職場は一日の大半を過ごす場所なので、大人の出会いの場になることも多いです。
上司と部下、同僚などは身近な人であるため、恋愛対象となることも少なくありません。
ここでは、上司が好きな部下にとる態度について見ていきたいと思います。
上司から好かれる部下の特徴や、好かれたときの対処法、上司に好かれる方法などについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
上司が好きな部下にとる態度
上司という立場上、すべての部下には平等に接しなくてはなりません。
しかし、人にはどうしても好き嫌いがあるのは仕方がないこと。
上司も人なので、好きな部下には以下のような態度をとることが多いです。
自分が上司から好かれているか、確認してみてください。
よく話しかけてくる
上司に限ってではありませんが、人は、好きな人には自分から積極的に声をかけてくるようになります。
自分の存在を、少しでも相手に認識してもらいたいのでしょう。
職場の上司が、特に用もないのに自分にだけしょっちゅう話しかけてくるのであれば、それはあなたのことを気に入っているサインです。
仕事を手伝う
職場の上司は、好きな部下のことをいつも気にかけています。
また、何らかの形で少しでも接点を持っていたいため、「手伝おうか?」などと声をかけてくることもあるでしょう。
自分が上司である以上、あなたの仕事を手伝うことができるのは間違いないと思っているため、仕事を手伝おうとしてくることは圧倒的に多くなるはずです。
仕事を頼む
先程、上司は好きな部下の仕事を手伝おうとすると言いましたが、逆に仕事を頼んでくることもあります。
もちろん、難しい仕事ではなく、たとえば資料集めやコピー取りなど、正直なところ「あなたじゃなくてもできること」をわざわざあなたに頼んでくるのは、少しでもあなたと関わっていたいという気持ちの表れだと言えるでしょう。
褒めることが増える
人は誰でも、叱られるより褒められたいと思うもの。
上司もそれを分かっていますから、好きな部下のことは小さなことでも褒めるようになります。
他の人には叱ることもあるのに、自分にだけは褒めることの方が多いなと感じたら、好かれているのは間違いないでしょう。
小さな変化に気づく
元々男性は、周りの変化に疎いと言われています。
誰かが髪型を変えたり、持ち物を変えたりしても気づかないことも多いですよね。
そんな男性上司があなたの小さな変化に気づくのは、普段からあなたのことを特別気にしている証拠。
つまり、あなたのことが好きと見て間違いありません。
近くにいる
人は誰でも、好きな人や好意を持っている人のそばにいたいと思うもの。
これは本能的なもので、無意識にしてしまう人も少なくありません。
あなたの上司が、いつもあなたの視界に入る距離にいるのであれば、それはあなたのことが好きだからでしょう。
視界に入る距離、声の届く距離にいることが多いのは、本能的にあなたのことを気に入ってるからだと言わざるを得ないのです。
雑談が多い
職場は仕事をする場所ですが、雑談やお喋りを一切しないということはありません。
仕事の合間に、同僚とお喋りをするのが好きという女性は多いのではないでしょうか。
上司に好かれている場合、上司はあなたに話しかける話題をいつも探していますから、何かあるとすぐ話しかけてくるようになり、結果として雑談が増えるでしょう。
飲みに誘う
上司の中には、自分の気に入ってる人だけを飲みに連れていくという人もいますよね。
あなたがいつも上司から飲みや食事に誘われるというのなら、それはあなたのことが好きだからです。
ただし、必ずしも異性として好きとは限らず、部下として気に入られてるだけという可能性もゼロではありません。
仕事のアドバイスをしてくる
あなたが困っているとき、仕事のことで悩んでいるとき、いち早く気づいてくれる人っていませんか。
いくら上司であっても、部下全員のことを常に見ているわけではありません。
あなたの変化に気づき、すかさず仕事のアドバイスをしてくるのは、普段からあなたのことを気にしている証拠。
