人を蹴落とす人の心理や特徴|人を蹴落とす人の末路とは

人を蹴落とす人の心理や特徴|人を蹴落とす人の末路とは

人を蹴落とす人の心理について、紹介します。

あなたの周りにも、『人を蹴落とす人』はいませんか。

自分がのし上がるために人を蹴落とす人とは、一体どんな人のことを言うのでしょうか。

ここでは、『人を蹴落とす人』について見ていきたいと思います。

人を蹴落とす人の心理や特徴の他、人から蹴落とされないためにやるべきことなどについて、紹介していきます。

記事の最後には、人を蹴落とす人の末路についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めて見てください。

蹴落とすの意味とは

まずは、『蹴落とす』の意味から紹介します。

『蹴落とす』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 蹴って下に落とすこと
  • ある地位から落とす、失脚させること

人を蹴落とすというのは、当然ですが実際に人を蹴り落とすわけではありません。

自分がのし上がるために、相手の評価を落とすことを、人を蹴落とすと言うのです。

ただ相手の地位を下げるだけで満足するのではなく、『自分がのし上がるため』というのがポイントですね。

人を蹴落とす人の心理

では、人を蹴落とす人の心理を紹介します。

自分のために人を蹴落とす人と聞くと、なぜそんなことをするんだろう?と不思議ですよね。

人を蹴落としてまで何かをしたい、と思う『人を蹴落とす人』の心理には、以下のものが挙げられます。

自分を良く見せたい

人を蹴落とす人の心理には、自分を良く見せたいというものが挙げられます。

恋愛絡みで人を蹴落とす人の心理の大半は、『自分を良く見せたい』というものではないでしょうか。

好きな人に自分を良く見せたいと思うのは当然のことですが、人を蹴落としてまで自分を良く見せても意味がない、ということに気づいてほしいものです。

評価を上げたい

人を蹴落とす人の心理には、評価を上げたいというものが挙げられます。

仕事などで自分の評価を上げるために、人を蹴落とす人もいます。

同期や同じくらいの実力の持ち主を蹴落とせば、自分の評価が上がると思っているのでしょう。

自分のことしか考えていない、典型的なパターンです。

羨ましい

人を蹴落とす人の心理には、羨ましいというものが挙げられます。

自分よりも優れた人を見ると、『羨ましい』という妬みの気持ちを抱く人も少なくありません。

特に今まで自分よりも立場が下だった人に抜かされると、羨ましさが妬ましさに変わり、その人を蹴落として失脚させたいという気持ちに変わるのです。

マウントを取りたい

人を蹴落とす人の心理には、マウントを取りたいというものが挙げられます。

人を蹴落とす人は、周りよりも自分が優れていると思い込んでいます。

優越感に浸りたいという気持ちも強く、自分が優越感に浸るために人を蹴落として、苦しむ様子を見るのが楽しくて仕方がないのです。

1番でいたい

人を蹴落とす人の心理には、1番でいたいというものが挙げられます。

マウントを取りたい心理と似ていますが、人を蹴落とす人は自分が1番じゃないと気が済みません。

特に、今まで1番でいたのに、いきなり他の人に自分の地位を奪われたとしたら、その人を蹴落としてでも1番で居続けようとするでしょう。

人を落とす人の特徴

続いて、人を蹴落とす人の特徴を紹介します。

人を蹴落とす人の心理でも分かるように、人を蹴落とす人というのは基本的に自分のことしか考えていません。

なぜ、自分本位な『人を蹴落とす人』になってしまうのでしょうか。

人を蹴落とす人の特徴は、こちらです。

プライドが高い

人を蹴落とす人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。

人を落としてまで自分を上げる人というのは、誰よりも高いプライドの持ち主。

プライドが高いからこそ、人が自分より上にいることが許せないのです。

その人を抜かす努力をするのではなく、相手を蹴落とすことしか考えていないのは、ちょっと浅はかかもしれませんね。

承認欲求が強い

人を蹴落とす人の特徴には、承認欲求が強いことが挙げられます。

人を蹴落とす人は実は自信がなく、自分を認めてほしいという気持ちが強い人でもあります。

自分を認めてもらうために、人を蹴落として自分を良く見せようとしたり評価を上げようと思うのでしょう。

外面が良い

人を蹴落とす人の特徴には、外見が良いことが挙げられます。

人を蹴落とす人は外面が良く、たとえ誰かの悪口を言ったり責任をなすり付けたりしたとしても、真っ先に疑われるタイプではありません。

むしろ疑いから外されるタイプなので、ある意味やりたい放題だと言えるでしょう。

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人に厳しく自分に甘い

