怖いもの知らずな人について、紹介します。
あなたの周りにも、『怖いもの知らずな人』はいませんか。
ここでは、怖いもの知らずな人の特徴や心理、性格の他、怖いもの知らずな人の長所と短所についても見ていきたいと思います。
怖いもの知らずな人がモテる理由や、怖いもの知らずになる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
怖いもの知らずの意味とは
まずは、『怖いもの知らず』の意味から紹介します。
『怖いもの知らず』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 自信に満ちて、何者をも恐れないこと
- 無鉄砲
怖いもの知らずとは、力のある相手や自分の実力以上の物事、多くの人がためらうようなことにも億さない人のこと。
職場では上司に堂々と意見したり、実績No.1の人と無謀にも張り合ってみたりするでしょう。
見ている周りが『大丈夫かな』とハラハラしてしまうようなことを、平気でする人、とも言えますね。
怖いもの知らずと言われたけど褒め言葉なの?
では、『怖いもの知らず』は褒め言葉なのでしょうか。
友人や知人、職場の人などから『あなたって怖いもの知らずだよね』と言われたら、褒められてるのか貶されてるのか悩んでしまいますよね。
実際『怖いもの知らず』には良い面もあれば悪い面もあるので、『怖いもの知らずと言われた』だけでは、褒め言葉と皮肉どちらの可能性もあります。
とはいえ、『怖いもの知らずだね』と言われるシチュエーションにもよりますが、多くの場合は褒め言葉というよりも『呆れている』ときに使うことが多いでしょう。
怖いもの知らずな人の特徴
では、怖いもの知らずな人の特徴を紹介します。
力のある相手や実力以上の物事にも平気で立ち向かっていく、怖いもの知らずな人。
怖いもの知らずな男性、女性にはどんな特徴があるのでしょうか。
怖いもの知らずな人の特徴は、こちらです。
行動力がある
怖いもの知らずな人の特徴には、行動力があることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、『やろう』と思ったらその場で始める行動力があります。
あれこれ考える前に、体が動いているタイプですね。
やりたくてもなかなか行動に移せない人もいますが、怖いもの知らずな人は全てにおいて『ブレーキを踏む』ことはありません。
何にでも挑戦する
怖いもの知らずな人の特徴には、何にでも挑戦することが挙げられます。
行動力があることと似ていますが、怖いもの知らずな人は『とりあえずやってみる』がモットー。
周りからすると、『さすがに無理があるだろう』『本当にやるの?』と思うようなことであっても、躊躇うことなく挑戦していきます。
根拠の無い自信がある
怖いもの知らずな人の特徴には、根拠の無い自信があることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、なぜだか分かりませんが常に自信満々です。
自分の実力を理解していないのでは…と周りが感じてしまうほど、とにかく自信があります。
経験や実績に伴う自信ではなく、根拠の無い自信ではありますが、なぜか信じてしまうから不思議ですね。
敬語が使えない
怖いもの知らずな人の特徴には、敬語が使えないことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、目上の人に対してでも敬語が使えず、タメ口で話してしまいます。
『○○じゃないんすか?』などの砕けた表現をすることも多く、本人より周りがドキドキしてしまうことも。
怖いもの知らずな人は敬語が使えないことを全く気にしておらず、そもそも敬語の存在すら知らないのかもしれません。
自己主張ができる
怖いもの知らずな人の特徴には、自己主張ができることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、どんな場面でも自分の意見や気持ちを言うことができます。
会議中や重役からの指示であっても、自分が納得できなければその場で発言することもあるでしょう。
自己主張ができるのは素晴らしいことですが、空気が読めない、輪を乱すと思われることも多いです。
怖いもの知らずの心理
続いて、怖いもの知らずの心理を紹介します。
何にでも躊躇わずに挑戦する怖いもの知らずな人ですが、彼らは一体どんなことを考えているのでしょうか。
小心者や慎重な人からすると、怖いもの知らずが何を考えているのかとても気になりますよね。
怖いもの知らずの心理は、こちらです。
知りたい
怖いもの知らずの心理には、知りたいというものが挙げられます。
怖いもの知らずはとにかく好奇心が旺盛で、自分でもその『強すぎる好奇心』に対抗することができません。
知りたい、やってみたいという好奇心に従っているだけなので、怖いもの知らずからすると特別なことをしているつもりはありません。
興味がある
怖いもの知らずの心理には、興味があることが挙げられます。
知りたいという好奇心と似ていますが、怖いもの知らずは色々なことに興味を持っています。
あらゆるところにアンテナを張っており、気になることは自分でやらないと気が済まないのでしょう。
興味から、怖いもの知らずな行動に出ているのです。
スリルを味わいたい
