結婚する理由や結婚相手に求める条件は、人それぞれ違います。
結婚当初はお互いを大切に思っていたのに、いつしか愛情が薄れてしまった…ということもあるでしょう。
ここでは、愛のない夫婦の特徴について見ていきたいと思います。
また、愛のない夫婦になってしまうきっかけや、ならない方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
愛のない夫婦の特徴
「愛」の形は変わっても、夫婦の間には必ず何らかの愛があります。
恋愛感情だったものが、次第に家族愛に変わっていくのは当たり前のこと。
しかしながら、愛のない夫婦もいますよね。
以下のような特徴のある人は、残念ながら愛のない夫婦だと言えるでしょう。
思いやりがない
お互いに愛がなく、冷めた夫婦の最大の特徴とも言えるのが、相手に対する思いやりがないことです。
夫婦といえど元は他人ですし、どれだけ長い間一緒に生活してきたとしても、思いやる気持ちは必要不可欠。
思いやりがなくなったということは、すなわち相手のことを「どうでもいい」と思うようになったということです。
心配しない
たとえば自分が体調が悪いとき、仕事でミスして落ち込んでいるとき、パートナーは何か声をかけてくれますか?
もちろん逆も然りですが、パートナーがしんどそうにしていても気にならない、心配しないというのも愛のない夫婦の特徴だといえます。
また、体調を崩しているときに心配する言葉の1つすらかけてもらえないことで、終わりを実感する人も少なくありません。
気持ちが冷めている
愛のない夫婦というのは、言い換えればお互いへの気持ちが冷めてしまっているということ。
長年連れ添っていれば、付き合い始めのようなドキドキ感はなくなっていきますが、次第に安心感などが生まれてきます。
「一緒にいるのが当たり前」「隣にいると安心する」と思えず、相手への関心がなくなっていくのは愛が冷めている証拠かもしれません。
相手の予定を把握していない
夫婦だからといって、全てを知っているということはありません。
お互いにもプライベートはありますし、それぞれの友人もいるはずです。
愛があるときには、今日は何時頃帰ってくる、今日は友人と遊びに行っているなど、大まかに相手の予定を把握していたものが、全く知らなくなるのは相手に関心がなくなってきたサインでしょう。
必要最低限の会話のみ
冷めた夫婦の場合、夫婦間の会話というのがほとんどありません。
今日の出来事や自分の気持ちなど、いわゆる自分の話をお互いにしなくなるのです。
これは、相手に自分のことを分かってほしいという気持ちがなくなることや、相手のことを分かりたいという気持ちがなくなっているからです。
セックスレス
愛のない夫婦は、そもそもお互いを求めようとしません。
もちろんセックスだけが全てではありませんが、夫婦であれば体の関係があるのは当たり前のこと。
どちらからともなく相手を求めなくなり、相手のことも考えなくなるため、愛のない夫婦はほぼ全員がセックスレスだと言えるでしょう。
浮気相手がいる
愛がないだけでなく、できるだけ早く別れた方が良いと言えるのが、お互いもしくはどちらかに不貞行為があること。
浮気相手がいる時点で、夫婦としては既に終わりを迎えています。
お互いに納得しているかどうかはさておき、浮気相手のいるパートナーとの同居生活は苦しいだけなので、早めに見切りをつけることをおすすめします。
変化に気づかない
一緒に生活していると、些細な変化には気づかないことがよくあります。
親戚の子に久しぶりに会うと、随分大きくなったなと思うものですが、一緒に暮らす家族はあまり実感がないことも少なくありません。
とはいえ、髪を切ったりあからさまに具合が悪いことに気づかないようであれば、それは愛がなく関心がないということです。
パートナーに興味が無い
お互いに愛情を持っているのなら、パートナーがどこで何をしているのかが気になるはず。
たとえば休日に何も言わずに出かけたり、連絡が取れない時間帯があったりすれば気になりますよね?
こういう状況でも相手が何をしてるのか気にならないのは、相手に興味がないからだと言えるでしょう。
短所ばかり気になる
人には誰にでも、長所と短所があります。
夫婦であれば素を見せているはずなので、相手の短所も知っていることでしょう。
短所も含めて相手のことを好きだと感じていたのが、いつの間にか相手の短所にイライラするようになってしまい、嫌なところしか目につかなくなるのは、愛情がなくなっているサインと見て間違いありません。
愛のない夫婦になるきっかけ
結婚当初から、全く愛がないというケースはほとんどありません。
つまり、愛のない夫婦になるには、結婚してから何らかのきっかけがあったということ。
もちろんきっかけは人それぞれではありますが、以下のようなことから愛のない夫婦になるケースも多いでしょう。
すれ違いが増えた
結婚当初は確かにあったはずの愛がなくなっていくのは、夫婦生活をする上ですれ違うことが増えたからかもしれません。
たとえばお互いに仕事が優先で、同じ家で暮らすのに顔を見る機会がほとんどなかったり、連絡を怠っていたりしませんでしたか?
