悔し涙を流す心理について、紹介します。
勝負に負けたり上手くいかないことがあったりすると、すぐに悔し涙をながすひとっていますよね。
なぜ、悔し涙を流してしまうのでしょうか。
ここでは、悔し涙を流す人、悔し泣きする人にフォーカスを当て、心理や性格などを掘り下げていきたいと思います。
また、人を悔しがらせる人の心理や悔し泣きをやめる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
目次
なぜ?悔し涙を流す心理
まずは、悔し涙を流す心理から紹介します。
テストの点数が思ったより悪かった、仕事で同期に先を越されたなど、『悔しい』と感じるシチュエーションは多々あるもの。
悔しいと思うだけでなく、悔しくて泣いてしまうのはなぜなのでしょうか。
悔し涙を流す心理には、以下のものが挙げられます。
負けて悔しい
悔し涙を流す心理には、負けて悔しいというものが挙げられます。
悔し涙を流す人というのは、みな『負けて悔しい』という気持ちがあると言えるでしょう。
なぜ悔し泣きをするのか?というと、それはやはり負けて悔しいから。
勝負は勝たないと意味が無い、と思っているのかもしれません。
上手くいかなくて腹が立つ
悔し涙を流す心理には、上手くいかなくて腹が立つというものが挙げられます。
自分では一生懸命頑張り、ただならぬ努力をしてきたにも関わらず、思うような結果が出ないときもありますよね。
そういうとき、自分の努力が認められなかった、上手くいかなったという気持ちから自分自身に腹が立ち、悔し涙を流してしまいます。
真剣だった
悔し涙を流す心理には、真剣だったというものが挙げられます。
負けて泣くほど悔しいということは、それだけその勝負に真剣に取り組んでいた、ということ。
適当にやっていたのでは、悔しさなど残りません。
悔し涙が流せる人というのは、毎回物事に真剣に取り組んでいる人でもあるのです。
自信があった
悔し涙を流す心理には、自信があったというものが挙げられます。
『絶対に勝てる』『上手くいく』と思っていたにも関わらず、結果が芳しくなかったら…そりゃあ悔しいですよね。
勝てると自信があったのにうまくいかなかったからこそ、自分の不甲斐なさを感じて悔し泣きをしてしまうのかもしれません。
人と比較してしまった
悔し涙を流す心理には、人と比較してしまったというものが挙げられます。
人は誰しも、どこか他人と自分を比べてしまうもの。
たとえば、同期の企画が通って同期が褒められていたりすると、悔しくて泣いてしまうという人は、自分と同期を比べてしまっているのでしょう。
悔しがる人の性格
続いて、悔しがる人の性格を紹介します。
悔し涙を流す人というのは、何事にも真剣に取り組み、勝てる自信がある人。
少しのことでも悔しがってしまう人は、どんな性格をしているとでしょうか。
悔しがる人に共通する性格には、以下のものが挙げられます。
負けず嫌い
悔しがる人の性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。
悔しがる人の性格の最大の特徴ともいえるのが、負けず嫌いなこと。
負けず嫌いな性格だからこそ、負けて悔しくて泣いてしまうのです。
負けず嫌いでなければ、悔しくて泣くということはあり得ないでしょう。
向上心がある
悔しがる人の性格には、向上心があることが挙げられます。
悔しがる人は、常に上を目指すことのできる向上心のある人。
現状には満足しておらず、今よりも上に行くにはどうしたらいいか?を常に考えているといえます。
悔しさをバネに、頑張れるタイプ、次こそはと結果を出せるタイプですね。
競争心が強い
悔しがる人の性格には、競争心が強いことが挙げられます。
悔しがる人は、何事も勝ち負けにこだわる、いわゆる競争心が強い人。
争うこと、そして勝つことが全てだと思っているため、何につけても人と争おうとしてしまいます。
遊びの延長のようなことであっても競争心を発揮してしまうので、場合によっては空気が読めない人と思われてしまうこともあるでしょう。
忍耐力がある
悔しがる人の性格には、忍耐力があることが挙げられます。
悔しがる人は、悔しいと思うだけでは終わりません。
悔しさを次に繋げることができる人ですので、その悔しさに耐えるだけの忍耐力があると言えるでしょう。
悔しさから逃げず、次の機会ために努力できるのは、なかなかできることではありません。
完璧主義
悔しがる人の性格には、完璧主義なことが挙げられます。
悔しがる人の多くは完璧主義で、失敗や中途半端な状態を自分で許すことができません。
自分に厳しくし、自分の失敗に対して悔しい気持ちでいっぱいになるのは、完璧主義な性格だからだと言えるでしょう。
完璧を目指すことは悪いことではありませんが、場合によっては融通が利かないなどと思われることもあるので、気をつけなくてはなりません。
なぜか悔しがらない人の心理
ではここで、悔しがらない人の心理を紹介しましょう。
世の中には必要以上に悔しがって泣いてしまう人もいれば、全く悔しがらない人までいます。
悔し涙を流す人からすると、なぜ悔しがらないのか不思議でたまりません。
悔しがらない人の心理は、こちらです。
勝ち負けにこだわっていない
悔しがらない人の心理には、勝ち負けにこだわっていないというものが挙げられます。
負けても悔しくないのは、そもそも勝ち負けにこだわっていないから。
元々勝っても負けてもいい、という気持ちが強いので、負けても悔しくないのです。
勝ちたい!という強い気持ちがなければ、確かに悔しさも生まれませんね。
楽しかった
悔しがらない人の心理には、楽しかったというものが挙げられます。
結果としては負けたとしても、そこまでの過程が充実していたり、満足できていると、悔しさよりも『楽しかった』という満足感が強く出るもの。
やりきった感じがあるときって、不思議と悔しさを感じないものですよね。
自分に責任はない
悔しがらない人の心理には、自分に責任はないというものが挙げられます。
結果がうまくいかなったとしても、その失敗した要因は自分ではないと思っている人は、悔しいという気持ちは芽生えません。
悔しがるのは、失敗した理由が自分にあると責任を感じている人。
ですから、責任を感じていない人ほど悔しがらないと言えるでしょう。