怖いもの知らずの心理には、スリルを味わいたいというものが挙げられます。
怖いことを経験しているときのドキドキ感や緊張は、『怖いことをしているとき』しか味わうことができません。
そしてそういうドキドキ感は、病みつきになるもの。
一度経験しているからこそ、スリルを再び味わいたくて怖いもの知らずな行動をしているのです。
目立ちたい
怖いもの知らずの心理には、目立ちたいというものが挙げられます。
怖いもの知らずは、誰もやったことのないことをしたい、目立ちたいという気持ちも強いです。
誰もやったことがないことをすることが、自分のステータスというか武勇伝のように感じているのでしょうね。
今の気持ちに従ってるだけ
怖いもの知らずの心理には、今の気持ちに従っているだけというものが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、自分の気持ちや欲求にとにかく素直。
自分が今やりたいこと、思ったことを実行しているに過ぎません。
特別な感情はなく、ただ自分の気持ちにまっすぐなだけなのです。
怖いもの知らずの性格
続いて、怖いもの知らずの性格について紹介します。
怖いもの知らずな人は、周りから見るとハラハラしてしまうことも多いのですが、どんな性格をしているのでしょうか。
怖いもの知らずな人全てに当てはまるとは限りませんが、怖いもの知らずな人の性格には以下のものが多いです。
好奇心旺盛
怖いもの知らずの性格には、好奇心旺盛なことが挙げられます。
怖いもの知らずの性格として、ほぼ全員に当てはまるのが『好奇心旺盛』なことでしょう。
なぜ怖いもの知らずな行動に出るのか?というと、それは全て好奇心旺盛であるから。
怖いもの知らずな人は、強すぎる好奇心を抑えることができないのです。
ポジティブ
怖いもの知らずの性格には、ポジティブなことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、常にポジティブに物事を考えます。
失敗するかも、無理かも…といったネガティブなことは考えません。
何にも恐れず立ち向かっていけるのは、ポジティブさゆえのことだと言えるでしょう。
無神経
怖いもの知らずの性格には、無神経なことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、自分の溢れ出る好奇心に勝つことができません。
そのため、普通なら聞かないこと、触れるべきではないことであっても気にせず聞いてしまいます。
自分が知りたい気持ちが最優先なので、時として無神経なところは厄介ですね。
空気が読めない
怖いもの知らずの性格には、空気が読めないことが挙げられます。
無神経なことと似ていますが、怖いもの知らずな人は空気が読めない人が多いです。
そもそも『空気を読む』『人に合わせる』ということを、怖いもの知らずな人は知りません。
自分がやりたいこと、知りたいことを優先するわけですから、空気が読めないのも分かる気がしますね。
楽観的
怖いもの知らずの性格には、楽観的なことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、後先考えずに行動することもしばしば。
多くの人は『もしものこと』を考えたりして慎重になるところも、怖いもの知らずな人は無謀にも突っ走っていきます。
『なんとかなるだろう』と楽観的な性格だからこそ、後先考えずに動けるのでしょうね。
怖いもの知らずな人がモテる理由
ではここで、怖いもの知らずな人がモテる理由を紹介します。
あなたの周りにいる怖いもの知らずな人は、異性にモテる人が多いのではないでしょうか。
怖いもの知らずで無鉄砲な人がなぜモテるの?と、不思議に思う人もいますよね。
怖いもの知らずがモテる理由について、まとめてみました。
刺激的だから
怖いもの知らずな人がモテる理由には、刺激的だからというものが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、後先考えずに突っ走っていける人のこと。
自分では躊躇うようなことでも、迷わず進みます。
そういう人と一緒にいると、とにかく刺激的な日々を過ごせそうですよね。
この刺激的なところが、怖いもの知らずがモテる理由です。
自分の知らない世界を知ってるから
怖いもの知らずな人がモテる理由には、自分の知らない世界を知ってるからというものが挙げられます。
臆病で何事にも慎重な人からすると、怖いもの知らずな人は『自分の知らない世界を知っている人』として映るもの。
自分の知らない世界を知っていて、それを見せてくれる人はとても魅力的に感じるのでしょうね。
自信があってかっこいい
怖いもの知らずな人がモテる理由には、自信があってかっこいいからというものが挙げられます。
特に女性からすると、男性にはそれなりに自信を持っていてほしい、と思うもの。
怖いもの知らずな人は、根拠はないものの自信に満ち溢れていますから、そういう自信家なところをかっこいいと感じる人もいるのです。
堂々としているから
怖いもの知らずな人がモテる理由には、堂々としているからというものが挙げられます。
怖いもの知らずな人は自信があるので、常に堂々としています。
自信がなくて足元ばかり見ている人、オドオドしている人は、ちょっと頼りないですよね?
