好きな人に嫌われたくないという気持ちは、多かれ少なかれ誰にでもあるものです。
この気持ち自体は、決して珍しいものではありません。
しかし中には、嫌われたくないという気持ちが強すぎる人もいますよね。
ここでは、そんな「好きな人に嫌われたくない」という男性心理について見ていきたいと思います。
また、嫌われたくないと言われたときの反応の仕方についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
好きな人に嫌われたくない男性心理
好きな人に嫌われたくないと思うことはおかしなことではありませんが、どちらかというと「嫌われたくない」よりも「好かれたい」と思う方が一般的です。
なぜ好きな人に嫌われたくないと思うのか、その男性心理を詳しく見ていきましょう。
自信がない
好きな人に嫌われたくないという気持ちが強くなるのは、男女ともに自分に対して自信が持てずにいるからです。
自分なんかが好かれるはずがない、好きになってもらえたのは単なる気まぐれだ、などと思っているため、いつ嫌われるかとドキドキしているのです。
言い方が悪いかもしれませんが、あなたの気持ちを信じることができずにいるのでしょうね。
フラれるのが怖い
過去に好きな人から裏切られたり、ひどいフラれ方をしたことがある男性は、嫌われることやフラれることに必要以上に怯えていることも少なくありません。
またフラれるかもしれない、もうあんなフラれ方はしたくないという気持ちから、好きな人に嫌われないようにすることばかり考えているのでしょう。
好きすぎる
また、単純にあなたへの想いが強すぎる場合も男性は嫌われたくないと思うようになります。
要するに、あなたのことが好きすぎて堪らないのです。
あなたのことが好きすぎる、自分にはあなた以外ありえないと思っているため、同時に「嫌われたらどうしよう」という不安も生まれてしまうというわけです。
誰にも渡したくない
嫌われたくないという気持ちは、言い換えれば相手を自分のそばに縛り付けておくものでもあります。
「自分のことを嫌いにならないで」というのは、「ずっと好きでいて」ということですからね。
つまり男性は、あなたのことを他の誰にも渡したくない、誰のものにもしたくないと思っているのです。
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本当のことを知られたら不安
そして男性の中には、誰にも言えない秘密を抱えているケースも少なくありません。
本当の自分をさらけ出せずにいるからこそ、「本当の自分を知られたら嫌われるかも」という不安と常に隣り合わせにいるのです。
本当のことを話したいけど話せない、という葛藤も加わり、余計に嫌われたくないと強く思うようになるのでしょう。
好きな人に嫌われたくない時の男性の行動
好きな人に「好かれたい」ではなく「嫌われたくない」と思っているとき、男性は基本的に相手の女性に逆らったり、否定したりしません。
それゆえ、自分らしさがなくなり、相手に合わせるようになるというのが特徴的な行動です。
なんでも「いいよ」と言う
あなたも、誰かに嫌われたくないと強く思ったとき、本音とは違っていても相手に「従った」経験はありませんか?
相手の言うことを否定せず、何でもかんでも「いいよ」と肯定してしまうのは、嫌われたくないと思っている人によくある行動の1つです。
相手の意見を否定したら嫌われる、と思っているので、肯定するしかできないのです。
相手の顔色を伺う
相手に嫌われたくないなと思っているときは、自分の本音を言えなくなってしまいます。
なぜなら、本音を言ったことで相手から嫌われるかもしれないという不安があるからです。
そのため、男性が発言するたびにあなたの顔色を伺うようなことをしてくるのなら、それはほぼ確実にあなたに嫌われることを恐れていると言えるでしょう。
好きな人の反応に一喜一憂する
顔色を伺うことと似ていますが、男性があなたに対して何かをしたとき、あなたの反応を恐る恐る確認してくるのも嫌われたくないという思っている証拠です。
あなたがどんな反応をするのか、あなたの反応によって一喜一憂しているのが明らかであるなら、彼はあなたに嫌われたくなくて必死だということです。
相手に合わせる
何でもかんでも肯定することとも似ていますが、好きな人に嫌われたくないと思っていると、無意識に相手に合わせるようになります。
たとえば見た目(髪型、服装の系統)や好きな物(食べ物、趣味)はもちろん、相手の行きたいところにも合わせるようになるでしょう。
彼が、デートであなたの行きたいお店にばかり連れて行ってくれるのは、嫌われたくないからかもしれません。
プレゼントをくれたり奢ろうとする
嫌われたくない気持ちの強い男性は、どうすればあなたの心をつなぎ止めておけるかを必死で考えるようになります。
そこでたどり着いた答えが、言い方は悪いですが「もので釣る」ことだったのでしょう。
誕生日でもないのにプレゼントをくれたり、食事代を奢ろうとしてくるのが、まさにそのサインです。
男性から嫌われたくないと言われた時の反応の仕方
付き合ってるかどうかに関わらず、男性から「嫌われたくない」と言われたら、どう反応して良いか悩んでしまいますよね。
あなたが相手の男性のことをどう思ってるのかにもよりますが、素直な気持ちを伝えましょう。
私は○○くんのこと好きだよ、と寄り添う
嫌われたくないと言ってきたのが彼氏であるなら、あなたが彼のことをどう思っているのかをきちんと言葉で伝えましょう。
もしかすると、彼は言葉での愛情表現が少ないことに不安になっている可能性もあるからです。
彼はあなたが自分のことを嫌いになりそう、と思っているのかもしれませんから、寄り添ってあげることが大切です。
どうしたの?と理由を聞く
いきなり男性が「嫌われたくない」と言ってきたのであれば、そう感じる何かしらのきっかけがあったのは明らかです。
あなたがその「きっかけ」を思いつかないのであれば、相手に聞いてみましょう。
どうしたの?と、男性に問いかけてみてください。
すぐに話してくれるかどうかは分かりませんが、話してくれるのを待つしかありません。
私のこと信じて
自信がないネガティブなタイプの男性の場合、あなたが自分のことを好きだと言っても不安になり、嫌われるのが怖いと言ってくることもあるでしょう。
この場合、根気強くあなたが彼のことを好きだという気持ちを伝える以外に方法はありません。
相手の目を見て、真剣に「私のこと信じて」と伝えていきましょう。
茶化さず受け止める
何の前触れもなく、男性から嫌われたくないと言われたら、正直焦ってしまいますよね。
しかし、そこで彼を茶化してはいけません。
おそらく彼は真剣なので、あなたも彼の気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。
どうすればいいのか分からなくても、あなたが真剣に彼のことを受け止めたということが大切なのです。
笑顔で話を聞く
男性があなたに「嫌われたくない」と言ってくるということは、彼はあなたの気持ちが自分から離れている、嫌われるかもしれないということを懸念しているのです。
どんな風に反応したらいいのか分からないのなら、とりあえず笑顔で彼の話を聞いてあげればOK。
彼は、あなたが自分の弱さを受け入れてくれたことに安心するはずです。
まとめ:好きな人に嫌われたくない気持ちは誰にでもあるもの
好きな人には自分のことを好きになってほしい、嫌いにならないでほしいという気持ちは、少なからず誰にでもあるものです。
しかし、嫌われたくないという気持ちが強いのは、過去に好きな人に裏切られたことがあったり、本当の自分を偽ったりしているケースが多いでしょう。
あなたが彼のことを本気で好きだと思っているのなら、そのトラウマに寄り添ってあげることをおすすめします。