すぐ頭を下げる人の心理|人に頭を下げれない人の末路とは

頭を下げる人

頭を下げる人について紹介します。

あなたの周りにも、頭を下げる人はいませんか。

小さなことでも頭を下げる人もいれば、何があっても頭を下げることができない人もいますよね。

ここでは、頭を下げる人の心理や下げたくない心理、頭を下げない人の性格などについて詳しく見ていきたいと思います。

記事の最後には、頭を下げられる人になる方法や頭を下げない人の末路についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

頭を下げるの意味とは

まずは、『頭を下げる』の意味から紹介します。

『頭を下げる』というのは、どういう意味なのでしょうか。

『頭を下げる』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • お辞儀をする
  • 謝る、詫びる
  • 自分が下位であることを認める態度をとる

頭を下げるというのは、人に謝ったり頼み事をするときに使われる表現ですね。

実際に頭を下げる(お辞儀をする)ことで、へりくだった態度を示すことができるでしょう。

すぐ謝る、ペコペコするなど、皮肉の意味で使われることもあるようです。


すぐ頭を下げる人の心理

では続いて、すぐ頭を下げる人の心理について紹介します。

何かあったとき、『すぐ頭を下げる』『とりあえず頭を下げる』人っていますよね。

日本人には多いと言われていますが、なぜすぐ頭を下げるのか、その心理を見てみましょう。

自分が悪いから

すぐ頭を下げる人の心理には、自分が悪いからというものが挙げられます。

仕事でミスをしたときなど、相手が誰であってもすぐ頭を下げる人は、自分の非を素直に認めている人です。

部下に頭を下げるのは、きちんと自分の非を認めているからこそできることだと言えるでしょう。

怒られたくないから

すぐ頭を下げる人の心理には、怒られたくないからというものが挙げられます。

仕事などでミスをしたり、上司の機嫌が悪いときなど、これ以上怒られたくないと思うこともありますよね。

そういうとき、相手の怒りが少しでも収まれば…という気持ちですぐ頭を下げる人もいるでしょう。

謝っておけば、これ以上怒られなくて済むからです。

誠意を伝えたいから

すぐ頭を下げる人の心理には、誠意を伝えたいからというものが挙げられます。

自分の気持ち、誠意を伝えるために何が出来るのか?を考えた結果、それが頭を下げることだったとしたら、誠意を伝えるために深く頭を下げることでしょう。

ペコっと頭を下げるより、深々と頭を下げた方が、気持ちが伝わる気がしますからね。

物事を穏便に済ませたいから

すぐ頭を下げる人の心理には、物事を穏便に済ませたいからというものが挙げられます。

これ以上大事にしたくない、なんとか状況を改善したいと思ったとき、穏便に済ませるために頭を下げる人もいます。

こちらが反抗的な態度をとると余計にめんどくさいことになるな、と感じたとき、とりあえず頭を下げておく人の心理の大半がこれでしょうね。

関連記事はこちら▽ 穏便な人の特徴や性格|穏便な対応方法や断り方とは 穏便な人の特徴や性格|穏便な対応方法や断り方とは

癖になっている

すぐ頭を下げる人の心理には、癖になっていることが挙げられます。

すぐ頭を下げる人には、特に何も考えずに『とりあえず』頭を下げているという人もいます。

社会に出て、何かあったときに頭を下げることが癖になってしまっているのでしょう。

ただ頭を下げているだけなので、本心では何も考えていません。


人に頭を下げたくない心理

続いて、頭を下げたくない心理について紹介します。

世の中にはすぐ頭を下げる人もいれば、何があっても絶対に頭を下げない人もいますよね。

頑なに頭を下げたくない人は、一体何を考えているのでしょうか。

その心理は、こちらです。

負けを認める感じがする

頭を下げたくない心理には、負けを認める感じがするというものが挙げられます。

『頭を下げる』ということは、自分が下手に出て相手に許しを乞う、お願いをするということ。

つまり、自分の負けを認めているような感じがして嫌なのです。

負けを認めたくないからこそ、頭を下げることができません。

悔しい

頭を下げたくない心理には、悔しいというものが挙げられます。

負けを認める感じがするという心理と似ていますが、頭を下げることそのものに嫌悪感があったり、頭を下げることを悔しいと感じている人もいます。

非常に負けず嫌いなタイプで、何があっても頭を下げることはないでしょう。

自分の方が偉い

頭を下げたくない心理には、自分の方が偉いというものが挙げられます。

上司にはペコペコと頭を下げるのに、部下や後輩に対しては絶対に頭を下げない人っていますよね。

そういう人は、決まって『自分の方が偉いのに、なぜ』と思っています。

謝ることに立場は関係ないのですが、プライドが邪魔をして頭を下げることができません。

自分が正しい

頭を下げたくない心理には、自分が正しいというものが挙げられます。

周りからどんなに責められても、自分の意見が正しい、自分のやり方が正しいと思っている人は頭を下げません。

頭を下げる=間違いを認めるということなので、自分が正しいと思っているうちは、頭を下げることはないでしょう。

主導権を渡したくない

頭を下げたくない心理には、主導権を渡したくないというものが挙げられます。

頭を下げたくない人は、頭を下げることによって主導権が相手に渡ることを恐れています。

自分がここまで頑張ってきたことを相手に譲ることに、耐えられません。

だからこそ、頑なに頭を下げないのです。


人に頭を下げれない人の性格

続いて、人に頭を下げられない人の性格について紹介します。

頭を下げたくない心理については先程紹介したとおりですが、人に頭を下げられない人はどんな性格をしているのでしょうか。

人に頭を下げられない人に共通する性格は、こちらです。

プライドが高い

人に頭を下げられない人の性格には、プライドが高いことが挙げられます。

なぜ人に頭を下げられないのか?というと、それはずばりプライドが高いから。

『頭を下げる=自分の間違いを認める』こと、自分が相手よりも下だという認識であるため、頭を下げることができません。

負けず嫌い

人に頭を下げられない人の性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。

頭を下げられない人の性格として多いのは、負けず嫌いなこと。

物事を何でも勝ち負けでしか判断することができないため、頭を下げることは負けだと思い込んでいるのです。

自分から負けを認めることなど、負けず嫌いな人がするはずがありませんね。

自己中心的

人に頭を下げられない人の性格には、自己中心的なことが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、自分が一番だと思っている自己中心的なタイプ。