ただし、こちらについても恋愛感情とは限りません。
あだ名や下の名前で呼ぶ
職場での呼び名は、「名字にさん付け」もしくは「役職」というのが一般的ですよね。
もちろん職場によって多少の違いはありますが、大まかには当たり障りのない呼び方をするもの。
もし、上司があなたのことだけ「下の名前にちゃん付け」や「あだ名」で呼ぶのであれば、それはあなたのことを特別扱いしている証拠です。
上司が嫌いな部下にとる態度
上司が好きな部下にとる態度については先程説明した通りですが、逆に嫌いな人にはどんな態度をとるのでしょうか。
もし、上司から以下のような態度を取られていたら、あなたはその上司から嫌われているのかもしれません。
言い方がきつい
誰にでも言えることですが、嫌いな人や苦手な人には無意識的に当たりが強くなってしまうもの。
その典型的な例が、言い方がきつくなることです。
嫌いな人がミスをすると、他の人が同じミスをしたときよりもイライラしてしまうので、一発目からきつい言い方をすることも少なくありません。
話しかけるとそっけない
相手が上司である以上、何かと話しかける必要性はありますよね。
職場では報連相を徹底しなければいけませんし、上司に話しかけることは多々あるでしょう。
そういうとき、嫌いな人が話しかけると態度が素っ気なく、受け答えも一言だけであることが多いです。
好きな人のときとは、天と地の差があると言えるでしょう。
怒られることが多い
人は、嫌いな人のことほど悪いところや嫌なところ、ダメなところが目についてしまいます。
実際人には誰にでも長所と短所があり、それらは紙一重だと言われていますよね。
それなのにも関わらず、嫌いな人は短所ばかりが目についてしまうため、頭ごなしに怒ることが圧倒的に多くなるでしょう。
笑顔がない
上司はあなたと話すとき、どんな表情をしていますか。
他の人と話すときには笑顔が見られるなど、柔らかい雰囲気だとしても、自分と話すときには無愛想で淡々としている…という場合、あなたは嫌われている可能性が高いです。
笑顔がないと怖がられることが多く、人の心理的に好きな人には怖いと思われたくないはずだからです。
最低限の関わりのみ
そして、職場の上司と部下という関係であるなら、職場でもそれなりの関わりが出てくるもの。
しかし、苦手な人や嫌いな人とは本能的に関わりたくないという気持ちが出ますよね。
それは上司も同じなので、あなたとの関わりを最低限に留めているのが明らかな場合、嫌われているのは明白です。
部下を好きになる上司の心理
上司と部下には、当然ですが職場での上下関係があります。
それでも男女であるのなら、部下を好きになる上司がいることは、何もおかしなことではありません。
部下を好きになる上司も、いつの間にか異性として見るようになってきた、というパターンが多いようです。
放っておけない
部下のことを好きになる上司の多くは、あなたのことを放っておけないと思っています。
あなたがおっちょこちょいであったり、小さなミスが多いなどの場合、確かに上司として放っておくことはできません。
この「放っておけない」という気持ちが、次第に愛情に変わっていったのかもしれませんね。
頼られたい
男性は誰でも、女性から頼りにされたいという気持ちを持っています。
特に上司の場合、自分の方が年上でキャリアもあるため、尚更でしょう。
気に入った部下の面倒を見ているうちに、もっとあなたから頼られたいと思うようになったのかもしれません。
それは上司としてではなく、男として、という意味です。
力になってあげたい
上司があなたに興味を持ったきっかけは、もしかするとあなたが困っていたことだったのかもしれません。
仕事ができない、職場に馴染めないなど理由は様々ですが、あなたが困っているときに力になりたいと思ったのでしょう。
最初のうちは単なる上司としての感情だったものが、いつしか一人の男として力になりたいと思うようになったのかもしれません。
頼りになると思われたい
頼られたい気持ちと似ていますが、部下を好きになる上司は見栄っ張りなことも多いです。
