仕切る人について、紹介します。
あなたの周りにも、やたらと仕切る人はいませんか。
職場などで、その場を仕切ろうとしてくる人っていますよね。
彼らはなぜ、出しゃばるようにして仕切ってくるのでしょうか。
ここでは、仕切る人に注目し、仕切るのが上手い人の特徴や性格、仕切りたがりの心理、うざい理由などを見ていきたいと思います。
上手く仕切るコツについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
仕切る人の意味とは
まずは、『仕切る人』の意味から紹介します。
仕切る人には、以下のような意味があります。
- その場を取り仕切る人
- 指示を出す人
- 割り振る人
イメージとしては、職場などでメンバーに指示を出し、それぞれの持ち場に割り振る人のことを『仕切る人』といいます。
仕切る人は、上司やチームのリーダーなどであることが多いのですが、慕われる人もいれば、残念ながら嫌われる人もいるのが現状だと言えるでしょう。
仕切るのが上手い人は好かれるリーダーですが、仕切るのが下手な人は、間違いなく周りから疎ましく思われてしまいます。
仕切るのが上手い人の特徴
では、仕切るのが上手い人の特徴を紹介します。
先程、仕切るのが上手い人は好かれますが仕切るのが下手な人は嫌われる、という話をしました。
仕切るのが上手い人には、どんな特徴があるのでしょうか。
仕切るのが上手い人の特徴は、こちらです。
視野が広い
仕切るのが上手い人の特徴には、視野が広いことが挙げられます。
仕切るのが上手い人は一直線になることはなく、周りをよく見渡すことができる視野が広い人。
周りをよく見ているからこそ、その人その人にあった適切な指示を出して、その場を取り仕切ることができるのです。
適材適所に配置できる
仕切るのが上手い人の特徴には、適材適所に配置できることが挙げられます。
仕切るのが上手い人は、周りの人を『適材適所』に配置することができるため、仕切っても周りから反感を買うことがありません。
指示を出された方も、自分に合ったポジションに配置されるので仕事がやりやすいのでしょうね。
信頼や人望がある
仕切るのが上手い人の特徴には、信頼や人望があることが挙げられます。
仕切るのが上手い人は、周りから好かれています。
その理由としては、信頼や人望があることが挙げられるでしょう。
仕切るのが上手い人は自分自身も仕事ができるなど、周りからの信頼や人望も厚いため、周りも素直に指示に従うのかもしれません
行動力がある
仕切るのが上手い人の特徴には、行動力があることが挙げられます。
仕切るのが上手い人は、自分自身でも動くなど行動力がある人でもあります。
時々、口だけで自分は何もしない人、全く動かない人がいますが、仕切るのが上手い人は『口だけ』の人ではありません。
周りが着いてくるのは、行動力があるからなのです。
感謝の気持ちを伝えられる
仕切るのが上手い人の特徴には、感謝の気持ちを伝えられることが挙げられます。
仕切るのが上手い人は、自分がその場を仕切って周りを動かしたあとは、必ず感謝の気持ちを伝えることができます。
自分の方が立場が上であっても偉そうな態度をとることはなく、謙虚にお礼を言えるのは、仕切るのが上手い人が好かれる最大の理由かもしれません。
仕切る人の性格
続いて、仕切る人の性格について紹介します。
仕切るのが上手い人もいれば下手な人(嫌われる人)もいるわけですが、彼らはどんな性格をしているのでしょうか。
仕切る人に共通する性格には、以下のものが挙げられます。
真面目
仕切る人の性格には、真面目なことが挙げられます。
仕切る人は基本的には真面目な性格で、完璧主義なところがあります。
だからこそ、周りを動かしてでも何かをやり遂げたいと思っているのでしょう。
仕切る人は失敗したくない気持ちが強く、その場を取り仕切るのです。
正義感が強い
仕切る人の性格には、正義感が強いことが挙げられます。
仕切る人はとにかく正義感が強いため、周りに指示を出してしまいます。
指示を出したり周りを仕切ることを『正義』と捉えているところがあり、そういう自分が好きなのでしょう。
ただし、正義感が強すぎる仕切る人は周りから嫌われる可能性が高いです。
頑張り屋
仕切る人の性格には、頑張り屋なことが挙げられます。
仕切る人は、仕事もプライベートも何でも頑張る性格。
