あっけらかんとした人の特徴は?

あっけらかんとした人の特徴

「この人、何でこんなに楽観的なんだろう?」「ちゃんと真面目に考えてるのかな?」と感じてしまうような、「あっけらかんとした人」に出会う事がありますよね。

あっけらかんとした態度で飄々と生活する…そんな人達を見ていると、「本当に大丈夫なのかな?」と、心配を覚える事すらあります。

特に、慎重派だったり心配性な性格をしている人からすれば、「見ているこっちがドキドキする」と感じてしまいますよね。

今回は、そんな「あっけらかんとした人」の特徴をまとめてみました。

あっけらかんとした人の特徴

楽観的

あっけらかんとした人が持つ最大の特徴は、「楽観的」という事です。

この楽観的な面が無ければ、あっけらかんとした性格には繋がらないと言っても過言ではありません。

この楽観的さは、「なんとかなるでしょ!」「どうにかなるよ!」というポジティブ思考を引き出し、何をするにおいてものらりくらりとした対応を取ります。

その為、当の本人は「大丈夫!」と言っている事でも、周囲からすれば「大丈夫じゃないよ!」と感じてしまう事も日常茶飯事です。

あっけらかんとした人は、このようにやけに前向きでポジティブな性格の為、時には周囲を振り回してしまう事も多々あるのです。

マイペース

あっけらかんとした人ほど、「マイペースで自分の思うがままに生きている」という特徴があります。

そんなマイペースでのんびりとした性格だからこそ、どんな時でもあっけらかんとした印象を感じるのです。

また、あっけらかんとした人は、あまりにもマイペースすぎるあまり、「空気を読む」「人に合わせる」という事を極端に苦手とします。

その為、職場や学校などの集団生活においては知らず知らずのうちに浮いてしまったり、「やる気あるの?」と反感を買う事すらあるのです。

あっけらかんとした人のそんなマイペースさには、周囲はつい気が散ってしまう事もある為、マイペースすぎる性格は時に他人に迷惑を掛けるという事が分かります。

ミスが多い

あっけらかんとした人は、そもそもの性格が大雑把である事が多いです。

その為、ちょっとやそっとの事では動じず、何事にも不思議なほど余裕を持って取り組みます。

その結果、ミスをしてしまう事も多々あるものの、ミスをしたらしたで「まあいっか!」「どうにかなるよね!」という余裕を見せる為、その性格は一向に改善されません。

あっけらかんとした人の中でも、このミスが多い傾向にある人が職場に一人でも居ると、仕事の効率性は一気に下がってしまいます。

さらに、真剣に反省したり謝ったりする事が無い為、余計に苛立ちを覚えてしまいます。

立ち直りが早い

あっけらかんとした人を観察してみると、「立ち直りが異常に早い」という事に気付きます。

何かのミスをしたり、失敗をしてしまった時でも、それをいつまでも引きずるような事はしません。

何かが起きてしまっても、「落ち込んでいても無駄だし!」「まあ、なんとかなるでしょ!」というポジティブ思考を持ち合わせている為、驚くほど立ち直りが早いのです。

その為、時には「本当に反省しているの?」と反感を買う事もあるものの、当の本人は何も気にしていないのです。

達観している

あっけらかんとした人の中には、「難しい事を言っても仕方が無いし」「駄目なものは駄目だし」などという、非常に人生を達観している人が存在します。

このタイプの人は、日頃の生活や人生で何かがあった時でも、至って冷静に「焦っても仕方が無い」と落ち着いています。

そして、そんな何事にも動じない冷静さゆえ、周囲からは「あっけらかんとしている」「何を考えているのか分からない」と勘違いされてしまうのです。

あっけらかんとした人は何かと欠点が目立ちますが、このようなタイプの人も多く存在するのです。

いつも笑っている

細かい事は気にせず、非常にマイペースな人生を送っているあっけらかんとした人は、基本的にはいつでも機嫌が良く、笑っている事が多いです。

そもそも、あっけらかんとした人は普段から嫌な事があってもほとんど落ち込まない為、いつでも前向きなのです。

しかし、中にはこの態度に「ヘラヘラしている」という不快感を覚える人も多く、そんな人からは「真面目にやれよ!」「馬鹿にしてるの?」と文句を言われてしまう事も多々あります。

あっけらかんとした人は、そのあまりの楽観的な性格から、このように周囲の反感を買ってしまう事も決して珍しくありません。

危機感が無い

普通の人であれば、「○○しなきゃ」「○日までに○○しよう!」という、ある程度の計画性を持って物事に取り組みますよね。

しかし、これが出来ないのがあっけらかんとした人です。

あっけらかんとした人は、とにかく「どうにかなるだろう」という考えが強すぎる為、普通の人のように焦りや危機感を覚える事が出来ません。

それどころか、いざ何かが起こってしまった時にも、「まあ仕方がないよね!」と飄々とした態度を示す為、その性格はもはやどうしようもありません。

学生時代、宿題を後回しにしながらも、一切反省をせずあっけらかんとした人が一人は存在しましたよね。

あれはまさに、このタイプの人なのです。

そんな危機感の無さすぎる性格だからこそ、周囲からは「あっけらかんとしすぎ」「見ていて不安」と言われてしまうのでしょう。