どういうことかというと、部下から「頼りになる」と思われたいのです。
人から頼られることで、自分の価値を見出そうとしているのでしょう。
女性から頼りになる人だと思われたくて、あなたのことを気にかけているというわけです。
自分のものにしたい
そして男性は、非常に独占欲が強いです。
それは誰に対しても同じで、あなたのことも最初は単なるお気に入りの部下だったものの、自分だけのものにしたくなったのでしょう。
もしかすると、上司の同期があなたのことを気に入っていたり、あなたのことを好きだという人の話を聞いたのかもしれません。
上司が好きになる部下の特徴
上司という立場上、初対面の頃から好き嫌いがはっきりしていたわけではありません。
また、最初から恋愛感情を持つつもりはなかったものの、いつの間にか好きになってしまったのでしょう。
上司が好きになる部下には、以下のような特徴が挙げられます。
一生懸命
あくまでも上司という立場である以上、上司が好きになる人というのは仕事にひたむきな人だと言えます。
真面目で一生懸命仕事に取り組んでいるからこそ、つい助けてあげたくなるわけです。
仕事に不真面目な人であると、どんなに見た目が好みであっても上司があなたのことを好きになることはありません。
努力家
一生懸命なことと似ていますが、普段から努力を惜しまない部下は上司から好かれることが多いです。
やはり頑張っている人のほうが、上司としては応援したくなりますよね。
上司と部下という関係上、最初から恋愛感情を持つことは少ないので、努力家な部下を応援する気持ちから、特別な感情が芽生えるようになったのでしょう。
向上心がある
努力家なこととイコールな部分もありますが、熱心に仕事に取り組んでいる部下のことは、誰だって可愛いと思うもの。
特に上を目指したいという向上心があると、そのための手助けをしたいと思うのが上司ですよね。
つい応援のために一緒にいることが増え、恋心が芽生えたというパターンでしょう。
自分のことを頼ってくれる
上司として、部下に頼られたいという気持ちは少なからず誰でも持っています。
部下にはみんな平等にしようと思っていても、やはり自分のことを頼ってくれる人がいると、特別扱いしてしまうもの。
もっと頼られたい、男としての自信をつけたいと思うようになるため、自分のことを頼ってくれる部下に特別な感情を抱くケースは多いです。
笑顔が可愛い
そして多くの男性は、女性の笑顔に惹かれます。
上司と部下という関係であっても、それは変わりません。
つまり、部下であるあなたの笑顔が可愛いと、上司は思わずキュンとしてしまうのでしょう。
仕事の合間に見せる可愛い笑顔を、いつしか「もっと見たい」「自分にだけ見せてほしい」と思うようになるのです。
上司から好きな部下に対する態度をとられた時の対処法や反応の仕方
職場の上司から好かれていることが分かったら、どうすれば良いのでしょうか。
あなたがその上司のことをどう思っているのかによっても、対応の仕方は変わってきますので、まずは自分の気持ちを明確にしておきましょう。
上司に対して好意がある場合
好意に応じる
あなたも上司のことが好きであるなら、上司の好意には素直に応じることがおすすめです。
上司と部下という関係上、なかなか恋愛には発展しないかもしれません。
だからこそ、「自分もあなたに好意がある」という気持ちを伝えることが大切です。
あなたが好意を匂わせることで、上司との関係も一気に進展するかもしれませんよ。
特別感を出す
いくら上司から好かれているサインが見えても、それが恋愛感情なのか単なる上司としてなのか、を判断するのは難しいもの。
だからこそ、好きな上司には分かりやすく特別感を出すことをおすすめします。
誰が見ても分かるような特別扱いをすることで、あなたに好意を持っている上司もそれが恋愛感情だと分かってくれるはずですよ。
プライベートな話をしてみる
上司から好かれているサインが見られたら、ぜひプライベートな話をしてみてください。
「上司と部下」という関係を超えるには、プライベートな話をすることが必要不可欠。
