いじられキャラの特徴・性格|いじられキャラに疲れて辛い時の対処法とは

いじられキャラの特徴・性格|いじられキャラに疲れて辛い時の対処法とは

なんとなくネタにしてもらえる。周囲に人が集まっている。そんないじられキャラの人はいませんか?そんなに特別な存在に見えないけど…。という声もありますが、今回はいじられキャラの特徴や性格、強みや怒らせた時の対処法をご紹介します。羨ましいと思う理由やいじられキャラあるある、いじられキャラになりたい人へのポイントも参考にしてください。

目次

いじられキャラの特徴

いじられキャラには5つの特徴があります。もちろん、誰もが持っているわけではありません。なぜあの人はみんなに慕われているのか。どんな対応をしているのか。人間関係を広げる上でも、もう1度確認しておきましょう。

誰とでも話せる

人との間に壁を作りません。そのため人見知りをすることもなく、初めて出会った人とでも気軽に話すことができます。コミュ力が高く、年齢や性別も関係ありません。すぐに馴染めるため新しい環境にも溶け込みやすく、順応性があり、友達と呼べる人間関係を作ることも得意です。

その場の空気を読む

賢く頭の回転も速いため、現場の空気を読む能力に優れています。今は笑う時。今は黙っておく時。オンとオフの状態を瞬時に判断し、笑っていい時は思いっきり笑います。「この人は褒められたいのかな」という場合は、わかりやすく「すごいね~」と反応することもあるでしょう。

ひな壇でもOK

主役じゃなくて脇役。ひな壇でもOK。という男性は、いじられキャラの人が多いです。自分を中心におきたい人ではなく、主演クラスだけど脇役を演じられる人と言えます。全員とは言えませんが、全体を把握していて、自分の役割をわかっている傾向があるでしょう。

とにかく疎い

周囲の状況に疎く、みんなからは頭が悪いと思われているかもしれません。特に学校の勉強があまり得意ではないこともあるため、余計にいじられる可能性も高くなります。何をやるべきか。何をすれば良いのか。わからないからこそ、みんなには敷居の低さが感じられるでしょう。

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駆け引き上手

頭がいいので、うまく駆け引きをします。「○○するから○○して欲しい」「○○してくれたら○○する」という感じで、周囲を巻き込んで話しを広げます。計算ずくでやる人もいますが、そこまでは想定していません。理想を思い描いて、そうなるように誘導するような雰囲気です。

いじられキャラの性格

では、いじられキャラの性格も見ていきましょう。どんな傾向があるのか。自分とどこが違うのか。「あんなふうに振る舞えない」「自分には無理だ」と感じているとすれば、性格の違いが大きく関係してきます。よ~く観察してください。

うっかりが多い

いじられキャラは天然の人が多く、悪気はありませんが、うっかり忘れることがあります。例えば必要な書類やデータの整理など、やらなければならないことを後回しにしたあげく、そのまま忘れてしまいます。言われて思い出す感じなので、故意ではなく本当にうっかりです。

大雑把

細かい点は気にしません。そのため部屋の中が片付けられていなかったり、バックの中身もゴチャゴチャしています。ただし、本人はそれに不満なく、いつものものことなので気にしません。少々のことでは動じないし、「そこまでやらなくても良いのでは?」と思っています。

こだわりが低い

「〇〇しなければならない」「絶対に○○は譲らない」という枠はなく、自分のこだわりはありません。職人には向かないタイプ。「○○がダメなら○○」「〇〇でもかまわない」という感覚を持っているため、ランクの違い商品を買ったとしても、文句をつけるような真似はしないでしょう。

肩書きで人を判断しない

「この人は○○だから」という先入観を持たず、肩書きで人を判断しません。そのため立場が上の人からすれば異端児のような感じですが、本人にとってそれは普通です。部下や後輩からは親しみやすく話しかけやすさがあり、困ったことがあれば誰でもwelcome状態とも言えます。

協調性が高い

「みんなが良いならそれで良い」「誘われたらOKしよう」という感覚で、周囲の人と協調します。あまり断ることをしないため、声をかけられることも多いでしょう。「アイツだけは誘いたくない」というグループには含まれません。人に合わせることができます。

