長年連れ添った夫に離婚を切り出されたら、絶望してしまいますよね。
精神的にショックなだけでなく、金銭的な面でも苦労します。
そこで今回は、熟年離婚を切り出される妻にフォーカスし、その特徴や対策をお伝えしていきます。
熟年離婚したい男性の心理と、そんな時に見せる行動や、離婚を防ぐ対処方法も併せてご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
熟年離婚される妻の特徴
最初の項目では、熟年離婚されてしまう女性の特徴を、性格や行動などを交えて詳しくお伝えします。
それでは、せっかく長年一緒にやってきたのになぜ別れを切り出されてしまうのか、その理由を紐解いていきましょう。
夫に冷たい
夫に対し、冷たい態度を取ったり愛情のない言葉を投げかけたりしているケースは多いです。
一緒にいても心がすり減るだけで、夫側は何も満たされないのでしょう。
長年我慢し続けても限界を迎えて「一生この人といるのは耐えられない」と、最後の最後で離婚を切り出すのです。
浮気をした
妻の不貞行為をきっかけに、熟年離婚を切り出すパターンも多いです。
男性側が亭主関白だったり、古風な考えを持っていたりすると、妻が浮気するということ自体にアレルギー反応を起こします。
理由はどうあれ、自分を裏切って他の男と関係を持った妻を、許す気になれないのでしょう。
金銭トラブルが多い
夫に隠れて借金をしたり、勝手にお金を使い込んだりして、金銭面でトラブルを起こす女性も多いです。
お金はよくも悪くも人生に多大な影響を与えます。
他にいいところがあっても、金銭トラブルを起こしたら信用を失います。
長年連れ添った夫婦でも、それは同じです。
家事をしない
家のことを全くしないで、だらだらしているタイプも多いです。
特に、家事は女の仕事だと思っている男性にとっては許しがたく、強い怒りやストレスを感じます。
そんな男性にとっては、結婚生活を続けても不愉快なだけで、自分にとって何の価値も見出だせないのでしょう。
女を捨てている
容姿や振る舞いに気を配らないで、女を捨てているパターンも多いです。
若い頃はキレイだった人が、年齢と共に見た目や体型を気にしなくなることはよくあります。
メイクもファッションも適当で、女性として魅力を感じなくなり、別れたくなってしまうのでしょう。
消極的な性格
自分からアピールしない、控えめで消極的な性格の女性も多いです。
夫目線で見ると、自分の意志がなく、一緒にいても面白味に欠けるのでしょう。
特に働くでもなく、言われるがまま家のことだけしているような非力な女性は、捨てても反撃されないだろうと思われています。
暴力的
暴力を振るったり、言葉で攻撃したりして、夫を傷つける女性も熟年離婚されがちです。
DVと言うと男性のイメージがありますが、女性の家庭内暴力も少なくありません。
家族のためにずっと我慢していた男性が、子供の自立や退職をきっかけに別れを告げるパターンは多いです。
自分の意見を押し付ける
常に自分は正しいと考えて、夫に自分の意見を押し付ける女性も多いです。
いつも口うるさく、夫のやることなすことにケチをつけて、何でも自分の思いどおりにします。
このタイプの女性は、すでに取り返しがつかないほど嫌われていても、別れを切り出されるまで気づきません。
夫に見下されている
日頃から夫に馬鹿にされたり見下されたりしている女性も多いです。
妻を見下す夫は相手のことなど何も考えておらず、愛情や優しい気持ちが欠けています。
妻がどんなに我慢して尽くしても、気分次第で簡単に捨てられるので、理不尽ですが男を見る目がなかったと言えるでしょう。
生活の全てを夫に頼っている
経済力や生活力が一切なく、生活の全てを夫に依存しているパターンも多いです。
このタイプの女性は、何もかも夫に頼りきりで、自分では何一つ自分でできません。
自分の力で生活する意欲もないので、夫も辟易して、最後まで一緒にいたいと思えなくなるのでしょう。
熟年離婚を切り出す夫の心理
長い年月共に結婚生活を送ってきた妻を、年を重ねてから見捨てる夫は、どんな気持ちなのでしょうか。
