家柄が良い人の特徴と、家柄が悪い人の特徴を紹介します。
よく『家柄が良い』『家柄が悪い』ということがありますが、家柄が良い人・悪い人とはどういう人のことを言うのでしょうか。
結婚を考えたとき、相手の家柄を考える人も多いですよね。
家柄は結婚にも大きく関わる要素でもあるため、家柄が良い人の特徴や結婚するメリット、デメリットについてきちんと知っておきましょう。
目次
家柄が良いの意味とは
そもそも『家柄が良い』とは、どういう意味なのでしょうか。
歴史を辿っていくと、『家柄』とは地位や身分を表すものとして使われていました。
たとえば、貴族や華族の家柄は良い、と言った感じです。
現代でもその風潮は残っており、高い社会的地位を確立している家、名家のことを『家柄が良い』ということが多いですね。
医者や政治家、閣僚の家など、いわゆる『エリート』の家系です。
家柄が良いと生活水準も高く、学歴もある人が多いと言えるでしょう。
家柄が良い人の特徴
ではまずは、家柄の良い人の特徴から紹介します。
初対面であっても、『この人は家柄が良い男性だな』『家柄が良い女性な気がする』などと感じることがあるでしょう?
それは、やはり家柄が良い人には特徴があるから。
家柄が良い人の特徴には、以下のものが挙げられます。
言葉遣いが丁寧
家柄が良い人の特徴には、言葉遣いが丁寧なことが挙げられます。
ガサツな言葉を使わず、丁寧で品のある言葉遣いをする人は、思わず『家柄が良いんだな』と思うもの。
特に家柄が良い女性は、言葉遣いが丁寧なことが多いです。
小さい頃から厳しく躾られていたことが伺えますね。
食事の仕方がキレイ
家柄が良い人の特徴には、食事の仕方がキレイなことが挙げられます。
家柄が良い人は小さい頃からテーブルマナーを学んでいることが多いので、食事の仕方もキレイです。
お箸の使い方もキレイですし、こぼしたりくちゃくちゃ音を立てることなど皆無。
一緒に食事をすれば相手の家柄が分かるというのは、あながち嘘ではないでしょう。
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穏やか
家柄が良い人の特徴には、穏やかなことが挙げられます。
家柄が良い人は生活にも余裕があるので、気持ちにも余裕がある人が多いです。
そのため、些細なことでキレたり怒ったりすることはなく、基本的に穏やか。
ガサツじゃなく、乱暴な言動がない穏やかな人です。
私立の学校に通っていた
家柄が良い人の特徴には、私立の学校に通っていたことが挙げられます。
幼稚園から高校、もしくは大学までエスカレーター式の私立学校に通っていた人は、家柄が良い可能性が高いですね。
幼稚園からずっと私立に通わせるには、相当なお金も必要です。
子供の教育に多額のお金をかけられるのは、いい家の出身だからに違いありません。
センスが良い
家柄が良い人の特徴には、センスが良いことが挙げられます。
家柄が良い人は、子供の頃から良いものに触れて育ってきたため、センスが良いです。
審美眼というか、良いものを見極める力にも長けているので、家柄が良い人にセンスの悪い人はいない気がします。
小さい頃から良いものに触れてきたというのは、センスを養う意味では必要不可欠なのかもしれません。
家柄が良い人との結婚のメリット・デメリット
家柄が良い人との結婚のメリットとデメリットについて紹介します。
家柄が良い人と結婚するのは、『大変だからやめた方がいい』なんて声も聞こえてきますが、実際にはどうなのでしょうか。
家柄が良い人と結婚するメリット、デメリットについてまとめてみました。
メリット
高水準の生活ができる
家柄が良い人と結婚するメリットには、高水準の生活ができることが挙げられます。
家柄が良い人は生活水準も高いので、結婚すれば必然的に高水準の生活ができるようになるでしょう。
自らも高水準の生活をすることで、パートナーがどんなふうに育ってきたのか、パートナーの品の良さの理由などが分かるのではないでしょうか。
意識を高く持てる
家柄が良い人と結婚するメリットには、意識を高く持てることが挙げられます。
家柄が良い人の隣に並ぶためには、自分自身もしっかり磨かなくてはなりません。
