少食な人の性格や心理の特徴|少食になるにはどうすればいい?

食事の量は人それぞれで、たくさん食べる人もいれば少食な人もいます。一般的なイメージとして、少食は女性的なイメージが持たれやすいですが、男性でも少食な人はいます。

あなたは少食な人にどのようなイメージを持つでしょうか。たくさん食べる人と少食な人、どちらの方が好きですか?

ここでは少食な人の特徴や心理など、少食な人に注目し紹介していきます。

少食の人の特徴

少食な人の特徴を知ることは、少食になっている原因を知るきっかけにもなります。少食な人がどのような特徴を持っているかを、ここでは紹介していきます。

ぜひ参考に、周りに特徴に当てはまる人がいないか確認してみてください。

噛む回数が多い

少食の人は、食べ物を噛む回数が多いです。よく噛むということが癖になっているのでしょう。

噛む回数が多いことで満腹中枢が刺激され、人より早い段階で満足感を得ることができます。それが小食に繋がっているのでしょう。

胃腸の調子が悪い

胃腸の調子が悪いことで小食になってしまっている人もいます。本人は食べることに意欲的であっても、食べ物を受け付けないので健康的な少食とは言えません。

食事が上手く取れないので、栄養の偏りも考えられ治療が必要な場合もあります。

食への興味がない

食への興味が無いという理由で小食な人は、食べるということ自体が面倒になってしまっているのです。お腹が空いたら食べるけど、1日3食食べなくても良いと言う考えで、食事よりも違うことに時間をかけてしまいます。

また満腹まで食べなくても満足するので、結果小食になっているのです。

1人で食事することが多い

少食だと周りの人から「もっと食べた方が良い」「もう食べないの?」「ダイエットしてるの」などと、お節介な言葉を投げかけられることが多く、食事をすることにプレッシャーを感じやすくなってしまいます。その為、人と食事することを避ける人が多い傾向にあります。

食べるのが遅い

食べる早さが食べる量に関係してくることがあります。人と食事をする時には、ある程度食べる速さを合わせる必要があります。

食べる早さが遅い人にとって、他の人と同じ量を時間内に食べ終わることは難しいことです。同じ時間で食べ終わるよう工夫した結果、量が少なくなってしまったのでしょう。

少食の人の性格

少食と性格は関係があるようには感じませんが、実は少食な人には性格に共通している部分があります。少食な人はどのような性格の人が多いのでしょうか。

ここでは少食の人の性格を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

集中しやすい

仕事・遊び・勉強など関係なく、自分が好きなことに集中しやすい性格の人は、少食な人が多いです。食事に意識がいかないのです。

食事にかける時間があるのであれば、好きなことをやりたいという考えがあるのはもちろんのこと、集中しすぎてお腹が空いていることに気が付いていないのでしょう。

落ち着いている

少食な人は、明るくて元気というよりは落ち着いた性格の人が多いでしょう。食事の量が関係しているかは分かりませんが、力強さは感じさせづらいです。

どちらかといえばインドアで体力を使わない作業を好む傾向にあります。

マイペース

食事は一緒に食べる相手によって、食べ方が変わったり付き合いで食事に行くということもあります。少食な人は、どんな相手が一緒であっても食べる量は少なく、噛む回数が多いので食べる速度も遅いです。

