熱しやすく冷めやすい男性の性格や心理の特徴|熱しやすく冷めやすい男性への対処法とは

熱しやすく冷めやすい男性とは、興味の対象が変わりやすい男性のことを指します。
友人や恋人、職場など身近にそのような男性がいて悩まされているという人もいれば、自分自身が熱しやすく冷めやすい性質で改善したい、と考えている人もいるでしょう。
今回は、熱しやすく冷めやすい男性について紹介していきます。
熱しやすく冷めやすい男性の特徴・心理や性格、更に対処法や改善方法など、あらゆる側面から深掘りし解説していきます。

熱しやすく冷めやすい男性の特徴

熱しやすく冷めやすい男子は、アクティブで明るく楽しい人ではありますが、何事も長続きしないというのが最大の特徴です。あまり良いイメージを持っていない人も多いでしょう。
ここでは、熱しやすくさめやすい男性の特徴を詳しく紹介していきます。

何をやっても中途半端

熱しやすく冷めやすい男性は、何をやっても全て中途半端に終わってしまいがちです。
興味のあることにすぐに挑戦する行動力があるのは良いのですが、関心が他のことに移るとやり始めたことを途中で放棄してしまいます。
仕事・趣味など、あらゆることが長続きしません。

流行に敏感

流行に敏感なことも、熱しやすく冷めやすい男性の特徴です。
ファッションや趣味など、常に流行を追い求めているので、流行りが終了したらすぐに熱が冷めてしまいます。表面的には「今風のおしゃれな人」と評価されますが、仲が深まりその本質が見えると「ミーハーなだけの人」と思われてしまいます。

計画性がない

熱しやすく冷めやすい男性は、自分の今したいことにしか目を向けないので、長期的な計画を立てて物事に取り組むということができない傾向にあります。
心のままに行動できることは悪いことではありませんが、社会に出ると計画性のなさは悪目立ちしてしまい、「いい加減な人」という評価に繋がります。

刺激的で楽しい

熱しやすく冷めやすい男性は、後先を考えず思うまま大胆に行動することから、刺激的で楽しい人という印象を受けることもあります。
特に、真面目で常識にとらわれすぎる人から見ると、自分とは正反対な自由気ままな性質が羨ましくも思えるのです。
刺激的な一面は、女性からモテる理由でもあります。

無意識に人を振り回す

職場や友人関係・恋愛においても、悪気なく無意識のうちに人を振り回してしまうというのも特徴の一つです。
特に熱しやすく冷めやすい男性と恋人関係にある場合、一貫性のない相手の言動に戸惑うことが多くなります。他の女性に目移りして浮気するというのもありがちで、一途に思えば思うほど振り回されて疲れてしまいます。

熱しやすく冷めやすい男性の心理

熱しやすく冷めやすい男性に対して「何を考えているか分からない…」と悩まされることもあるでしょう。掴みどころがない行動に至るのは、自由を求める気持ちがとても強いからなのです。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性の心理を詳しく紹介していきます。

そのときの気分で行動したい

熱しやすく冷めやすい男性は、そのときの気分で行動したいという気持ちが非常に強いです。
誰だって自分の感情・気分に忠実に行動したい気持ちはありますが、「責任を果たしてから好きなことをしよう」と、自分を抑制する理性が働きます。しかし、熱しやすく冷めやすい男性は理性的に物事を考えることがないので、どんな状況であっても思うままにしか行動しません。

楽しいと思えることだけしていたい

熱しやすく冷めやすい男性は、努力や忍耐を必要とすることを嫌います。自分が楽しいと思えることだけをしていたいと考え、実際に面倒なことは避けて好きなことしかしません。
仕事でも趣味でも始めたときは熱心に頑張れますが、苦労を伴うことが発覚するとすぐに投げ出してしまいます。

スリルを味わいたい

熱しやすく冷めやすい男性の中には、スリルを味わいたいという気持ちが人一倍強い人もいます。
このような心理であるために、一般的には危険とされることや、ときには法に触れることにまで手を出してしまう場合もあります。刺激に慣れてしまうと、もっと危ないことを体験したい…という気持ちになってしまうのです。

手に入ると気持ちが冷める

強く情熱を向けていたのに急に興味をなくしてしまう…それは、手に入ると気持ちが冷めてしまうことが原因の場合もあります。
特に、恋愛においてはこの心理が強く影響してしまい、好きな人を追いかけ続けて振り向いてもらえた瞬間に一気に気持ちが冷める…という状況に陥ってしまいがちです。

新しいものが好き

新しいものが好きというのも、熱しやすく冷めやすい男性の心理の一つです。
新しいものを追い求める気持ちが強い人は、ずっと同じことをし続けたり、同じ人と居続けることが困難です。そのため転職や引っ越しなどの環境の変化を、普通の人ならストレスになるほど自ら頻繁に繰り返す傾向があります。