負けず嫌いなところもあるので、1人でも何とかしようとするでしょう。
とはいえ、仕事は1人で行うものではないので、周りを巻き込む形で仕切ってしまうことも少なくありません。
責任感が強い
仕切る人の性格には、責任感が強いことが挙げられます。
周りに嫌われてもいいから指示を出し、その場を仕切ろうとする人はとにかく責任感が強い人。
結果を出すことが全てだと思っており、自分に与えられた責任をまっとうすることに必死です。
責任感が強いタイプは、周りが見えなくなることもあるので気をつけなくてはなりません。
リーダー気質
仕切る人の性格には、リーダー気質であることが挙げられます。
周りから好かれる仕切る人は、根っからのリーダー気質。
リーダー気質のある仕切る人は周りを良い意味で巻き込む勢いがあり、周りもそれに着いてくる人の良さも持ち合わせています。
まさに、慕われるタイプの仕切る人ですね。
仕切りたがりな人の心理
続いて、仕切りたがりな人の心理について紹介します。
正直なところ、大した実力もないのにやたらとでしゃばって仕切ってくる人っていますよね。
そういう人は、一体どんなことを考えているのでしょうか。
仕切りたがりな人の心理は、こちらです。
自分が正しい
仕切りたがりな人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。
周りからの冷ややかな視線も気にせず、『自分が自分が』と仕切りたがるのは、自分が正しいという気持ちが強いからだと言えるでしょう。
自分の考えが正しいと信じて疑わないので、リーダーであるかどうかに関わらず、自分が仕切らなくてはと思っているのです。
周りが頼りない
仕切りたがりな人の心理には、周りが頼りないというものが挙げられます。
仕切りたがりな人の中には、『仕方ないから自分が仕切る』というふうに考えている人も少なくありません。
本当は目立ちたくないのに、と前置きをするタイプは、周りが頼りないため自分がやるしかない、と思っています。
正義感の強い人に、多い心理です。
従うより従わせたい
仕切りたがりな人の心理には、従うより従わせたいというものが挙げられます。
仕事はチームで行うものなので、誰かの意見ややり方に従うこともあるでしょう。
しかし、仕切りたがりな人は『人に従う』ことが苦手です。
人に従うのが嫌なので、『従うより従わせたい』と思い、その場を仕切るようになるのでしょう。
上司に認められたい
仕切りたがりな人の心理には、上司に認められたいというものが挙げられます。
承認欲求が強い人も、仕切りたがりになることが多いです。
具体的には、上司や同僚に自分の実力を認めてほしくて、その場を取り仕切るようになります。
ただし、このタイプは自分の承認欲求を満たすためだけに動いているので、独りよがりになりがち。
周りからも、うざいと思われることが多いでしょう。
プライドが高い
仕切りたがりな人の心理には、プライドが高いことが挙げられます。
従うより従わせたい心理や自分が正しいという心理は、元をたどればプライドの高さが引き起こしているもの。
仕切りたがりな人はプライドが高いからこそ、自分が一番じゃないと気が済まないのです。
仕切る人がうざい理由
ではここで、仕切る人がうざい理由について紹介します。
仕切る人のことが嫌い、うざいと感じる人もいますよね。
なぜ、仕切る人をうざいと感じるのでしょうか。
仕切る人がうざい理由には、以下のものが挙げられます。
上から目線だから
仕切る人がうざい理由には、上から目線だからというものが挙げられます。
仕切る人がうざいと感じる最大の理由が、相手が上から目線であること。
たとえ上司や年上であっても、周りを見下すような言い方をされたらムカつきますよね。
うざがられる仕切る人は自分は偉いと思っているので、常に上から目線で発言します。
命令口調だから
仕切る人がうざい理由には、命令口調だからというものが挙げられます。
上から目線であることとも似ていますが、指示を出すときに常に命令口調の人っていますよね。
人に仕事を頼んだり、割り振ったりするのが当たり前だと思っている人は、命令口調で他人に指示をしてきます。
『あなたはそんなに偉いの?』と思ってしまいますね。
威張ってるから
仕切る人がうざい理由には、威張ってるからというものが挙げられます。