自分のペースを崩さない姿をみると、マイペースな性格と言えます。

めんどくさがり

食事は人間の三大欲求の一つです。その欲求を面倒と感じてしまう少食な人は、めんどくさがりな性格と言って良いのではないでしょうか。

面倒なことを後回しにしたり、食べることをやめてしまうので少食になってしまうのです。

繊細

少食な人は繊細な性格です。少食なことに触れられることを嫌がり、指摘されると気にして人と一緒に食事をとらなくなってしまいます。

また何か悩みがあるとさらに少食になってしまい、食事が喉を通らなくなってしまう弱さがあるのです。

少食の人の顔つき

人それぞれ顔つきに違いがありますが、少食の人だからみられる顔つきもあります。

どのような顔つきが小食の人に当てはまるのでしょうか。ここでは少食の人の顔つきを紹介しますので、周りにいる少食の人と見比べてみてください。

スッキリしている

ゆっくりとよく噛む癖がついており、毎日顎を動かしているのでスッキリした顔つきをしています。量を食べていない為に痩せこけているというわけではありません。

食べ過ぎのむくみもなく、フェイスラインがしっかり出ています。

若く見える

満腹まで食べ続けている人よりも、少食を続けている人の方が年齢よりも若く見えます。もちろん小食であっても偏った食事をしている人には当てはまりません。

よく噛み脳を刺激することで、食べ物の消化も良く栄養の九州が良いことで、肌がきれいになることが理由です。

覇気がない

少食により栄養が偏っている人は、良く食べる人に比べ覇気がなく不健康な顔つきをしています。顔色が悪かったり表情が固くなるのは、栄養が不足していることが原因となるでしょう。

食事量が少ないのであれば、より栄養価の高い物を選び食べなくてはなりません。

少食のメリット

少食であることは良い印象を持たれないことがありますが、メリットもたくさんあります。ではどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは少食であることのメリットを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

痩せる

少食は1日の必要カロリーを超えずに食事を終えることができるので、高カロリーなものを食べ続けていない限り痩せていきます。体の軽さを感じることで、何事にも前向きに取り組むことができます。

今までなかなか行動に移せなかったことも、始めることができるようになります。体的にも心的にも軽さを感じることができるでしょう。

食事を楽しめる

ついお腹の空腹感を無視して、時間に合わせて食事をしがちになってしまいますが、自分が本当に欲しているときに食事をするので、食事をすることの楽しさや美味しさを再確認することができます。

またながら食べをやめることで、しっかりと食事と向き合い、味覚だけでなく視覚でも満足感を得ることができるでしょう。

集中力が上がる

満腹になって睡魔に襲われ、仕事や勉強に集中できなくなった経験はないでしょうか。食べ物を消化する際には多くのエネルギーが必要になってきます。その間は脳に使うエネルギーが減るため、ぼーっとしてしまいやすくなるのです。

少食にすることで、消化だけでなく脳にもエネルギーが使われ、集中力をあげることができるようになります。

睡眠の質の向上

人は寝ている間もエネルギーを使います。体や脳の疲れを回復させるためです。満腹まで食べ寝てしまうと、消化をすることにもエネルギーが使われ、睡眠が浅くなってしまうことがあります。

しっかり疲れを取り、朝起きた時に頭をスッキリさせるためには、少食にし消化にエネルギーが使われないようにした方が良いのです。

食べ過ぎによる健康被害がない

食べ過ぎを続けることで、胃や腸の調子が悪くなってしまうことがあります。胃や腸も休みが必要です。

しかし人間にとって食事は必要なエネルギーを得る為に欠かせないことです。少食になることで、胃や腸への負担を軽減することができます。

少食な男性が嫌いな女性心理

男性は女性に比べ良く食べるというイメージが一般的についています。しかし少食少食な男性も少なくありません。良く食べる男性に比べ少食な男性を嫌いと答える女性は多くいるのが現実です。

では少食な男性が嫌いな女性はどのような思いがあるのでしょうか。

一緒に楽しめない

一緒に食事をするのは、その美味しさや楽しさを共有したいからです。美味しそうに食べる男性が好きな女性からすれば、食べきることに必死になっている姿や、食べきれず残してしまう姿はみたくないのです。

美味しそうに食べる男性に比べ、印象は悪くなってしまう傾向にあります。

食べ残す

出された食事は残さず食べることが、作ってくれた人に対する礼儀であると教えられているのもあり、少食により食べ残す女性は嫌われやすいです。

女性が気に入っているお店だった場合、なおさら食べ残しをされると嫌な気持ちが強まってしまうでしょう。

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不健康そうに見える

良く食べる男性は強さを感じさせます。男性に強さを求める女性は多いでしょう。少食な男性は、イメージ的に弱く不健康に感じられます。また顔色が悪い・覇気がないなど、見た目も不健康にみえると、印象は良いとは言えません。