この項目では夫側にフォーカスして、その気持ちを解説します。
男性目線から、熟年離婚の理由を探っていきましょう。
復讐心
妻に恨みがあり、復讐のために熟年離婚をしたがる男性もいます。
過去に妻に許せない裏切りをされたり、日頃から嫌がることをされたりして、日々復讐心を募らせているのでしょう。
並々ならぬ恨みがあるため、一番妻が嫌がるタイミングで別れようとしています。
精神的に疲れた
我慢して結婚生活を送ってきた結果、疲れ果てて離婚を切り出す人もいます。
妻が自己中だったりわがままだったりすることが多く、すっかり疲れてしまったのでしょう。
自分のことならまだしも、子供や孫に対する態度についに我慢できなくなり、離婚して家を追い出すこともあります。
嫌悪感
妻に対する嫌悪感から熟年離婚に至る場合もあります。
妻と致命的に合わない部分があって、どうしても受け入れることができないのです。
はたから見ると小さなことでも、どうしても受け付けません。
潔癖症だったり、真っ直ぐな性格だったりして、こだわりが強い男性に多いです。
熟年離婚を考えている夫の行動
熟年離婚したい夫が一体どんなことをするのかを知れば、未然に防ぐこともできるはず。
ここでは熟年離婚を考えた時に、具体的に男性がどのようなアクションを起こすのかをお伝えします。
いち早くピンチを察知したいなら、必見です。
別居や浮気
別居を始めたり、繰り返し浮気したりするパターンが多いです。
夫にとっては妻や家族のことはどうでもよく、離婚後の新しいパートナーも見つけている可能性が極めて高いです。
すぐ離婚しないのは未練ではなく、面倒くさいか、自分に都合がいいかのどちらかでしょう。
距離をとる
妻と一緒にいたがらなくなったり、心理的な距離を取ったりするケースも多いです。
たとえば、急に冷たくなったり、よそよそしくなったりします。
妻と同じ空間で食事を取らせない、家政婦扱いして突き放すというパターンもあります。
妻への優しさや愛は少しも残っていません。
子供を取り込もうとする
子供を大切にしている男性は、自分の味方にしようとします。
子供を自分のものにするために、妻を悪者に仕立て上げたり、子供と一緒に妻をいじめたりすることもあります。
妻には興味も愛情もありませんが、自分の老後や将来のために子供には側にいて欲しいのでしょう。
熟年離婚されないために妻がやるべきこと
ずっと一緒にやってきたのに熟年離婚することになったら、とてもやりきれませんよね。
そこで最後の項目では、長年連れ添った夫に離婚されないために、妻としてやるべきことをお伝えします。
どうするべきかわからない人は、参考にしてください。
自立する
老若男女問わず、弱いから攻撃したくなる本能を、実は誰もが持ってます。
夫は「離婚されたら妻はさぞかし困るだろうな」と思うからこそ、離婚を考えるのです。
そんな気持ちに対抗するには、パートでもアルバイトでもなんでもいいので、自立するのがおすすめです。
自分磨きをする
家のことや仕事に追われて、お洒落をおざなりにしていませんか。
あなたは立派ですが、夫が不満を抱いているなら対策するべきです。
こんな時は、おしゃれに気を配って、もっと自分の魅力を引き立ててください。
高級なものでなくてもいいので、年齢に見合うお洒落を楽しみましょう。
日頃からよく話し合う
結局のところ、お互いに不満があるのに解消できないから、離婚したくなるのです。
関係を良くする努力が必要なのは確かですが、何をどうすればいいのか知るには、まず話し合いをしないと始まりません。
お互いの気持ちや考えを理解し、いい関係を築いていきましょう。
最後まで寄り添うために夫の気持ちを理解しよう
長い年月、いいことも悪いことも経験しながらやってきたのに、離婚を切り出されるのはしんどいものです。
心の支えも、経済的ゆとりも一気に失うことになるため、そのような展開はなるべく避けたいですよね。
夫の行動が正しいかどうかはさておき、何か我慢できない事情があるのは確かでしょう。
まずは相手の気持ちを理解し、寄り添ってやり直せないか、真剣に考えてみてください。