仕事を横取りする人について、紹介します。
あなたの周りにも、『人の仕事を横取りする人』はいませんか。
ここでは、仕事を横取りする人に注目し、心理や特徴を見ていきたいと思います。
記事の後半では、仕事を横取りされる人の特徴や、仕事を横取りする人への対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
人の仕事を横取りする人の心理
まずは、人の仕事を横取りする人の心理を紹介します。
自分の仕事を他の人に横取りされたり、手柄を横取りされたらかなり腹が立ちますよね?
そんなことをするなんて信じられない!と思ってしまいますが、なぜ人の仕事を横取りするのでしょうか。
その心理は、こちらです。
負けたくない
仕事を横取りする人の心理には、負けたくないというものが挙げられます。
仕事を横取りする人は、普通にタスクをこなしていたのでは他の人に負けてしまう、と思っているため、他人の仕事を横取りしてしまいます。
負けたくない気持ちは人一倍強いものの、実力が伴っていないケースが大半だと言えます。
褒められたい
仕事を横取りする人の心理には、褒められたいというものが挙げられます。
企画の内容などを、上司や同僚から褒められたくて、他人の仕事を横取りしてしまう人もいます。
上司が部下の仕事を横取りするパターンの大半は、クライアントや上司に褒められたいから。
本当は部下の案であっても、『自分がやった』と言い張ってしまうのです。
自分の方が上手くできる
人の仕事を横取りする人の心理には、自分の方が上手くできるというものが挙げられます。
仕事の手際が悪い人や、自分がやりたかった仕事を他の人が頼まれていたりすると、その人の仕事を横取りする人もいます。
これは、『自分の方が上手くできる』という自信があるから。
プライドも高く、自分以外の人がその仕事を任されたのが気に食わないのです。
自分さえ良ければいい
人の仕事を横取りする人の心理には、自分さえ良ければいいというものが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、基本的に自分のことしか考えていません。
仕事を横取りされた人がどう思うか?などは、一切考えていないのです。
それは、間違いなく『自分さえ良ければそれでいい』と思っているからでしょうね。
手伝ってあげただけ
人の仕事を横取りする人の心理には、手伝ってあげただけというものが挙げられます。
相手が仕事をたくさん抱えていて大変そうだと感じたため、自分は親切のつもりで仕事をもらっただけ、というパターンもあります。
親切心から手を差し出したのであれば、きちんと本人に説明するべきなのですが、説明が足りないため相手は『仕事を横取りされた』と感じてしまいます。
人の仕事を横取りする人の特徴
続いて、人の仕事を横取りする人の特徴を紹介します。
人の仕事を横取りする人の心理については先程紹介した通りですが、人の仕事を横取りする人にはどんな特徴があるのでしょうか。
人の仕事を横取りする人の特徴について、詳しく見ていきましょう。
自信がないor自信過剰
人の仕事を横取りする人の特徴には、自信がないもしくは自信過剰であることが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、『このままでは他の人に負ける』と考えている自信がない人か、もしくは『自分のほうができる』と自信満々なタイプか、のどちらか。
どちらのケースであっても、自分のことしか考えていないという点では同じですね。
承認欲求が強い
人の仕事を横取りする人の特徴には、承認欲求が強いことが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、とにかく承認欲求が強いもの。
他人から『凄いね』『さすがだね』と言われたくて仕方ないのです。
自分で自分の存在価値を見いだせていない自己肯定感が低い人に多いですが、自信過剰な人にも承認欲求が強い人は意外と多いと言えるでしょう。
見栄っ張り
人の仕事を横取りする人の特徴には、見栄っ張りなことが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、自分を良く見せたいという気持ちが人一倍強いもの。
だからこそ、実力以上の力があると思わせたくて、人の仕事を横取りするのです。
アイデアを横取りしたり、企画案を横取りする人の多くは、見栄っ張りだと言えるでしょう。
自分勝手
人の仕事を横取りする人の特徴には、自分勝手なことが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、自分のことしか考えていません。
つまり、自分勝手な人なのです。
人が頑張って努力して仕上げたものを、さりげなく自分の手柄にしてしまうこともあるので、典型的な嫌われるタイプでもありますね。
ずる賢い
人の仕事を横取りする人の特徴には、ずる賢いことが挙げられます。
人の仕事を横取りする人は、とにかくずる賢く頭の回転が速いです。