人を蹴落とす人の特徴には、人に厳しく自分に甘いことが挙げられます。

人を蹴落とす人というのは、人には厳しいことを言うくせに自分にはめちゃくちゃ甘い人でもあります。

自分のことは棚に上げ、同じことをした人のことは執拗に責めたりすることもあるでしょう。

コンプレックスがある

人を蹴落とす人の特徴には、コンプレックスがあることが挙げられます。

人を蹴落とす人は実は自信がない、という話をしましたが、人を蹴落とす人は強いコンプレックスを抱えていることも。

このコンプレックスが浮き彫りにならないよう、他人にバレないようにと必死なので、人を蹴落として自分の地位を維持しようとしているのです。

蹴落とされる人の特徴

ではここで、人に蹴落とされる人の特徴を紹介します。

人を蹴落とす人の特徴については先ほど触れた通りですが、人を蹴落とす人は『誰を蹴落とすか』をしっかりと見極めているもの。

人から蹴落とされる人には、以下のような特徴が挙げられます。

努力しない

人から蹴落とされる人の特徴には、努力しないことが挙げられます。

蹴落とし合いの職場などでは、努力しない人はすぐに蹴落とされてしまうでしょう。

周りはみんな努力していて、その努力だけでは上にいけないからこそ、他人を蹴落とそうとするわけです。

努力しない人は、真っ先に蹴落とされると言えるでしょう。

人の不幸を願っている

人から蹴落とされる人の特徴には、人の不幸を願っていることが挙げられます。

他人の不幸は蜜の味、といいますが、他人の不幸ばかりを願っている人は、人から蹴落とされる可能性が高いと言えるでしょう。

それはやはり、人の不幸ばかりを考えていて、自分では何もしていないから。

そういう人は、真っ先に蹴落とされてしまいます。

優しすぎる

人から蹴落とされる人の特徴には、優しすぎることが挙げられます。

優しすぎる人も、人から蹴落とされる可能性大。

なぜなら、優しすぎる人は誰かに仕事を押し付けられたり責任を擦り付けられたりしても、文句を言うことができないからです。

そういう優しさにつけこんで、蹴落とす人がいるのは事実なのです。

断れない

人から蹴落とされる人の特徴には、断れないことが挙げられます。

人から何かを頼まれたとき、断れない人っていますよね。

本当は嫌なのに断れない人は、次から次へと厄介事を引き受けてしまうもの。

その結果、仕事の流れが滞れば『あの人が仕事を回さない』などと言われてしまうのです。

弱みを見せる

人から蹴落とされる人の特徴には、弱みを見せることが挙げられます。

誰でも信用してしまうような人は、職場の人にも弱みを見せることがあるでしょう。

しかし蹴落とし合いの職場では特に、弱みを見せたらそこで終わり。

その弱みから、あっという間に蹴落とされてしまいます。

人から蹴落とされないためにやるべきこと

次に、人から蹴落とされないためにやるべきことについて、お話します。

人から蹴落とされないためには、どうすれば良いのでしょうか。

いつ、人を蹴落とす人のターゲットにされるかは誰にも分かりません。

たとえターゲットにされても蹴落とされないようにするには、以下のことを行いましょう。

自分を強く持つ

人から蹴落とされないためにやるべきことには、自分を強く持つことが挙げられます。

自分の意志や信念を強く持ち、何があっても曲げないようにしましょう。

『自分』を強く持っている人は、たとえ人を蹴落とす人のターゲットにされたとしても、蹴落とされずにその場に留まることができるはずです。

信頼できる人を作る

人から蹴落とされないためにやるべきことには、信頼できる人を作ることが挙げられます。

何かあったときに自分の味方になってくれる、信頼できる人を作りましょう。

職場であれば、1人でいいので信頼できる人を作っておくといいですよ。

プライベートな相談などは、信頼できる人以外にはしないようにしましょう。

自分を信じる

人から蹴落とされないためにやるべきことには、自分を信じることが挙げられます。

たとえあらぬ疑いをかけられたり悪い噂を流されたりしても、自分を信じることを忘れてはいけません。

自信を失うと、人はどんどん落ち込んでいってしまうもの。

踏みとどまるためにも、自分を信じる気持ちが必要なのです。

努力を惜しまない

人から蹴落とされないためにやるべきことには、努力を惜しまないことが挙げられます。

どんなときでも、努力することを忘れてはいけません。

仕事では向上心を持ち、常に上を目指して努力しましょう。

そういう努力は他人にも伝わりますし、努力を惜しまない人は妬みの対象ではなく『憧れの対象』になるものです。

自分のことは話さない

人から蹴落とされないためにやるべきことには、自分のことは話さないことが挙げられます。

自分の話というのは、時として『弱み』にもなるもの。

自分の話をしてしまったばかりに、あることないこと噂されてしまった、という人は意外と多いものです。

