約束を破る人の特徴や心理|約束を破られた時にやるべきこととは

約束の時間に来ない・期日までに仕事を終わらせない、そんな約束を破る人に出会ったことはありませんか?誰でも一度は出会い、イライラさせられた経験があるのではないでしょうか。逆に自分自身が約束を破ってしまうという人もいるでしょう。

約束を破られてしまうと予定が狂ってしまい、破られた側は困ってしまいます。今回はそんな約束を破る人について紹介していきます。特徴や心理、約束を破られないためにできる対処法など、様々な角度から紹介をしていきます。

約束を破る人の特徴

約束を破ることが多い人はどのような特徴を持った人なのでしょう。約束を破る人には共通する特徴があります。

ここで紹介しますのでぜひ参考にし、自分または周りの人に当てはまる人がいないか、見比べてみてください。

時間にルーズ

約束を破る事例として多くあげられるのが、「待ち合わせの時間を守らない」「納期を守らない」といった時間に関する約束です。約束を破る人は時間にルーズで、遅刻を繰り返してしまい、人を怒らせてしまう傾向にあります。

マイペースな性格が原因になったり、物事のやる順番を正しく把握するのが苦手なのかもしれません。

言い訳が多い

約束を破る人は、言い訳がとにかく多いです。「スマホのアラームがならなかった」「パソコンの調子が悪くて作業できなかった」など、その言い訳は様々です。

その言い訳が本当に起こった事の場合もありますが、嘘をつく人もいるため、信用されなくなってしまいます。時には無理のある言い訳をしだすので、聞いている方はうんざりしてしまいます。

連絡しない

遅刻してしまいそうなときや納期に間に合わなくなってしまいそうなとき、多くの人は相手に連絡し事情を説明します。しかし約束を破る人は、連絡をしようとしません。

遅れてから言い訳するのと遅れる前に連絡し説明するのでは、相手が受ける印象が違います。相手が受ける印象は気にしていないのでしょう。

責任感が無い

約束を破る人は責任感がありません。責任感があれば何が何でも期限までに仕事を終えようと努力ができるので、約束を破ることはないのです。また期限内に終わらせることが難しい場合は、相手に連絡し約束をしなおします。

自分に甘く「なんとかなるだろう」と楽観的に考えているのでしょう。

かっこつける

約束を破ってしまうのは、そもそも約束する際にかっこつけて出来ないことも引き受けてしまうことに原因があります。話を貰った時点で、自分にはできないと感じたものでも、断ったらかっこがつかないという理由だけで、安請け合いしてしまっているのです。

約束を破っても謝らない人の心理

約束を守ることができない人に、なぜ?と疑問に感じることはないでしょうか。また約束を破っているのにもかかわらず、謝ることができない人がおり、理解に苦しむ人も少なくないはずです。

約束を破ってしまい、尚且つ謝ることができない人は、どのような考えを持っているのでしょうか。約束を破って謝らない人の心理を紹介します。

悪いと思っていない

約束を破ることは自分に原因があるのですから謝るのが普通ですが、謝ることをしないのは自分が悪いという考えを持たないからです。約束を破ることが当たり前のことになっていれば、悪いという考えを持たないのも謝ることができません。

謝り方が分からない

約束を破ったのは自分自身であるということは理解しています。しかし相手に対しどう説明し謝ることが最善な方法なのかが分からず、悩んでしまっているのです。

答えを出すまでに時間がかかり、謝るタイミングを逃してしまっているのです。

怒られたくない

約束を破っても謝らないのは、怒られたくないという気持ちが強いからです。謝ってしまえば自分の非を認めたことになります。

怒られることを避ける為に謝らず、自分は悪くないと逃げているのです。

プライドが高い

プライドが高い人にとって謝るという行為は非常に難しいことです。特に相手が後輩など立場が弱い人への謝罪は、プライドが許しません。

悪いと思っていても、プライドが邪魔をして素直に謝ることができなくなっているのでしょう。

人のせいだと思っている

自分が約束を破ることになったのは、人のせいであるという考えを持っているので、約束を破っても謝ることをしないのです。「納期を守れないのは設定期間が短いから」「時間が守れないのは約束した時間が早いから」といったように、自分で約束内容を快諾したのにもかかわらず、自分は悪くないと自己中心的な主張をしてしまいます。

よく約束を破られる人の特徴

約束を良く破る人とは逆に、人からよく約束を破られてしまう人もいます。約束を破られてしまう人にとっては、なぜ自分ばかり約束を守ってもらえないのか、不思議に思っているのではないでしょうか。

ここでは良く約束を破られる人の特徴を紹介します。ぜひ参考にしてください。

優しい

優しい人は、約束を破っても許してくれるだろうと思われてしまうため、約束を破られやすいと言えます。相手に何をされても「大丈夫だよ」と笑って許してしまうような人は要注意です。

