相手を下げる人について、紹介します。
あなたの周りにも、相手を下げる人はいませんか。
事ある毎に相手の評価を下げる発言をしたり、相手を下げて自分の評価を上げようとする人っていますよね。
ここでは、そんな『相手を下げる人』について心理や特徴、相手を下げる言葉を言われたときの対処法などを見ていきたいと思います。
記事の最後には、相手を上げる人になるための方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
相手を下げる人の心理
まずは、相手を下げる人の心理について紹介します。
相手を下げる人、相手を下げる発言をする人は、一体何を考えているのでしょうか。
相手を下げる人のことを理解するためにも、まずは相手を下げる人の心理を詳しく見てみましょう。
自分を良く見せたい
相手を下げる人の心理には、自分を良く見せたいというものが挙げられます。
友達や同じプロジェクトに関わっている同僚などを下げる人は、相手を下げることによって自分の評価を上げようと思っています。
自分の評価は5のままでも、8だった人を3まで下げれば、結果的に自分の方が評価が高くなりますからね。
認められたい
相手を下げる人の心理には、認められたいというものが挙げられます。
相手を下げて自分の評価を上げたい気持ちと似ていますが、周りから認められたくて相手を下げる人もいます。
相手を下げればその分自分の評価が良くなるわけですから、周りからも『仕事ができる人だ。』などと認めてもらえると思っているのです。
注目されたい
相手を下げる人の心理には、注目されたいというものが挙げられます。
周りから注目されている人、良い意味で目立つ人の悪い噂などを流して相手を下げる人は、その分自分が注目されたいと思っています。
元々目立ちたがり屋な性格であったりすることが多く、自分よりも目立つ人が気に入らないのです。
怖い
相手を下げる人の心理には、怖いというものが挙げられます。
例えば、仕事で今までは全く論外だった実力の人がいきなり力をつけてきたとします。
そして、その人が上司から褒められるようになると、『抜かされるかも』『今のポジションをあの人に奪われるかも』と怖くなるのです。
その怖さをなくすために、相手を下げてしまうのでしょう。
楽しい
相手を下げる人の心理には、楽しいというものが挙げられます。
噂話が好きな人などは多いと思いますが、自分の発言によって相手が狼狽えたり、周りからの評価が変わっていくのを見るのが楽しくて仕方がありません。
人の苦しみや不幸が楽しいだなんて、かなり性格が歪んでいますね。
このタイプは、いつか痛い目を見るでしょう。
相手を下げる人の特徴
続いて、相手を下げる人の特徴について紹介します。
相手を下げる人の心理は先程紹介したとおりで、みな自分本位な考えをしていることが分かりました。
では、そんな相手を下げる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
相手を下げる人の特徴は、こちらです。
ネガティブな性格
相手を下げる人の特徴には、ネガティブな性格であることが挙げられます。
相手を下げる人は自信がなく、ネガティブな性格をしています。
ネガティブだからこそ、相手を下げなければ自分の評価が下がる、自分は認めてもらえないと思ってしまうのでしょう。
ポジティブな人は、相手を下げようとは思いません。
劣等感が強い
相手を下げる人の特徴には、劣等感が強いことが挙げられます。
相手を下げる人の心理からも分かるように、相手を下げる人は劣等感が非常に強いといえます。
ネガティブな考え方をしてしまうのも、劣等感が強すぎるゆえのことでしょう。
劣等感が強いからこそ、自分の劣等感を知らしめる人を驚異に感じ、下げる行為をしてしまいます。
人のあら探しばかりする
相手を下げる人の特徴には、人のあら探しばかりすることが挙げられます。
相手を下げる人は、相手を下げるための情報を常に求めているので、他人のあら探しばかりしています。
他人の欠点やミス、苦手なことなど、一般的に相手が大事にしたくないこと、周りに知ってほしくないことを常に探しているのです。
自己肯定感が低い
相手を下げる人の特徴には、自己肯定感が低いことが挙げられます。
相手を下げる人は、自信がなく劣等感が強いことからも分かるように、自己肯定感が低いです。
人と自分を比べて、自分は周りより劣っている、自分には良いところがないと思い込んでしまいます。
噂話が好き
相手を下げる人の特徴には、噂話が好きなことが挙げられます。
相手を下げる人は、先程も触れたように『相手を下げる情報』を仕入れたくてたまりません。
その情報の信ぴょう性は定かでなくても構わないため、噂話が大好き。
噂話であっても、相手の評価を下げられそうな話題なら良いのです。