職場など蹴落とし合いになる可能性がある場所では、自分の話はしないのが一番でしょう。

人を蹴落とす方法

ではここで、人を蹴落とす方法について紹介します。

ここまで、人を蹴落とす人の心理や特徴などについて紹介してきましたが、『人を蹴落とす方法』にはどんなものがあるのでしょうか。

人を蹴落とす方法には、以下のものが挙げられます。

悪口や悪い噂を流す

人を蹴落とす方法には、悪口や悪い噂を流すことが挙げられます。

人を蹴落とす方法として最も多いのが、悪口や悪い噂を流すというもの。

特に、『〇〇さんって実は××らしいよ』『〇〇さんが××さんの悪口を言ってるのを聞いちゃった』などと、自分が悪口や噂の出処だとバレないように言うのです。

責任を押し付ける

人を蹴落とす方法には、責任を押し付けることが挙げられます。

仕事でミスをしたときなど、『〇〇さんに聞いたらこれでいいって言われた』などと、責任を押し付けるのも蹴落とす方法としては定番ですよね。

蹴落とす人は外面がいいので、上司にも信じてもらえるのです。

SNSを利用する

人を蹴落とす方法には、SNSを利用するというものが挙げられます。

今の時代、SNSはほとんどの人が利用している、最もメジャーなツールと言っても過言ではありません。

だからこそ、SNSを使って人を蹴落とす人も多いもの。

匿名だからと強気に出る人も多いのですが、過度な誹謗中傷は名誉毀損などに該当することもあるので、覚えておいてください。

プライベートに口出しする

人を蹴落とす方法には、プライベートに口出しすることが挙げられます。

特に恋愛絡みのことなどは、相手を蹴落とすには絶好の材料。

プライベートに口出ししてあれこれと情報を聞き出し、挙句の果てには『彼氏の自慢ばかりしてウザイ』などと、周りの人に言いふらしたりするのです。

評価を下げる発言をする

人を蹴落とす方法には、評価を下げる発言をすることが挙げられます。

その人が頑張っていることが水の泡になるようなことを言うのも、立派な蹴落とす方法の一つ。

恋愛なら、その人の彼氏に対して『彼女は他の男にも色目を使っている』『2人きりで会っている』などと言うこともあるでしょう。

実際には相談を聞いていただけだとしても、あたかも浮気をしていたかのように話すのです。

人を蹴落とす人の末路

最後に、人を蹴落とす人の末路を紹介します。

ここまで人を蹴落とす人について詳しく説明してきましたが、『人を蹴落とす』ことが良くないことだということは分かりましたよね。

そんな良くないことをし続けた人の末路はどうなるのか、詳しく見てみましょう。

人から蹴落とされる

人を蹴落とす人の末路には、人から蹴落とされるというものが挙げられます。

自分がしたことは、全て自分に戻ってくるもの。

そのため、人を蹴落としてきた人は、必ず人から蹴落とされると言えるでしょう。

そこで初めて自分のしてきたことの酷さに気づくのですが、時すでに遅し、です。

信用を失う

人を蹴落とす人の末路には、信用を失うというものが挙げられます。

人を蹴落とす人は、悪口や悪い噂などを周りにばら撒きますが、その大半は真実ではありません。

大げさに言っているだけ、ということはいつか必ずバレますので、そうなれば信用もガタ落ちでしょうね。

周りに誰もいなくなる

人を蹴落とす人の末路には、周りに誰もいなくなるというものが挙げられます。

人を蹴落とす人は信用を失うので、周りから人が去っていくのも時間の問題だと言えるでしょう。

友人や知人だけでなく、家族からも見放されてしまうかもしれません。

気がつくと、人を蹴落とす人の周りには誰もいなくなっています。

成長できない

人を蹴落とす人の末路には、成長できないというものが挙げられます。

人を蹴落とす人は、周りの人を落として自分の地位を高く見せているわけですが、実際には自分の実力は何一つとして変わっていません。

そのため、その人自身は全く成長することができずにいるのです。

いつしか、仕事の出来ない人というレッテルを貼られてしまうでしょう。

全てを失う

人を蹴落とす人の末路には、全てを失うというものが挙げられます。

人を蹴落としてきた人は、信用を失い、友人を失い、しまいには仕事まで失うことにもなりかねません。

人を蹴落として手に入れた栄光は、決して長続きするものではないのです。

全てを失って初めて、自分のしてきたことの醜さに気づくことでしょう。

人を蹴落とす人は自信が無い人

人を蹴落とす人の心理や特徴、末路などについて紹介しました。

人を蹴落とす人は、自信がなくて実力もない人で、人の評価を下げることでしか自分を良く見せる方法を知りません。

もちろん、ライバルに勝たなくてはいけない場面もあると思いますが、努力もせずに人を蹴落とすのは何か違いますよね。

人を蹴落として自分がのし上がることを考えるのではなく、自分が努力して相手のポジションを奪い取るくらいの気持ちでいきましょう。