知らないふりをする。しらばくれる。

しらを切るとは、わざと知らないふりをする、とあるように、『本当は知っているのに』というニュアンスが追加されます。
本人は嘘だとバレていないと思っているのかもしれませんが、周りからする明らかに嘘だとバレているようなシチュエーションのときに『しらを切る』は使います。

しらを切る人の特徴

続いて、しらを切る人の特徴について紹介します。
しらを切ることは、決して良いことではありません。
そんな良くないことでもあるしらを切る人には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
しらを切る人の特徴は、こちらです。

自分の非を認めない

しらを切る人の特徴には、自分の非を認めないことが挙げられます。
しらを切る人は、何があっても自分の非を認めることがありません。
ミスの責任がその人にあることが誰が見ても明白な状況であっても、『知らない』『なんのこと?』ととぼけてしらを切り通すのです。

自己防衛本能が高い

しらを切る人の特徴には、自己防衛本能が高いことが挙げられます。
自己防衛本能とは、『自分を守る』気持ちや行動のこと。
しらを切る人の場合、自尊心を守るためであることが多く、しらを切り通すことで自分の心を守っているのです。
プライドが高い人にも、ありがちな特徴です。

言い張ることで押し通す

しらを切る人の特徴には、言い張ることで押し通すことが挙げられます。
しらを切る人の言い分はお世辞にも論理的ではなく、相手が論理的かつ証拠を突きつけたとしても、『知らない』の一点張りで乗り切ろうとします。
知らないと言い張ることで自分の言い分を押し通そうとするのは、子供が親に怒られたくなくて嘘をつくのと同じですね。

勝ち負けにこだわる

しらを切る人の特徴には、勝ち負けにこだわることが挙げられます。
しらを切る人は、最初は自分を守るためにしらを切っていたとしても、そのうち勝ち負けのために必死になってしまうこともあるでしょう。
自分の非を認めることが負けること、と考えているため、何があってもしらを切り通すしかないのです。

平気で嘘をつく

しらを切る人の特徴には、平気で嘘をつくことが挙げられます。
しらを切る人は、普段から平気で嘘をつくことが多いです。
そのため、しらを切るためだけに嘘をついているわけではなく、嘘をつくことが当たり前になっているのかもしれません。
すごいと思われたい、などの気持ちが嘘を助長させてしまいます。

しらを切り通す人の心理

続いて、しらを切り通す人の心理について紹介します。
『しらを切る』というのは、はっきり言って周りには嘘であることがバレバレの状態のこと。
本人も、言い訳が苦しいことは重々承知であるにも関わらずしらを切り通すのですが、その心理はこちらです。

責められたくない

しらを切り通す人の心理には、責められたくないというものが挙げられます。
なぜバレバレであるにも関わらずしらを切り通すのか?というと、それはずばり『責められたくない』から。
自分のせいで失敗した、と周りから責められるのが怖くて、しらを切り通すしか選択肢が残っていないのでしょうね。

評価を下げたくない

しらを切り通す人の心理には、評価を下げたくないというものが挙げられます。
本当は知っているのに知らないフリをし続けるのは、自分のせいだと認めることで自分の評価が下がるのを恐れているから。
仕事の評価を下げたくない気持ちは分かりますが、バレバレの嘘でしらを切り通すことで、人間性が下がることも知っておきましょう。

バレないと思っている

しらを切り通す人の心理には、バレないと思っているというものが挙げられます。
しらを切り通す人の中には、周りからするとバレバレの嘘でも、『バレないだろう』と思っているパターンもあります。
失礼ですが脳天気なタイプの人ほど、根拠の無い自信でバレないと思っているのです。

何としてでも切り抜けたい

しらを切り通す人の心理には、何としてでも切り抜けたいというものが挙げられます。
しらを切り通す人の大半は、本音では言い逃れできない状況であることを理解しています。
しかししらを切る人は今の状況を切り抜けることしか頭にないため、周りが見えなくなっているのでしょう。
何とかして切り抜けたい、ということしか考えていません。

認めたら負け

しらを切り通す人の心理には、認めたら負けというものが挙げられます。
しらを切る人のうち、勝ち負けにこだわるタイプの人は、『認めたら負けだ』という気持ちが非常に強いです。
特に、浮気の証拠を突きつけられたのにしらを切り通す人などは、『認めたら負け』という気持ちがかなり強いと言えるでしょう。