不健康そうに見える少食な男性は好まない女性が多いです。

少食の改善方法

少食を改善したいと思っても、ただ食事の量を多く用意すれば食べれるという簡単なことではありません。正しい方法で改善していく必要があります。

ここでは少食を改善する方法を紹介します。ぜひ参考に試してみてください。

食事の回数を増やす

急に食べる量を増やすのは無理な話です。1度に食べる量が少ないのであれば、食べる回数を増やしてみましょう。回数が増えれば1日に摂取する食事量は増えるので、摂取カロリーも増やすことができるのです。

1度に食べる量は少ないままなので、胃や腸への負担も大きくなりにくいと言えるでしょう。

汁物を加える

汁物は比較的食べやすく、少食の人でも汁物であれば、追加して食べやすいです。暖かい汁物を食べることで体を温めることができ、胃腸の働きも活発にしてくれます。

具だくさんな汁物を追加すれば、自然と食べる量を増やすことができます。

運動する

意識的に体を動かせばエネルギーを使い、自然とお腹が空きます。お腹が空いているときの食事は美味しく感じ、いつもより多く食べることができるでしょう。

少食で動く力が出ないという人は、朝食はしっかり目に取るようにすると良いです。

いつもとは違ったメニューを選ぶ

少食な人は食にこだわりが無く、代り映えのしないメニューを選びがちです。いつも選ばないメニューを選ぶことで、どのような味なのかなどを想像し食べてみようという気持ちが高まるのではないでしょうか。

たくさん食べる人と食事する

たくさん食べる人と食事をすることで、自分の量の少なさをより感じやすくなります。また美味しそうに食べる姿に、つられて食べたいという気持ちがわきます。

少食を指摘されるのが嫌だという気持ちもあるかと思いますが、1人や同じ少食の人と食事をするよりも、小食は改善しやすくなります。

少食になるには

少食のメリットを見て少食になりたいと感じた人も少なくないはずです。ここでは少食になるために、気を付けるポイントを紹介していきます。ここで紹介する方法をぜひ参考に、自分ができることから始めてみましょう。

ゆっくりとよく噛むことを心がける

早食いは脳に刺激が行く前に食べ終わってしまうので、物足りなさを感じさせやすくなります。また噛む回数も少なくなり、消化が悪くなってしまうでしょう。ゆっくりとよく噛むことを心がけることで、満腹中枢を刺激することができます。

食事に集中する

食事をする時に、テレビやスマホをみながら食べている人も少なくないでしょう。「ながら食べ」は、意識が食事とは別に向いてしまうため、食べた気が薄れてしまいます。

食事に集中し食べることで、食べる量が少なくても満足感を得られるようになります。

量を減らす

単純に食事の量を減らすことで少食に近づくことができます。早く少食になりたいと一気に量を減らしてしまう人もいますが、それは間違いです。一気に減らせば、その反動で食べる量が増えてしまうこともあるため、段階を踏んで減らしていく必要があります。

満腹を感じたら食べるのをやめる

食事を残すことに罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、満腹感を感じたら食べることをやめなければ、少食になることはできません。残さないように初めから量を少なめにしておきましょう。

また時間が来たから食事をするのではなく、できればお腹が空いてから食べるようにした方が良いです。

お皿を工夫する

食事は視覚的影響が大きいと言えます。大きなお皿を使えば、気持ち的に多く入れたくなってしまいます。少食になりたいのであれば、小さいお皿を使うと良いでしょう。またいつも同じお皿を使うことで、量の管理がしやすくなります。

青いお皿を使い視覚的に食欲が出にくくするのも一つの手です。

栄養の偏りが無ければ少食でも問題ない

体の調子が悪くて少食になっている人は少食を改善すべきですが、噛む回数が多いという理由で満足感を得るのが人より早く少食になっているという人は、大きな問題はありません。栄養に偏りが無ければ、少食はメリットが多いことがわかり改善を考える必要はないでしょう。

しかし周りの人と食事を楽しめないというデメリットを抱えているのであれば話は別で、改善を考えなくてはいけないかもしれません。メリットとデメリットをふまえて、少食と向き合いましょう。