細かいことを気にしていない
悔しがらない人の心理には、細かいことを気にしないというものが挙げられます。
悔しがらない人は、他の人よりも寛大な心を持っており、過ぎてしまったことをネチネチ悩むタイプではありません。
細かいことを気にしていないので、悔しさも芽生えにくいのでしょう。
寛大な心を持つことは大事なことですが、時として大雑把な人と思われることもあるようです。
向上心がない
悔しがらない人の心理には、向上心がないことが挙げられます。
何につけても悔しいという気持ちが芽生えない人は、向上心もありません。
仕事で後輩や部下に先を越されても何とも思わない人は、なかなか昇格することもできませんよね。
それは向上心がなく、結果を出すために努力する、ということができないからです。
相手を悔しがらせる人の心理
ではここで、相手を悔しがらせる人の心理を紹介します。
やたらと上から目線で人を見下す発言をしてきたり、相手を悔しがらせようとする人っていますよね。
彼らはなぜ、相手を悔しがらせるのでしょうか。
相手を悔しがらせる人の心理について、見てみましょう。
負けを認めさせたい
相手を悔しがらせる人の心理には、負けを認めさせたいというものが挙げられます。
悔しがるということは、自分の負けを認めるということ。
たとえばライバルと仕事で争っていたとき、相手が全く悔しがっていなかったら勝った感じがしないでしょう?
自分の『勝ち』を存分に味わうためにも、相手に負けを認めさせたいのです。
優位に立ちたい
相手を悔しがらせる人の心理には、優位に立ちたいというものが挙げられます。
先ほども触れたように、悔しがるというのは自分の負けを認めるということ。
相手に負けを認めさせることができれば、必然的に自分の方が上だということを実感できますよね。
自分が相手よりも優位に立つために、悔しがらせたいのでしょう。
関連記事はこちら▽ 優位に立ちたい人の特徴や心理|優位に立ちたい人への対処法とは
勝つことが幸せ
相手を悔しがらせる人の心理には、勝つことが幸せというものが挙げられます。
相手を悔しがらせたい人は、何事も勝ち負けにこだわる人であることが多く、勝つことが全て。
勝負に勝つことが自分の幸せだと思っているので、そのために相手を悔しがらせたいのです。
プライドが高い
相手を悔しがらせる人の心理には、プライドが高いことが挙げられます。
相手を悔しがらせる人は、みなプライドが高いです。
プライドが高いからこそ、自分が上にいないと気が済まないのでしょう。
相手に負けを認めさせ、自分が優位に立ちたいという気持ちも、すべてプライドの高さが引き金になっているのです。
能力を示したい
相手を悔しがらせる人の心理には、能力を示したいというものが挙げられます。
自分はすごい人間だ、デキる人間だと思っている人は、相手にもそう思ってほしくて悔しがらせようとします。
自分の能力を示すことで、相手から尊敬の眼差しを向けられたいのでしょう。
『この人には敵わない』と思われたいのかもしれません。
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法
最後に、悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法について紹介します。
悔し涙を流すこと、悔し泣きすることというのは、決して悪いことではありません。
しかし場合によっては、泣くべきではないときもあるでしょう。
悔し泣きをやめたい人は、以下のことを試してみてください。
自分と向き合う
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法には、自分と向き合うことが挙げられます。
自分はどんなことに悔しさを覚えるのか、なぜ悔し泣きするほど悔しいと感じるのか、その理由を探ってみましょう。
自分自身と向き合うこと、自己分析することはとても大事なことです。
そうすれば、悔し泣きをすることも減るのではないでしょうか。
ストレスを発散する
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法には、ストレスを発散をすることが挙げられます。
人は、泣くことでストレス発散をしていることも多いもの。
気づかないうちに溜まったストレスを、悔し泣きという形で発散しているのかもしれません。
別のことでストレス発散をするようにし、ストレスを溜めないことを心がけていきましょう。
他のことを考える
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法には、他のことを考えることが挙げられます。
悔しくて泣きそうになったら、一旦『悔しい』という気持ちを忘れなくてはなりません。
悔しいという気持ちがあるうちは、悔し泣きをしてしまいます。
勝負とは全く関係の無いこと、たとえば好きなアーティストのことや夕飯のメニューなど、他のことを考えて気持ちの切り替えをしていきましょう。
冷静になる
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法には、冷静になることが挙げられます。
悔し泣きをするときは、感情が高ぶっているもの。
興奮状態にあるわけですから、一旦冷静になることがおすすめです。
その場から席を外したり、深呼吸をするなどして冷静になりましょう。
感情のコントロールをする
悔し泣きをやめたい人がやるべき止める方法には、感情のコントロールをすることが挙げられます。
自分と向き合うことと似ていますが、感情のコントロールをすることができれば、悔し泣きをすることも減るでしょう。
自分自身で感情のコントロールができるようになれば、落ち着いて冷静に対処することもできるようになりますよ。
悔し涙を流せる人は成功する可能性大
悔し涙を流す心理や性格、悔し泣きをやめる方法などについて紹介しました。
悔し涙を流すことは、決して悪いことではありません。
むしろ、向上心があって素晴らしいことでもあります。
特に仕事などでは、悔し泣きできるほどの向上心があるというのは、将来的にも期待大。
実際、そういう人は成功しやすいともいえますから、悔し涙を流すこと自体に負い目を感じる必要はないと思います。