いじられキャラあるある

いじられキャラの人によくあるポイントを並べてみました。本人は自覚していないことが多いため、客観的な感じとして受け取ってください。「あ~言われてみればそうかも」と思ってもらえることが多いので、自分の周囲のいじられキャラを思い出してみましょう。

誰が見ても容姿端麗

女性であれば美人が多く、容姿端麗であることも多いです。人それぞれ価値観が違うので、すべての人が当てはまるわけではありません。しかし、一般的に見て美人であることは事実。本人はそれを自慢するような素振りが少ないため、好感度も高い傾向にあるでしょう。

みんなのアイドル

対話の相手が変わる。環境が異なる。周囲はこれまでと違う場合でも、どこ行ってもいじられキャラが通用します。そのため古い人間関係が崩れたとしても、新しい場所で自分を活かせるでしょう。何かにしがみつく必要もないため、流れに乗って勢いをつけることができます。

自分ではイケメンだと思ってない

自分ではイケメンの自覚がありません。でも、確実にイケメンの部類に入ります。「髪型や服装が適当だから…」と思っている人もいますが、当人が思うよりもはるかに男前です。周囲からそう教えられることもありますが、ピンとくる人は少なく、もったいない状態かもしれません。

びっくりするくらい恋人ができない

みんなの人気者であればモテそうですが、信じられないくらいモテません。「異性にから慕われない」という意味ではなく、相手に意識されない傾向にあるようです。「一緒にいて気持ちがラク」「気取らなくても良い」という感覚が先行し、異性としてのドキドキ感はありません。

恋愛経験が少ない

モテないことで恋愛経験も少なめです。他人から愚痴をこぼされることはあっても、恋愛の相談はあまり寄せられません。1人の人とは長く付き合うことはあるかもしれませんが、みんなのマスコット的な存在なので、恋愛よりも友人との対話を優先する人もいるでしょう。


いじられキャラの強み

いじられキャラであることが、多くのメリットを引き寄せています。自分から意図して行動しているわけではありませんが、自然とそうなってしまうのです。他の人がやっても通用しません。いじられキャラだからこそ、得られる強みです。

みんなが協力してくれる

頼み込まなくても、どこからか支援や協力の手が差し伸べられます。ここからここまでは自分でやる。ここから先は難しいかも。という状態であれば、喜んで対応してくれる人もいるかもしれません。人脈も広いほうなので、ちょっと質問しただけで、誰かが代わりにやってくれることもあります。

少々の失敗は許される

仕事だけに限りませんが、小さな失敗なら許されます。例えば砂糖と塩を間違えて入れる。お釣りの計算を間違える。水をこぼすなど、大きな損失にならない凡ミスであれば笑って済まされることも多いです。「○○なら仕方ないな~」と思われるため、ほとんど怒られません。

上からスカウトされる

上の人から可愛がってもらえるため、思わぬ出世をします。本人が何か特別大きな利益をもたらしていなくても、存在そのものが認められているのです。そのため普通に仕事をしているだけなのに、なぜかわからないけど上に引っ張られ、気づいたら肩書きが偉くなってる場合もあります。

孤独にならない

いじられキャラの人は周囲に仲間が多く、孤独になることはありません。絶えず誰かが連絡してく
る。あっちからもこっちからも引っ張りだこ。というような感じなので、体がいくつあっても足りないくらいです。そのくらいみんなから慕われていて、1人ぼっちになりようがないでしょう。

アドバイスしてもらえる

「ここから先はどうすれば良いの?」ということをアドバイスしてもらえます。「放置しておこう」「自分でどうにかしろ」と思われることが少ないため、ピンチの時ほど強く、助けてもらえるでしょう。余計なお節介を焼かれることもありますが、役に立つ話しも聞かせもらえます。

いじられキャラが羨ましい理由

「私は自分で解決した」「ここまで苦労を重ねてきた」そう思うほど、いじられキャラが羨ましくなります。人は自分が持ってない相手の才能に憧れるため、羨ましく思うことは当り前の感情です。具体的な理由にも、目を通してみましょう。

