収集癖について、紹介します。
あなたの周りにも、『収集癖』のある人はいませんか。
収集癖とは、そもそもどんな癖のある人のことを言うのでしょうか。
ここでは、収集癖がある人の特徴や性格、長所と短所を中心に詳しく見ていきたいと思います。
また、記事の後半では、収集癖をやめさせる方法、自ら収集癖をやめる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
収集癖の意味とは
まずは、『収集癖』の意味から紹介します。
収集癖を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 特定のものをむやみやたらと集めてしまう癖のこと
- 同じようなものを必要以上に集めたがること
収集癖とは、コレクター癖とも呼ばれ、特定のものをとにかく集めてしまう癖のこと。
何を集めるかは人それぞれ違いますが、大抵の場合、他の人から見ると不要なものであることが多いようです。
アニメのグッズなどの娯楽系から日用品まで、集めるものは多種多様です。
収集癖がある人の特徴
では続いて、収集癖がある人の特徴について紹介します。
収集癖がある人は、自分にとって必要なものをとにかくたくさん集めてしまう人のこと。
そんな収集癖がある人には、以下のような特徴が見られます。
詳しく見てみましょう。
物を捨てられない
収集癖がある人の特徴には、物を捨てられないことが挙げられます。
収集癖がある人は、基本的に物を捨てることができません。
断捨離や片付けを試みても、『もったいない』『まだ使うかも』などと思ってしまい、結局捨てることができないのです。
そのため、部屋は散らかり放題ということもあるでしょう。
限定に弱い
収集癖がある人の特徴には、限定に弱いことが挙げられます。
収集癖がある人は、『限定』という言葉に非常に弱いです。
期間限定、ご当地限定など、『○○限定』と書いてあるものを見つけるとつい買ってしまいます。
必要かどうかではなく、限定品は買うべきという認識なのかもしれません。
浪費癖がある
収集癖がある人の特徴には、浪費癖があることが挙げられます。
収集癖がある人は、目的のものを集めるためならお金を使うことを躊躇いません。
自分の中では必要な出費なのでしょうが、周りから見ると金遣いが荒いだけなのです。
収集癖がある人は金遣いが荒いので、貯金をすることができません。
関連記事はこちら▽ 金遣いが荒い人の特徴や心理|金遣いが荒い性格を直したい人がやるべきこととは
オタク気質
収集癖がある人の特徴には、オタク気質なことが挙げられます。
収集癖がある人は、自分の好きなものをとことん集めることからも分かるように、オタク気質なところがあります。
普段はあまり喋らない人でも、好きなものに関する話、集めているものの話なら饒舌になるでしょう。
こだわりが強い
収集癖がある人の特徴には、こだわりが強いことが挙げられます。
収集癖がある人は、他の人には違いが分からないような細かいところまでこだわるなど、こだわりが強いです。
自分なりのこだわりを大事にしているので、他の人からすると『そんなに集めてどうするの?』というものまで必死に集めてしまうのです。
コレクター癖がある人の性格
続いて、コレクター癖がある人の性格について紹介します。
コレクター癖(収集癖)がある人の特徴については先程紹介したとおりですが、コレクター癖がある人はどんな性格をしているのでしょうか。
コレクター癖がある人の性格には、以下のような特徴が見られます。
心配性
コレクター癖がある人の性格には、心配性なことが挙げられます。
コレクター癖がある人のうち、日用品などを必要以上に集めてしまう人は心配性な性格をしています。
少し前に、マスクやトイレットペーパーなどがお店から消えたことは記憶にも新しいですよね。
使うものを必要以上に集めてしまうのは、『なくなったらどうしよう』という心配な気持ちから来ています。
負けず嫌い
コレクター癖のある人の性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。
収集癖がある人は、人よりも自分の方が凄いと思われたい気持ちが強く、それゆえに必要以上にモノを集めてしまいます。