怖いもの知らずな人は常に堂々としているので、それだけで頼りがいがあるように見えるのです。
まっすぐに思ってくれるから
怖いもの知らずな人がモテる理由には、まっすぐに思ってくれるからというものが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、ストレートに自分の気持ちを伝えてくれます。
裏表がなく、分かりやすいというのもポイントでしょう。
何を考えてるのか分からない人と違って、まっすぐに思ってくれるため、好きになる人も多いのではないでしょうか。
怖いもの知らずの長所と短所
続いて、怖いもの知らずの長所と短所について紹介します。
怖いもの知らずという言葉は、褒め言葉としても皮肉としても使われる、という話をしましたね。
『怖いもの知らず』には、良い面もあれば悪い面もあるもの。
長所と短所について、詳しく見てみましょう。
長所
チャレンジ精神がある
怖いもの知らずの長所には、チャレンジ精神があることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、自分が興味を持ったものであれば、とりあえず何にでも挑戦します。
チャレンジ精神があるというのは素晴らしいことで、怖いもの知らずな人は多ジャンルにおいて経験を積むことができるのです。
自己肯定感が高い
怖いもの知らずな人の長所には、自己肯定感が高いことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、とにかく自信満々。
それはつまり、自己肯定感が高いということでもあります。
自己肯定感が低い人が増える中、自分で自分を認めることができるのは、素晴らしい長所と言えるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
怖いもの知らずな人の長所には、コミュニケーション能力が高いことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、初対面の人が相手であっても、いつも通りの雰囲気で近づいていきます。
誰とでもフレンドリーになれるのは、コミュニケーション能力が高いから。
コミュニケーション能力が高いことも、怖いもの知らずな人の立派な長所の1つです。
短所
考え無しに動く
怖いもの知らずな人の短所には、考え無しに動くことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、自分の好奇心が何よりも優先されるので、考え無しに動きます。
その結果失敗し、周りに迷惑をかけることもあるでしょう。
同じことを何度も繰り返すので、学習能力がないと思われることも少なくありません。
思考力がない
怖いもの知らずな人の短所には、思考力がないことが挙げられます。
考え無しに動くことと似ていますが、怖いもの知らずな人は基本的に『頭で考える』ことはありません。
考えるよりも体が動くタイプなのですが、それゆえ『少し考えたら分かること』すらも分からず、周りに迷惑をかけることも多いです。
人を傷つけやすい
怖いもの知らずな人の短所には、人を傷つけやすいことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は考え無しに動く上、自分の好奇心が最優先されてしまうので、人を傷つけてしまうことも少なくありません。
人には誰でも、触れてほしくないことがあるものですが、怖いもの知らずな人はそれに気づくことができないのです。
怖いもの知らずになるには
最後に、怖いもの知らずになるにはどうしたらいいのか?について、紹介します。
怖いもの知らずな人は行動力があり、常に前を向いているもの。
そのため、怖いもの知らずな人に憧れたり、怖いもの知らずになりたいと思う人もいるでしょう。
怖いもの知らずになりたいのなら、以下のことを試してみてください。
何にでもチャレンジする
怖いもの知らずになるには、何にでもチャレンジすることが挙げられます。
怖いもの知らずになりたいのなら、とにかくチャレンジしてみることが大切。
あなたの中にある常識は捨て、とにかく何にでもチャレンジしてみてください。
結果はどうあれ、『躊躇わずにチャレンジする』ことが大切です。
前向きになる
怖いもの知らずになるには、前向きになることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、常にポジティブで前向きな考え方をしています。
だからこそ、失敗を恐れずに行動できるわけです。
つまり、怖いもの知らずになるには『前向きになる』ことが必要不可欠。
ネガティブな感情を捨て、前向きな考え方をすることを心がけてください。
精神力を鍛える
怖いもの知らずになるには、精神力を鍛えることが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、周りから陰口や悪口を言われたとしても、そこまで深刻に気にすることはありません。
いちいち気にしていたら、自分のやりたいことができないからです。
怖いもの知らずな人は強い精神力を持っていると言えるので、精神力を鍛えることもおすすめですよ。
決めつけない
怖いもの知らずになるには、決めつけないことが挙げられます。
怖いもの知らずな人は、自分で自分の限界を決めることはありません。
『自分にはできない』『さすがにこれは無理だ』などと思うこともありますが、『できない』と決めつけるのはやめましょう。
『やってみないと分からない』という気持ちが、怖いもの知らずな人には常にあるのです。
失敗を恐れない
怖いもの知らずになるには、失敗を恐れないことが挙げられます。
失敗するのは、誰だって怖いもの。
しかし失敗を恐れていたら、何も始まりません。
怖いもの知らずな人は、失敗を恐れることなく挑戦しますから、あなたも失敗を恐れないようになりましょう。
『失敗しても次がある』と思うことで、失敗を恐れる気持ちが緩和されていくものです。
怖いもの知らずは長所でも短所でもある
怖いもの知らずな人について、特徴や心理、性格、モテる理由、長所と短所を紹介しました。
怖いもの知らずなことは、長所でもあり短所でもあります。
怖いもの知らずで何にでもチャレンジできるところは見習うべきですが、人の気持ちを考えずに無神経な発言をすることは避けなくてはなりません。
怖いもの知らずの長所と短所、どちらが表に出てくるかは、普段のあなた次第と言えるでしょう。
人を傷つけたり迷惑をかけることなく、チャレンジ精神を忘れずに過ごしていきたいですね。