みんなからチヤホヤされる

何か特別なことをしてなくても、人気者としてチヤホヤされます。みんなから応援されたり、いろいろなお土産をもらったり、大した努力をしなくても好かれているように見えます。楽しそうにしている。ただ笑っているだけにも関わらず、多くの人が集まってくる現状に納得できません。

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心を操っているように見える

周囲が簡単に対応してくれるので、相手の心を操っているように見えるかもしれません。その才能を羨ましいと感じるのでしょう。自然に誘導しているため、あおられた相手が反応しているだけ。相手の問題と言えばそれまでですが、外から見たら相手が行動するよう仕組んだように映ります。

同じようには行動できない

「自分も○○と同じような行動をとりたい」「○○の真似をしたい」、どれだけ憧れても同じ行動はできません。自分がやりたくてもできないこと。それを簡単にやってのけるため、羨ましくて仕方ないのでしょう。行き過ぎると嫉妬に変わってしまいますが、最初のうちは純粋な羨望です。

背伸びしなくて良い

「できないことはできない」「苦手なことはやらない」という姿勢でも、あまり周囲から責められることはありません。無理をする必要はなく、自分を大きく見せる必要はありません。身の丈相応の行動をとれば良い。挑戦すれば、「よくやろうと思ったね」と褒められるでしょう。

変な圧力をかけられない

「お前は○○しろ」という圧力をかけられない傾向があり、自由に選べる権利を持っています。これはいじられキャラが偉いわけではなく、過度に期待されることがないため、圧力をかけても無駄だと受け取られているのでしょう。そのため若干の仲間外れ感はあるかもしれません。

いじられキャラに疲れて辛い時の対処法

いつの間にかいじられキャラが定着すると、それ以外の対応で驚かれることもあります。人はいろいろな面を持っているので、本来は多様でもかまいません。でもいじられキャラから外れると、どうしてもアレコレ言われます。そんなときは対処法を試してみてください。

笑ってあげるのを辞める

いじられて自分が嫌だと感じるなら、笑うことを辞めましょう。ニコニコしていれば、相手はあなたが嫌がってないと勘違いをします。それどころか、「こいつはいじられたいんだ」と思い込まれる可能性も高く、これまでよりもいじりがエスカレートするかもしれません。

思い切ってキレる

傷つくほどいじられた場合、遠慮しないでキレてください。自分の主張を伝えなければ、本音をわかってもらえません。「ここさえ我慢すれば」と思うのではなく、思い切ってきれてやりましょう。突然の行動に相手は驚くと思いますが、それくらいしなければ気づいてもらえません。

属するグループを変える

所属するグールを変える。会話に入るチームを変える。自分の居場所を変えてください。完全に変えることは難しいかもしれませんが、優先度合いを変えるくらいなら負担になりません。環境や背景を変えることで、他の場所で自分の能力を活かすことができるでしょう。

キャラを変更する

いじられキャラを変えましょう。本当の自分を出す。別のキャラを演じる。いじられキャラを辞めてもかまいません。これまでとは違うあなたになることで、「いじることはNG」という雰囲気を漂わせることが大事。どこかで区切りをつけなければ、いつまでもいじられる人生になるかもしれません。

きっちり反論する

「いじるのは辞めろ」「それは嫌だ」とはっきり反論してください。
反論をしないと相手は調子のどんどん乗ってくる可能性もあります。
いじられキャラが辛い場合は早めに伝えないと、機会を失ってしまいキャラが固定されてしまいますので、素早く行動した方がいいでしょう。

いじられキャラは嫌われてるの?

嫌われているわけではありません。むしろ親しまれています。一緒にいて楽しいから、いじられキャラにはみんなが集まってくるのです。ただし、本人が嫌がっているにも関わらず、「本当は嫌じゃないくせに~」と都合良く解釈し、いじり続けるのは単なるイジメです。早々に辞めなさい。もしくは辞めさせなさい。

本人も悪い気分はしない。みんなが盛り上がる。という状態であれば、イジメられているわけではなく、ひな壇芸人が良いネタを振られた状態と同じかもしれません。

いじられキャラを怒らせた時の対処法

いじられキャラを怒らせた場合も、基本的な対処は他のキャラと同じです。でも、いじられキャラは自分の本音を隠していることが多いため、怒らせ度合いによっては対応が難しいこともあります。そのため相手をよく観察し、対処法を選びましょう。