何があっても自分のミスや間違いを認めず、自分は絶対に悪くないと言い張るのは自己中心的以外の何物でもありませんね。

頑固

人に頭を下げられない人の性格には、頑固なことが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、こうだと思ったらその考えを変えることが出来ない、頑固な性格をしています。

頑固だからこそ、他の人の意見を受け入れて自分の考えが間違っていたことを認められないのです。

関連記事はこちら▽ 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは

自分勝手

人に頭を下げられない人の性格には、自分勝手なことが挙げられます。

人に頭を下げられない人は自己中心的なことからも分かるように、自分のことしか考えていない自分勝手な人です。

周りのことなど一切考えず、傲慢な態度を取り続けていくため、周りから空気が読めない人だと思われているでしょう。


人に頭を下げれる人になるには

ではここで、人に頭を下げられる人になるにはどうすれば良いのか、その方法について紹介します。

むやみやたらと頭を下げるのが良いわけではありませんが、やはり人間関係を円滑にするためにも頭を下げられる人になるべきでしょう。

そのポイントは、こちらです。

自分の非を認める

人に頭を下げられる人になるには、自分の非を認めることが挙げられます。

人に頭を下げる以前の問題ですが、自分が悪かったときにはきちんと自分の非を認めてください。

相手が部下や後輩であっても、自分の非を認めることは必要です。

頭を下げられない人は自分の非を認められない人なので、まずは『自分の非を認める』ことから始めましょう。

人の気持ちを考える

人に頭を下げられる人になるには、人の気持ちを考えることが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、基本的に自分のことしか考えていません。

人に頭を下げられる人になりたいのなら、相手の気持ちを常に考えて行動することを意識してください。

そうすれば、素直に頭を下げることができるようになるでしょう。

謙虚になる

人に頭を下げられる人になるには、謙虚になることが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、自分はえらい、自分が一番だという根拠の無い自信に満ち溢れている人です。

そういう人は、ぜひ謙虚になってみてください。

謙虚になると、自然に頭を下げられる人になれますよ。

自分に置き換えて考えてみる

人に頭を下げられる人になるには、自分に置き換えて考えてみることが挙げられます。

明らかにミスをした人がいるのに絶対に謝ってこなかったり、上から目線で仕事を頼まれたら、あなたはどう思いますか?

恐らくイラッとするでしょう?

頭を下げられないということは、あなたもそういう状態だということです。

自信を持つ

人に頭を下げられる人になるには、自信を持つことが挙げられます。

ここでいう自信とは、根拠の無い自信ではなく、経験や実績に基づく自信のこと。

こういう自信がある人は、素直に頭を下げることができますし、人に何かを頼むときには謙虚な姿勢で頭を下げることができるものです。


人に頭を下げれない人の末路

最後に、人に頭を下げられない人の末路について紹介します。

素直に頭を下げることも、生きていく上では必要なもの。

しかしそれができない人、頑なに頭を下げられない人の末路にはどんなものが待っているのでしょうか。

人に頭を下げられない人の末路は、こちらです。

味方がいなくなる

人に頭を下げられない人の末路には、味方がいなくなることが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、自分勝手で自己中心的、そして傲慢な人。

何かあったとき、こんな人の味方につきたいと思う人などいないでしょう。

つまり、頭を下げられない人の傍に味方は誰もいなくなるのです。

助けてもらえない

人に頭を下げられない人の末路には、助けてもらえないことが挙げられます。

味方がいなくなることと似ていますが、人に頭を下げられない人は、もしものときに誰にも助けてもらえなくなります。

自分が困っているとき、上から目線で誰かに助けを求めたところで、誰も聞く耳を持たないでしょう。

孤独になる

人に頭を下げられない人の末路には、孤独になることが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、周りから嫌われます。

同じ職場で働いているときは仕事の話くらいはするとしても、職場を出たら誰からも話しかけられないでしょう。

プライベートで仲良くしてくれる人は、誰もいません。

仕事ができないレッテルを貼られる

人に頭を下げられない人の末路には、仕事ができないレッテルを貼られることが挙げられます。

人に頭を下げられない人は、十中八九『仕事ができない人』です。

個人的な案件はこなせても、信頼や人望は皆無なので、リーダーになることはできません。

いつまでも昇格することなく、いつしか仕事ができない人になるのです。

誰にも見向きされなくなる

人に頭を下げられない人の末路には、誰にも見向きされなくなることが挙げられます。

人に頭を下げられない人の周りからは、どんどん人が離れていきます。

そしていつか、誰からも見向きもされなくなるでしょう。

誰も話を聞いてくれず、孤独の中で生きていくことになるのです。

まとめ:頭を下げる人は平和主義者

頭を下げる人の心理や下げられない人の心理、頭を下げられない人の性格などについて紹介しました。

プライドが高くて頭を下げられない人もいますが、やはり人間関係を円滑にするためにも頭を下げるのは必要なこと。

頭を下げられる人は平和主義者で、むやみやたらと争いが起こったりギスギスした雰囲気を嫌います。

物事を穏便に片付ける、円滑に運ぶためにも、状況に応じて頭を下げられる人になりましょう。