人をけなす時、男性と女性では気持ちが違います。
男性は自分の能力と相手を比べることが多いです。
女性は社会的なネットワーク意識が強いので、見栄のような気持ちが強く現れます。
男性が人をけなすのはよっぽどのことです。
本音を言っていることが多いので、大切な人なら、気持ちを受け止めてあげると良いでしょう。
そんな時に支えになってあげると、彼の印象に残るでしょう。
どうせなら、彼が良い方向に変われるように、アメとムチとを使い分けながら、成長を手伝ってあげましょう。
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目次
人をけなす男の心理
誰かの成功がくやしい
男性が誰かをけなす時は、彼の話を聞いてみてください。
相手の成功に関してたくさん語っているのではないでしょうか。
ただ、それを喜んだり、相手の成功に刺激を受けて、自分もやる気が出たという明るい話ではありません。
単に、自分のくやしい気持ちで語っているだけです。
相手の成功がとにかくくやしいのです。
その熱が冷めたら、ぱったりと誰かをけなすことも止めるはずです。
しばらくは、彼の気が済むまで、話しをさせてあげるといいかもしれません。
夢中になって語っているのを、止められる人はいません。
足をひっぱろうとしている
人をけなす男性は、話題にしている人の足をひっぱろうとしています。
直接は本人に言っても仕方ないと感じていて、同時に相手に言う勇気もないのです。
正面きって対決すると敵わないと感じているので、本人がいないところでは、思い切りその人をけなすのです。
せめて、評判を悪くしたら、相手の快進撃を邪魔することができるかもしれないと考えているのでしょう。
直接邪魔ができない時は、何をして良いかわからないのです。
そんなに自分を見失った彼は、人をけなすことでも相手の邪魔ができるのではないかと、バカげたことも本気で考えているのです。
自信がない
人をけなす男性は、自分の能力に自信が持てずにいます。
もし、成功した相手と同じくらい自分に能力があったなら、同じような成功、いやもっとすごいことができただろうと言い回ります。
ガマンすることができません。
自分も追いつくまでに努力が必要です。
同じだけ努力をしても、彼自身はそこまで優れた人間になれるか、自分でもわからないのです。
その不安を隠すように、彼はうらやましい相手のことをけなします。
成功した相手の傍にいって、そのコツを教えてもらのは彼のプライドが許さないでしょう。
自分も認めて欲しい
彼は誰かをけなしながら、話を聞いている相手が賛同してくれるのを期待しています。
成功した相手に対して語りながら、傍にいる人が頷いて、「成功はあなたにふさわしい」とでも言ってくれるのを待っているのでしょう。
それは、自分のことも認めて欲しいという気持ちです。
成功した人だけが注目を集めるのは不公平に感じているのかもしれません。
目立つ結果がまだ出ていないかもしれませんが、彼なりに努力していることもあるのでしょう。
誰かに認めてもらえたら、彼も安心して、人をけなすことが減るかもしれません。
人をけなす男への対処法
慰める
男性は気持ちがデリケートです。
彼が人をけなしている時は、それに賛同しなくてもいいので、彼の話を聞いてあげると癒されるでしょう。
頑張っても結果が出せないくやしさが、行き場がなくなっているのです。
人をけなしながら、彼も苦しい思いをしているのかもしれません。
ただし、苦しいからと言って、誰かのことをけなすのは良い行いとは言えません。
けなされた人は、陰でどんな風に言われているかを知ったら悲しくなることもあるでしょう。
だから、人をけなすことが減るように、彼の気持ちが紛れる言葉をかけてあげると良いでしょう。
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励ます
あなたに時間や心の余裕があると、人をけなしている男性を励ますと良いでしょう。
彼は自分に自信がなく、誰かに認めてもらえるのを待っています。
人をけなしてはいますが、グチをこぼして甘えているのと似ています。
そんな彼に励ましの言葉をかけ、気持ちを明るくするお手伝いができたら、相手の役に立ちます。
彼の気持ちがいい方向に変えられたら、今度は彼も成功を手にできるように努力するやる気が湧いてくるはずです。
そうなると、彼の中に溢れた向上心が、きっと彼を前進させるでしょう。
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突き放す
アメとムチを使い分けるように、気持ちも鍛えると良いでしょう。
いつでも励ましたり、慰めていたりを続けると、彼は依存するようになります。
耳障りの良い言葉を求めて、間違っていても、自分で反省することがなくなります。
その時不意に彼を突き放すと、彼も冷静になります。
その瞬間は目が覚めたように、痛い思いをするかもしれませんが、後から彼が自立するきっかけになるでしょう。
一人でもしっかり立てる心を持たないと、彼自身が成長することはできないでしょう。
成長やいろいろな経験を重ねて、いつのまにか彼も成功者の仲間入りです。
そうなった頃には、誰かのことをけなしたりしなくなるのではないでしょうか。