人には様々なタイプが いて、あなたの人生にとって素晴らしい影響を与えてくれる人は少なくありません。
しかし、時折人をダメにするタイプの人が存在することをご存知でしょうか。
今回は人をダメにする人の特徴について、お伝えしていきます。
人をダメにする人との上手な付き合い方についても解説していきますので、参考にしてください。
目次
人をダメにする人の特徴
人と付き合う上では、自分を成長させてくれることがたくさんあります。
しかし、中には人をダメにする人がいますので、このような人との付き合いには注意しなければなりません。
では、人をダメにする人とはいったいどのような人なのでしょうか。
ここでは、人をダメにする人の特徴を解説していきます。
人の世話が好きで母親のように人に接する
人をダメにする人は、人の世話が好きで母親のように人の世話を焼きたがるということが特徴として挙げられます。
人のお世話をすることは、人として好ましいことです。
しかしあまり甲斐甲斐しく世話をし過ぎると、世話を焼かれた人は自分で何もしなくなり
人としてダメになってしまいます。
寛容ですべてを受け入れようとする
人をダメにする人は、寛容で人のすべてを受け入れようとすることが特徴として見られます。
人を優しく受け入れることは、人として立派なことです。
しかし寛容すぎると受け入れられた人は「何をしても許してもらえる」と思い、甘い考えを持ってしまいます。
そうすると、例え間違いを犯したとしても反省することのないダメな人になってしまう可能性が高いです。
人を束縛しようとする
人をダメにする人には、人を束縛しようとする特徴が見られます。
人は誰の所有物でもなく、束縛することなどできません。
それなのに人をダメにする人の中には、まるで自分だけのもののように勘違いして人を束縛する人がいます。
人は様々な人との付き合いによって成長を成し遂げていくのに、これでは束縛された人の世界は狭くなり、成長は見込めません。
人に対してダメ出しが多い
人をダメにする人は、人に対してダメ出しが多いという特徴も見られます。
人は、ダメ出しをされるとやる気を失う人が多いです。
「こんなこともできないの」「これではダメだね」などのような言葉を発することは、控えなければなりません。
そのように言われた人は「自分はダメなんだ」と思い込み、自信をなくすことでしょう。
うぬぼれが強く自己中心的
人をダメにする人は、うぬぼれが強く自己中心的という特徴も見られます。
「自分はすごいんだ」「自分が一番だ」といううぬぼれの強い人の話は、聞いている人がうんざりすることばかりです。
このような人と一緒にいても、自分の話ばかり聞かされてこちらにとってメリットになることは何もありません。
自分がダメになっていくだけです。
人をダメにする人との上手な付き合い方
社会で生きていくためには、人との付き合いはどうしても避けることができません。
周りに人をダメにする人がいたとしても、上手く付き合うことも時には求められます。
では、人をダメにする人にはどのように接すればよいのでしょうか。
ここでは人をダメにする人との上手な付き合い方について解説していきます。
相手の先を行く
人をダメにする人との上手な付き合い方は、相手の先を行くという対処法を取るとよいでしょう。
人をダメにする人は人一倍の世話好きで、「あれもこれも自分がしてあげる」という人が多いです。
しかし、それではこちらの成長は見込めません。
世話を焼かれる前に、相手の先を行き「もうできているよ」という姿勢で向き合うと、相手は世話を焼くことがないでしょう。
自立心をはっきり示す
人をダメにする人との上手な付き合い方は、自立心をはっきり示すという対処法もあります。
人は「この人には自分がいなければ」と思い込んでいる人が近くにいると、いつまでたっても独り立ちできません。
そのため「自分は一人でも大丈夫」という自立心を示してみてください。
「この人は一人でできる」とあなたを認め、成長を促してくれることになるでしょう。
軽く受け流す
人をダメにする人との上手な付き合い方には、軽く受け流すという対処法もあります。
人をダメにする人は人に干渉したがったり、世話を焼きたがったりする傾向がありますが、それがあまり度が過ぎるとストレスを感じがちです。