心から謝る

無視される。相手にしてもらえない。という状態を想定し、上辺の言葉ではなく、心から謝ってください。いじめられキャラを怒らせたということは、「それだけ失礼な言動だった」ということです。「そこまでいじってない」と思うかもしれませんが、相手はそれまで我慢していただけかもしれません。

お詫びを渡す

相手にもよりますが、お土産や差し入れではなく、お詫びの品を渡しましょう。高額なものである必要はありません。しかし、心から申し訳ないと思っていることを形で表し、相手に誠意を見せてください。言葉だけでは伝わらない気持ちがあるので、見える形として検討しましょう。

当分イジらない

先に謝ってからになりますが、当分はいじらないようにしましょう。「当分ってどれくらい?
」と思うかもしれませんが、相手の様子を観察しながら考えてください。少なくとも1ヶ月は触らない。関係性によっては3ヶ月以上様子を見て、相手の機嫌が直るまではNGです。

当分関わらない

相手がキレた場合、当分は関わらないでください。「キレた」ということは、あなたの言動が地雷を踏んだ可能性があります。そのため場合によっては、もう2度話してもらえないかもしれません。いじられキャラは根に持つタイプではないので、とにかく時間をおいて考えましょう。

自分の弱みも見せる

相手をいじって怒らせら、あなたの弱みも見せましょう。いわゆるgive&takeの関係です。フェアな状態に持ち込むことで、相手を安心させてください。「実は○○だ」「思ってるほど○○じゃない」というポイントを話し、手の内をさらけだすほうが意表をつかれて、怒っていた事実を忘れる場合もあります。

いじられキャラになりたい人がやるべきこと

いじられキャラになりたいなら、これまでの自分を1度リセットしましょう。今までの習慣があってすぐには無理かもしれませんが、キャラ変したいなら挑戦してみてください。例えできなかったとしてもいじられキャラに近づくし、新しい自分に出会えるチャンスです。

完璧を目指さない

仕事・勉強・家事・育児・人間関係。自分を取り巻くさまざまなことに関し、完璧であることを捨ててください。人は何か1つかけているほうが、魅力的に映ることもあります。できすぎると可愛げがなくなるので、抜けている部分をみんなに見せたほうが好感度は上がるでしょう。

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自分の弱さを人に見せる

何でも努力してできるようになれば、それはそれで素晴らしいことです。ただし、いじられキャラになりたいのなら、できないことは最初から誰かにお願いしてください。意地を張って頑張るのではなく、適度な見切りをつけることが大事。素直に頼めば、助けてもらえます。

面白くなくても笑ってあげる

「これは笑えない」「ホントに本人は面白いと思ってるんだろうか…」そんな冗談やネタだったとしても、とりあえず笑ってあげましょう。相手はあなたの反応を確かめたくてやっています。「調子にのらせるだけでは?」と思われがちですが、調子にのらせてあげることが、いじられキャラの役割です。

大袈裟にリアクションする

驚いて大きく目を開く。手を打って笑う。何でもかまいません。普段の反応にプラスして、大袈裟なリアクションをとってあげてください。言葉だけで伝わらなければ、少々オーバー気味に反応することがベスト。あまりにもわざとらしいのは論外ですが、ちょっとだけ対応してあげましょう。

欠点をさらけ出す

苦手な科目があるなら、それを正直にぶっちゃけてください。どんなところができないのか。なぜわからないのか。はっきり伝えましょう。ただし、本当はわかっているけど、わからないフリをするのはNG。それは高等なスキルになるので、最初の段階ではおススメできません。

いじられキャラも十人十色

いじられキャラはそれぞれ個性があります。どうしても他の人より目立ってしまうこともあるので、本人はあまり自分が好きではないかもしれません。ただ、貴重な存在であることは間違いないので、それを自覚させてあげることも大切です。

生まれながらのいじられキャラには勝てませんが、なれるよう挑戦することは否定しません。どこかに無理がある。続けるのはしんどい。そう思ったら、すっぱり諦めるのも悪くありませんよ。