しらを切る人への対処法

ではここで、しらを切る人への対処法を紹介します。
明らかにバレバレなのに、それでもしらを切る人には、どう対応すれば良いのでしょうか。
しらを切る人への対処法についてまとめましたので、参考にしてみてください。

距離を置く

しらを切る人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
しらを切る人は、自分の保身のためなど身勝手な理由で嘘をつきます。
本人が変わろうとしない限り、しらを切る人はいつまでもしらを切り通すでしょう。
そういう人とは距離を置き、イライラしなくてすむ方法を取るのが一番です。

放っておく

しらを切る人への対処法には、放っておくことが挙げられます。
しらを切る人は、本人がどう思っているかは分かりませんが、周りからは『バレバレ』『見苦しい言い訳』でしかありません。
つまり、周りもしらを切る人の言い分が正しいとは思っていないわけですから、放っておきましょう。
勝手に言わせておけば良いのです。

関わるのをやめる

しらを切る人への対処法には、関わるのをやめることが挙げられます。
しらを切る人は、何度も言いますが途中で自分の非を認めることはなく、何があっても『知らない』ことを押し通します。
そういう人とまともに付き合っても、あなた自身がイライラしてしまうだけ。
可能ならば、関わるのをやめましょう

証拠を突きつける

しらを切る人への対処法には、証拠を突きつけることが挙げられます。
しらを切る人の中には、物的証拠や確たる証拠が出るまでは、しらを切り続ける人もいます。
そういうタイプには、言い逃れできないほどの確実な証拠を突きつけるのがおすすめ。
どう足掻いても言い訳できない証拠を出せば、しらを切る人も黙るしかありません。

冷静に対応する

しらを切る人への対処法には、冷静に対応することが挙げられます。
しらを切る人は、証拠を突きつけられたときなどに感情的になり、怒りを露わにすることも少なくありません。
この態度には本当にイライラしますが、ここであなたまで感情的になっては相手の思うつぼ。
イライラしても冷静に、淡々と対応していくことがポイントです。

しらを切る方法

最後に、しらを切る方法について紹介します。
まず言っておきますが、『しらを切る』というのは、決して誇れるようなことではありません。
むしろ自分の人間性を下げる行為なので、むやみやたらと行わないようにしましょう。
その上で、いざという時のために上手にしらを切る方法を紹介します。

感情的にならない

しらを切る方法には、感情的にならないことが挙げられます。
しらを切るときには、自分にとって都合の悪いことを言われたとしても、動揺したり感情的になってはいけません。
感情的になって怒り出すのは、事実を言われているからだと思われても仕方がないからです。

証拠を残さない

しらを切る方法には、証拠を残さないことが挙げられます。
しらを切り通したいのであれば、証拠は1つでも残すべきではありません。
些細な証拠から、どんどん追い詰められてしまうからです。
証拠を残さないというのは簡単なことではありませんが、細心の注意を払っていきましょう。

言い訳を考えておく

しらを切る方法には、言い訳を考えておくことが挙げられます。
しらを切るためには、あらかじめ言い訳を考えておくと良いでしょう。
言われそうなことをピックアップしておき、それぞれに対する言い訳をあらかじめ考えておけば、言われたときに動揺しなくて済みますからね。

味方を作っておく

しらを切る方法には、味方を作っておくことが挙げられます。
しらを切るというのは、頭で考えているほど簡単なことではありません。
本気でしらを切り通したいのであれば、味方を作っておくとGood。
あらかじめ味方を作っておき、いざというときには助太刀を頼むのです。

事実を混ぜて話す

しらを切る方法には、事実を混ぜて話すことが挙げられます。
しらを切るには、全て嘘で固めるのではなく、話の中に一部事実を混ぜると良いでしょう。
その方が真実味が増すため、周りも信用しやすくなるのです。
一部事実を混ぜるだけで、本当に隠したいことはしらを切り通すことができるかもしれません。

まとめ:しらを切るのは人間性を下げる行為

しらを切る人について、特徴や心理、対処法、そしてしらを切る方法を紹介しました。
しらを切ることで自分の評価を保てると思っているのなら、残念ですがそれは大間違い。
『しらを切る』行為は、『本当は知っているのに』という意味が込められている時点で、相手には嘘であることがバレているのです。
つまり、しらを切る行為は人間性を下げる行為だということ。
自分のミスや間違いは、素直に認める方が、結果としてあなたの評価を上げることを覚えておきましょう