周りを仕切るということは、周りの人よりも立場が上であることが多いです。
だからといって、威張っていいというわけではありません。
立場が上だから何をしてもいい、というルールはありませんよね。
張り切って威張っている人は、うざいと思うと同時に見ていてとても滑稽なものです。
口だけで実力がないから
仕切る人がうざい理由には、口だけで実力がないからというものが挙げられます。
うざがられる人は、大抵の場合『口だけ』で実力が伴っていません。
自分では何もしない、責任も取らない、仕事もできない、人望もないのに、口だけは達者で周りを仕切っているのです。
こんな人について行きたいとは、誰も思わないでしょうね。
空気が読めないから
仕切る人がうざい理由には、空気が読めないからというものが挙げられます。
仕切るのが下手な人は、空気を読むことができません。
自分本位な考え方に偏っていることもあり、周りを見ることができないのです。
そのため、チームがまとまりかけているタイミングで良からぬことを発言するなど、場の雰囲気を乱すことも多いでしょう。
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツ
最後に、仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツについて紹介します。
周りを上手く仕切るタイプではない、リーダーに向いていない…と悩む人もいますよね。
そんな仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、以下のものが挙げられます。
長所を見極める
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、長所を見極めることが挙げられます。
仕切るのが苦手な人は、メンバーの得手不得手を見極められていません。
人には誰でも、得意なこともあれば苦手なこともあるもの。
得意な分野に配置するのが理想なので、まずはメンバーの長所を見極めるようにしてみてください。
堂々とする
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、堂々とすることが挙げられます。
仕切るのが苦手だからといって、オドオドしているのはNG。
これでは周りから『頼りないリーダー』だと思われてしまい、誰も指示に従わなくなってしまいます。
人前に立つのが苦手でも、堂々と背筋を伸ばしていてください。
気を使いすぎない
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、気を使いすぎないことが挙げられます。
仕切るのが苦手な人は、周りの目を気にしすぎるところがあります。
こんなことを言ったら嫌われるかも、という気持ちから、周りに気を使いすぎているのです。
しかし、これでは場を仕切ることはできないので、嫌われる勇気を持ち、気を使いすぎないことを心がけましょう。
お願いする
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、お願いすることが挙げられます。
仕切るのが苦手な人は、『人に命令する』のが苦手なことも多いです。
そんな人は、命令ではなくお願いする形で伝えてみましょう。
お願いする形なら上から目線にはなりませんし、周りも素直に従ってくれるのではないでしょうか。
周りの意見を聞く
仕切るのが苦手な人が意識するべき仕切るコツには、周りの意見を聞くことが挙げられます。
仕切るのが苦手な人は、空気を読むのが苦手であったり、視野が狭くなっていることが多いです。
まずは周りの意見に耳を傾け、人の意見を聞きましょう。
周りの意見を聞くことで、柔軟な対応ができるようになりますよ。
まとめ:仕切る人が慕われるか嫌われるかは性格で決まる!
仕切る人について、上手い人の特徴や性格、仕切りたがりな人の心理、仕切る人がうざい理由などを紹介しました。
同じ『仕切る人』であっても、周りから慕われる人もいれば嫌われる人もいます。
その違いは、性格や相手への思いやりがあるかどうか、だと言えるでしょう。
嫌われているとチームをまとめるのも一苦労なので、周りへの思いやりを忘れずに接し、慕われるリーダー(仕切る人)になれるといいですね。