今の時代、バツイチであることはそこまで珍しいことではありません。
しかし、どんな理由で離婚したのかによっては、もう二度と恋なんてしたくないと思うほどの心の傷を負うこともあるでしょう。
ここでは、バツイチ男性の心の傷に焦点を当ててみたいと思います。
心の傷を理解するのはありなのかや、心の傷を癒す方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
バツイチ男性の心の傷ってどんな傷?
離婚してバツイチになったということは、それなりにトラウマになるような経験をしてきた可能性はあります。
では、バツイチ男性はどんな心の傷を負っているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
自信喪失
バツイチになった理由が、パートナーの浮気や裏切りであった場合、離婚したことによって自信を失うことにもなります。
今まで一緒にいたパートナーから裏切られたり、たとえば稼ぎが少ないなどと言われたりしたら、自信をなくすのは当然です。
自分は何をしてもダメなんだ、と自己肯定感がどんどん下がっていってしまうでしょう。
人間不信
信じていた人に裏切られるという行為は、自信だけでなく人を信じる気持ちすらなくしてしまいます。
信じていた人からの裏切りにあうと、信じるのが怖くなってしまいますよね。
人を信じるのが怖くなり、誰のことも信じられなくなる一方、誰のことも疑ってしまう自分に対して嫌気がさすこともあるでしょう。
周りからの目
たとえば職場恋愛などの身近なコミュニティ内で結婚し、バツイチになった場合、周りの人から噂されることは避けられません。
特に自分が裏切られた立場であったりすると、「あの人、奥さんに浮気されたらしいよ」などと言われ続けることでしょう。
自分が被害者であっても、自分が悪いように周りに思われてしまうのはトラウマものですね。
人との距離感
バツイチになった理由にもよりますが、今後人とどうやって関わっていけば良いのか分からなくなってしまうこともあります。
人を信じられなくなることと似ていますが、人との距離感が分からなくなり、恋愛どころか仕事にも支障が出てしまうケースもあるでしょう。
そしてその結果、人間関係がうまくいかなくなっていくのです。
将来への不安
離婚してバツイチになったことにより、人を信じられなくなることは珍しいことではありません。
しかしながら、誰のことも信じられなくなり、仕事が上手くいかなくなるなどになると、将来に対して漠然とした不安を抱くこともあるでしょう。
今後自分はどうなってしまうんだろう、という不安が心の傷となってしまうのです。
バツイチ男性の心の傷を理解しようとするのはあり?なし?
バツイチの男性を好きになり、将来を考えるようになると、相手のことを理解したいと思うのは当然のこと。
しかしながら、バツイチ男性の心の傷を理解するのは簡単なことではありません。
ありの意見
好きな人のことを知りたいのは当然
相手がバツイチかどうかに関わらず、好きな人のことをなんでも知りたいと思うのは当たり前のことですよね。
好きだからこそ知りたい、分かりたいと思うわけですから、バツイチ男性の心の傷を理解しようと思うのも、おかしなことではありません。
寄り添いたいから
バツイチ男性の心の傷を理解したいのは、傷や悩みを理解することによって相手の立場になれると思っているから。
つまり、あなたの気持ちに寄り添いたいのです。
何に悩み、何に苦しんでいるのかが分からなければ気持ちに寄り添うことはできないため、あなたを楽にしてあげたいという思いから、理解したいと思っているのでしょう。
親しくなりたいから
そして、バツイチ男性の心の傷を知りたいと思うのは、あなたのことが好きだから以外に理由はありません。
好きな人でなければ、わざわざ悩みやトラウマを理解したいとは思わないでしょう?
あなたと親しくなりたい、あなたに近づきたいからこそ、心の傷も知りたいと思うのです。
なしの意見
プライベートなことだから
バツイチ男性の負った心の傷というのは、そう簡単に理解できるものではありません。
何に傷つき、どう感じているかは人それぞれ違いますし、たとえ話してくれても理解するのは難しいでしょう。
そもそもプライベートなことなので、むやみやたらと他人が干渉するべきではないのです。
話してくれるのを待つべき
もし、相手の男性からバツイチであることや過去のことについて話してきてくれたのなら、話を聞いてあげるべきです。
しかし、彼が話してくれないのに無理に話を聞き出そうとするのはやめましょう。
デリケートな問題だからこそ、相手から話してくれるのを根気よく待つべきなのです。
傷をえぐるべきじゃない
パッと見では何事もなかったかのように過ごしていても、心の傷というのは目に見えるものではありません。
見た目で笑っているからといって、本当に吹っ切れたとは限りませんよね。
人には誰にでも、思い出したくないことがあるもの。
他人が、心の傷を抉るべきではありません。
バツイチ男性の心の傷を癒す方法
結論から言うと、離婚によって負った心の傷は時間が経てば次第に癒されていきます。
とはいえ、自分で彼の心の傷を何とかしてあげたいと思うこともあるでしょう。
焦らずじっくり、男性と関わっていってください。
近くにいる
バツイチ男性の心の傷を癒すには、そばにいてあげることが一番です。
特に何かをするわけではなく、ただ近くにいるだけで安心することがあるでしょう?
バツイチ男性は自分には味方が誰もいないと感じていることもあるため、近くにいるだけで安心させてあげると良いですよ。
話してみる
バツイチ男性が心に傷を負っているとしても、あえてそのことには触れずにいることをおすすめします。
バツイチかどうかで、相手への見方が変わることなどありません。
だからこそ、いつも通りに話しかけることがおすすめです。
共感する
心に傷を負ったバツイチ男性は、自分には味方が誰もいない、誰のことも信用できないと感じています。
そういう人に、無理に色々言っても意味が無いので、ただ素直に共感してあげればOK。
「大変だったね」などと言って、自分はあなたの味方だとアピールすることが、男性を癒すことに繋がるのです。
一定の距離を保つ
バツイチ男性の心の傷が癒えるまでは、むやみに近づくべきではありません。
男性は人を信用できずにいるため、距離を詰めすぎると良いことはないのです。
相手が心を開いてくれるまでは、一定の距離を保つことが大切です。
しつこくしない
そして、バツイチ男性の心の傷の深さというのは、人それぞれ違います。
あなたが理解しようとしても、それを遥かに超える場合もあるのです。
基本的には相手が話してくれるのを待つ、というスタンスでいることが、結果としてバツイチ男性の心の傷を癒すことに繋がるのです。
まとめ:バツイチ男性の心の傷はむやみに触れるべきではない
人によると言わざるを得ませんが、離婚によって少なからず心に傷を負う人は多いです。
相手が好きな人であれば、今後も一緒にいるために心の傷についても理解してあげたいと思うものですが、傷の深さは人それぞれ違います。
「たかがそのくらい」などと思わず、相手に寄り添う気持ちを忘れないようにしましょう。
むやみやたらと深入りすることのないよう、独りよがりにならないことが大切です。