「片思いの時はあれだけ夢中だったのに、付き合い始めてから急に相手に対して嫌悪感を抱くようになった…」このような心の変化は、蛙化現象と言われています。
恋人が蛙化現象に陥って振られた場合、本心では復縁したいと思ってるけど「もう相手にされないかも…」と弱気になって、行動を起こせない人は少なくないでしょう。
しかし蛙化現象になって恋人を振った後に、恋愛感情が再燃するケースもあるので、簡単に復縁を諦めるのはもったいないです。
今回は、蛙化現象で別れた人と復縁したい時にやるべきこと・やってはいけない行動について紹介していきます。
また、蛙化現象で恋人を振る理由や、振った側が復縁しようと思うきっかけについてもお話ししていきますので、ぜひチェックしてみてください。
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目次
蛙化現象で別れた人の理由
蛙化現象は基本的に相手に対する恋愛感情が冷めている状態ですが、付き合っていく上で好きかどうか分からなくなる瞬間は誰にでもあるものです。
しかし蛙化現象はただのマンネリ化とはわけが違うため、別れにまで至ってしまう原因が様々あります。
ここでは、蛙化現象になってしまった人が恋人を振った理由として、考えられる5つのことを見ていきましょう。
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急につまらなくなった
片思いの時は「絶対にあの人と付き合いたい」と強く望んでいたいはずなのに、恋人同士になった途端一気に恋愛感情が冷めるのは、蛙化現象になってしまう人の典型的な心理状態です。
相手に対する気持ちが冷めると同時に、せっかく付き合えたのに急に「つまらない」と感じるようになって、すぐ別れを決断してしまいます。
相手に対して幻滅した
蛙化現象になって恋人を振るのは、自己肯定感の低さが大きく影響している場合もあります。
自分に自信がない人は、恋人ができると「なんでこんな自分と付き合ってくれたんだろう?」と考え始めます。それ自体は、決して珍しい感情ではありません。
しかし、自分なんかと付き合ってくれた理由を考え込むうちに、「こんな自分と付き合うなんて相手はどうかしてる」「相手もきっと大した人間性の持ち主ではないんだ」と、相手に対して勝手に幻滅し始めて別れを選ぶケースもあるのです。
理想と違った
蛙化現象になりやすい人は、付き合う前に好きな人の本来の姿をしっかり見れていない傾向があります。勝手な妄想で「優しい人」「紳士」などと理想を思い描くため、いざ付き合った時に現実に直面して一気に気持ちが冷めるのです。
また、理想と違ったことが別れの原因だとは、自覚していないケースが少なくありません。
「相手の性格に原因がある」と、あくまでも悪いのは相手で自分には非がないと思い込んでいるのでしょう。
好きな異性のことを勝手な妄想だけで「理想の相手」と思い込む人は、基本的にはいつも恋愛が長続きしないのです。
振られるのが怖い
蛙化現象になってしまう人の多くは自己肯定感が低いため、たとえ好きな異性と付き合えたとしても、喜びより不安を感じてしまうことの方が多いです。
自分自身の魅力が全く分からないので、「嫌われるかも」「振られるかも」という恐怖心を常に抱えています。
中には、振られて傷つくのが怖いから自分から別れを告げる、という選択をしてしまう人もいるでしょう。
生理的に受け付けなくなった
蛙化現象になった末に恋人と別れる理由として、相手のことを生理的に受け付けなくなったということも挙げられます。
恋人のことを「生理的に無理」と思ってしまうと、当然その後関係を続けるのはかなり難しいでしょう。まずハグやキスなどのスキンシップをとることができなくなり、徐々に一緒に居るだけで苦痛を感じてしまうようになるからです。
蛙化現象で別れた人と復縁しようと思うきっかけ
蛙化現象になって自分から別れを告げた時、多くの人は「完全にこの恋は終わった」と思います。
しかし別れてから時間が経つと気持ちに変化が現れて、復縁を意識し始めるようになるケースもあるのです。
ここでは、蛙化現象に陥って恋人を振った側が、復縁しようと思うきっかけを紹介していきます。
恋愛感情が自然と復活する
蛙化現象になって別れたものの、その後元恋人に対する恋愛感情が自然と復活する…そんなケースは決して珍しくありません。
離れてみて相手の大切さや魅力に気がついたり、距離を置くことで再び「追いかけたい」という思いが再燃して、復縁を望むようになるのです。
コロコロ気持ちが変わることに対して、振られた側は「身勝手だ」と感じるでしょう。しかし蛙化現象は、一時的な感情の変化の場合もあるのです。
相手が新しい恋に進み出した時
好きな人が完全に自分のものになった瞬間に、蛙化現象を起こしてしまう人もいます。そのタイプは、自分から別れて振った恋人が新しい恋に進み出した時、急に「取り戻したい」という気持ちがわき上がってくることがあるのです。
自分のものじゃなくなったと思うと急に喪失感を感じて、別れたことが惜しくなるのでしょう。
久々に連絡を取り合った時
別れてから時間が経ち久々に連絡を取り合った時、蛙化現象で気持ちが冷めていたはずなのに、一気に復縁を望むようになるパターンも少なくありません。
特に、自己肯定感が低く心のどこかで「自分が人に求められるはずがない」と思い込んでいるタイプには、よくあることです。
別れた恋人が連絡をくれると、「自分は愛されてるのかもしれない」と感じて、復縁して幸せになる未来を想像するのでしょう。
楽しい思い出が蘇った時
元恋人に対する恋愛感情がなくなって振った・あるいは嫌悪感すら感じるようになって別れを告げた…そんな場合にも、付き合っていた頃の楽しい思い出がふと蘇ることがあるものです。