『そんなに持ってるの?凄いね!』と言われたい、誰よりもたくさん持っていたいと思うのは、負けず嫌いだからだと言えるでしょう。
寂しがり屋
コレクター癖がある人の性格には、寂しがり屋なことが挙げられます。
コレクター癖がある人は、基本的に寂しがり屋な性格をしています。
その寂しさを埋めるために、『集めた物に埋もれていたい』のです。
部屋にものがたくさんあると、一時でも寂しさが薄れる気がするのでしょうね。
見栄っ張り
コレクター癖がある人の性格には、見栄っ張りなことが挙げられます。
コレクター癖がある人は、周りに凄いと思われたい気持ちが強く、それゆえに見栄を張ることも少なくありません。
特に服やバッグなどを全てブランド品で固めている人は、相当な見栄っ張りだと言えるでしょう。
依存しやすい
コレクター癖がある人の性格には、依存しやすいことが挙げられます。
コレクター癖がある人は、モノだけでなく人に対しても依存しやすいところがあります。
元々寂しがり屋なこともあり、優しくしてくれた人に依存する傾向があるでしょう。
特に女性の場合、より依存しやすいと言えるかもしれません。
収集癖ある人の長所と短所
ではここで、収集癖がある人の長所と短所について紹介します。
なんとなく『収集癖=短所』というイメージですが、収集癖があることは長所でもあれば短所にもなりうるもの。
収集癖のある人の長所と短所にはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
長所
満足感が得られる
収集癖がある人の長所には、満足感が得られることが挙げられます。
収集癖がある人は、自分の好きなものを集め、好きなものに囲まれた生活をしているわけですから、満足感が得られるのは言うまでもありません。
欲しかったものを手に入れたときの満足感は、何にも変えられませんね。
ストレス発散になる
収集癖がある人の長所には、ストレス発散になることが挙げられます。
ストレス社会と呼ばれる現代において、ストレスを溜めずに生活することなどできません。
いかに上手にストレスを発散するか?が鍵ですが、収集癖がある人は『好きなことをしている』ため、収集することでストレス発散になるのです。
なくなる心配がない
収集癖がある人の長所には、なくなる心配がないことが挙げられます。
マスクやトイレットペーパーなどの日用品を収集する癖のある人は、自然災害などの不測の事態が起こってもそれらがなくなる心配をすることがありません。
もしもに備えてたくさんストックしているわけですから、どんなときでもなくなる心配をしなくて済むのです。
短所
無駄遣いが増える
収集癖がある人の短所には、無駄遣いが増えることが挙げられます。
収集癖がある人は、必要だから買うのではなく、買うこと自体が目的になってしまっています。
そのうち『買わないといけない』という謎の使命感に襲われるようになり、結果として無駄遣いが増えることは否めません。
場所をとる
収集癖がある人の短所には、場所をとることが挙げられます。
何を集めるのかにもよりますが、ものを集めるためには、それらを保管する場所が必要になるもの。
嵩張るものであればあるほど、コレクター品の収納場所が必要になり、部屋が狭くなってしまうでしょう。
部屋が散らかる
収集癖がある人の短所には、部屋が散らかることが挙げられます。
場所をとることと似ていますが、収集癖があると必ずと言っていいほど部屋が散らかります。
コレクター品が場所をとるので、部屋に置くスペースがなくなることが原因でしょう。
部屋が散らかってモノが散乱し、足の踏み場がなくなることも少なくありません。
収集癖をやめさせるには
続いて、収集癖をやめさせるにはどうすれば良いのか、その方法について紹介します。
収集癖は自分の欲求を満たすという点では良いのかもしれませんが、決して周りに誇れることではありません。
身近な人の収集癖をやめさせるには、以下の方法を試してみてください。
一緒にできる趣味を探す
収集癖をやめさせるには、一緒にできる趣味を探すことが挙げられます。
収集癖がある人は、モノを集めることで寂しさを紛らわせたり、ストレスを発散していたりします。
ですから、一緒にできる趣味を探し、一緒に何かに取り組んでみましょう。