『横取り』は本来するべきではなく、良いことではないことも分かっているため、横取りしたことがバレないように上手に振る舞うのは、人の仕事を横取りする人がずる賢い証拠でしょうね。
仕事を横取りされる人の特徴
ではここで、仕事を横取りされる人の特徴を紹介します。
なぜだか分からないけど、いつも仕事を横取りされる…という人もいますよね。
仕事を横取りする人のターゲットになりやすい人、仕事を横取りされる人には以下のような特徴が挙げられます。
言い返せない
仕事を横取りされる人の特徴には、言い返せないことが挙げられます。
何かあっても言い返せず、泣き寝入りするようなタイプの人は仕事を横取りされやすいというのは言うまでもありません。
『横取りした』ことを周囲にバラされたら困るわけですから、仕事を横取りする人は言い返せない人をターゲットにするのです。
仕事が遅い
仕事を横取りされる人の特徴には、仕事が遅いことが挙げられます。
仕事を横取りする人は、自分の方ができる、うまいと自信を持っているタイプもいます。
そういう人がターゲットにするのは、明らかに仕事が遅い人。
自分よりも明らかに仕事が遅い人を見ているとイライラするのか、仕事が遅い人は仕事を横取りされやすいのです。
良くも悪くも目立つ
仕事を横取りされる人の特徴には、良くも悪くも目立つことが挙げられます。
仕事を横取りされる人は、大抵の場合『良くも悪くも目立つ』人。
良い意味で目立つ人というのはやっかみを買いやすいですし、悪い意味で目立つ人はイライラを買いやすいもの。
だからこそ、仕事を横取りされることが多くなるのです。
仕事ができる
仕事を横取りされる人の特徴には、仕事ができることが挙げられます。
仕事ができる人は、先程触れたように『良い意味で目立つ』人ですよね。
特に部下の場合、あまりにも仕事ができるとその存在を脅威に感じ、仕事を横取りして手柄を横取りしようとするのです。
上司に可愛がられている
仕事を横取りされる人の特徴には、上司に可愛がられていることが挙げられます。
上司から可愛がられている同僚に、嫉妬心を抱く人もいるでしょう。
自分も昇格したい、上にいきたいという向上心がある人ほど、上司に可愛がられている人に先を越されるのが怖くて仕事を横取りしてしまうのです。
関連記事はこちら▽ 上司に可愛がられる女性の特徴と女性部下を可愛がる上司の心理!
仕事を横取りする人への対処法
最後に、仕事を横取りする人への対処法を紹介します。
仕事を横取りされるのは、どんな理由があってもされた方は良い気分ではありません。
もし仕事を横取りされたのなら、以下の方法で対応していきましょう。
仕事を横取りする人への対処法は、こちらです。
証拠を残しておく
仕事を横取りする人への対処法には、証拠を残しておくことが挙げられます。
相手が先輩でも後輩でも、仕事を横取りされたときはきちんと証拠を残しておきましょう。
自分がやっていた仕事だ、という証拠があれば、後々相手を問い詰めるときに有利になるのは言うまでもありません。
相手が言い逃れできないようにするためにも、証拠は残しておくべきなのです。
上司に相談する
仕事を横取りする人への対処法には、上司に相談することが挙げられます。
仕事を横取りされることが何度も続くようなら、上司に相談しましょう。
上司に仕事を横取りされているのなら、さらにその上の人に相談してください。
相談する際にも『証拠』があると役に立つので、やはり証拠はできるだけ残しておくといいですね。
周りを巻き込む
仕事を横取りする人への対処法には、周りを巻き込むことが挙げられます。
仕事を横取りする人は、おそらく職場でも嫌われていたり、厄介者扱いされていることが多いでしょう。
つまり、同じような目に遭っている仲間を募るのです。
同僚などを巻き込み、みんなで仕事を横取りする人を追い詰めていきましょう。
面倒な仕事を任せる
仕事を横取りする人への対処法には、面倒な仕事を任せることが挙げられます。
自分の仕事を横取りされて困っているのなら、あえて相手を利用してしまうのも1つの手。
たとえば、自分でやるのが面倒な仕事を、『じゃあこれをお願いします』と任せてしまいましょう。
何を『横取りさせるか』を、こちらで決めてしまえばいいのです。
情報を漏らさない
仕事を横取りする人への対処法には、情報を漏らさないことが挙げられます。
仕事を横取りしてくる人には、こちらの情報はほんの少しも漏らしてはいけません。
少しでも情報を漏らせば、そこから情報を盗みに(横取りしに)来る恐れがあるからです。
自分のことは自分でする、ということを徹底していきましょう。
仕事を横取りする人に負けず自分のやるべきことに集中しよう
仕事を横取りする人の心理や特徴、対処法などについて紹介しました。
仕事を横取りする人にはそれなりの理由があることもありますが、いかなる理由があっても人の仕事を横取りすることは許されることではありません。
仕事を横取りする人、というのは意外と身近にいるもの。
仕事を横取りする人に負けず、自分のやるべきことに集中していきましょう。