より親密な関係を作るためにも、上司から好かれてるサインが感じられたときには、恋愛の話などをしてみることをおすすめします。
上司に対して好意がない場合
気づかないふりをする
あなたはその上司のことを単なる上司としか見ていないのであれば、上司からの好意には気づかないふりをするのが一番です。
気づいてしまうと、どうすれば良いか分からなくなってしまうので、はっきり好きと言われたわけではないのならスルーしてしまうのもありですよ。
社交辞令で返す
上司からの好意は、あくまでも職場でのもの。
恋愛感情ではなく、部下として気に入られてるだけ、というふうに捉えておきましょう。
そう思うようにすれば、上司から好かれていても社交辞令で返すことができますよね。
愛想笑いでにこにこし、そのまま「ありがとうございます」とお礼を言っておけば良いのです。
他の人に相談しておく
そして、あまりにも上司からの好意があからさまであったり、あなたがそれを嫌だと感じているのであれば、なるべく早い段階で他の人に相談しておきましょう。
上司からの好意が断れない状態であるなら、もしかするとパワハラ認定される可能性もあります。
そこまで大事にしたくなくても、いざというときのために誰かに相談しておくことをおすすめします。
上司を好きにさせる方法
最後に、上司に自分のことを好きになってもらう方法について紹介します。
好意のある上司から好かれたい、という気持ちは誰にでもあるもの。
上司を好きにさせたいのなら、以下のことを意識してみてください。
ただし、あくまでも職場だということを忘れないでくださいね。
仕事を頑張る
上司に自分のことを好きになってもらいたいのなら、真っ先にやることは仕事にちゃんと向き合うこと。
上司という立場上、仕事を頑張らない人は相手にされることはありません。
まずは目の前の仕事に真摯に向き合い、1つずつ確実に仕事を片付けていきましょう。
仕事を頑張れるようにならない限り、上司があなたを好きになることはありません。
何かあったら真っ先に頼る
上司は、自分のことを頼ってくれる人に好感を抱きます。
それは、心理としてはとても分かりやすいですよね。
頼りっぱなし、甘えっぱなしではいけませんが、困ったときには最初にその上司を頼るようにしてみましょう。
頼られて嬉しくない上司はいませんので、あなたに好意を持つきっかけになるかもしれません。
感情表現を豊かにする
男性は、よく「女性の考えてることが分からない」と言いますよね。
女性は表情と言葉が合わないことも多く、それゆえ女性の扱いが分からないと言われてしまうのです。
そうならないようにするためにも、意識して感情表現を豊かにするとGood。
表情だけでなく、仕草なども自分の気持ちを伝える有効手段の1つですよ。
相談、お礼を忘れない
上司はみな、部下の力になりたいという気持ちを持っています。
だからこそ、上司に好きになってもらいたいのなら、こまめに相談するようにしましょう。
相談に乗ってもらうと、2人の関係も少し進展するもの。
また、小さなことでも、相談に乗ってもらったらお礼を言うことを忘れないでくださいね。
明るい笑顔で話しかける
上司に好きになってもらいたいときには、話しかけるときには常に笑顔でいることを心がけましょう。
このとき、好きな上司にだけは特別な笑顔を見せるようにすると良いですよ。
他の人と話すときよりも明るい笑顔を見せることで、上司はよりあなたのことを知りたいと思い、あなたを独り占めしたいと思うようになるはずです。
まとめ:上司が好きな部下にとる態度を見逃さないようにしよう
職場は一日の大半を過ごす場所で、同じ職場の人とは毎日顔を合わせることもあり、特別な感情も抱きやすいといえます。
上司から気に入られる、好意を持たれると、その態度にははっきり現れるようになるもの。
あなたがその上司のことをどう思ってるのかにもよりますが、いいなと思っている人であるなら、それをきっかけに親しくなれたらラッキーですよね。
チャンスを見逃さないようにするためにも、上司が好きな部下にとる態度をしっかり頭に入れておくことをおすすめします。