与える人の特徴について、紹介します。
ビジネスでも恋愛でも、『与える人は成功する』なんて言われていますが、それは本当なのでしょうか。
また、一体どんな人が『与える人』なのか?も気になりますよね。
ここでは、与える人の特徴や心理の他、与えることができない人や与える人になる方法についても紹介していますので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
目次
与える人の特徴
まずは与える人の特徴から見ていきましょう。
与える人と一言で言っても、エネルギーを与える人、勇気を与える人、影響を与える人、愛情を与える人など様々ですよね。
ここでは、すべての『与える人』に共通する特徴を5つ紹介します。
他人を中心に考える
与える人の特徴には、他人を中心に考えることが挙げられます。
与える人というのは、自分よりも他人のことを常に考えています。
自分が損をするかもしれないと思っても、それで相手が喜ぶならいい、という考えを持っている人ですね。
自分を犠牲にしても他人を中心に考えられるのは、与える人の典型的な特徴だと言えるでしょう。
受け取るよりも与えたい
与える人の特徴には、受け取るよりも与えたいことが挙げられます。
世の中はギブアンドテイクだ、とよく言いますが、与える人は基本的に貰うよりも与えたいという気持ちが強いです。
自分が知っている情報も惜しみなく与えるのは、『受け取るよりも与えたい』気持ちが強いからでしょうね。
人を惹きつける魅力がある
与える人の特徴には、人を惹きつける魅力があることが挙げられます。
影響力のある人やエネルギーを与えるような人は、みな人を惹きつける魅力がある人でもあります。
見た目や内面など、どこをとっても他人から憧れられるタイプ。
芯が強くて曲がったことが嫌いなことも多く、尚更人を惹きつけるのかもしれません。
余裕がある
与える人の特徴には、余裕があることが挙げられます。
人に何かを与えられる人は、気持ち的にかなり余裕があります。
むしろ、気持ちに余裕がないと他人のことなど考えていられないでしょう?
自分よりも他人のことをメインに考えられるのは、それだけ気持ちに余裕があるからだと言えるでしょう。
堂々としている
与える人の特徴には、堂々としていることが挙げられます。
与える人は自信があるので、常に堂々と振舞っています。
自信がなくてオドオドしている人からは、何も得られませんよね。
堂々としている人はかっこいいので、ビジネスでも恋愛でも有利になることは言うまでもありません。
与えるだけの人の心理
続いて、与えるだけの人の心理について紹介します。
人から貰うことをせず、ただひたすら与えている人というのもいますよね。
そういう『与えるだけの人』は、なぜ与えるだけで満足するのでしょうか。
与えるだけの人の心理は、こちらです。
人を幸せにしたい
与えるだけの人の心理には、人を幸せにしたいことが挙げられます。
与える人は他人を中心に考えるといいましたが、人を幸せにしたいという心理はまさにその典型的なパターン。
与えるだけの人は常に『人を幸せにしたい』と考えているため、自分のことは二の次なのです。
困ってる人を放っておけない
与えるだけの人の心理には、困ってる人を放っておけないことが挙げられます。
与えるだけの人は困ってる人を放っておけないので、つい手を貸してしまいます。
何でもかんでも助けてしまうので、ありがたい反面困っている人が一人で何もできなくなってしまうこともあるので、あまりにも手助けばかりしてしまうのも問題ですね。
仲良くなりたい
与えるだけの人の心理には、仲良くなりたいことが挙げられます。
与えるだけの人の中には、『その人と仲良くなりたい』という気持ちから一方的に与え続けてしまうことも。
仲良くなるためには信頼を得なくてはいけませんから、自分が与え続けることで相手の信頼を得ようと思っているのかもしれません。
当たり前のことをしてるだけ
与えるだけの人の心理には、当たり前のことをしてるだけということが挙げられます。
与えるだけの人の中には、自分が与えていることにすら気づいていない人もいます。
そういう人にとって、与えることは日常のことであり、特別なことではないのです。
つまり、当たり前のことをしているだけ。
無自覚で人に与えられるのは、ある意味素晴らしい才能かもしれません。
見返りを求めている
与えるだけの人の心理には、見返りを求めていることが挙げられます。
与えるだけの人には、見返りが欲しくて与えているタイプもいることを覚えておきましょう。
人は、誰かから何かをしてもらうと、『お礼をしないと』という気持ちになるもの。
この気持ちは本来誰にでもあるものなので、大きな見返りが欲しくて与えるだけの人もいるのです。
与えることができない人の理由
続いて、与えることができない人の理由についてお話します。
『与えること』は、ビジネスでも恋愛でも、成功するためには必要不可欠なこと。
であるにも関わらず、与えることができない人もいますよね。
なぜ与えることができないのか、その理由がこちらです。
貰うことばかり考えている
与えることができない人の理由には、貰うことばかり考えていることが挙げられます。
なぜ与えることができないのか?というと、答えは単純明快、貰うことしか考えていないから。
目先のことしか考えておらず、『人に与える(あげる)と損をする、貰えれば得をする』と考えているのです。
貰うことばかり考えている人は、人に与えることはできません。
被害妄想が激しい
与えることができない人の理由には、被害妄想が激しいことが挙げられます。
与えることができない人は、『私はこんなに可哀想なんだから貰って当然』『私は今までこんなに頑張ってきたのに、なんで報われないの』など、とにかく被害妄想が激しいです。
自分はこんな人間なんだから、貰って当然という気持ちが強いのでしょうね。
余裕が無い
与えることができない人の理由には、余裕が無いことが挙げられます。
先ほど、与える人は気持ちに余裕がある、と言いましたね。
与えることができない人は、余裕がありません。
