簡潔に話せない人の特徴について、紹介します。
頑張って説明しているのでしょうが、話が長くて言いたいことが分からない人っていますよね。
今回は、そんな『簡潔に話せない人』に注目してみましょう。
簡潔に話せない人の特徴や簡潔に話す人の特徴、簡潔に話すための方法などについて触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
簡潔に話せない人の特徴
まずは、簡潔に話せない人の特徴を紹介します。
頑張っている気持ちは伝わってくるものの、言いたいことは一向に伝わらない…、そんな簡潔に話せない人。
簡潔に話せないことは、ビジネスでも大きな痛手となってしまいます。
簡潔に話せない人にはどんな特徴があるのか、見てみましょう。
ダラダラ話す
簡潔に話せない人の特徴には、ダラダラ話すことが挙げられます。
簡潔に話せない最大の原因でもあるのが、話したいことが決まっておらず、ダラダラ話してしまうこと。
自分の中で結論やオチが決まっていないため、簡潔に話すどころかダラダラと同じことを繰り返してしまうこともあるでしょう。
指示語が多い
簡潔に話せない人の特徴には、指示語が多いことが挙げられます。
簡潔に話せない人というのは、人と話すときに『これ』『あれ』『それ』といった指示語を多用するという特徴があります。
話している本人には『あれ』が何なのか分かっていても、言われた人は分からないため、余計に話が遠くなってしまうのです。
自信がない
簡潔に話せない人の特徴には、自信がないことが挙げられます。
自信がないと、自分の話にも説得力がなくなります。
相手から何か言われるかも、指摘されるかも…と不安になると、堂々と話すことができません。
しどろもどろになってしまい、簡潔に話せなくなってしまうのです。
理解力がない
簡潔に話せない人の特徴には、理解力がないことが挙げられます。
簡潔に話せない人本人の理解力がないために、話が遠くなるというのは割とよくある話。
なぜなら、本人に理解力がないと話しているうちに何のことだか分からなくなり、話が止まってしまうからです。
また、質問された時には自分が理解していないため、答えることができません。
主観を入れる
簡潔に話せない人の特徴には、主観を入れることが挙げられます。
簡潔に話せない人には、話しているうちに自分の考えや思ったことなどを盛り込んでしまい、話が長くなる人もいます。
このタイプは話すことが好きなので、一度話し出すと止まらなくなることも。
友達同士のお喋りならいいですが、説明の場合はちょっと困ったものです。
簡潔に話す人の特徴
次に、簡潔に話す人の特徴を見てみましょう。
簡潔に話せない人からすると、簡潔に話せる人を羨ましく感じることもありますよね。
なぜ、彼らは簡潔に話すことができるのでしょうか。
簡潔に話す人の特徴には、以下のものが挙げられます。
物事について理解している
簡潔に話す人の特徴には、物事について理解していることが挙げられます。
簡潔に話す人は、これから『話すこと』についてしっかり理解しているので、必要な部分、不要な部分を自分なりに分けることができます。
必要な部分だけ、分かりやすい言葉にして伝えることができるため、結果として簡潔に話すことができるのです。
効率的
簡潔に話す人の特徴には、効率的なことが挙げられます。
簡潔に話す人の多くは、めんどくさいことが嫌いで効率を求めるタイプ。
説明などもダラダラ話して余計な時間を使うことを嫌うので、必然的に簡潔に話すようになるのです。
会話や説明以外にも、行動の至る所に効率の良さが現れているでしょう。
自信がある
簡潔に話す人の特徴には、自信があることが挙げられます。
簡潔に話せない人に自信がないことからもわかる通り、簡潔に話す人は自信がある人です。
自信があるからこそ、堂々と簡潔に言い切ることができるのでしょう。
『言い切る』というのは簡単そうに見えて難しいことなので、簡潔に話せる人は自分の発言に自信を持っているといえます。
説明が分かりやすい
簡潔に話す人の特徴には、説明が分かりやすいことが挙げられます。
簡潔に話す人は、それだけでなく説明もとても分かりやすいという特徴があります。
必要なところだけを抜粋して話している感じなので、知識ゼロの状態から聞いても理解することができるでしょう。
説明が分かりやすいというのは、ビジネスでも強みになりますね。
事実だけを話す
簡潔に話す人の特徴には、事実だけを話すことが挙げられます。
簡潔に話す人は、説明の途中で自分の意見などの感情を挟むことはありません。
『事実だけ』を話しているので、余計なことがなく分かりやすいのです。
感情などが含まれてしまうと、どうしても情報としてインプットされてしまいますよね。
簡潔に話す人は、感情を挟まず事実だけを淡々と話しているのです。
簡潔に話す方法
ではここで、簡潔に話す方法を紹介します。