軽く汗をかくスポーツ系の趣味を見つけると、ストレス発散にもなるのでおすすめですよ。
他に必要な人がいると言う
収集癖をやめさせるには、他に必要な人がいると言うことが挙げられます。
日用品などを必要以上に集める人には、『他にもそれが必要な人がいる』と伝えましょう。
たとえばトイレットペーパーなどを買い占めてしまうと、買えなくて困る人が出ますよね。
周りを見るように、冷静に伝えてみてください。
1つに絞るように言う
収集癖をやめさせるには、1つに絞るように言うことが挙げられます。
たくさんのもの、複数の種類のものをとにかく集めてしまう人には、その中から1つに絞るように伝えてみましょう。
いきなり収集癖を完全にやめるのは無理なので、少しずつ減らしていくことがポイントです。
必要なものだけ買うように言う
収集癖をやめさせるには、必要なものだけ買うように言うことが挙げられます。
収集癖が酷すぎて借金をするような場合、一刻も早くやめさせなくてはなりません。
とはいえ、すぐにやめるのは難しいので、まずは『必要が不要か』を選別することから始め、『今必要なもの』だけを買うように促してみてください。
収集癖をやめるメリットを話す
収集癖をやめさせるには、収集癖をやめるメリットを話すことが挙げられます。
収集癖をやめる一番のメリットは、やはり無駄遣いが減ること。
お金が貯まったら何ができる、など、収集癖をやめたら得られるメリットを理解してもらえれば、収集癖をやめさせることができるかもしれません。
直したい!自ら収集癖をやめるには
最後に、自ら収集癖をやめるにはどうしたら良いのか、その方法について紹介します。
収集癖というのは、やはり自分の意思でやめるのが一番。
人に言われてやめようとしても、結局なかなかやめられないんですよね。
収集癖をやめたい人は、以下の方法を試してみてください。
情報を入れない
自ら収集癖をやめるには、情報を入れないことが挙げられます。
今はTwitterやInstagramなどを通じ、簡単に最新情報を手に入れられる時代です。
しかし、収集癖をやめたいのなら情報は入れるべきではありません。
新作や限定品の情報が入るから欲しくなってしまうので、情報を入れないことが第一なのです。
強い意志を持って断捨離する
自ら収集癖をやめるには、強い意志を持って断捨離することが挙げられます。
収集癖を本気でやめたいのなら、『絶対にやめる』という強い意志が必要不可欠。
そして、3ヶ月使っていないものは捨てるなど、徹底的に断捨離をしましょう。
使うかも、もったいないという気持ちは禁物です。
1人の時間を作らない
自ら収集癖をやめるには、1人の時間を作らないことが挙げられます。
一人の時間があると、ついスマホで検索したりネットショッピングをしてしまうという人もいますよね。
できるだけ部屋に1人にならないようにしましょう。
休日は特に、部屋に引きこもらず外に出ることをおすすめします。
体を動かす趣味を作る
自ら収集癖をやめるには、体を動かす趣味を作ることが挙げられます。
先程も触れましたが、軽く汗をかくような趣味は、ストレス発散にもなるため非常におすすめです。
ウォーキングやランニングであれば、ジムなどに通う必要もないため、シューズさえ用意すればすぐに始められますよ。
必要か考えてから買うようにする
自ら収集癖をやめるには、必要か考えてから買うようにすることが挙げられます。
衝動買いをしてしまう限定品に弱いタイプの人は、買う前にじっくり考える癖をつけましょう。
本当に必要なのか、買ったら使うのか、この金額を払う価値があるのか、など、じっくり考えてください。
きちんと考えてから買ったものには、不思議と愛着が湧くものです。
関連記事はこちら▽ 衝動買いする人の性格や心理の特徴|衝動買いをやめたい人向けの抑える方法や対策とは
まとめ:収集癖がある人は早めに改善しよう
収集癖がある人の特徴や性格、長所と短所、収集癖をやめさせる方法、そして収集癖を自らやめる方法について紹介しました。
収集癖はものを集める癖のことで、何を集めるのかは人それぞれ違います。
趣味の範囲で集めているだけという人もいれば、ゴミのようなものを集めてしまう人まで様々。
日用品などの収集は他の人の迷惑にもなりかねませんので、自分に収集癖がある人は、なるべく早めに改善していきましょう。