こういうすれ違いが、夫婦の間に埋められない溝を作ってしまったというわけです。
子供優先になった
夫婦間に愛がなくなるきっかけとして男性が挙げることが多いのが、子供が生まれたことによるもの。
よく、女性は子供を産むと母親になり、妻ではなくなるという話を聞きますよね。
男性からすると、自分のことより子供優先にされたり、セックスレスになったりしたことから、愛が冷めていったと感じるケースも少なくありません。
期待しなくなった
最初の頃は、一緒に生活する上で相手に直してほしいところや、してほしいことをきちんと伝えていたのでしょう。
しかしいつしか、「言っても無駄」「どうせ何も変わらない」と期待するのをやめてしまうもの。
相手に対して期待するのをやめた途端、相手のことを「どうでもいい」と感じるようになってしまうのです。
些細な一言
実は、愛がなくなるきっかけは大きなものではないことも多いです。
はたから見たらくだらないことや、些細なことであるケースは意外と多いもの。
ほんの些細な一言によって相手への気持ちが傾いてしまったり、どうでもいいと感じるようになることも少なくありません。
「まだ昇格しないの?」「○○の奥さんは料理も上手いのに」などの一言から、亀裂が生じていくのです。
小さな嘘
そして、愛が冷めるきっかけには「嘘」があることも忘れてはなりません。
最初はほんの小さな嘘だったとしても、次第に後戻りができなくなるケースは多いですよね。
嘘に嘘を重ねていったことで、相手のことが信用できなくなるのです。
そしてそのうち、信じるのをやめよう、放っておこうと関心がなくなるでしょうね。
愛のない夫婦にならないためには?
どうしても無理なら離婚するという方法もありますが、せっかく結婚したのなら「愛のある夫婦」を続けていきたいと思うもの。
愛がなくなるきっかけは非常に些細なことなので、そうならないためには以下のことに気をつけていきましょう。
感謝の気持ちを持つ
愛のない夫婦にならないようにするには、相手との生活を当たりまえだと思わないことが大切です。
相手に対し、きちんと感謝の気持ちを持つようにしてください。
そして、その気持ちをちゃんと相手に伝えるのです。
言葉にしないと分からないことというのはたくさんありますから、その都度伝えていかなければなりません。
相手を尊重する
愛のない夫婦は、お互いに対して関心がありません。
相手がどこで何をしていようがかまわない、どうでもいいという気持ちは、相手を尊重する気持ちがあれば生まれるはずのないものです。
ぜひ、相手に対する思いやりや尊敬する気持ちを持ち続けてくださいね。
たったこれだけのことでも、愛が冷める確率をぐっと減らすことができるでしょう。
過干渉しない
先程も、愛のない夫婦は関心がないという話をしましたが、だからといって過度な束縛や過干渉するのはNGです。
結婚していても、お互いのプライベートは重視しなければならないもの。
過干渉されると居心地が悪くなり、外に浮気相手を作るきっかけにもなりますから、相手に興味関心は持ちつつも、過干渉しないことが大切なのです。
依存せず自立する
どちらかの愛が一方的に冷めてしまうのは、片方が依存体質でうんざりするからということも挙げられます。
依存されるのは精神的にも肉体的にも負担になりますから、一緒にいることを辛いと感じるきっかけになるもの。
そうならないようにするためにも、お互いに自立し、依存しないことを心がけていきましょう。
何でも相談する
そして、夫婦間の愛が冷めるきっかけには会話がなくなることが挙げられます。
小さなことだから、迷惑だと思われるから、など相手の気持ちを決めつけず、何でも相談するようにしましょう。
夫婦なのに相談されないと悲しいですし、「自分はいてもいなくてもいい存在なんだな」と感じ、相手に期待するのをやめてしまうからです。
まとめ:愛のない夫婦にならないようにしよう
世の中には色々な夫婦の形があり、中には愛のない形だけの夫婦もいます。
お互いに納得しているならそれでも良いのかもしれませんが、一緒に生活するのに愛がないのは寂しいですよね。
夫婦の間に愛がなくなってしまうのは、些細なことがきっかけとなることが多いです。
お互いに相手を尊重し、歩み寄る姿勢を忘れないでいることが、愛のない夫婦にならないための必須条件と言えるでしょう。