人のために何かをしよう、人を喜ばせようと思えるほどの気持ちの余裕がないため、与えることができないのです。
目の前のことでいっぱいいっぱい
与えることができない人の理由には、目の前のことでいっぱいいっぱいになっていることが挙げられます。
余裕が無いことと似ていますが、目の前にやらなきゃいけないことが山積みになっていて、それ以外のことを考えることができません。
仕事でも何でも安請け合いしてしまったり、計画性がなくて効率が悪いのも原因の一つと言えるでしょう。
自分のことしか考えていない
与えることができない人の理由には、自分のことしか考えていないことが挙げられます。
与えることができない理由の根本には、『自分のことしか考えていない』という気持ちがあると言えるでしょう。
周りがどう思おうと、自分さえ良ければそれでいい、という気持ちが必ずあるもの。
だからこそ人に与えず、いかに多く貰うかばかり考えてしまうのでしょうね。
人から与えられるだけの人の特徴
人から与えられるだけの人の特徴を、紹介します。
人に与えることができず、人から与えられるだけの人というのもいます。
それが故意であるか無意識であるかは分かりませんが、人から与えられるだけ、つまり貰うだけの人は、最終的には1人になってしまうかもしれません。
自分中心
人から与えられるだけの人の特徴には、自分中心なことが挙げられます。
人から与えられるだけの人、つまり貰ってばかりの人は、自分中心の人です。
自分のことしか考えておらず、他人がどうなろうと気にしません。
自分が一番なので、一度自分のところに来たものは、何がなんでも譲ろうと(与えようと)しないでしょう。
視野が狭い
人から与えられるだけの人の特徴には、視野が狭いことが挙げられます。
ビジネスで成功する人は、視野が広く周りをよく観察している人です。
だからこそ人に与えることができるわけですが、与えられるだけで自分から与えることのできない人は、視野が狭く1つのことに固執してしまいがち。
視野が狭いと考えや価値観も偏ってしまいますし、正直良いことは1つもありません。
損得勘定で動く
人から与えられるだけの人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。
人から与えられるだけの人は、何事もすべて損得勘定で動きます。
自分にとってどうするのが一番利益が出るか、を常に考えているのですが、目先の利益しか考えられていないのが残念なところ。
目先の利益に囚われてしまうので、与える(手放す)ことができないのです。
人を信用していない
人から与えられるだけの人の特徴には、人を信用していないことが挙げられます。
人から何かを貰ったらお礼をする心理が働くといいましたが、それはお互いに信頼関係ができている場合の話。
相手を信用していなければ、『お返しをしよう』とは思いません。
人から与えられるだけの人は、基本的に他人を信用していないので、自分から何かをしようとは思わないのです。
思いやりがない
人から与えられるだけの人の特徴には、思いやりがないことが挙げられます。
人から与えられるだけで相手に与えられない人は、他人に対する思いやりがありません。
自分のこと、目の前のことだけ考えているので、他の人を思いやる余裕がないのです。
思いやりがない人は、いずれ見捨てられてしまう可能性が高いので、気をつけなくてはなりません。
関連記事はこちら▽ 思いやりのある人の行動や性格の特徴|思いやりのある人になるには?
与える人間になる方法
最後に、与える人間になる方法を紹介します。
何度も言いますが、ビジネスや恋愛で成功する人間は、『与える人』です。
貰ってばかりで与えない人は、成功者にはなれません。
自分が与える人間になるにはどうしたらいいのか、以下のことを試してみてください。
人のことを考える
与える人間になる方法には、人のことを考えることが挙げられます。
自分本位な考えではなく、人のことを考えるようにしてみましょう。
最初は難しいと思いますが、『自分だったら』に置き換えてみると、意外と簡単に答えが見つかるもの。
こう言われたら嬉しい、こうしてもらえたら嬉しい、というのを、積極的に実践してみてください。
出し惜しみしない
与える人間になる方法には、出し惜しみしないことが挙げられます。
つい、人は欲が出ると自分の持っている情報を出し惜しみしたくなるもの。
自分以外にも知ってる人がいて、その人の方が上手くいったら嫌だな、と思うからです。
しかし、与える人間になりたいのなら出し惜しみはするべきではありません。
やるべきことをやる
与える人間になる方法には、やるべきことをやることが挙げられます。
今、あなたがやるべきことは何ですか。
仕事でもプライベートでも、『やるべきこと』が必ずあるはずです。
やるべきこともやれない人は、人に与える人間にはなれません。
たとえ嫌なことであっても、まずはやるべきことを片付けることから始めましょう。
自信を持つ
与える人間になる方法には、自信を持つことが挙げられます。
与えることのできる人は、自信があって堂々としています。
自信なさげな人が何か言っても、正直心に響いてきませんよね。
あなたも人に与える人間になりたいのなら、自分に自信を持ってください。
自信がつくと、自然と堂々と振る舞えるようになりますよ。
ポジティブになる
人に与える人間になる方法には、ポジティブになることが挙げられます。
ネガティブに嫌なことばかり考えている人から得られるものなど、何もありません。
与えられる人はポジティブだからこそ、人のことが考えられるのです。
まずはポジティブな思考を持ち、何事も前向きに考えてみてください。
まとめ:与える人は人生の成功者になれる人
与える人の特徴や心理、与えることができない人の特徴、そして与える人になるための方法について紹介しました。
人に与えることのできる人は、ビジネスや恋愛など、すべてにおいて成功者になれる人です。
言い換えれば、人に与えることのできない人は、人生の成功者にはなれません。
『与える』と考えると少し難しいかもしれませんが、人助けをすると思えばいいのです。
困っている人に手を差し伸べる、たったこれだけのことでも、与える人になれますよ。