相手を下げる言葉を言われた時の対処法
ではここで、相手を下げる言葉を言われたときの対処法について紹介します。
相手を下げる言葉を言われると、傷ついたり動揺することもあるでしょう。
そんな相手を下げる言葉を言われたときには、以下のような方法で対処するのがおすすめです。
気にしない
相手を下げる言葉を言われたときの対処法には、気にしないことが挙げられます。
相手を下げる言葉を言われても、気にしないのが一番です。
その人は自分の評価を上げたくて、あなたの評価を下げる言葉を言ってきたのでしょう。
そんな言葉をいちいち気にしていたら、キリがありません。
聞き流す
相手を下げる言葉を言われたときの対処法には、聞き流すことが挙げられます。
相手を下げる言葉を言われたときには、右から左へ聞き流してしまいましょう。
気にしないことと似ていますが、相手が何を言ってきても聞き流してしまえば、そのうち相手も下げる言葉をかけてこなくなるはずです。
ポジティブに捉える
相手を下げる言葉を言われたときの対処法には、ポジティブに捉えることが挙げられます。
どんな言い方をされたのかは分かりませんが、下げる言葉を言われたということは、その人はあなたのことを『自分より上』だと認めているということ。
ポジティブに捉えてみると、下げる言葉を言われてもイライラしなくなりますよ。
かわいそうな人だと思う
相手を下げる言葉を言われたときの対処法には、かわいそうな人だと思うことが挙げられます。
相手を下げる人は、相手を下げなければ自分の評価を上げることができないわけです。
むしろ、相手を下げただけで本人の評価は変わっていません。
それに気づかず相手を下げる人なんて、かわいそうな人だなと思っておきましょう。
続く場合はフェードアウトする
相手を下げる言葉を言われたときの対処法には、続く場合はフェードアウトすることが挙げられます。
下げる言葉を言われることが何度も何度も続く場合は、その人と関係を続けている意味などありません。
そんな人は、フェードアウトしてしまいましょう。
少しずつ関わりをなくし、ゆくゆくは全く関わらないようにしたいですね。
相手を上げる人になるには
最後に、相手を上げる人になるにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。
人を下げる人より、人を上げる人の方が自分にとってもメリットがあるもの。
相手を上げられる人というのは、評価も高くなるものです。
相手を上げる人になるには、以下の方法を試してみてください。
長所を見つける
相手を上げることになるには、長所を見つけることが挙げられます。
相手を下げる人は、つい相手の短所や欠点にばかり注目してしまいがち。
短所ではなく、相手の長所に目を向けてみましょう。
短所と長所は紙一重なので、短所だと思っていたところも、捉え方を変えれば長所になるものです。
自信を持つ
相手を上げる人になるには、自信を持つことが挙げられます。
相手を下げてしまう根本的な原因は、自信がないこと。
相手を上げる人になりたいのなら、自信をつけることは必要不可欠だと言えるでしょう。
小さな目標を達成することを繰り返し、自信をつけていってください。
相手を認める
相手を上げる人になるには、相手を認めることが挙げられます。
相手を上げる人になるためには、相手のことを認めることから始めましょう。
あなたより評価が高いその人は、何も努力せずにその位置にいると思いますか？
決してそんなことはありません。
相手も努力している、ということを認めましょう。
先入観を捨てる
相手を上げる人になるには、先入観を捨てることが挙げられます。
噂話などの根拠の無い情報や先入観は、正しい判断をする上で邪魔になるもの。
先入観で人を判断してしまうと、人を上げる人にはなれません。
先入観は捨て、自分の目で見たものを信じるようにしましょう。
自分を好きになる
相手を上げる人になるには、自分を好きになることが挙げられます。
相手を上げる人は、自分のことを認め、自分のことを好きでいます。
自分のことが嫌いな人は、どうしてもネガティブになりやすいですし、相手を下げる発言もしやすくなってしまいます。
今の自分、ありのままの自分を好きになりましょう。
まとめ：相手を下げる人にならないようにしよう
相手を下げる人の心理や特徴、相手を下げる言葉を言われたときの対処法、そして相手を上げる人になるための方法について紹介しました。
無意識に相手を下げる人も少なくありませんが、相手を下げても結局のところ何も変わりません。
あなた自身の評価が下がることにも繋がりますし、相手を下げる人にならないように気をつけましょう。
人の悪いところではなく、良いところに目を向けるようにすると、相手を下げる人にはなりません。