その結果、蛙化現象に陥っていたはずなのに「あんなに楽しかったのにどうして別れたんだろう?」と強い後悔を感じて、よりを戻したいと望むようになるパターンもあります。
自分自身に原因があると気づいた時
恋人を振って別れた後しっかり自分自身と向き合った人は、「蛙化現象になったのは相手ではなく自分に原因がある」と気づくこともあるでしょう。
「自信のなさ」「恋愛に刺激ばかり求める」これらのことが影響して、元恋人への気持ちが冷めたと気づいた時、振ったことに対する罪悪感が一気に押しよせてくるのです。
そして、「もう一度やり直すチャンスが欲しい」と心から思い始めます。
蛙化現象で別れた人と復縁したい時にやるべきこと
恋人が蛙化現象に陥りそれが原因で別れに至った場合、多くの人が「もう復縁はできないのかな…」とネガティブに考えてしまうでしょう。
しかし、一度冷めた気持ちが戻る可能性はゼロではありません。また、少しずつ距離を縮めていけば元の関係に戻れる場合もあるのです。
ここでは、蛙化現象で別れた人と復縁したい時にやるべきことを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
3ヶ月程度距離を置く
元恋人との復縁を目指すなら、別れた後はしっかりと距離を置いてお互いに冷静な気持ちを取り戻すことが大切です。
蛙化現象が原因で振られた場合は、3ヶ月程度距離を置きましょう。
一切会わない・連絡を取り合わない期間を設けることで、相手のあなたに対する嫌悪感はすっかりなくなることが期待できます。また、あなたへの恋愛感情が復活する可能性もあるでしょう。
距離を置いた後は軽くLINEしてみる
距離を置いた後は、あなたからLINEでメッセージを送ってみましょう。この時、重い内容は避けて相手が返信しやすい気軽なメッセージを送ることが重要です。
「久しぶり、元気してた?」など、短い質問系のLINEを送るのがベストです。
返事が来たら、お互いの近況報告などの他愛のないやりとりで、徐々に距離感を縮めていきましょう。
食事に誘ってみる
LINEのやりとりが続くのであれば、元恋人が蛙化現象からは抜け出していることは間違いありません。次のステップに進むために、あなたから食事に誘ってみましょう。
いきなりデートに誘うのは重いので、数時間軽く会うのを前提に食事に誘った方がOKをもらえる確率が高まります。
再会した時は明るい態度で接する
蛙化現象で別れた元恋人と復縁したいなら、再会した時は明るい態度で接することを心掛けましょう。
相手は自分の蛙化現象が原因で別れたことに、罪悪感を感じている可能性があります。なので、「別れた時のことはもう気にしていない」という気持ちが伝わるくらい、笑顔で楽しく接してあげましょう。
そのようにして器の大きさを見せることは、あなたの印象アップにも繋がります。
まずは友人として関係を構築する
焦って復縁に繋げようと積極的に行動しすぎると、結果的に上手くいかないケースは多いです。
慌てて元の関係に戻ろうとするのではなく、まずは友人として関係を再構築しましょう。
友達としての関係を深めることで、付き合っていた頃よりお互いの信頼度が上がります。絆が強くなったと感じた時が、告白のチャンスです。
心から信頼し合える関係性を築けたら、復縁後に再び相手が蛙化現象に陥る心配も減少するでしょう。
蛙化現象で別れた人と復縁したい時にやってはいけないNG行動
別れた恋人と復縁するには、焦らず慎重に行動を起こすことが重要です。
特に相手の蛙化現象が原因で別れた場合、積極的にアプローチすると更にあなたのイメージが下がる危険性があるので注意しましょう。
では、蛙化現象で別れた人と復縁したい時にやってはいけない3つのNG行動を紹介していきます。
しつこく連絡する
復縁を目指すなら、別れた後はひとまずしっかりと距離を置くことが大切です。
蛙化現象であなたへの気持ちが冷めきっている中、しつこく連絡し続けても何の意味もありません。それどころか、「うざい」「別れて正解だった」などと思われてしまうでしょう。
もちろん、距離を置いた後も一定の距離感で付き合うことを心掛けるべきです。付き合っていた頃の距離感のまま接してしまわないよう、気をつけましょう。
別れた時のことを責める
振られたことがいくら悲しかったからといって、相手の蛙化現象を責めるのは絶対にやめておきましょう。
確かに、蛙化現象に陥るのは一見非常に身勝手にも思えます。
ただ、本人も自分の気持ちが急に冷めてしまったことに驚き、あなたに対して罪悪感を抱いている場合があるのです。そんな心理状態の中あなたに責められたら、相手は「復縁したい」という気持ちにはなりません。
すぐ復縁したいと切り出す
蛙化現象で別れた人とよりを戻したい時に最もやってはいけないのは、別れてすぐに「復縁したい」と切り出すことです。
すぐにでも幸せな時間を取り戻したいと思うのは仕方のないことですが、だからといってすぐアプローチを開始するのは逆効果でしかありません。また、蛙化現象であなたへの気持ちが冷めてる中復縁を求めても、間違いなく相手の返事は「NO」でしょう。
慌てずじっくりと時間をかけることが、復縁を成功させるカギです。
蛙化現象で別れた人と復縁できる可能性はゼロじゃない
恋人から蛙化現象になったことを理由に別れを告げられると、まだ好きな気持ちはあっても諦めるべきかと考えてしまうでしょう。
しかしたとえ蛙化現象で振られたとしても、復縁できる可能性が全くないわけではありません。
復縁を目指すなら、焦らずにゆっくり時間をかけて再び関係を再構築していくことがポイントです。また、蛙化現象に陥った元恋人を決して責めたりせず、広い心で受け止めてあげましょう。
新しく良い関係を築けた時が、また恋人同士として再出発するタイミングです。