ルール違反や異端者を徹底的に追い詰めてしまう、そんな正義感を振りかざす人っていますよね。
正義感を振りかざす人は、 激しい怒りを人にぶつけたり、時には法律を逸脱するようなやり方で相手を追い詰めたりします。
そこで今回は、 そんな正義感を振りかざす人の特徴についてご紹介します。
併せて正義感を振りかざす心理や対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
正義感を振りかざすの意味とは
この項目では、正義感を振りかざすという 意味について解説します。
まず、「正義感を振りかざす」と「正義感」は別の意味です。
正義感を振りかざすとは、一般的・自己の中の正義を問わず、その人が判断する「正しさ」を人に押し付けることです。
また、正義感を振りかざす人は独りよがりな考えを持っているケースも多く、必ずしも正義に則っている訳でもありません。
自分の正義にそぐわない相手には大声で威嚇したり激しい言葉で攻撃するので、扱いにくい人だという評価を受けます。
正義感を振りかざす人の特徴
正義感を振りかざす人は自己の正義を押し付けて、人を徹底的に追い込んでしまいます。
トラブルメーカーになりやすいので、スムーズに対応するには予め見極めるのが大切です。
そこで、ここでは正義感を振りかざす人の特徴をご紹介します。
支配欲求が強い
正義感を振りかざす人の特徴として、支配欲求が強いことが挙げられます。
正義感を振りかざす人は相手を思い通りにしようという支配欲求が強いタイプ。
自分の正しさを前面に押し出し、誰かを非難してその場をコントロールしようという気持ちが見え透いているので、人に不快感を与えてしまいます。
自己中心的
正義感を振りかざす人の特徴として、自己中心的なことが挙げられます。
正義感を振りかざす人は自分の中の正義を人に押し付けて、その正義からはみ出す人を徹底的に糾弾します。
一般的な正義ならまだしも、単純に自分が嫌だという理由から人を攻撃する人も多いため、手に負えない存在です。
衝動的
正義感を振りかざす人の特徴として、衝動的なことが挙げられます。
正義感を振りかざす人は、自分が一旦悪者だと決めた相手を激しく攻撃し続け、多くの人に否定されたり意見されても決して止めません。
怒りに身を任せて衝動的に行動するので、人から何を言われても止まりません。
排他的
正義感を振りかざす人の特徴として、排他的なことが挙げられます。
正義感を振りかざす人は排他的で、自分と同じ価値観の人以外は決して認めず、徹底的に攻撃して除外しようとします。
実際は正義よりも価値観を重要視しているからこそ、人に対して理不尽で苛烈な攻撃を加えてしまうのです。
自己犠牲をしてしまう
正義感を振りかざす人の特徴として、自己犠牲してしまうことが挙げられます。
意外なようですが、正義感を振りかざす人の中には自己犠牲をしてしまうタイプも多いです。
正義感を振りかざすと人に嫌われますが、弱い人の為に自己犠牲をし、嫌な役割を演じている人もいます。
正義感を振りかざす人の心理
正義感を振りかざして徹底的に人を追い詰めている人に対し、「何でここまでやるんだろう」と理解できない人も多いことでしょう。
そこで、ここではそんな正義感を振りかざす人の心理をご紹介します。
どんな心理が働いているのか気になる人は 、ぜひご覧ください。
個人的体験から来る怒り
正義感を振りかざす人の心理として、個人的体験から来る怒りが挙げられます。
正義感を振りかざす人は、一見直接関係ないように見えても、昔体験した嫌なことを連想しているケースが多いです。
自分が昔されて嫌だったことや嫌な相手と今起きてることを重ねてしまい、強い怒りをぶつけてしまうのです。
恐れている
正義感を振りかざす人の心理として、恐れていることが挙げられます。
正義感を振りかざす人は「攻撃している人と同じ立場になりたくない」「同じ目にあったらどうしよう」という無意識な恐怖を抱いています。
この恐怖から逃れるために、対象者を叩いてしまうのです。
ストレス発散をしている
正義感を振りかざす人の心理として、ストレス発散をしていることが挙げられます。
現実には、自分に落ち度がある人は、批判をされても仕方ない面もあります。
しかし、問題は正義感を振りかざす人が人の落ち度や失敗を利用し、ストレス発散をしていること。
自分がスッキリしたいだけなので、終わりがないのも特徴です。
人に優劣をつけている
正義感を振りかざす人の心理として、人に優劣をつけていることが挙げられます。
正義感を振りかざす人は自分の正義に沿わない人を劣っていると決めつけ、攻撃を加えます。
正義のためではなく優劣をつけるために正義を持ち出しているので、残酷なまでの仕打ちが出来るのです。
人を傷つけて楽しんでいる
正義感を振りかざす人の心理として、人を傷つけて楽しんでいることが挙げられます。
正義感を振りかざす人は立場の弱い人や被害者を守るためではなく、人を攻撃するために正義を持ち出します。
人を傷つけることに喜びを感じるタイプで、自分よりも弱い人を見つけてネチネチと攻撃をするのです。
正義感を振りかざす人への対処法
正義感を振りかざす人に目をつけられたり身近にいたりすると、とてもストレスが溜まりますよね。
そこで、この最後の項目では正義感を振りかざす人への対処法をご紹介します。
実践しやすい方法をご紹介しますので、ぜひお読みください。
否定しない
正義感を振りかざす人への対処法として、否定しないのが重要です。
正義感を振りかざす人は自分が絶対に正しいと思っているので、反対意見や否定する言葉を言われると激しく取り乱してしまいます。
否定をすると火に油を注ぐことになり逆効果なので、上手く対話するのが重要です。
関わらない
関わらないのも、正義感を振りかざす人へのおすすめの対処法です。
正義感を振りかざす人は、些細なことで決行し自分と意見がそぐわない人を徹底的に攻撃するので、関わると精神的に疲れてしまいます。
嫌な予感が少しでもしたら、なるべく関わらないようにしましょう。
相手の論法を使う
正義感を振りかざす人への対処法として、相手の論法を使うのもおすすめです。
正義感を振りかざす人は自分が絶対に正しいと思い込んでいます。
もし否定すれば烈火のごとく怒り出すので、何か意見をいうときは相手の論法を使うようにしてください。
自分を否定することはできないので話が進みやすくなりますよ。
気持ちに寄り添う
気持ちに寄り添うのも、正義感を振りかざす人への対処法のポイントです。
正義感振りかざすタイプは孤立している人が多く非常に寂しがり屋です。
人に注目されるために正義感を振りかざしている場合もあるので、突き放しても逆効果。
とにかく気持ちに寄り添って上手く立ち回りましょう。
攻撃対象との類似を指摘する
攻撃対象との類似を指摘するのも、正義感を振りかざす人への対処法として有効です。
攻撃対象と類似する点を指摘すると、自分と共通の部分を認識して、心理的に攻撃しづらくなります。
正義感を振りかざす人との対話は避けた方が安全ですが、仲裁や注意が必要な時は試してみてください。
正義感を振りかざす人は刺激しないようにうまく関わろう
今回は正義感を振りかざす人について、詳しくお伝えしました。
正義感を振りかざす人は、人が傷ついてもお構いなしで徹底的に追い詰めます。
相手に落ち度がある場合も多く、止めようとしても難しいのが現実です。
しかし、否定すると火に油を注ぐので、刺激せずに上手く対応しましょう。
具体的にどうすればいいか迷った時は、今回の対処法を参考にしてみてください。