怒られることはないだろうと相手の行動を、どんどんエスカレートさせてしまいます。

自身もルーズ

自分ばかり約束を破られていると思っている人はいませんか?よく思い返してみると、自分も相手に対し約束を破っていることに気が付くことがあります。

自身もルーズで約束を破っていると、相手はお互い様だから大丈夫と思ってしまいます。約束を守ってほしいのであれば、まずは自分のルーズさを直すことから始めましょう。

曖昧な約束をする

約束というのはお互いに納得し約束したという共通認識の上に成り立つものです。どちらか片方が、約束したと思っていてもその約束が果たされることはありません。

約束が破られやすい人は約束の仕方が甘く、相手に約束したと認識させることが出来ていないのです。はっきりと約束したということを相手に伝えるようにしましょう。

コミュニケーション不足

一度約束を交わしたからって長期間そのままにしてしまえば、約束を忘れてしまうことがあります。約束の日まで期間が長ければなおさらでしょう。

約束に日にちに近づいて来れば確認などの対策が必要になってきますが、約束が破られやすい人はこのコミュニケーションが不足してしまっています。

いつでも暇

いつ誘っても約束を取り付けることができる人は、約束を破られてしまうことが多いです。今回約束を破ったとしても、すぐに代わりの日を約束することができると思われているからです。

人はなかなか約束できない人に対して優先順位が高くなる傾向があるのです。

約束を破る人への対処法

約束を破る人に対して、何も対処しないでいるのもストレスになります。多くの人がこの現状をどうにかしたいと思っているはずです。そんな人にここでは約束を破る人への対処法を紹介します。

約束を破られて困っている人は、ぜひ参考に試してみてください。

確認する

約束を良く破る人に対しては、約束を破られる前にこまめに確認をする必要があり、それが一番の対処法と言えるでしょう。現在までの進捗状況はどうなっているかや朝起きているか、約束事態を忘れていないかなど、その人が約束を破る原因をなくすために確認するのです。

重要な内容であればなおさら、口頭だけでなくメールやLINEでなど視覚的に確認できるツールでの確認も効果的です。

約束を破ることは許されないことと知ってもらう

約束を破る人の中には、約束を破っても許してもらえるという甘い考えや認識の違いを持つ人もいます。そのような人は軽い考えで約束を破っていきます。

約束を破ることは許されないということをしっかり理解してもらいましょう。甘い考えを捨てさせるのです。

約束より早い時間を伝える

いつも遅刻する相手ならば、集合時間を早めに伝えてみましょう。遅刻して来られても長時間待たされることはありません。

また納期も数日早く伝えておくことで、間に合わなくなってしまうということは防ぐことができます。

期待しない

仕事では全体的に進まなくなってしまうので、期待しないでスルーすることは難しいかもしれません。しかし彼氏彼女や友人が相手であれば、そういう人と割り切ってしまえば、約束も期待せずに待つことはできるでしょう。

ペナルティを決めておく

約束を破ることが多い人とは、約束を破った時のペナルティを決めておきましょう。約束を破る人にとって厳しい内容にしておくことで、約束を破ることが減る可能性があります。

約束を守ればペナルティを受けなくて済むのですから、頑張ろうという気持ちになってくれるのではないでしょうか。

約束を破られた時にやるべきこととは

約束を破られたとき、あなたはどのように反応しどのような行動をとっていますか?約束を破られたときどうすべきなのでしょうか。

ここでは約束を破られたときにやるべきことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

指摘する

約束を破り平気な顔をしている人には、しっかりと悪いところを指摘して自覚して貰いましょう。悪いと思っていない人には効果的といえます。

またしっかり指摘することで、この人は約束を破るとうるさい人と印象付けることができ、約束を守ろうという姿がみられるようになる可能性があります。

理由を聞く

約束を破ったのには何か理由があるのかもしれません。まずはなぜ約束を破ることになってしまったのか、相手の言い分を聞いてみましょう。

理由によって許すのか、しっかり指摘して直してもらうのか決めると良いです。

気持ちを伝える

約束を破られたことによって今どのような思いなのかをしっかり伝えると良いでしょう。人の考えや思っていること・感じていることが分からないという人も中にはいるからです。

何も伝えずにいると、約束を破っても何も思わない人と勘違いされ、今後も悩まされることになりかねません。

同じことをする

いくら約束を破られたときに感じる気持ちを伝えたとしても、人の気持ちを想像できず理解できない人はいます。言葉で伝えても分からないのであれば、自分自身で体験してもらいましょう。

同じように約束を破ってどんな気持ちになるかを体感してもらえば良いのです。

約束をしない

約束をするだけあなたがイライラしてしまうだけです。次からは約束をするのを控えましょう。

本人に約束を破る人とは今後約束することはできないと、はっきり伝えても良いと思います。

約束を破られないために自分自身の対策も大切

約束を破る人の仲には、悪いという自覚を持っている人もいれば、悪いと思わずに行っている人もいます。悪いと思っている人であれば、指摘することで直る可能性はあります。

しかし無自覚で約束を破っている人となると直すのは難しいと言えるでしょう。約束を破る人に改善を求めるよりも、自分自身で対策を取って約束を破られないようにする方が、可能性は高く、ストレスも軽減できるのではないでしょうか。

どのようなことで約束を破る人なのかを理解し、その人に合った対策を試してみてください。