熱しやすく冷めやすい男性の性格

熱しやすく冷めやすい男性に対して、初対面ではポジティブな印象を持つ人は多いでしょう。しかし、付き合い続けることで性格的な問題点がたくさん見つかっていくのです。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性の性格を紹介していきます。

明るく社交的

熱しやすく冷めやすい男性は、明るく社交的な性格です。
初対面の人にでも躊躇なく明るく接するため、第一印象がかなり良いのが特徴的です。しかし、人間関係においても仲が深まるとマンネリを感じやすい傾向があるため、最初の印象とは正反対にどんどん冷たくなってしまいがちです。

自己中心的

熱しやすく冷めやすい男性は、常に自分優先の自己中心的な性格と言えます。
仕事や趣味など、チームで進行していることであっても、熱が冷めると途中でやめてしまい、人に迷惑をかけることもしばしばあります。本人は迷惑をかけている自覚がなく謝罪することもないので、「自己中なヤツ」と評価されてしまいます。

落ち着きがない

熱しやすく冷めやすい男性の性格的特徴には、落ち着きがないということもあげられます。
常に新しいものを追い求めて、興味の対象がコロコロと変わることから、忙しくずっと動き回っています。その落ち着きのなさは周りから見ると「疲れないのかな?」と思うほどですが、本人に疲労感はなく充実した日々を送っています。

飽き性

飽き性な性格であることが、熱しやすく冷めやすく物事が続かないことの最も大きな要因と言えます。
飽き性な性格が影響して、最初の情熱が嘘のように何事もすぐに興味を失ってしまいます。継続して仕事など物事に取り組めないことや、恋人との関係が続かないこと…これらは本人にとって悩みとなることもあり、改善したいと思うこともしばしばあるのです。

好奇心旺盛

熱しやすく冷めやすい男性は、好奇心旺盛な性格です。
興味の幅が広く、様々なことを体験したいという気持ちが人一倍強いことが、恐れることなく何にでもチャレンジできる要因です。ただ、やはり関心を継続することができないのが難点で、なんでも手を出すけれど物事を極めるということとは無縁です。

熱しやすく冷めやすい男性の長所と短所

熱しやすく冷めやすい男性は、軽薄な言動が多いせいで短所が目立ってしまいがちです。しかし、視点を変えれば長所となる一面も見つけ出すことができます。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性の長所と短所を紹介します。

長所

一緒に居て楽しい

熱しやすく冷めやすい男性の一つ目の長所は、一緒に居て楽しいことです。
友人や恋人といった身近な人たちにとっては、常に新しい世界を見せてくれる刺激的な存在です。明るくて愛嬌があるところも、人を引きつける大きな魅力と言えるでしょう。どこへ行ってもすぐに友人を作ることができます。

行動力がある

思いついたら即実行できるほどの行動力があるのも、熱しやすく冷めやすい人の長所です。
挑戦してみたいことがあっても、失敗を恐れる気持ちなどが先行してしまい、なかなか行動に移せないという人は多いでしょう。熱しやすく冷めやすい人は恐れよりも好奇心の方が強いので、何でもすぐに実行することができるのです。

ポジティブ

とてもポジティブなところも、長所と言えるでしょう。
熱しやすく冷めやすい人がポジティブでいられるのは、物事を深く考えていないからです。常に自分の心のままに行動し、判断基準は「自分が楽しいかどうか」なので、いつも前向きな気持ちを保っていられます。

短所

根気がない

熱しやすく冷めやすい人の最大の短所は、根気がないことです。
行動力がある反面、何をやっても続かないという傾向があります。一つのことを考え込むのが嫌いなので、壁にぶち当たったり失敗したとき「乗り越えよう」という気持ちになれず、嫌になって投げ出してしまいます。

信用されにくい

熱しやすく冷めやすい人は、人から信用されにくいという短所も持っています。
自分本位で物事を中途半端に投げ出したりするのは、大人になると社会的にも人間関係においても周囲から不信感を持たれてしまう要因となってしまいます。
明るくて楽しいけれど、軽い人というイメージを持たれがちです。

芯がない

興味の幅が広くて、新しいことに目がない…一見問題がないように思われる性質ですが、視点を変えれば芯がないという欠点なのです。
熱しやすく冷めやすいというのは、環境や人に流されやすいということでもあり、あらゆる面ですぐ人の影響を受けてしまいます。そのせいで、物事が続かない・発言に一貫性がないという人に不信感を持たせる行動をとってしまうのです。