そうならないためにも、応対をするときには「ありがとうございます」と言いながらも、さらりと軽く受け流してみてください。
精神的に楽になりますし、相手も必要以上に干渉してくることはないでしょう。
適当に話を聞く
人をダメにする人との上手な付き合い方には、適当に話を聞くという対処法もあります。
人をダメにする人は「〇〇した方がよい」「〇〇でしょう」などのように、自分の考えを相手に押し付けることが少なくありません。
しかし、これから成長しようとしている人にとってはそれは不要なもので、あまり自分の考えを言われると嫌悪感を抱きます。
そうならないためにも、相手の話しは適当に聞いてみてください、
相手はその空気を察し、あまり強く自分の考えを言ってくることはなくなるでしょう。
距離を置く
人をダメにする人との上手な付き合い方には、距離を置くという対処法もあります。
人をダメにする人はそもそも悪気があって、言動を起こしていません。
しかし、その言動が負担になるのであれば、そっと距離を置くということも一つの方法です。
距離を置くことで、角を立てずに付き合いを必要以上に避けることができます。
人をダメにする人間にならないためには
人は一日一日成長していくものですので人をダメにする人が周りにいると、迷惑になることが無きにしも非ずです。
そのため、自分も人をダメにする人間になってはいけません。
では、人をダメにする人間にならないためにはどのようにすればよいのでしょうか。
ここでは人をダメにする人間にならないための方法について、解説していきます。
自分自身の目標を作る
自分が人をダメにする人間にならないためには、自分自身の目標を作るという方法があります。
人をダメにする人の大きな特徴は、人の世話を焼いたり干渉したりすることです。
それは、自分の時間が余っているためそのような言動を起こすことになります。
そこで自分自身のしっかりとした目標を作ってみてください。
人に構う余裕はなくなるはずです。
人のすることを見守る癖をつける
自分が人をダメにする人間にならないためには、人のすることを見守る癖をつけるという方法もあります。
人をダメにする人はつい人のすることに口を出してしまいますが、それでは相手はいつまでたっても独り立ちすることができません。
そのため口を出したい気持ちをぐっと我慢して、見守ってみてください。
そうする癖がつけば、独り立ちを妨げるようなことにはならないでしょう。
広い視点を持つ
自分が人をダメにする人間にならないためには、広い視点を持つという方法もあります。
狭い世界の中で狭い視点でも物事を見ていると、つい人のことが気になりますし人のすることに口出しをしてしまいますが、それでは人をダメにしがちです。
そこで、広い物の見方をする努力をしてみてください。
大きな気持ちで物事を見るようになり、人のことをいちいち気にすることもなくなります。
人を認める
自分が人をダメにする人間にならないためには、人を認めるという方法もあります。
そもそも人をダメにする人は、相手に頼りなさを感じるため世話を焼いたり干渉したりするのです。
しかし、相手にはそれらを求めていないことも少なくありませんので、人のすることや言っていることを認める癖をつけてみてください。
相手を認めることで、求められていない言動を起こすことはなくなります。
人の話をよく聞く
自分が人をダメにする人間にならないためには、人の話をよく聞くという方法もあります。
人をダメにする人は、相手ができるということをわかっておらず、つい手や口を出してしまいがちです。
しかし、相手はこちらが思っている以上に物事をわかってできる場合が少なくありません。
もし余計な手や口を出しそうになったら、話をよく聞いてみてください。
相手がしっかりしていることを理解でき、安心して物事を任せることができるでしょう。
人をダメにする人の優しさに甘えずに日々を過ごしましょう
人をダメにする人の特徴や人をダメにする人との上手な付き合い方などについて、お伝えしてきました。
人をダメにする人は、優しさにあふれている人が多いため、人によっては心地良さを感じることでしょう。
しかし、一人の人間として立派に独り立ちをするためには自分への厳しさも必要です。
自分の成長を遂げるためにも、優しさには甘えすぎないように日々を過ごしましょう。