周りから『見合ってない』と思われないように、パートナーの評判を下げないようにと自分自身も意識を高く持てるのは、家柄が良い人と結婚する最大のメリットかもしれません。
子供に良い環境を与えられる
家柄が良い人と結婚するメリットには、子供に良い環境を与えられることが挙げられます。
子供の学びという点で見れば、家柄が良い人との結婚はまさにパーフェクト。
学校も良いところに通わせられますし、習い事にもお金をかけることができます。
子供に良い環境を与えられるというのは、家柄が良い人と結婚する特権と言えるでしょう。
デメリット
価値観が合わない可能性がある
家柄が良い人と結婚するデメリットには、価値観が合わない可能性があることが挙げられます。
価値観の不一致は誰にでも起こりうるものですが、家柄が良い人と育った環境があまりにも異なる場合には、価値観が合わない可能性大。
特に、生活の仕方やお金の使い方などで揉める可能性が高いです。
孤立する可能性がある
家柄が良い人と結婚するデメリットには、孤立する可能性があることが挙げられます。
格式の高い家の場合、2人の結婚に親や親戚が口を挟んでくることも少なくありません。
そうなったとき、親や親戚から仲間はずれにされるなど、孤立する可能性があります。
パートナーがあなたの味方になってくれれば良いですが、家を裏切れないタイプなら、結婚するのは難しいかもしれませんね。
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惨めな気分になる
家柄が良い人と結婚するデメリットには、惨めな気分になることが挙げられます。
今まで自分が生きてきた環境とあまりにも違いすぎると、自分だけ取り残されたような感じがしてしまうもの。
劣等感ばかりが生まれ、惨めな気分になることもあるでしょう。
パートナーの交友関係や友人に見下されたりなど、家柄の違いで惨めな気分になる要素はたくさんあるのです。
家柄が悪い人の特徴
続いて、家柄が悪い人の特徴を紹介しましょう。
その前にまず知っておいてほしいのは、家柄が悪い人と育ちが悪い人は必ずしもイコールではない、ということ。
家柄が悪いから育ちが悪いとは限らないのです。
それを踏まえて、家柄が悪い人の特徴がこちらです。
常識やマナーがない
家柄が悪い人の特徴には、常識やマナーがないことが挙げられます。
家柄が悪い人は教育に力を入れていないことも多く、常識やマナーがない人も少なくありません。
『そんなことも知らないの?』『え、それはマナー違反でしょ』と思うことが度々あるのなら、その人は家柄が悪い人なのかもしれませんね。
人を見下す
家柄が悪い人の特徴には、人を見下すことが挙げられます。
家柄が悪い人は劣等感も強いので、自分よりもできない人がいると、ここぞとばかりに見下します。
人の良いところが見つけられず、欠点ばかりを見つけては陰湿なことを繰り返すのは、家柄が悪い人の典型的な特徴だと言えるでしょう。
自分が一番だと思っている
家柄が悪い人の特徴には、自分が一番だと思っていることが挙げられます。
人を見下すことと似ていますが、家柄が悪い人は周りの良いところに気が付かないため、自分が誰よりも優れていると思っているところがあります。
乱暴な言動で他人を従えるなど、力で片付けようとするところも、家柄が悪い人ならではと言えるかもしれません。
食事のマナーがない
家柄が悪い人の特徴には、食事のマナーがないことが挙げられます。
テーブルマナー云々ではなく、そもそも普段の食事の仕方がなっていません。
『いただきます』『ご馳走様でした』などと挨拶ができない、きちんと座れない、お箸が正しく使えない(持てない)、口にものを入れたまま喋るなど、最低限の食事のマナーもできないのは、家柄が悪く育った環境も良くなかった証拠でしょう。
学歴がない
家柄が悪い人の特徴には、学歴がないことが挙げられます。
今の時代、中卒という人はほとんどいませんし、高卒の人も少ないです。
家柄が悪い人は教養よりも力で片付ける人が多いため、学歴がないことが多いのです。
夢や目標があるなら別ですが、中卒や高卒で遊び歩いている、世間的にはあまりイメージの良くない仕事に就いているのだとしたら、家柄が悪い可能性が高いでしょう。
家柄が悪い人との結婚は諦める?諦めない?
