自分の本心や本音をなかなか言えない人もいますよね。
「自分が我慢すればいい」と思っているのでしょうが、現実にはそう上手くいくことばかりではありません。
ここでは、本音を言わない人との恋愛について見ていきたいと思います。
また、本音を言わない人の心理や特徴、本音を話してもらう方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
本音を言わない人との恋愛で起こること
恋愛というのは、お互いのことを理解することから始まります。
しかし相手が本音を話してくれないタイプだと、恋愛もなかなかスムーズにはいかないもの。
本音を言わない人との恋愛では、以下のようなことが起こる可能性が高いです。
すれ違いが生じる
自分はともかく、相手が本音を話してくれないといずれ大きなすれ違いが発生するようになります。
これは恋愛だけに限らず、友人関係でも同じこと。
相手も同じ気持ちだろうと思い込んでいたものが、実は自分の勘違いだったと分かれば、少なからずショックですよね。
こういう気持ちから、徐々にすれ違いが生まれていくのでしょう。
温度差が生まれる
恋愛は、両者が同じ温度で接していないとうまくいきません。
どちらかだけが熱くなっていて片方が冷静な状態だと、気持ちが冷める原因になりますよね。
とはいえ、相手が本音を話してくれない以上、あなただけが「必死に頑張っている」という状態が続くため、恋愛でも温度差が生まれていくでしょう。
手応えを感じない
相手が本音を話してくれないというのは、おそらくあなたの言うことを何でも肯定しているのでしょう。
「どっちがいい?」と聞いたら、「どっちでも」と答える感じですね。
こういう状態が長く続くと、相手に対して手応えを感じることができなくなっていきます。
何をしても手応えがないため、諦めモードになってしまうのも無理はありませんね。
いつか爆発する
私の身近な人で、やはり好きな人には本音を言えないと悩んでいた人がいます。
この人は「好きな人にだけ」本音が言えなかったのですが、自分でも本音が言えないことに悩んでいました。
好きな人に嫌われたくなくて我慢していたのですが、我慢の限界にきたときに爆発したのです…。
片方が本音を言えないと、このようにいつか爆発するという結末が待っているのかもしれません。
距離が縮まらない
そして、恋愛だけではありませんが、人と人との距離感は本音で話すことによって縮まっていきます。
つまり、相手が本音を言わない限り、2人の距離が縮まることはありません。
あなたがどんなに頑張っても、相手があなたに対して壁を作っている以上、一向にその距離が縮まることはないのです。
本音を言わない人の心理
思ってることを何でも言ってしまう人もいれば、自分の気持ちを一切言わない人もいます。
なぜ、本音を言わないのでしょうか。
本音を言わない人は、本心を言うことを怖いと思っているのかもしれません。
嫌われたくない
好きな人にだけ本音が言えない人の多くは、嫌われることを恐れています。
本音を言うことで、好きな人に嫌われたらどうしよう…という不安から、無意識に本音を隠すようになってしまったのでしょう。
自信がない人に多く、嫌われたくない一心なのですが、それによってかえって相手(あなた)を傷つけていることには気づいていません。
揉めたくない
過去にトラブルに見舞われた経験があると、次は同じ目にあわないようにと学習するもの。
本音を言わない人も、過去に本心を話したことで揉めた経験があるため、「もう揉めたくない」と思っているのかもしれません。
揉めないためには自分の気持ちを隠せばいいと思っているので、このタイプは何があっても本心を言うことはないでしょう。
いい子でいたい
そして、聞き分けのいい人だと思われたいために本音を隠す人もいます。
これはどちらかというと、女性に多い心理ですね。
好きな人から「いい人だ」と言われたくて、必死なだけなのでしょう。
本音を言うとわがままだと思われるかも…という不安があることが原因で、嫌われたくない心理ともつながりますね。
本音を言わない人の特徴や性格
全ての人が、本心を言わないというわけではありません。
やはり本音が言えない人には、特徴や性格があると言えるでしょう。
以下のようなタイプの人は、本心を言うことに抵抗を覚えることが多いかもしれません。
平和主義者
本音を言わない人は、争いごとを嫌います。
人と違うことを言ったり、自分の話をすることで何かトラブルに発展することを恐れているのです。
言わなければ問題は何も起こらない、と思っているため、基本的に自分の話はしません。
何事もなく毎日を過ごしたい、平和主義者だと言えるでしょう。
人の顔色を伺う
何をするにも、周りの目が気になってしまう人もいますよね。
本音が言えない人の多くは、周りの目や周りからの評価が気になってたまりません。
周りから変な風に思われていないか、浮いていないかなどを常に気にしてしまうため、意見を言うときも無意識に「周りから認められる答え」を探してしまうのでしょうね。
自信がない
そして、自信がない人も本音を言うことができません。
特定の人にしか本音が言えない人によると、「本音を言って笑われた」「本音を言ったらドン引きされた」ことがトラウマになり、それ以降言えなくなってしまったのだそう。
心を許した人以外には、今でも本音で話すのは怖いと言っていましたよ。
本音を言わない人に本音で話してもらうには?
「本音を言わない」というのは、その人の個性であり優しさと言えるのかもしれません。
しかし恋愛においては、本音で話してくれないと距離を縮めることができませんよね。
こういう人に本心を話してもらいたいのなら、以下のことを試してみてください。
自分も本音で話す
なぜ相手が本音で話してくれないのか?というと、それは一言で言うなら「あなたに対して心を開いていない」からです。
心を開いてもらうことができれば、必然的に相手も本音で話すようになるもの。
そのためにも、まずはあなた自身が常に本音で話すことを心がけましょう。
あなたが本音で話せば、相手も話してくれるようになるはずです。
真剣に伝える
相手に本音で話してもらいたいのなら、あなたの真剣な気持ちを伝えましょう。
なぜ本音で話してほしいのか、相手のことをあなたがどう思ってるのかなどをしっかり伝えてください。
本音が言えない人は、過去に何らかのトラブルがあり、それがトラウマになっているケースもあるので、あなたの真剣さをわかってもらいましょう。
話してくれるまで根気強く待つ
そして、本音を言えない人には言えない理由があることも忘れてはいけません。
それはほとんどが心の問題であるため、無理に話をさせようと思っても逆効果。
相手が「あなたになら本音を言っても大丈夫かも」と思えれば自然に話してくれるようになるので、広い心で待ちましょう。
相手にとって、落ち着ける場所になってくださいね。
まとめ:本音を言わない人との恋愛は難航する
恋愛というのは、お互いに本音で語り合うからこそ進展していくもの。
どちらかが本心を隠していたのでは、恋愛に発展するどころか2人の関係は終わってしまうかもしれません。
好きな人が本音で話してくれていないと気づいたときは、相当ショックですよね。
本音を言わないということは、相手があなたに対して壁を作っているのと同じこと。
そういう人を好きになってしまったら、その恋愛は難航するのが目に見えています。
それ相応の覚悟をもって、臨むことが大切です。