簡潔に話せない人は、『説明が分かりにくい』『言いたいことが分からない』などのマイナスな評価を受けてしまいがち。
ビジネスの場では特に、簡潔に話せた方が良いのは言うまでもありません。
簡潔に話す方法は、こちらを参考にしてみてください。
結論から話す
簡潔に話す方法には、結論から話すことが挙げられます。
簡潔に話すには、結論から話すことを心がけましょう。
簡潔に話せない人はダラダラと話を長引かせてしまうので、あえて結論を先に言うことで話を簡潔にするのです。
結論を言ってしまえば、伝えるべきことはすでに終わっているため話が長引くこともないでしょう。
そのことについて理解する
簡潔に話す方法には、そのことについて理解することが挙げられます。
簡潔に伝えるには、あなた自身が話したいことについて理解していなくてはなりません。
自分が理解していないことを、人に話すなんて無理な話だからです。
簡潔に話すには、第一段階としてあなた自身がそのことを理解するようにしてください。
要点をまとめる
簡潔に話す方法には、要点をまとめることが挙げられます。
いきなり話そうとするのではなく、まずは話したいことの要点をまとめましょう。
『要点をまとめて話す』というのは、簡潔に伝えるためには必要不可欠なもの。
ダラダラと情報をすべて伝えるのではなく、要点だけを伝えるようにすれば、必然的に簡潔に話せるようになりますよ。
分かりやすさを意識する
簡潔に話す方法には、わかりやすさを意識することが挙げられます。
簡潔に伝えるためには、『分かりやすさ』を意識しましょう。
自分の話し方、内容は分かりやすいですか?
改めて自分自身の話し方を客観的に見てみることで、どこを直せばいいかが見えてくるかもしれません。
大切な部分を強調する
簡潔に話す方法には、大切な部分を強調することが挙げられます。
大切なところを何回も話す人がいますが、それでは簡潔に話しているとは言えません。
簡潔に話すには、大切な部分を強調することが大切。
大切な部分、大事なところを強調して言うことで、何度も言わなくても相手に伝わるようになるでしょう。
簡潔に話すためのトレーニング方法
最後に、簡潔に話すためのトレーニング方法を紹介します。
『簡潔に話す』というのは、簡単にできるようになるものではありません。
頭で分かっていても、実際にできるかどうかは別ですからね。
簡潔に話すためには、以下のことを試してみましょう。
伝えたいことを明確にする
簡潔に話すためのトレーニング方法には、伝えたいことを明確にすることが挙げられます。
簡潔に話すためには、あなた自身が何を話したいのか、何を伝えたいのかを明確にしておかなくてはなりません。
伝えたいことが明確になっていないと、いざ話し始めたときに言いたいことが分からなくなってしまい、ダラダラと話が長引いてしまいます。
時間を決める
簡潔に話すためのトレーニング方法には、時間を決めることが挙げられます。
話をするとき、あらかじめ時間を決めて話すようにしてみましょう。
『今回は10分で話そう』と決めたなら、ストップウォッチで時間を測りながら話してみてください。
時間を決めて話すトレーニングをすると、簡潔に話せるようになってきますよ。
言葉の言い換えをする
簡潔に話すためのトレーニング方法には、言葉の言い換えをすることが挙げられます。
人から聞いた話や資料をそのまま伝えたのでは、簡潔な話にはなりません。
自分で内容を理解し、難しい言葉は言い換えてみてください。
分かりやすい言葉に言い換えることだけでも、簡潔に話すことに繋がります。
相手の反応を見る
簡潔に話すためのトレーニング方法には、相手の反応を見ることが挙げられます。
簡潔に話すということは、つまり相手に分かりやすく話せているということ。
話すときには、相手の反応を見ながら相手が理解できているか、言いたいことが伝わっているかを確認しながら話すようにしましょう。
友達や恋人などに、練習相手になってもらうのもおすすめですよ。
独りよがりにならないようにする
簡潔に話すためのトレーニング方法には、独りよがりにならないようにすることが挙げられます。
『簡潔に話す』ことばかりを考えてしまい、独りよがりになってしまったのでは意味がありません。
会話は相手がいてこそ成り立つもの。
独りよがりにならないように意識することも、大切なことなのです。
簡潔に話せない人は理解力を鍛えることから始めよう
簡潔に話せない人の特徴や簡潔に話す人の特徴、簡潔に話す方法について紹介しました。
簡潔に話せない人には、話すのが好きで長話になるタイプと、話すのが下手でまとめられないタイプがいます。
簡潔に話せないことは、ビジネスではマイナス評価になってしまうので、『簡潔に話す』人を見習っていきましょう。
必要なことと不要なことを理解して、何を伝えるかを決めておくことが、簡潔に話すためには欠かせないのです。