特にケンカなどしていた訳ではないのに、突然気持ちのスイッチが入って騒ぎ始める女性がいます。
その時、彼女は自分の感情だけで話をしています。
目の前に話し相手がいても、その人の言葉は本当は耳に入っていません。
電話だと、顔が見えないからなおさら聞いていないでしょう。
彼女が感情的になっている時は、自分の心の声と話をしているようです。
実際に言われたことではなくても、自分が内心不安に思っていることを言われたり、責められたりする気がして怒るのです。
目次
感情論で話す女の特徴
自分の気持ちを押し付ける
感情論で話す女性が、感情を大切にしているのは、何だか変ですね。
声を荒げられる相手にしてみたら、彼女は相手の気持ちを考えていないと感じられるでしょう。
それはそうかもしれません。彼女はその矛盾にまだ気が付く余裕がないのです。
彼女が大切にしているのは自分の感情で、大げさに騒ぐのは、気持ちをわかって欲しいというメッセージです。
ただ理解するだけではなく、彼女の望むように行動することも求めているのです。
被害者のように振る舞っていますが、自分勝手なのは彼女の方かもしれません。
相手の話は聞かない
彼女は、感情的に話をしている時は、とにかく相手の話を聞きません。
自分にとって都合の悪いことを言われたらイヤなので、相手の話をさえぎります。
どんなことを相手が言おうとしているのかは、聞いてみないと本心はわかりません。
それを、相手の表情や言葉から想像して、自分の劣等感を付け加えるのです。
彼女を責めているのは、自分自身です。
別のパターンだと、とにかく自分の言いたいことだけ言えれば満足するのです。
自分の話だけして、相手の話を聞く時間もないように振る舞って、ワガママです。
足りないのは時間ではなくて、彼女の心の中の整理ですね。
周りを責める
感情論で話す女性は、自分にとって不利な状況は嫌います。
誰でも、自分が悪い立場にあると良い気持ちではありませんが、きちんと向き合える人と向き合えない人がいます。
すぐ感情論を持ち出す女性はもちろん、きちんと向き合えないタイプです。
向き合えないのは自覚していますが、その理由も一応自分の中にはあります。
周りが悪いからだという結論です。
いつでもそう言っていると、自分の気持ちは落ち着きそうなのですが、実際はストレスが溜まるばかりです。
自分を変えないと成長もしませんし、何より、周りの人に気持ちが伝わっているのではありません。
本当は周りを責めるよりも、求めていることがあるはずです。
「寂しい」「構って欲しい」「認めて欲しい」など、心からの叫びが、形を変えてしまいすぎて、ストレスの元になってしまっています。
筋が通っていない
話し合いになってくると、感情論を持ち出してはあまり内容が発展しません。
自分の都合が悪い展開にならないように、自分の気持ちを押し出して、同情を誘ったり、押し切ったりするのです。
感情で話す女性に、有意義な話し合いを求めてはいけません。
そもそも、彼女の話も、ころころ変わるでしょう。
あなたと彼女とで、大切に感じているものや興味のあるものが違うのでしょう。
相手を自分と同じような考え方にしようとしても、お互いに不可能です。
ほどほどに距離を持って、どうしても協力が必要な時は、彼女にも利益があるような、興味を持てるように話題を持っていくのが良さそうです。
感情をぶつける
感情的になりやすい女性は、性格がワガママです。
気持ちを抑えることはしようとも思っていません。
それが自分のチャームポイントだと信じているのでしょうか。
でも、ワガママでも周りに認められる人は、何かの才能や、愛嬌を持っているものです。
自意識過剰な人は、どちらも持っていないことが多いです。
周りの人に対して思いやりがある人なら自然に愛されますが、感情的な女性は、愛されることを要求するので、人の心がついてきません。
それがイライラするので、余計に自分の気持ちを暴走させるようにぶつけるのではないでしょうか。
開き直る
感情論で話す女性は、ヒートアップすると、急に自虐的になります。
卑屈な精神が現れてしまいます。
涙を見せることもあります。
「どうせ私なんて・・・」「○○だと思っているんでしょ?」と、相手が自分をいじめているように、悲しそうだったり、怒っているようだったり、いろいろな気持ちを交互に表現します。
知らないうちに、彼女のペースに持っていくのです。その世界に引き込んで、相手の気持ちを求めるようです。
「自分を認めて欲しい」という気持ちです。
自分の思い通りになって欲しいと都合よく考えられるのは、「自分は変わらないから、相手が変わって欲しい」と言う開き直りの気持ちの表れです。
相手の気持ちを考えていない
相手に変わることを求める前に、本当は自分を振り返るべきなのですが、感情的になる女性はそんなことは考えもしません。
「だって、」と言い訳をしたり、今まで自分がどんな苦労をしてきたのかを理由にして、だからこれからは楽しみたいと気持ちを正当化するでしょう。
周りのために自分を犠牲にしてきた人なら、それを苦労と思っていないことがあります。
そんな人なら、お世話になった人は、喜んで彼女の助けになるでしょう。
自分から見返りを期待する女性には、周りの人も優しく振る舞えないですね。