熱しやすく冷めやすい男性が嫌われる理由

熱しやすく冷めやすい男性は第一印象は非常に良いのですが、知れば知るほど嫌われてしまう傾向があります。人間性や行動、人に対しての接し方…あらゆる面で問題点が多すぎるのです。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性が嫌われる理由を紹介します。

無責任な行動をとるから

熱しやすく冷めやすい男性が嫌われる大きな原因の一つに、無責任な行動をとりがちなことが挙げられます。
仕事を途中で放棄したり、計画性がないといった点は、社会に出ると周囲の人から「責任感がない」と捉えられます。それらの無責任な行動で実際に多大な迷惑をかけることもあり、嫌われてしまいます。

関連記事はこちら▽ 責任感のない男の心理や性格の特徴|責任感のない男への対処法とは

人間的に軽薄な印象が強い

興味の関心があちこちに移ったり、言動に一貫性がないため、人間的にどこか軽薄な印象が強いことも嫌われる理由の一つです。
人はこだわりや自分の信念をしっかりと持っている人に、尊敬の気持ちを抱くものです。熱しやすく冷めやすい男性に信念は感じられず、発言がどこか薄っぺらく信用できません。

協調性を感じられない

常に自分の気持ちを最優先しているので、協調性を全く感じられないのも嫌われてしまう理由です。
仕事でチームワークが必要とされる場面では、特に協調性のなさが目立ってしまいます。一つの業務を終わらせようと一丸となって頑張っている中、飽きると周りに分かるくらい手を抜いてサボるといった行動をとることもあり、周囲からの反感を買います。

冷めたときの対応がひど過ぎる

恋愛において、相手に冷めてしまったときの対応がひど過ぎることも、嫌われる原因です。
恋人に夢中になっているときは、最高の対応をし相手を幸せな気持ちで満たしてあげることができますが、飽きた瞬間に容赦なく冷たく接するという非常に怖い一面があります。嫌われるどころか、トラウマを植え付けてしまう可能性もあります。

関連記事はこちら▽ 付き合う前の男が冷めたときの行動と冷められた時の対処法を徹底紹介! 付き合う前の男が冷めたときの行動と冷められた時の対処法を徹底紹介!

過去の交際人数が多過ぎる

熱しやすく冷めやすい男性は恋愛においても飽き性なため、過去の交際人数がやたらと多い場合があります。
その事実を知ったとき、女性はドン引きしてしまうことが多いでしょう。また、自慢げにそのことを人に話すのも、モテるアピールをしてると思われて嫌われる原因です。

熱しやすく冷めやすい男性への対処法

職場の部下や同僚・友人・恋人…様々な関係性の中で、熱しやすく冷めやすい男性との付き合いに悩まされている人がいることでしょう。適切な対処を行えば、上手く付き合っていくことは可能です。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性への対処法を紹介します。

責任のある仕事は任せない

熱しやすく冷めやすい男性には、責任のある仕事は任せないようにしましょう。
熱しやすく冷めやすい部下に「成長のために」と仕事を託しても、途中放棄してしまう可能性が非常に高いです。また、そのことをいくら叱ってもなかなか分かってくれません。イライラさせられるだけなので、なるべく仕事はふらないようにしましょう。

期待しない

最初から期待を持たないことも、対処法の一つです。
恋人が熱しやすく冷めやすい性質である場合、今後ずっと関係が続くことや結婚などを過度に期待してしまうと、あなたが傷つくだけです。
「先は分からないけれどとりあえず付き合っていこう」というぐらいの軽い気持ちで関係を続けた方が楽しいお付き合いができ、相手に飽きられても諦めがつきやすいです。

飽きさせない努力をする

熱しやすく冷めやすい彼とこれからも付き合い続けていきたいなら、飽きさせない努力をすることが必要です。
髪型やファッションを頻繁に変える・新しい知識や趣味などをどんどん取り入れていく…あなた自身がそのようにどんどん新しいことに挑戦していくことで、彼にとっていつまでも新鮮な存在でいられます。

友達以上の関係にはならない

熱しやすく冷めやすい男性とは、友達以上の関係にはならないようにしましょう。
恋人になってしまうと、ほぼ確実にあなたが振り回されてしまうことになります。最悪の場合浮気や二股もあり得るので、いい感じの男性が熱しやすく冷めやすいタイプだと気づいたらすぐに離れるようにしましょう。

ダメなところははっきりと指摘する

ダメなところははっきりと指摘するのも、対処法の一つです。
人を振り回していること・迷惑をかけていること…それらのことに自覚が全くない可能性があります。
物事を深く考えないので、端的に指摘しても伝わらないでしょう。どういった行動が人に迷惑をかけているのか、詳細に伝えれば理解してくれる場合があります。