最後に、家柄が悪い人との結婚は諦めるか諦めないか?を紹介します。
好きな人の家柄が悪いことが分かった場合、その結婚は諦めた方がいいのでしょうか。
ここでは、相手の家柄が悪い場合、結婚を諦めた方がいいケースと諦めない方がいいケース、それぞれについて紹介します。
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諦めた方がいいケース
価値観や考え方が異なる
家柄が悪い人との結婚を諦めた方がいいケースには、価値観や考え方が異なることが挙げられます。
価値観や考え方が異なる人との共同生活は、十中八九うまくいくことはありません。
ケンカも多くなるでしょうし、あなた自身もストレスを溜める可能性大。
特にお金に関する考え方が合わない場合は、結婚するべきではありません。
生活水準を落とせない
家柄が悪い人との結婚を諦めた方がいいケースには、生活水準を落とせないことが挙げられます。
自分の方が明らかに家柄が良く、お金にも困っていなかった場合、家柄が悪い人と結婚することで生活水準を大幅に落とさなくてはならない可能性があります。
今の生活を保ちたい、生活水準は落としたくないというのであれば、家柄が悪い人との結婚は諦めた方がいいでしょう。
相手の親がうるさい
家柄が悪い人との結婚を諦めた方がいいケースには、相手の親がうるさいことが挙げられます。
たとえば、相手の親がお金の無心に来るなど常識のない人だった場合、結婚してから余計に大変になるのは目に見えていますよね。
お金のトラブルは縁の切れ目でもありますから、相手の親がどういう人なのか、どの程度口出ししてくる人なのかは、きちんと見極めておきましょう。
関連記事はこちら▽ 口出しする人の心理|口出ししてくる人への対処法とは
諦めない方がいいケース
2人とも覚悟がある
家柄が悪い人との結婚を諦めない方がいいケースには、2人とも覚悟があることが挙げられます。
結婚は家同士の繋がりでもありますが、本人たちの意思が何よりも重要なもの。
2人の意思が固く、お互いに覚悟があるのであれば、家柄を理由に結婚を諦める必要はないでしょう。
親と縁を切っても良いと思えるほど相手が大事
家柄が悪い人との結婚を諦めない方がいいケースには、親と縁を切っても良いと思えるほど相手が大事なことが挙げられます。
覚悟があることと似ていますが、家や親を捨ててでも一緒にいたいと思えるのであれば、その気持ちを貫いてもいいでしょう。
ただし、駆け落ち寸前で結婚すると、万が一その結婚がうまくいかなかったときに帰る場所がなくなってしまうので、見極めは慎重になることをおすすめします。
関連記事はこちら▽ 覚悟がある人の特徴や心理|覚悟がある人は強いと言われる理由とは
価値観が合う
家柄が悪い人との結婚を諦めない方がいいケースには、価値観が合うことが挙げられます。
家柄が良い悪いに関わらず、価値観が合うのであれば特に問題はありません。
結婚に一番重要なのは、家柄よりも価値観。
価値観がや考え方が合えば結婚生活もうまくいく可能性が高いので、相手の家柄が悪くても諦めない方がいいでしょう。
家柄が良い人との結婚は大変だけど自分の気持ちが一番
家柄が良い人の特徴と結婚するメリットデメリット、家柄が悪い人の特徴と結婚について、紹介しました。
家柄が良い、悪いは生まれ持ったものなので、個人ではどうすることもできません。
もちろん、家柄の違いは育った環境にも大きく関わってきますから、結婚するとなると難しい部分が出てくるのも事実。
しかし、本当に大切なのは家柄よりも本人たちの気持ち。
お互いにお互いを思いやり、相手のことを大切だと思っているのであれば、結婚を視野に入れてもいいのではないでしょうか。