親不孝な人の特徴や心理|親不孝な人の末路とは

親不孝な人について、紹介します。

あなたの周りにも、親不孝な人はいませんか。

もしくはあなたが、周りから『親不孝だね』などと言われたことがあるのかもしれませんね。

ここでは、そんな『親不孝な人』に注目し、特徴や心理、親不孝と言われたときの対処法などを詳しく見ていきたいと思います。

また、記事の最後には親不孝な人の末路についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

親不孝の意味とは

まずは、『親不孝』の意味から紹介します。

『親不孝』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

親を大切にしないで、心配や迷惑をかけること。また、そのさまや、その人。

親に心配や迷惑をかけ、親を困らせてばかりいる人のことを親不孝といいます。

対義語は『親孝行』で、親が喜ぶことをしてあげること。

時々、親不孝ではなく『親不幸』という表記を見かけることがありますが、正しくは『親不孝』であり、親不幸は誤字ですので、間違えないように気をつけてください。

親不孝な人の特徴

では、親不孝な人の特徴について紹介します。

親不孝な人には、どんな特徴があるのでしょうか。

一概に『親不孝』と言っても難しい部分があるのは事実ですが、一般的には以下のようなことに当てはまる人は、親不孝な人だと言われることが多いです。

働かない

親不孝な人の特徴には、働かないことが挙げられます。

成人し、学生でもないのにいつまでも働かずに実家暮らしをしているのは、親不孝な人の特徴です。

いつまで経っても親のスネかじりをして生活しているのは、大人としても困ったものですね。

親に心配や迷惑をかけていることは、言うまでもありません。

結婚しない、孫の顔を見せない

親不孝な人の特徴には、結婚しない、孫の顔を見せないことが挙げられます。

結婚もせず孫の顔も見せないのは親不孝だと昔からよく言われますが、これに関しては時代の変化もあるため、絶対とは言えません。

今は独身で一生を終える人も増えていますし、仕事優先で子供を作らない人もいますからね。

自ら命を絶つ

親不孝な人の特徴には、自ら命を絶つことが挙げられます。

自ら命を絶つことは、最大の親不孝ではないでしょうか。

親にとって、子供が自分よりも先に死ぬことほど辛いことはありません。

それを自分の手で行ったとなれば、親は一生立ち直れないのではないでしょうか。

親に尻拭いさせる

親不孝な人の特徴には、親に尻拭いをさせることが挙げられます。

いつまで経っても親に甘えている人の典型的な特徴が、親に尻拭いをさせること。

自分が招いたトラブルやミスの責任を、自分で負うことなく親に負わせているのです。

無責任にもほどがありますね。

犯罪に手を染める

親不孝な人の特徴には、犯罪に手を染めることが挙げられます。

自分は納得して犯罪者になったのかもしれませんが、親を含め家族が巻き込まれることも忘れないでください。

『犯罪者の親』というレッテルを貼られ、親の教育が悪いと世間から責められるのですから。

親不孝な人の心理

続いて、親不孝な人の心理について紹介します。

親を大切にする、親に心配をかけないようにするのが当たり前だと思っている人からすると、なぜ親不孝なことをするのか不思議でたまりません。

様々な事情があるとは思いますが、親不孝な人の心理には以下のようなものがあります。

自由に生きたい

親不孝な人の心理には、自由に生きたいというものが挙げられます。

たとえば親がしつこく結婚しろ、孫の顔を見せろと言ってくるものの、自分にはそのつもりがないこともありますよね。

こういう場合は、親ときちんと話し合うことをおすすめします。

自由に生きたいという気持ちを、ちゃんと親に伝えましょう。

親が見捨てるはずがない

親不孝な人の心理には、親が見捨てるはずがないというものが挙げられます。

親不孝なことばかり繰り返している人は、『親が子供を見捨てるはずがない』とタカをくくっているのです。

親に甘えているだけなのですが、親が見捨てるはずがないと思っているからこそ、好き勝手やっているのでしょう。

親の言いなりになりたくない

親不孝な人の心理には、親の言いなりになりたくないというものが挙げられます。

子供の頃から親が口うるさいタイプだったり、親の敷いたレールの上を進んできたというような人は、『親の言いなりになりたくない』という気持ちが強いです。

自分の好きなことをやりたいと思うのは、決して悪いことではありませんよ。

親に良くしてもらった記憶がない

親不孝な人の心理には、親に良くしてもらった記憶がないというものが挙げられます。

いわゆる毒親に育てられた人などは、そもそも親に良くしてもらった記憶がありません。

親と縁を切ったという人もいるでしょうが、周りから見ると親不孝な人だと思われてしまうのかもしれません。

心配をかけたくない

