倦怠期がないカップルの特徴は?

倦怠期がないカップルの特徴

どんなに仲の良い恋人同士であっても、決して避けては通れないのが「倦怠期」の存在です。

実際に恋人が居る人から耳にする「倦怠期は必ずやってくる」という恐ろしい体験談には、つい身を震わせてしまいすよね。

しかし、多くの人々が倦怠期の存在に頭を抱える中、何故か「倦怠期がないカップル」に出会う事があります。

彼らは、交際期間がどれほど長くなろうが仲の良さが変わらず、それどころか年々仲を深めているようにも見えるのです。

そんな倦怠期がないカップルには、一体どのような特徴があるのでしょうか。

倦怠期がないカップルの特徴

相手を心から尊敬し、尊重している

一言に「カップル」と言っても、世の中には様々なタイプのカップルが存在します。

その中でも比較的倦怠期になりやすいのは、「異性として好き」という感情が強すぎるカップルです。

このタイプのカップルは、「顔が可愛い(かっこいい)から好き」などの浅はかな感情で交際を始めた為、相手の人間性までには目を当てていない事がほとんどです。

その為、交際して最初の数か月はラブラブな状態ですが、その熱は徐々に冷めていってしまいます。

ところが、反対に「相手の事を人間として尊敬している」「一人の人として尊重している」というカップルの場合は、年月を重ねてもその関係は変わりにくい傾向にあります。

異性としてだけではなく、人間として相手を信頼する事で、おだやかな関係を築く事が出来るのです。

マンネリを防ぐ

付き合いが長いカップルにありがちなのが、「最近何となくマンネリになってきた」というパターンです。

このマンネリこそが原因で倦怠期を引き起こすカップルは非常に多いのです。

彼らは、慣れ切った関係に退屈を感じてしまった結果、「本当に好きか分からなくなった」という感情を持ってしまいます。

しかし、倦怠期がないカップルはというと、そんなマンネリを迎えないよう、常に生活に新鮮さを取り入れています。

例えば、今まで行った事のないデートスポットに行ったり、思い切って海外旅行をしてみたりなど、意識的に飽きの来ない日々を送っているのです。

そのようなある種の「イベント」があるからこそ、「好き」「一緒に居るとやっぱり楽しい」という感情を維持出来るのです。

初心を忘れない

付き合いが長くなる共に、ついつい忘れてしまいがちなのが「初心」です。

交際して間もない頃はあんなに相手の事を大切にしていたのに、今では扱いがぞんざいになっている方も多いのではないでしょうか。

この「慣れ」こそ、倦怠期に繋がってしまう大きな原因なのです。

どれだけ交際期間が長くなろうとも、相手は一人の人間である事に変わりはありません。

ぞんざいに扱えば扱うほど、相手の心は離れていってしまうでしょう。

どんな時でも初心を忘れないカップルであるからこそ、出会った頃のような仲の良さを維持する事が出来ているのです。

記念日を大切にする

どれだけ好きな相手と付き合っていても、「記念日はどうでもいい」「興味がない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

確かに、交際一か月ごとに祝う記念日や細かい記念日の存在は億劫になりがちです。

しかし、大きな節目である日や、二人にとってかけがえのない記念日である日は、毎回欠かさずに大切にした方が良いのです。

倦怠期がないカップルは、まさにこの「記念日」を非常に大切にしながら生活しています。

「どうでもいい」で済まさず、定期的に相手への感謝の気持ちを伝え合うからこそ、常に新鮮な気持ちを持ち続ける事が出来るのです。

時には自分の時間も大切にする

たとえ付き合っているからといって、相手の存在を生活の中心しすぎてしまうと、その関係は崩壊しやすくなります。

相手と頻繁にデートをしたり、四六時中一緒に居ると、かえってお互いの存在に慣れ切ってしまい、倦怠期の訪れが早くなるのです。

倦怠期のないカップルほど、相手の存在を生活の全てにするのではなく、きちんと自分の時間も大切にしている事が特徴です。

お互いにそれぞれ夢中になれる趣味があるからこそ、ほどほどの距離感で恋愛を楽しむ事が出来るのです。

仲の良さを長持ちさせたいのであれば、お互いの時間を大切にする事が大切です。

相手に期待しすぎない

交際期間が長くなると、どうしても傲慢な気持ちになってしまう事もありますよね。

例えば、「付き合っているんだからもっと〇〇してほしい」「どうして〇〇してくれないの?」という、相手への欲求が強くなる傾向にあります。

しかし、この相手への欲求、つまり相手への見返りを強く持てば持つほど、二人の関係にはヒビが入ってしまいます。

倦怠期のないカップルは、その捻くれた感情をほとんど持っていないからこそ、丁度いい距離感を保って交際する事が出来ています。

「決して相手に期待しすぎず、自分の事は自分で解決する」というフラットな関係である方が、良好な関係を築く事が出来るのです。

外見を磨く努力を怠らない

誰でも恋人と付き合った当初は、「相手に良く見られたい」という意識から、デートの度に外見を磨きますよね。

しかし、そんな意識は付き合いが長くなると共に薄れていき、現在ではすっかり手抜きの状態…という方も多いのではないでしょうか。

とは言っても、そんな風に外見に手を抜くようになっては、相手は恋人を異性として見る事が出来なくなってしまいます。

この人間の心理を分かっているからこそ、倦怠期のないカップルは、いつまでも自分を磨く事を怠りません。

どれだけの年月が経っても常に高い意識を持っているからこそ、相手に「やっぱり素敵だなあ」と思わせる事が出来るのです。