熱しやすく冷めやすい性格を克服したい男性の改善策

熱っしやすく冷めやすい性格を直したい…そう思うのであれば、自分自身の意識や行動を変える必要があります。粘り強い精神力を持ち、人から慕われる人物を目指しましょう。
ここでは、熱しやすく冷めやすい性格を克服したい男性へ、改善策を紹介します。

継続的な目標を設定する

熱しやすく冷めやすい性格改善のために、継続的な目標を設定しましょう。
例えば仕事であれば、過程を重視するのではなく、結果を目的として業務に取り組むと良いでしょう。淡々とした業務を続けていくのは不向きなので、自分なりに結果を残すことを目標としてください。達成すればまた更に新たな目標を設定する…ということを続ければ、飽きることはありません。

始める前によく考える

本当にそれが自分にとって情熱を向けられることなのか…そのことを、物事を始める前によく考えてみましょう。
興味本位で何かを始めてしまうと、結果的に飽きて続きません。仕事や趣味・恋愛…やり遂げたいのであれば、本当に心から求めていること・好きな相手だけを良く考えてから選ぶようにしましょう。

こだわりを持つ

こだわりを持って物事に取り組むのも、改善方法の一つです。
興味のあることをちょっとやってみただけで満足してしまうのは、あなた自身になんのこだわりもないことが原因です。例えば、流行を追うのではなく自分に本当に合うファッションや髪型を研究するなど、何か一つでもこだわれることを探してみましょう。

逃げるのをやめる

面倒なことや嫌なことがあれば途中で放棄し、新たなことに目を向ける…それは単なる逃げです。
嫌なことから目を背けたい気持ちは誰にでもあることです。しかし、そこから逃げずに最後までやり遂げたときにしか味わえない達成感もあるのです。その達成感を知ることができれば、粘り強く物事に取り組めるようになれます。

人に信頼されていない自覚を持つ

人に信頼されていない自覚を持ちましょう。
あなたが自分の心の赴くままに行動していることで、人に迷惑をかけたり傷つけたりしている場合があります。衝動的に行動を起こしそうになったら、そのことを思い出してください。誰からも信頼されなくなったら、孤独な未来が待っています。

熱しやすく冷めやすい男性に向いてる仕事

熱しやすく冷めやすい男性には、いつも同じ場所・同じ顔ぶれの中で淡々と仕事をこなさなければいけない状況は不向きです。常に新鮮味を感じられる職種を選ぶと良いでしょう。
ここでは、熱しやすく冷めやすい男性に向いてる仕事について詳しく紹介します。

店舗での接客

熱しやすく冷めやすい男性は、店舗での接客の仕事に向いていると考えられます。
日々様々な人と出会い対話する接客業は、飽きがこないことが大きな魅力です。また、基本的に愛嬌があって明るい印象を人に与えやすいので、お客様からかなり良い評価を得ることができるでしょう。

関連記事はこちら▽ 接客が上手い人の特徴や性格|接客業に向いてる人と向いてない人の違いとは

フリーランス

フリーランスで活動することにも、適正があると言えます。
熱しやすく冷めやすい男性にとって、環境の変化がない職種は大きな苦痛になってしまうでしょう。働く場所・時間…これらを誰にも縛られることなく自分で決めることができるのは、仕事を続けていく上でかなり大きなポイントとなるでしょう。

外回りの営業

外回りの営業は、楽しく続けることができると考えられます。
社内でのデスクワークを一日中続けるのは、熱しやすく冷めやすい男性には困難なことです。
落ち着きがなく刺激を求めているので、様々な企業やお宅に営業周りをするほうが、やりがいを感じることができるでしょう。

クリエイター

熱しやすく冷めやすい男性には、クリエイティブな仕事も向いているでしょう。
デザイナー・イラストレーターなど、自分だけの発想で何かを創造していく仕事は、常に新鮮な気持ちと流行への関心がなければ職業として成り立ちにくいです。その点では、新しいもの好きな熱しやすく冷めやすい男性にはピッタリだと言えます。

アパレル関連

アパレル関連の仕事も適職と言えます。
ファッションは常に流行が変化していくので、時代の流れを敏感に察知できる人材が求められます。流行に敏感な熱しやすく冷めやすい男性なら、成功を掴める可能性が高いです。店舗での販売、バイヤーなど、アパレル関連ならどの分野においても適正があると考えられます。

熱い気持ちを持続しよう

熱しやすく冷めやすいという性質において、「冷めやすい」という点だけがマイナス要素となっています。
熱しやすいという要素だけが残れば、「熱い気持ちを持った素敵な男性」という印象に一気に変わり、周囲の人達から好感を持たれるようになるでしょう。
興味のあることや恋愛に熱くなれるというのは、誰にでもできることではありません。その熱さを持続し、人から尊敬される人を目指しましょう。