親不孝な人の心理には、心配をかけたくないというものが挙げられます。

たとえば何かトラブルがあったとき、親に心配をかけたくなくて相談することができず、結果としてより大きな心配をかけることになってしまった、ということもあります。

心配かけたくないという気持ちが、逆に親不孝を招くこともあるのですね。

親不孝だと言われた時の対処法

ではここで、親不孝だと言われたときの対処法について紹介します。

身近な人や親戚などから、親不孝だと言われてしまったときは、どうすれば良いのでしょうか。

親不孝だと言われたときの対処法は、こちらになります。

自分の言動を改める

親不孝だと言われたときの対処法には、自分の言動を改めることが挙げられます。

周りから親不孝だと言われたのなら、まずは直近の自分の言動を振り返ってみましょう。

主観ではなく客観的に見てみると、改善すべきところ、直すべきところが何なのか見えてくるはずですよ。

親としっかり話し合う

親不孝だと言われたときの対処法には、親としっかり話し合うことが挙げられます。

先述した結婚や子供の話などなら、やはり親としっかり話し合うことが解決への近道であることは言うまでもありません。

自分の考えを、自分の言葉で親に伝えましょう。

感情的にならないようにするのが、ポイントですよ。

自立する

親不孝だと言われたときの対処法には、自立することが挙げられます。

いつまでも実家で定職にも就かずにいるのであれば、自立するのが親孝行への第一歩。

まずは仕事を見つけ、働くことから始めてください。

実家暮らしでも良いので、働きだしたら家にお金を入れるようにしましょう。

心配をかけない最大限の努力をする

親不孝だと言われたときの対処法には、心配をかけない最大限の努力をすることが挙げられます。

なんでもかんでも親の言いなりになる必要はありませんが、親に心配をかけないように最大限の努力をするようにしましょう。

安定した生活をする、良くない友人とは付き合わないなど、できることは必ずあるはずです。

自分は自分と割り切る

親不孝だと言われたときの対処法には、自分は自分と割り切ることが挙げられます。

虐待や毒親など、事情があって世間的にいう親不孝な状態になっているという人もいるでしょう。

事情があるのであれば、必ずしも親に寄り添う必要はありません。

自分は自分と割り切り、自分の人生を楽しむのもありですよ。

親不孝な人の末路

最後に、親不孝な人の末路について紹介します。

親に良くしてもらったにも関わらず、親不孝なことばかりしている人には、どんな末路が訪れるのでしょうか。

親不孝な人の末路を見て、自分自身の親不孝な言動を改めるきっかけになれば、幸いです。

親は先に死ぬ

親不孝な人の末路には、親は先に死ぬことが挙げられます。

通常、年齢から考えて『親が自分よりも先に死ぬ』のは当たり前のこと。

いつまでも親に甘えていて、働かずに生活している人は、親が亡くなったらどうするのでしょう?

親は先に死ぬのだから、生活の基盤が無くなった親不孝者がどうなるかは、簡単に想像できますね。

お金がなくなる

親不孝な人の末路には、お金がなくなることが挙げられます。

今まで親のお金をあてにして働かずに生活していたのであれば、いつかお金が底をつくことは明白です。

親は高齢になり年金生活となれば、当然お金はなくなって生活することさえできなくなっていくでしょう。

周りから大事にされない

親不孝な人の末路には、周りから大事にされないというものが挙げられます。

親不孝なことばかりしていると、周りからは『冷たい人』『最低な人』と思われますから、恋愛面では特に進展せずに終わることになるでしょう。

パートナーも、自分の親も大切にしてもらえないだろうと悟るので、恋愛に発展することもありません。

同じ扱いを受ける

親不孝な人の末路には、同じ扱いを受けることが挙げられます。

親不孝なことをしていると、それがそっくりそのまま自分に返ってくるというのは、よくある話ですよね。

良いことをすれば自分に良いことが返ってくる、悪いことをすれば悪いことが返ってくるのが世の常ですから、あなたもいずれ同じ扱いを受けることになるでしょう。

子供が親不孝になる

親不孝な人の末路には、子供が親不孝になることが挙げられます。

子供は、親の背中を見て育ちます。

つまり、あなたが親不孝なことをしていることも、子供は全て見て育ってきたのです。

親への扱いもそれが正しいと思ってしまいますから、子供が親不孝な子になるのも必然だと言えるでしょう。

まとめ:親不孝な人な人は早めに自分を改めよう

親不孝な人の特徴や心理、親不孝と言われたときの対処法、そして親不孝な人の末路について紹介しました。

家庭の事情や親子の関係性などは人それぞれではありますが、一般的には親不孝なことはするべきではありません。

親に普通に育ててもらったのであれば、尚更です。

もし、自分の言動が親不孝かもしれない、親を悲しませているかもしれないと思ったら、できるところから早めに改善していきましょう。