職場で頭にくる人の特徴と対処法とは?

職場で頭にくる人の特徴

毎日目まぐるしく働いている社会人であれば、誰もが「職場で頭にくる人」の存在に悩まされているのでないでしょうか。

様々な人が居る社会では、どこに行ってもそんな厄介者が必ず存在しますよね。

そんな人と職場で一緒になったが最後、余計な事で腹を立てる日々を過ごす羽目になり、ストレスが溜まる一方です。

そこで今回は、そんな「頭にくる人」の特徴と、苛立ちを抑える事が出来るおすすめの対処法をご紹介します。

職場で頭にくる人の特徴

常に自分の機嫌で動く

社会人へ「職場で頭に来る人はどんな人ですか?」という質問をすると、最もよく挙がるのは「自己中な人」「ヒステリックな人」「融通が聞かない人」という回答です。

それはつまり、「協調性が無く、常に自分の機嫌で動く人」という事です。

このタイプの人は、「とにかく自分が一番」という自己中心的な考えを持っており、自分の機嫌一つで他人に八つ当たりをしたり、暴言を吐いたりする事が特徴です。

その為、いつ怒り出すか分からず、その機嫌のムラには細心の注意を払わなければならない為、毎日不要なストレスを溜める羽目となってしまいます。

上司だけには媚びる

「あいつ、見ていて頭に来る!」「目障りだ!」と思わず感じてしまう、「上司だけには媚びる」という憎たらしい人。

このタイプの人は、同僚を蹴落としてでも自分の出世を狙っている為、上司にはここぞとばかりにゴマをすります。

そして、その上司への媚び方がとにかく上手い為、同僚のイライラに反して世渡り上手である事も特徴です。

このような人が同僚に居ると、自分達が真面目に頑張っている事がバカバカしくなってしまいますよね。

しかし、その行動は上司にこそ好かれやすいものの、周囲からは日々強い反感を買っている為、職場では孤立してしまう事も多々あります。

言い訳ばかりで謝らない

誠実さや素直さこそが重視される社会では、「お礼と謝罪がしっかり言える事」は、社会人であれば最低限当たり前に出来なければならない事です。

しかし、その「謝罪」が出来ない人は、意外にも存在します。

このタイプの人は、どれほど自分に非があろうとも、どれほどのミスをしてしまっても、「自分は悪くない」と言い張り、頑なに謝ろうとしません。

さらに、ここぞとばかりに苦し紛れな言い訳を並べては、とにかく責任から逃れようとします。

そんな人が身近に居ると、業務が効率的に進まず、「それくらい謝れよ!」と、誰もがついつい頭に来てしまいます。

すぐにサボろうとする

「ふとした時に目をやると、上の空でボーッとしている」「離席したっきり長時間帰ってこない」など、仕事に対するやる気が感じられない人が居ますよね。

また、特に女性に多く存在するのは、「私語ばかりで仕事をしない人」「給湯室で長時間雑談をする人」です。

このタイプの人は、基本的に仕事へのやる気が無く、「何とかしてサボりたい」というだらしない考え方がある為、周囲からすれば苛立ちの対象でしかありません。

「気にしてはいけない」という気持ちはありつつも、そのサボり癖を見ていると、つい頭に来てしまいます。

職場で頭にくる人への対処法

最低限の関わりしか持たない

以上、職場で思わず頭にきてしまう人の特徴をご紹介しました。

それでは、そんな「ストレスの原因」とも言える厄介な人達に対しては、どのような態度を取るべきなのでしょうか。

ここからは、頭にくる人達に対する、おすすめの対処法をご紹介します。

まず一つ目は、「最低限の関わりしか持たない」という事です。

仕事での会話や挨拶は置いておいて、それ以外の会話は全て最低限にしてしまいましょう。

「いくら頭に来るとは言っても、一応職場の人だなから」と気を遣っていると、ストレスは溜まっていくばかりです。

また、下手に言い返したり反発をしてしまうと、思わぬトラブルを招いてしまいます。

目に余る態度を取る人達の事は、極力視界に入れず、最低限の会話のみで乗り切りましょう。

密かにネットワークを広げておく

続いては、「密かにネットワークを広げておく」という事です。

なぜそれが大切なのかと言うと、頭にくる人の中には時に賢い人もおり、同じような人との集まりを作っては一つの派閥を作ります。

その派閥に目を付けられてしまうと、必要の無いトラブルに巻き込まれてしまうでしょう。

その為にも、日頃からネットワークを広げておき、自分の味方を手広く作っておく事が大切なのです。

そうしておけば、いざとなった時にも、味方となってくれる人達の存在に助けられるでしょう。

プライベートを充実させる

最後は、「プライベートを充実させる」という事です。

「そんな事が対処法になるの?」と感じてしまうかもしれませんが、プライベートを充実させると、「頭にくる人の存在がどうでも良くなる」という効果があるのです。

そして、プライベートの生活を充実させればさせるほど、「自分はこんなに楽しいのに、あの人は毎日捻くれている。なんて可哀想なんだろう?」という余裕を持つ事が出来ます。

さらに、そんな生活を送っているうちに、頭にくる人の存在が「可哀想な人」と思えてきます。

反対に、仕事ばかりを人生の中心としてしまったり、プライベートで何もしないで居ると、家に居ても仕事の事ばかりを考えてしまいます。

人生とは、「仕事はただの仕事」と割り切り、プライベートを重視するくらいが丁度良いのです。