人間的に深みがなく、浅はかな人は薄っぺらいなという印象を持たれがちです。
しかし、薄っぺらい人とは、具体的はどのような特徴を持つ人を言うのでしょうか。
性別でも差があるため、ここでは薄っぺらい男の特徴を見ていきましょう。
目次
薄っぺらい男の特徴
自分がない
薄っぺらい男の特徴として、自分がないことがあげられます。
まず、人に薄っぺらいと言われてしまうのは、生き方や発言などが表面的で深みがないためです。
反対に深みがある人とは、自分というものを確立していて精神的にも成熟しています。
確固たる自分を持ち、生き方に誇りや自信があるからこそ深みが生まれます。
薄っぺらい男は自分がなく、生き方も表面的です。
もちろん、生き方に誇りや自信というものもないため、深みも生まれません。
薄っぺらい男は尊敬できるようなところもないため、人からは冷ややかな目で見られてしまいます。
すぐに影響される
すぐに影響されるというところも、薄っぺらい男の特徴です。
薄っぺらい男は自分がなく深みもないのですが、これはすぐに影響されて、言動やふるまいがころころ変わるからです。
薄っぺらい男はカリスマ的な人物や、力のある人物などに簡単に影響されます。
そして、あたかも自分自身がそういった人物になったかのように、真似をしだすのです。
そして、ほとんどの場合、自分自身では真似をしていることにも気付いていません。
薄っぺらい男自身は自分の理想通りの人物になりきっているので、人に薄っぺらいと思われているとは夢にも思わないのです。
しかし、周囲の人間からは冷ややかな目で見られてしまいます。
筋を通さない
薄っぺらい男の特徴として、筋を通さないことがあげられます。
薄っぺらいなどと人から思われる人は、人に呆れられてしまっている部分が大きいです。
なぜかといえば、約束を守らなかったり自分の言動に対して筋を通さないからです。
薄っぺらい男は表面的に良く見せようと取り繕うあまり、ころころと言い分やスタンスを変えてしまいます。
そのため、前に言っていたこととは全く違うことを言い出したり、その場その場で適当な約束をして守れなくなったりします。
このように筋を通さない人に対して、尊敬するような人はもちろん、深みを感じる人もいません。
外面ばかり気にする
薄っぺらい男は外面ばかり気にするという特徴もあります。
薄っぺらい人は自分という人間が確立していないため、内面はいつも不安定です。
そのため、外面ばかり気にしてしまうのです。
外面さえ取り繕っていれば、不安定で成熟していない内面を誤魔化せると思っています。
薄っぺらい男本人も、人の内面でなく表面的なところしか見ていません。
そのため、人の外見的な部分や発言などの見かけだけを真似したりもします。
しかし、いくら表面的に取り繕ったところで、中身が変わるわけではありません。
ましてや、誰かの真似をしてその人になれる訳でもありませんよね。
外面ばかり気にして、発言や見た目などの表面的な部分に中身が伴っていないので、薄っぺらい男だと思われてしまうのです。
深く考えずにすぐに言葉にする
薄っぺらい男は、深く考えずにすぐに言葉にするという特徴があります。
薄っぺらい男は何事も表面的なことしか理解していません。
これは出来事に対してもそうですが、自分や人のことも表面的にしか見ないため理解が深まらないのです。
物事を深く考えないため、人としての深みも生まれません。
さらに悪いことに、深く考えずにすぐに発言してしまうので、周囲の人に浅はかさが知れわたってしまいます。
本人は表面的なことしか理解しないために、それが浅はかなことだとは全く分かっていません。
そのため、薄っぺらい男は中々深みのある人間に変わることが出来ません。
見栄に実力が伴っていない
薄っぺらい男は、見栄に実力が伴っていないという特徴があります。
薄っぺらい男は表面的に取り繕うことばかり考えてしまいますが、これは見栄っ張りなところがあるためです。
もちろん、見栄っ張りな人やプライドの高い人はいますが、そのようなタイプが全員薄っぺらい訳ではありません。
これは見栄っ張りな人が並々ならぬ努力を重ねていたり、仕事などでの実力があるためです。
しかし、薄っぺらい男は中身が伴っていないことが多いため、人から呆れられたり冷ややかな目で見られます。
もちろん、全く努力や実力がない訳ではありません。
しかし、努力や成果を実物以上に人に話したり、聞かれてもいないのに自慢したりと、すぐに人に見せびらかしてしまいます。
そのため、浅はかに見えてしまい、薄っぺらい男だなと思われてしまうのです。
自分のことばかり考えている
薄っぺらい男の特徴として、自分の事ばかり考えていることもあげられます。
薄っぺらい男は外見や人の表面的な部分しか見ませんが、自分自身に対しても深く考えていません。
自分自身のことを深く考えて、反省したりするのは苦痛を伴うものです。
しかし、深く考えてさらに高みを目指すというような努力をしなければ、人としての深みは生まれません。
これは自分自身がどうしたらより良くなれるかというよりも、自分がどうしたいかということだけを考えてしまうからです。
もちろん、努力というのは苦痛や困難を伴いますから、誰にでも簡単に出来るわけではありません。
しかし、深みのある人の中には自分のためだけではなく、誰かのために頑張ったり努力をしたりする人も多くいます。
薄っぺらい男は表面的なことばかに気をとられ、自分の事ばかり考えているので、人としての深みが生まれません。