あなたの周りに小利口な人はいませんか?
また、あなたは小利口ではありませんか?
小利口とは、目先の事は上手くやってのけるのに、大事な局面でチャンスを逃してしまう人のことです。
今回は、小利口な人の特徴についてご紹介していきます。
目次
小利口な人の特徴
器用貧乏
手先が器用で、上手に絵も描ければ、楽器も弾けて歌も上手く、運動神経も良く、スポーツ万能。
勉強も良くできるマルチな才能を持つ人がたまにいますが、どれもクラスでは1番だけど、全国で1番や、プロでも活躍できるレベルとまではいかないということが多いでしょう。
あれもこれも手を出してしまうと、極めるまで到達することが出来ないのです。
また、心の中に「そこそこ出来るから、このくらいでいいや!」という気持ちがあるのではないでしょうか。
小利口な人は、器用貧乏でなんでもそこそこ出来てしまいますが、ハングリー精神が足りないので、大きな舞台に立つチャンスを逃してしまうのでしょう。
詰めが甘い
小利口な人は、物事が順調に進むと気が緩んでしまい、最後の最後で失態を犯してしまうパターンが多いのではないでしょうか。
勝負の時も序盤は自分のペースで進めることができますが、何故か最後で逆転されてしまうことが多いのです。
その要因としては、「詰めの甘さ」があるのでしょう。
あなたは褒められるとすぐに調子に乗ってしまうタイプではありませんか?
そして褒められると調子が狂って失敗してしまうらタイプではありませんか?
何事も、結果は最後まで分かりません。
途中経過が順調だからといって、気を抜いてしまうと逆転負けしてしまうのです。
自分の能力を過信している
今までの自分の経歴や、周囲からの評価から、自分の能力を過信してはいないでしょうか。
「自分は出来る!」と思い込んで、成功したイメージを自分の中に刷り込むのはとても良いことで、心理学的にも、成功を掴みやすいことが証明されていますが、行き過ぎた過信は、失敗を生む元にもなります。
自分の能力を過信するあまり、準備や確認など、基本的なことを怠ってしまいがちなので、いざという時に失敗してしまったり、小さな成果はあげられても、大きな成果を達成することが出来ないのでしょう。
どんなに慣れ親しんだことでも、初心忘れるべからずで取り組みましょう。
頭でっかちになっている
心配性な人は、実行に移す前に情報を頭に詰め込み過ぎて知識で頭がパンパンの状態になってしまいます。
何度も頭の中でシュミレーションを繰り返しているうちに、あれや、これや不安要素がいくつも思い浮かんできます。
考え過ぎて、不安を抱えたまま本番に挑むと理想とは逆の結果になってしまう事が多いのです。
頭で考え過ぎない方が上手くいく事もあります。
ここぞという時にネガティブなイメージを持つくらいなら、運に任せたり、何も考えずに無心で取り組んだ方がまだ良い結果を生むことになるでしょう。
常識に捉われ過ぎている
大事な局面で成功を掴むには、柔軟な発想で斬新なアイディアを生み出すことも大切です。
理屈や常識に囚われていると、当たり前の発想しか思いつかずに、ピンチを切り抜けることができなくなってしまいます。
几帳面で、真面目な性格の人は特に常識に捉われ過ぎて柔軟な発想ができなくなってしまうようです。
真面目過ぎる自分に心当たりがある人は、奇抜な発想をする人や、個性的な人の話に耳を傾けてみて下さい。
今までの自分にはなかった新しい価値観を取り入れることで、考え方が柔軟になると、ピンチの時には機転を効かせられるようになる、ピンチをチャンスに変える事も可能になるでしょう。
関連記事はこちら▽ 奇抜な人の心理や特徴|奇抜な人になるにはどうすればいいの? 機転が利く人の特徴や性格|機転が利く人になるにはどうすればいい?
貧乏性
経済的な余裕がないからといって、節約ばかりしている人や、お金を使いたがらないケチな人は、もともと良いものを持っていたとしても十分に自分の能力を発揮できません。
今の生活や、明日の暮らしの事ばかりを考えてお金を溜め込み、未来の自分への投資を行っているのです。
服を買うのを我慢したり、外食を控えてお金を貯めるなどはとても良いお金の扱い方ですが、溜まったお金をどう使うかが問題です。
必死に貯めたお金を資格取得の為に使ったり、未来へ繋がる出費を惜しまない人はやがて大きな成功を手に入れる事が出来るでしょう。
集中力が続かない
何かをなし得るには、一切の雑念を取り払って1つの事に向かう集中力が欠かせません。
小利口になってしまう人は、この集中力がない、或いは持続しないのです。
注意力散漫で、余計な事に気を取られていては大事なものを見逃すのは当然です。
また、熱やすく冷めやすいタイプも危険です。
物事に取り組む時の取っ掛かりは勢いがあって、このままのペースでゴールに進めれば物凄い成果が挙げられるのではと期待が高まりますが、いつも途中でペースダウンしてしまうのです。
とんでもない超人でない限り、短距離走のペースで長距離を駆け抜ける事は難しいでしょう。
ペース配分が苦手で、休み過ぎてしまう人はも、猛スピードで突っ走り過ぎてしまう人は、チャンスを目の前にして掴みきれずに眺めるだけになってしまうのです。