いつもすましている人の特徴や心理|いつもすましている人への対処法とは

あなたの周りに、すましている人はいますか?すましていると聞くと、愛想がない、クール、気取っているなどのイメージを持っている人が多いと思います。

いつもツンとしていて、近寄りにくいすましている人ですが、なぜすました表情や態度を取るのでしょうか。

今回は、すましている人の特徴と心理、いつもすましている人への対処法を紹介します。

すましている人の意味とは

すましているとは、「澄ます」という言葉が由来になっており、真面目な表情をする、知らん顔をする、気取るといった意味があります。そのため、すましている人とは、笑顔がない無愛想な人、つまらなそうな表情の人といった意味として使用されます。

すましているとは、主に職場や仲間同士で使われる言葉で、「あの人いつもすましてるよね」と悪口や陰口を叩く場合に使用されます。つまりネガティブな意味合いとして使われる場合が多いと言うことです。

いつもすましている人の特徴

いつもすましている人は、笑みも浮かべず、つんとして無愛想で、近寄りにくい雰囲気が漂っていますよね。ただ、どんな時でもクールで動じない人とも言うこともできます。

ここからは、いつもすましている人の特徴を5つ紹介します。

常に冷静沈着

すましている人は、感情をあまり表に出すことなく、常に冷静沈着です。職場で問題が起こったとしても、焦った表情を見せず、慌てることなく冷静沈着な対応をします。

あまりにも冷静に対応するため、周りの人が問題が起こったことに気づかないといったこともあります。

他人と目を合わさない

すましている人は、人と目を合わせないという特徴があります。人と目を合わせない人には、自分に自信がない・嫌悪感がある・防衛本能が働いているなどの心理が働いています。

すましている人は、人と目を合わせない特徴があるため、周りの人を不快な思いにさせてしまったり、誤解されてしまったりとあまり良いことがありません。

リアクションが乏しい

すましている人は、感情をあまり表現しないため、リアクションが乏しいという特徴があります。

会話をしていても、「ふーん」「へー」などと、つまらなそうな雰囲気が伝わってしまい、どう思っているのか分かりにくく、周りの人もどう対応して良いか困ってしまうのです。

結果として、人が離れていってしまうこともありえます。

笑顔が少ない

すましている人の特徴として、笑顔が少ないことが挙げられます。いつもつまらなそうな表情で、気取った雰囲気でいることが多く、笑顔はごくたまに見せるくらいです。

笑顔が少ないと周りの人からは、暗い人・つまらない人と認識され距離を置かれてしまいます。

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素直

すましている人は、素直であるということも特徴の一つとして挙げられます。素直なすましている人と聞くとあまりイメージができないかもしれませんが、性格からすまし顔になっていると言うことです。

すましている人は、愛嬌を振りまいたり笑顔を作ったりしないため、自分は自分という素直な性格自体がすまし顔を作っているのです。

いつもすましている人の心理

いつもすましている人は、あまり人を寄せ付けない特徴があるとお伝えしてきました。特徴が出てしまう人には、どのような心理が働いているのでしょうか。

近寄りがたい人が周りにいる人は、特徴と合わせて心理状態を知っておくとうまく付き合っていけるかもしれません。

ここからは、すましている人の心理について5つ紹介します。

プライドが高い

すましている人の心理の一つは、プライドが高いことです。ツンとしていて上から目線のような印象になる人は、プライドが高く、自分自身に誇りを持っているため、周りの人に負けたくない心理が働いています。

プライドが高い人ほど、すました顔をして振る舞っているのです。

相手に興味関心がない

すましている人は、相手やその人の会話に興味関心がないことが挙げられます。すましたいわけではなく、そもそも興味がないためにすました顔になってしまっているのです。

相手に合わせて相槌を打ったり、話を発展させたりもしないため、相手が鈍感な人ではない限り、興味がないのだなと気づき話をやめることにもなります。無駄な時間を過ごさないようにすましているのかもしれません。

何も話したくない

すましている人は、何も話したくないという心理が働いていることがあります。知っているけど、知らないふりをしている人がよくすました顔になっている状態です。

「自分には聞かないでほしい」「何も話すことはない」と平静を装い、ツンとすました顔をしているのです。

かっこつけている

すましている人の心理の一つとして、かっこいいと思われたい、自分を良くみせたいというものがあります。すました顔の人は、いつも冷静なので落ち着いているという印象にもなりますが、かっこつけているパターンもあります。

例えば、職場で問題が起こった時に、冷静沈着に対応をすることで、周りの人からかっこいいと思われたいという心理が働いている場合があります。

何も考えていない

すましている人は、何も考えていないためにすました顔になってしまっていることがあります。本当に何も考えておらず、ただすました顔をしているのです。

つまらない、興味がない、かっこつけたいなどとは思っておらず、ただ何も考えずにぼーっとしているだけということもあります。そんな場合は、今はタイミングではないと割り切って対応することが大切です。

いつもすましている人への対処法

いつもすましている人の特徴や心理は多種多様です。うまく対処するためには、その人にどのような特徴があるのか、どのような心理状態なのかを理解し把握することが大切になってきます。

ここでは、いつもすましている人への対処法を5つ紹介します。

見た目で判断しない

すましている人は、感情を表に出さないので、表情や態度と実際の感情が違うことが多々あります。そのため、見た目とは裏腹な思いを持っているかもしれません。

ツンとしていて近寄りがたいな、つまらなそうだなという見た目だけで判断せず、根気強く中身を知っていくことも大切です。

話しやすい話題を提供する

すましている人は、興味関心がない話だとつまらないと感じて、話題を振られて困っているかもしれません。

すましている人のことを理解するためにも、関連する話題を振ってみてください。すましている人でも、自分の興味関心があることであれば色々と話してくれるかもしれません。

深く考えない

すましている人への対応方法は、あまり深く考えないことが大切です。相手の無表情や、反応ひとつひとつに一喜一憂するのはやめましょう。

すましている人も、あまり深くは考えていないことが多いため、対処するほうも深く考えずに割り切って接していきましょう。

距離をおく

すましている人への対処法として、あえて距離をおくことも一つの手段です。人との付き合い方が得意ではないため、自分から話してくることはあまりないです。

どうしても必要になった際には行動を起こしてくるため、一定の距離をおくことであなたの精神状態を安定させることにつながるでしょう。

諦めず声をかける

すましている人には、思ったような反応がなくても諦めずに声をかけてみましょう。自分から声をかけていくことで、相手も心を開きやすくなり、結果として深く付き合っていくことができるかもしれません。

そのため、もしあなたがすましている人と本当に仲良くなりたいのであれば、反応が薄くても諦めずに接していきましょう。

すましている人を理解しよう

すましている人の特徴や心理状態、対処法について紹介してきました。平静を装っていたり、かっこいいと思われたかったりと様々でしたね。

すましている人と会った際には、どのタイプの人か、どのような心理状態なのかを理解できるように試みてください。この記事を参考に、すましている人を理解して上手に付き合っていきましょう。